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更新日:2022年1月18日

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3月9日(一般質問:池田正一議員)

発言者

池田 正一

発言内容

議長(永野利則君)
 日程第6、一般質問を行います。
 通告に従って順次発言を許します。
○5番(池田正一君)
 うがみやぶらー。島のチュンチャ、ドゥクサシイウヤボエ。
 フヌヤはしったい、ヌクサナヤブタサヤ。仕事は忙しゃあやぶしが、あんめぇ無理しらぬことしいチバテタボリ。
 議席5番、池田正一です。
 サンサンテレビで議会中継をご覧になっておられる町民の皆さん、新しい議会議員メンバーになり、今議会は9人もの一般質問が出ます。このように積極的に頑張る和泊町議会、これからもよろしくお願いいたします。
 令和3年第1回定例会において、一般質問を2点通告いたしております。壇上よりは、1点させていただきます。
 まずは、南栄糖業の操業が始まり、3か月が過ぎました。残念ながら、ハーベスターで事故が1件起こりました。そして、工場内の機械のトラブルにより、圧搾作業が遅れています。あと2か月間、どうぞ皆様、事故のないように、最後まで頑張ってください。
 今年度も卒業のシーズンが来ました。この春、卒業される卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。上級学校に進む皆さん、また、島外の学校に行かれる皆さん、そして、島外で就職をされる皆さん、いろんな方々がおられます。皆様の心の中には、常にこの沖永良部島があります。どうかそれぞれの地で一生懸命頑張ってください。私たちこの永良部の住民の皆さんも、君たちの活躍を心から期待いたしております。
 さて、このコロナ禍の中、いよいよワクチン接種が、医療従事者の先行接種ではありますが、始まりました。群島内でも、奄美大島、そして徳之島にワクチンが届いていると、メディア等で見ました。
 ここで1つ目の一般質問をいたします。
 1、新型コロナウイルス感染症対策について。
 町内における新型コロナウイルスワクチン接種の体制づくり等はどうなっているのか、お尋ねいたします。
 壇上よりは以上で終わります。
○町長(伊地知実利君)
 池田正一議員の一般質問に、まず1点目の質問にお答えをします。
 新型コロナウイルスワクチン接種については、国の指示の下、都道府県の協力により、町が実施するものとなっております。本町においても、スムーズな接種ができるように、関係機関と連携をして体制を整えているところでございます。
 ワクチン接種については、接種準備、実施など行っていくために、保健センターを中心に、新型コロナウイルス接種対策班を設置し、ワクチン接種に関する相談窓口として専用電話回線を増設し、町民からの問合せに対応するということに併せて、集団接種時の予約センターとしても機能させることとしております。人員としては、保健センターの職員を中心に、保健福祉課全体でも対応できるようにしてまいります。また、必要に応じて全庁的に取り組んでまいります。
 ワクチン接種は、医療機関の協力なしには実施できないことから、知名町と一緒に、沖永良部医師会や沖永良部徳洲会病院とワクチン接種についての話合いを行い、優先接種の上位にある高齢者の接種について、個別接種を中心として集団接種を併用して実施していけないか検討をしております。
 ワクチンの流通がまだ不確実なところであり、接種時期が4月中旬からできるのか未定ではありますが、ワクチン接種に必要な接種券、クーポン券の個別通知を、高齢者については3月末から4月上旬に配布予定としております。
 以上で壇上からの答弁は終わります。
○5番(池田正一君)
 それでは、担当課とこれからじっくりまた内容等、どういった感じで今現在考えているのかお尋ねします。
 接種の時期といたしましては、さすがに来ないことにはまだ分かりません。ただ、先行的に奄美大島と徳之島のほうに医療従事者用は来ました。となると、次はもうこの沖永良部、与論島にも来るのではないかなと思いますが、医療従事者用のワクチンの配布等はまだ連絡はないのでしょうか、お尋ねします。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 医療従事者につきましては、まだこちらのほうには連絡はございません。
○5番(池田正一君)
