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更新日:2022年1月18日

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3月9日(一般質問:森富隆議員))

発言者

森富隆

発言内容

次に、森富隆君の一般質問を許します。
○3番(森 富隆君)
 皆さん、こんにちは。
 座席番号3番の森富隆でございます。
 令和3年度第1回定例会において、1点質問事項を通告してありますので、質問させていただきます。
 まず、高齢者のいきがいづくりについて。
 1.和泊町高齢者元気度アップ・ポイント事業の活動状況はどのようになっているか。また、ポイント付与対象活動を追加する考えはないか。
 2.どぅくさ手帳について、町民にどのように周知しているか。また、発行の数と商品券の換金率はどのようになっているか。
 以上、壇上から質問を終わります。
○町長(伊地知実利君)
 森富隆議員の一般質問に、順を追ってお答えをいたします。
 まず1点目の質問でございます。
 高齢者元気度アップ・ポイント事業は、高齢者の健康づくりや社会参加を促進し、健康維持や介護予防への取組を図ることを目的として、平成24年度から実施しております。
 現在、ポイント付与できる活動は、高齢者パワートレーニング教室や長寿クラブ定例会など14の活動があります。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、活動の自粛もありましたが、感染予防に努めながら、現在は各活動を例年どおり再開しております。
 付与されたポイントは商品券への交換が可能で、新たな活動を追加する際は、スタンプの管理を厳重に行えるか、営利目的となっていないかなど、検討を十分に行うことが必要となります。
 なお、この事業は、県の2分の1補助で実施しておりますので、県と協議を行いながら、活動団体の登録を行っております。新たな活動を実施したい場合は、相談していただければ、県との協議を行ってまいります。
 次に、2点目でございます。
 どぅくさ手帳の町民への周知に関しましては、サンサンテレビや防災行政無線で広報を行っており、必要なときは、長寿クラブでの広報や登録団体から利用者への参加申請を推進していただいております。
 どぅくさ手帳の交付に関しましては、毎年約500冊交付しており、そのうち約7割の方が商品券に換金されております。
 以上で壇上からの答弁は終わります。
○3番(森 富隆君)
 先ほど町長さんから説明がありましたように、アップ・ポイント事業はポイント付与活動に参加すると、毎回1ポイント、1年間で50ポイントためますと、5,000円の商品券と交換できるというシステムでございます。この事業は、高齢者の生きがいづくりに非常に貢献する大事な事業だと思っております。このようなすばらしい事業をより多くの町民が活動に参加していただきたいと思いますが、先ほど聞きましたように、まだまだ活動への参加率は低いようでございます。この参加率を上げるために、どのような対策を検討されているか、回答をお願いいたします。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 こちらのほうは、サンサンテレビだったり、あとは防災行政無線のほうで、どぅくさ手帳のほうの配布を皆様のほうに広報しております。あと、長寿クラブの定例会や各字での定例会に合わせまして、このどぅくさ手帳のほうを皆様に勧めております。
○3番(森 富隆君)
 ポイント付加対象活動の参加者増対策として、サンサンテレビと長寿クラブ、そういうところで一応案内をしているということでございますけれども、さらに、その内容を周知していただくためには、そのほかに民生委員、社会福祉協議会の皆さん、その他見守り隊とか、そういう方もいらっしゃいますので、いま少しこういう何かの機会に、こういうのがありますので、ぜひ積極的に参加してくださるようにということで、その辺のことも少し付け加えてお願いできればなと思っております。
 次に、このポイント付与対象活動の参加者増対策として、ポイント付加活動に、夏休みラジオ体操、グラウンドゴルフ大会、ゲートボール大会などを追加してくれないかという、多くの町民から要望が出ております。ちなみに、グラウンドゴルフ大会の中には町長杯グラウンドゴルフ大会、ゲートボール大会の中には教育長ゲートボール大会もあります。そういうことで、このような事業は、この付与対象活動に該当するのではないかと思います。ぜひ追加されるようにお願いしたいと思います。
 また、付与対象活動が増えることによって、高齢者が積極的に社会活動に参加し、健康づくりができて、さらにポイントがもらえる生きがいづくりの一つになり、引き籠もりがちな高齢者が参加することにつながるのではないかと思いますので、ぜひ検討のほうをよろしくお願いしたいと思います。