 それでは、続きまして、高齢者等が来られた場合、場所とか送迎方法とか、そういったものも検討なされているのかお尋ねいたします。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 ただいま医療機関と検討しておりますところは、町内は各病院のほうで接種をするということで、医院のほうとは話をしております。あと、それと併用して集団接種ということで話をしておりますけれども、集団接種になりましたときには、やはり送迎が必要となるかと思いますので、そういうところの細かいところは、今後詰めていく予定としております。
○5番(池田正一君)
 町内の各病院と連携してするということでしたね。
 それで、集団接種等もそういった病院等でされる予定でありますのでしょうか、お尋ねします。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 徳洲会病院のほうが、現在、集団接種を行うというふうな通達がありますが、まだ確実ではありません。その他の医院のほうにつきましては、今現在、これから進めていって、それと同時になってまいりますので、今後の検討のところとなっております。
○5番(池田正一君)
 それでは、徳洲会病院で集団接種は可能となると、やはり町内の方々も知名の徳洲会病院まで行かざるを得ないのかな―これはまた後でお答えください―というふうな懸念も出てきますけれども、できれば町内で集団接種が受けられるような場所、そういった機能を構築していただきたいと思います。そして、接種の順番等もう本当もしかしたら、4月ぐらいから高齢者の集団接種等が始まる可能性もあります。まだ国のほうでいついつとも完全に言うていません、日付等も分かりませんけれども、接種の順番等そういったもの、地区とかに分けてするのか、そういったものも考えておられるのでしょうか、お尋ねいたします。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 現在、医療従事者をまず優先的に接種を行います。その後、まだ予定なんですけれども、4月26日の週に各市町村に1箱分、こちらのほうが975人分来ることになっております。医院の方と相談しましたところ、やはり施設にいらっしゃる高齢者、入所していらっしゃる方々がクラスターを起こすといけないので、そちらを優先にしたほうがいいんじゃないかなという話ありまして、今後はこれを詰めてまいりたいと思っております。
○5番(池田正一君)
 施設の方々を優先、これ後で聞こうと思ったんですが、今出ましたからお尋ねします。
 そういった施設、ホーム等に入所されておられる方々がおられます。そういった方々はそのホーム等でする予定なのでしょうか。それとも、そういった方々も全てまた病院等に送迎していって、そちらで接種をされるという予定なのでしょうか、お尋ねいたします。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 施設に入っていらっしゃる方々は、寝たきりの方もいらっしゃいますので、病院の先生方のほうに出向いていただいて、そちらのほうで接種というふうな形を考えております。
○5番(池田正一君)
 分かりました。やはりそういった方々、動けない方々もたくさんおられるかもしれませんので、そういった施設内ですることが一番ベストな方法じゃないのかなと私も思いました。
 それで、4月26日、もしかしたらそのあたりぐらいから900人オーバーのワクチンが来られると。その場合、来たら、1日の接種の人数等をどういうふうに考える、もうやはり前倒しでも早めに考えていたほうが皆さん安心して接種できるので、そういったものも考えておられるのか。そして、町全体で5,000オーバーぐらいの、それだけの人数の方々の目標の接種率はどれぐらいに町としては置いているのか。もしそういったものを決めているのでしたら、お尋ねいたします。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 接種率につきましては、まだ現在目標は立てておりませんが、それぞれ個人の考えで接種をしていただくことになりますので、それは各自の判断に任せてまいりたいと思っております。できれば町民の方々には、ぜひ16歳以上の方々には2回ずつ接種を受けてくださるようにお願いしてはまいりたいと思っております。
 失礼いたしました。
 医院のほうでは、1日10名の接種が可能というふうにお話をいただいております。接種後に副作用が出ないかどうかを、30分ほど経過を見る関係がありますので、そちらのほうも踏まえまして、1日10名程度の接種をしてまいりたいということでお答えをいただいております。
○5番(池田正一君)
 目標接種率は出すのが難しいかなとは思ってはおりますけれども、やはりほとんどの町民の方々が受けてくださることを私も希望はいたしております。1日の接種人数の目標が大体1つの病院で10名ということは、これは和泊町内での病院でのことでしょうか。それは全ての一応和泊町内にある病院で接種はできるというふうに考えておってよろしいんでしょうか、お尋ねいたします。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 町内の3つの医院のほうから、10名というふうな回答をいただいております。
○5番(池田正一君)
 それでは、次またお尋ねいたします。
 いろいろ新聞等見ていましたら、やはり持病を持っている方々は、かかりつけ医のところで接種するという方法もあると聞いております。そして、そうなった場合は、総合病院は徳洲会病院が沖永良部にはありますけれども、そこのほうでも和泊町の町民が受けられるようになっているのでしょうか、お尋ねいたします。そしてまた、そういう持病を持った方々がかかりつけ医のところで優先的に受けるというふうに制度としてやっていくおつもりなのでしょうか、お尋ねいたします。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 徳洲会病院でももちろん受ける方いらっしゃいます。かかりつけ医は、皆さんほとんどインフルエンザでもかかりつけ医で接種をしておりましたので、今回も同じようなことになると思います。そのためには、各医院ともシステムが入っておりまして、そちらのほうに随時接種をした方々の記録が入っていくようになっております。
○5番(池田正一君)
 各病院かかりつけ医のところで受けられるようにするということを聞きました。ということは、クーポン券を3月末ぐらいから配布されるというふうな旨を、先ほどの町長の答弁でいただきました。そのクーポン券等には、ただそれぞれのかかりつけ医のところで受けてください等、そういった記載もあるのでしょうか。それか、どこどこで受けてくださいという場所の指定等もあるのでしょうか。ただ単に、これはコロナウイルスのワクチンの接種をするための券ですから、どこでもご自由に受けてくださいという形でするのでしょうか、お尋ねいたします。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 このクーポン券は、国のほうで定めた様式がございますので、そちらのほうに各自の名前が入りまして、配布されてまいりますクーポン券が、こちらのほうは3月末から高齢者の方々には配送する予定ですけれども、そのときに合わせまして、保健センターのほうでサンサンテレビを通じまして、町民の方々には、かかりつけ医だったり自分が利用しやすい医院のほうで接種をしてくださいというふうな案内をしたいと思っております。
○5番(池田正一君)
 ぜひそういったように、ちゃんと高齢者の方々にも分かるようにしてください。でないと、皆さんどこでやっていいか分からない、また、クーポン券が来ても、そのまま分からずにポイする可能性もなきにしもあらずですから、その後のフォローのほうはよろしくお願いしたいと思います。
 今現在、接種をするに当たって協力してくれる人々の人数等、どれだけ確保されておられるのでしょうか、お尋ねいたします。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 ただいま保健センターの職員を中心に対策班を設置しております。それに準じまして、保健福祉課の職員も一緒になって対応してまいります。そして、3年度のほうには、コロナ対策として1人増員をする予定にしております。
 以上です。
○5番(池田正一君)
 ということは、今いる職員で対応でしょうか。それとも、新たに今聞いた話では、会計年度で1人、外部からお一人だけの採用で対応していくというふうに思ってよろしいんでしょうか。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 令和3年度は1名増という形で対応してまいります。
○5番(池田正一君)