 これについて、簡単でよろしいですけれども、課長さんの回答をお願いいたします。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 3月1日現在、和泊町の65歳以上の人口は2,321人おります。この中で、施設に入所していらっしゃる方が約160名。そして、65歳から69歳の方が653人、この方々はまだ現役として働いていらっしゃる方が多いです。そのほかの方々はシルバー人材センターに登録しておりまして、70代、80代の方でもシルバーのほうへ出かけていって、そちらのほうで生きがいとして働いていらっしゃる方もおりまして、現在500冊ほどになっておりますけれども、先ほど議員がおっしゃったように、各民生委員、児童委員の方々だったり、見守りサポーターの方々へも声かけをしていただいております。この方々は独り暮らしの高齢者のお宅をずっと回っておりますので、そういう方々には声かけをしてまいって、参加を促していきたいと思っております。
○3番(森 富隆君)
 ぜひよろしくお願いいたします。
 その追加要望の各大会は、ほとんどが近日の開催となります。その場合は、もしこの今要望の競技が中に入れてもらえるようなことになりますと、役場職員の立会いなどは非常に難しいんじゃないかと思っております。そのようなときは、大会要項及び参加者名簿とどぅくさ手帳を後日保健福祉課の担当者のほうにお届けして捺印をして返却すると、そういう方法もあると思いますので、いかがでしょうか。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 ただいま要望のありました各種イベントにつきましては、協議をいただければ、こちらもすぐ県のほうと協議をいたしまして、認定していただけるようにしたいと思っております。あと、各種イベントにつきまして、祝日の場合には、やはり大会の中で高齢者が参加する場合には、町のほうから保健師を派遣して、大会の日にはそちらのほうに同席してもらって、万が一のときのために備えております。また、高齢者担当だったり、担当課長も顔を出して、そちらのほうの大会を見守りしておりますので、今後も協力していきたいと思っております。
○3番(森 富隆君)
 どうもありがとうございます。ぜひその際には、そのような形で協力いただければと思います。
 次に、高齢者のひきこもり解消対策について、何か保健福祉課のほうで考えていることがあるでしょうか。ありましたら教えてください。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 高齢者のひきこもりにつきましては、現在、民生委員、児童委員の方々が独り世帯の方々の見守りを中心に行っております、声かけ等。そして、あわせまして、各字には見守りサポーター隊がございますので、その方々もずっと回っていって、その方々の見守りを行っております。そして、包括支援センターのほうでも、独り暮らしの方々、高齢者だけの世帯には職員が順次回ってまいりまして、話し相手になったり、いろんなものをしていただいております。これにあわせまして、社会福祉協議会にも一緒になって暮らし安心サポート事業の中で見守り活動を行ってもらっております。その中にいろんな異常とか発見された場合には、すぐこちらのほうに通報していただくような体制を整えております。
○3番(森 富隆君)
 ぜひその点については、引き続き、よろしくお願いいたします。
 これで1.の質問を終わり、2.について質問をさせていただきます。
 現在の和泊町の65歳以上の人口については、先ほど課長さんから報告があり、約2,300人ぐらいという、全体で。そういうことをお聞きしまして、どぅくさ手帳は、500部一応発行されているということをお聞きしました。このどぅくさ手帳の年度末の商品券との交換率はどういうふうになっているでしょうか、お聞かせください。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 令和元年度のポイント交換が約23%ございました。男性が89人、女性が288人、この方々がポイントを交換しております。こちらのポイントのほうは、防災行政無線で放送いたしまして、地域包括支援センターで町内の商品券に換金いたしております。
○3番(森 富隆君)
 このどぅくさ手帳の発行部数、2,300人から約1,000人ぐらい対象者を除きますと、大まかに言って1,000人ぐらい、元気な高齢者がいらっしゃると思います。そういうことを考えますと、まだ60%ぐらいの配布状況じゃないかと思います。
 ポイント付与対象活動は、日曜の活動なので、参加率を上げるのには難しい点もあるとは思いますが、ポイント付与対象活動を広げていくことにより、引き籠もりがちな高齢者等が興味を示して、また参加いただけるものと思います。ぜひその点についても、努力をお願いしたいと思います。
 以上ですけれども、最後に、引き籠もりがちな高齢者がこの事業に積極的に参加され、健康な生活を送れるように支援することを希望しまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(永野利則君)
 これで、森富隆君の一般質問を終わります。

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