 各都市、地方時事等で見ていますと、このワクチン接種をしたとき等のシミュレーション、もしくはこういったトラブルが起きたときのシミュレーション等を皆さんやっておられるのですが、和泊町では今現在、もうしたのでしょうか。それとも、これからする予定でもあるのでしょうか。これもやはりワクチン接種を受けるに当たって、町民の皆さんが安心できる材料の一つだとも思いますけれども、いかがなっていますか、お尋ねいたします。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 この3月に予防接種におけます実施計画を町のほうで策定いたしました。これに併せて、保健センター、保健福祉課を中心にやってまいりますが、全庁的に人数が足りない場合であったりとか、送迎との関係がありますので、全庁的に職員をお願いして、かくかく連携をしながら接種を進めてまいりたいと思っております。
○5番(池田正一君)
 では、これからどういったトラブル等が起こるか分からない、それのシミュレーションをしていくというふうに理解しておきます。やはり全国のほうではもう行っておりますので、そういった動向を見て、どういったことが起こるか等をぜひ常にアンテナを張り巡らして情報を得て、それに対応できるようにしていただきたいと思います。
 それと、今、ワクチンを保存する冷凍庫等がありますけれども、沖永良部島では徳洲会にあるのかな、そういったものはどのようになっておるかお尋ねいたします。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 本町のほうにはまだ届いておりません。そちらのほうの入ってくる日にちのほうもまだ未定になっておりまして、届いた後にしかならないと思いますが、現段階ではまだ連絡をいただいておりません。
○5番(池田正一君)
 では、本町のほうにはまだ届いていないと。
 もう間もなく、もしかしたら、奄美、徳之島等で接種が医療従事者に始まっております。じき多分沖永良部でも接種が始まるのではないのかなと予想はされるのですが、その保管する冷凍庫等来ましたら、どこに設置するとか、そういったふうなのは考えておられるのでしょうか、お尋ねいたします。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 ただいま保健センターのほうに準備をして、場所のほうを確保しております。
 以上です。
○5番(池田正一君)
 というわけで、保健センター内で確保するということです。ということは、そちらのほうから各病院、医院等に持っていって接種をするという形だと思っていてよろしいのでしょうか。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 そのとおりです。保健センターのほうから各医院のほうへ運んでいって、接種をしていただきます。
○5番(池田正一君)
 今、このようにワクチン接種について、いろいろ聞かせていただきました。これからが始まったばかりだと思うのですが、僕も幾つかこういった項目を書いてお尋ねしてきたんですけれども、課長のほうから何か僕がまだ、これも聞いてほしいなとか、もしかしたら、そちらのほうからお答えできることがあったら、ワクチン接種に関して、もしありましたら、お聞かせください。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 今質問いただいただけしか、こちらのほうにも情報が届いておりません。今後、厚生労働省よりいろんな通達だったり連絡もありましたら、逐次、町民の方々にもお届けしたいと思っております。
○5番(池田正一君)
 では、私の今の質問で、ほぼ完璧にできたのかなと思っております。また、この後、町民の皆さんがこういうのはどうなのかという等々がありましたら、随時私のほうも直接また課長等に聞きに行きたいと思います。
 今現在分かっていること、今日聞いたのは、やはり町民の皆さんにこれを聞いてもらって、そこまで怖がることはない。いや、でも、少しは怖がっていただきたいし、そして、この接種の体制がどういうふうに和泊町でなっているかを、気になったもので質問させていただきました。これから入ってくると思いますので、ぜひそういった体制ができ次第、またワクチンが入ってき次第、順次、サンサンテレビもしくは放送等で、皆様に教えてくださいますようお願いいたします。
 それでは、これで1つ目のコロナウイルス感染症対策についての質問を終わります。
 それでは、2つ目の質問をいたします。
 2、過去の一般質問について。
 令和2年第3回定例会において、合同金婚式の復活開催について質問しました。どのような検討がなされ、結果はどうであったのか、お尋ねいたします。
○町長(伊地知実利君)
 次に、池田正一議員の2点目の質問についてお答えをいたします。
 第3回定例会後に、各字区長と長寿クラブへ、復活開催についてのアンケート等を実施いたしました。その集計結果によりますと、区長会、長寿クラブとも賛否両論でございます。賛成といったのは、町がやってくれればやっていいだろうというような安易な回答もあったようでございますけれども、その後、それを基に庁内でも検討を重ねた結果、金婚式は結婚50周年を迎えた夫婦という限定的な対象になること、また、福祉は広く町民の方にサービスを提供することから、一部の方々のためのサービスという点から鑑みて、実施をしない方向で結論を出したところでございます。
 金婚式に参加したくとも、配偶者に先立たれてしまいまして独り身の方も多くいらっしゃいますし、金婚式の開催を決定した時点で自分たちもという悲しむ方もいらっしゃるかと、そのように思っておりますし、行政の行うべきことから外れているのではないかという判断でございます。町主催としての金婚式開催は、今のところ、アンケートの結果を踏まえながら慎重に検討したところ、難しいというような結果でございました。来年度以降、各字の敬老会の中で、金婚式の夫婦をお祝いしていただけるような方法がないのか、ほかにまた方法がないのか、各字の区長さんたちとも協議をしながら、この件については進めてまいりたいと思っております。
 金婚という節目の行事は大変喜ばしいことでありますので、これからも変わらず、ご家庭や親族の方々でお祝いをしていったらどうかと、そのように考えているところでございます。本町が、基本的な理念として、自助、共助、公助で共生・協働のまちづくりを掲げているところでございますので、この件につきましては、自助で努力していったほうがよかれのかなと、そのように考えて結論を出したところでございます。
○5番(池田正一君)
 ただいま少し残念な答えをいただきました。廃止をして、それを復活させるというのはとても難しいことだなとは思ってはおります。
 昨日ですか、おとといですか、やはりまた新聞に金婚式の話題が出ておりました。鹿児島のほうの霧島市かどこか出ていました。コロナ禍の中だったもので、金婚式をするのをこの3月まで延ばして、そこで対象者の皆さんだけやって、皆さんでお祝いをしたというような新聞の記事をちょうど見たばかりだったもので、これはもしかしたらいい返事が来るかなとも思いましたが、とはまた相まって残念な返事ではありました。しかし、これはこれからもまだまだ考えていけることだろうとは思います。
 金婚式のアンケート、区長会、長寿クラブ等々で取ったとは言いますけれども、どれぐらい集まって、どういった、もし内容が発表できるのであれば、お尋ねいたしたいと思います。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 アンケートは、長寿クラブのほうからは14件、そして各字のほうからは20件の回答が来ております。こちらの中で、やはり家族でお祝いしてもいいんではないかという案だったり、あと各字の敬老会のときに、その年の金婚式の方々を紹介してお祝いしたらどうかという案だったり、あと町がしてくださるんであれば、主催してもらって開催してもいいんではないかということがありました。その中でも一番が、片方の配偶者が亡くなって、独り身の方がいらっしゃる、この方々はやはり寂しいんではないかなと。独りで一生懸命頑張って子育てをして頑張ってきたこの人たちの思いを考えると、金婚式というのは福祉の施策ではないんでないかというような、アンケートにも書かれておりました。やはりこれを鑑みますと、私たち福祉の立場からしましたら、金婚式というのは保健福祉課のほうで開催するものではないのかなというふうに至ったところです。
 この金婚式は、町政施行50周年を記念して始まったものでした。しかし、平成12年に介護保険制度がスタートするに当たりまして、いろんな町の負担が大きくなること、そして、その当時から出席者が減ってきて、これだけ出席者が少なくなってきたんであれば、もう開催は結構ですという当事者の方々からの声があって中止になったというふうな話を私も伺っておりますので、やはり先ほど町長も答弁いたしましたけれども、各字の敬老会で紹介をしてみんなで一緒になってお祝いしてもらう、それこそ今年の敬老会にそれができるんであれば、和泊町は各字で金婚者の方々も含めたお祝いを盛大にしたという、新聞等に報道ができればいいのかなと思っております。
 以上です。
○5番(池田正一君)
 各字、また長寿クラブの皆さん等も、そのような回答があったと。町がしてくれるなら、していいよと。そこまでやっぱり熱も感じません。やはり自分たちが迎える寸前になってきたら、熱がある方々はおっしゃってきます。なぜしないのだ、昔はやってすごくよかったのにと。そして、今現在、この南三島におきまして、徳之島町、与論町、そして知名町、そして開催していないのが唯一この和泊町だけなもので、やはり皆さんそういった思いも持っている方々もおられるのかなと思います。これでこれはもう終わりだよと、もうされることはないよというのも寂しいことであります。これからもぜひ検討して、やっていただきたいなと思っております。
 まさに金婚式50年長いですよね。なら銀婚式はどうかと、25年だったらどうだ。それだったら、私も恐らく参加できる可能性もあるのではありますが、これはそういった考え方もあります。それはたくさんの方々が対象者になって、また人数も増えて大変かなとも思いますが、金婚が駄目なら銀婚でどうだと言おうかなと思いましたけれども、それはやめておきたいと思います。
 金婚式、これを出した後、やはり数人からいろんな反応がありました。家族でしたほうがいいんじゃないのという意見も聞きました。それでも、やはりこれはやってほしいと、隣じゃ何じゃそこらでやっているのを、なぜ和泊町ができないのだというような意見も聞きました。せっかく和泊町で長いこと夫婦やって、2人で頑張って元気でやっているのに、1つの目標にもなるのかなという思いもあります。これはまた、ここでもう和泊町でしないよという結果だけではなく、これからもまた何かの記念があるときごとに、もう一回金婚式の復活とかそういったものもぜひ考えていきたいとも思います。そして、私もまた言っていきたい、いろんな町民の方々の意見を聞いて、やっていきたいと思います。
 各字でそういった老人とかそういった敬老会等でやってくださる、それもとてもありがたいことだと思います。例えばそういうものが仮に行われるとしたら、そういったとき等に町のほうから何か記念品とか、そういったものはできるという考えはあるのでしょうか、お尋ねいたします。
○保健福祉課長(大吉聰美君)
 お答えいたします。
 今、各字での敬老会には、敬老のお祝い金だったり、焼酎とかのほうを持っていっているんですけれども、これは予算との絡みがありますので、今後は検討していかないといけないのかなと思っております。
○5番(池田正一君)
 では、先ほどは、もしかしたら各字でできたらいいなと言われましたので、そういったほうも検討、そうしてできるならば、それに少しでも記念品等でも、何かできるプラスアルファが、財政が厳しい時期ではありますけれども、長年頑張ってきた方を喜ばせる、こういった施策というか、お祝いができたらいいなと思います。ぜひ検討してみてください。
 今日、こうしないよと、できないよと、ただいま町長の答弁であったのを聞いて、がくって思っている方々も、やはり結構おられると思います。そういった皆さんも、でもそこで気持ちを落とさずに、これからもさらに夫婦そろって頑張っていただきたいという思いでいっぱいです。だから、完全にないよじゃなく、各字等、もしかしたら、これから前回ありましたように長寿クラブ等で開催もできないのかと、与論町がそのようにしております。ほかの自治体にしてみたら、社会福祉協議会等でもしているところもありました。そういったものもぜひ検討、もしくはしてくださるよと、手を挙げてくださる団体等があったら、そういったところでもしていただきたいと思います。これでもう終わりというふうに終わらさんで、やはり50年は長いですよ、夫婦で元気に頑張っていくというのは。ぜひ何かいい形で残していただきたいなと思っております。
 以上で私の一般質問のほうを今日は終わりたいと思います。これからまさにこのコロナ禍の中、ワクチン等が来ます。町民は待ち望んでいる方、やはり怖いと思っている方々、いっぱいおられます。安心して接種ができるような体制、そして、安心して受けられますよという情報等をどんどん開示して、皆さんにお伝えください。
 そして、2つ目の金婚式は少々残念な答えでありましたけれども、まだまだこれで終わりではありません。これからもまたそういった話題が出てくる、また、僕のほうに出てくるだろうと思っておりますので、これからも引き続き考えていきたいと思います。また課長のほうも、これからもよろしくお願いいたしたいと思います。
 以上をもちまして私の一般質問を終わります。
○議長(永野利則君)
 これで、池田正一君の一般質問を終わります。

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TEL:0997-92-2569

FAX:0997-92-3176