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更新日:2022年1月18日

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3月12日(当初予算一括計上、総括質疑・一般会計歳入の審査)

発言者

3月12日

発言内容

令和3年第1回和泊町議会定例会会議録
令和3年3月12日(金曜日) 午前9時30分開議

1.議事日程(第4号)
 ○開議の宣告
 ○日程第1 会議録署名議員の指名
 ○日程第2 議案第13号 令和3年度和泊町一般会計予算の議決について
 ○日程第3 議案第14号 令和3年度和泊町国民健康保険特別会計予算の議決について
 ○日程第4 議案第15号 令和3年度和泊町介護保険特別会計予算の議決について
 ○日程第5 議案第16号 令和3年度和泊町後期高齢者医療特別会計予算の議決につい
 て
 ○日程第6 議案第17号 令和3年度和泊町下水道事業特別会計予算の議決について
 ○日程第7 議案第18号 令和3年度和泊町農業集落排水事業特別会計予算の議決につ
 いて
 ○日程第8 議案第19号 令和3年度和泊町奨学資金特別会計予算の議決について
 ○日程第9 議案第20号 令和3年度和泊町水道事業会計予算の議決について






 ○散会の宣告


1.本日の会議に付した事件
 ○議事日程のとおり

1.出席議員(12名)
 議席番号 氏 名 議席番号 氏 名
 1番 山 口 明日香 君 2番 島 田 浩 樹 君
 3番 森 富 隆 君 4番 川 畑 宏 一 君
 5番 池 田 正 一 君 6番 喜 井 和 夫 君
 7番 児 玉 実 隆 君 8番 東 弘 明 君
 9番 中 田 隆 洋 君 10番 山 下 幸 秀 君
 11番 桂 弘 一 君 12番 永 野 利 則 君

1.欠席議員(なし)

1.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
事務局長 芋高洋一君 書記 東 輝男君

1.説明のため出席した者の職氏名
職 名 氏 名 職 名 氏 名
町長 伊地知実利君 耕地課長 亘 禎一郎君
副町長 前田修一君 土木課長 和田清良君
総務課長 南 俊美君 会計課長 永山美智代君
企画課長 林 義仁君 生活環境課長 泉 隆一君
税務課長 有馬清武君 教育委員会
教育長 竹下安秀君
町民支援課長 玉野憲治君 教育委員会
事務局長 永井 徹君
保健福祉課長 大吉聰美君 農業委員会
事務局長 先山照子君
経済課長 東 敏仁君

△ 開 議 午前 9時30分
○議長(永野利則君)
 皆さん、おはようございます。
 これから本日の会議を開きます。
 会議に入る前に、昨日の土木課長の答弁の中で一部訂正があるようですので、よろしくお願いをします。
○土木課長(和田清良君)
 おはようございます。
 昨日の令和2年度一般会計補正予算の中で、川畑宏一議員の質疑の中で、第2項公共土木災害復旧費の質疑の中で、一般会計が2,200万減額になっているということはなぜか、それと地方債が670万増になっているのはどういうことかということだったんですけれども、その件について、まず災害が発生したときに一般財源で予算を組みます。その後、国の災害査定を受けて、予算規模が確定します。その予算規模が確定した段階で、予算の減額が発生するというようなことになります。それで、地方債のほうの額というのも、災害の額が決定した後に、総務課のほうと地方債がこれだけ当たりますよというような形で乗せてございますので、訂正しておわびしたいと思います。すみませんでした。
○議長(永野利則君)
 本日の議事日程は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。

△ 日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(永野利則君)
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第125条の規定によって、川畑宏一君及び池田正一君を指名します。

△ 日程第2 議案第13号 令和3年度和泊町一般会計予算の議決について
△ 日程第3 議案第14号 令和3年度和泊町国民健康保険特別会計予算の
 議決について
△ 日程第4 議案第15号 令和3年度和泊町介護保険特別会計予算の議決
 について
△ 日程第5 議案第16号 令和3年度和泊町後期高齢者医療特別会計予算
 の議決について
△ 日程第6 議案第17号 令和3年度和泊町下水道事業特別会計予算の議
 決について
△ 日程第7 議案第18号 令和3年度和泊町農業集落排水事業特別会計予
 算の議決について
△ 日程第8 議案第19号 令和3年度和泊町奨学資金特別会計予算の議決
 について
△ 日程第9 議案第20号 令和3年度和泊町水道事業会計予算の議決につ
 いて
○議長(永野利則君)
 日程第2、議案第13号、令和3年度和泊町一般会計予算の議決について、日程第3、議案第14号、令和3年度和泊町国民健康保険特別会計予算の議決について、日程第4、議案第15号、令和3年度和泊町介護保険特別会計予算の議決について、日程第5、議案第16号、令和3年度和泊町後期高齢者医療特別会計予算の議決について、日程第6、議案第17号、令和3年度和泊町下水道事業特別会計予算の議決について、日程第7、議案第18号、令和3年度和泊町農業集落排水事業特別会計予算の議決について、日程第8、議案第19号、令和3年度和泊町奨学資金特別会計予算の議決について、日程第9、議案第20号、令和3年度和泊町水道事業会計予算の議決について、以上8議案を一括して上程し、議題とします。
 提出者の説明を求めます。
○町長(伊地知実利君)
 ただいま一括して上程をいたしました議案第13号から議案第20号までの各会計の予算案につきまして、提案理由を申し上げます。
 初めに、議案第13号、令和3年度和泊町一般会計予算案について申し上げます。
 一般会計予算案の編成に当たり、最優先で取り組むべき課題として第6次総合振興計画があり、計画の目標達成に向けた着実な推進に向け、町民と一体となって取り組んでまいります。
 なお、財政面において、財政指標は依然として県下市町村の中で高い指標であることから、引き続き新規地方債の抑制と経常経費の節減などに取り組んでまいります。そのような中で、新型コロナウイルス対策費及び社会福祉施策などを重点とした予算編成を行いました。
 その結果、令和3年度の予算案の総額は、対前年度比1億5,372万7,000円増額の63億4,898万1,000円を計上いたしました。歳入歳出の款ごとの説明は、当初予算説明資料で述べておりますので、省略させていただきます。
 次に、議案第14号、令和3年度和泊町国民健康保険特別会計予算案について申し上げます。
 国民健康保険特別会計予算案の編成に当たり、県が示す国民健康保険事業費納付金及び保険給付費など交付金を踏まえ、保険給付費及び保険事業費などの実績の推移を考慮しつつ、諮問機関である国民健康保険運営協議会の答申を尊重した予算案となっております。
 令和3年度の予算案の総額は、保険給付費の増額などにより、対前年度比1億279万9,000円増額の10億9,127万7,000円を計上いたしました。
 次に、議案第15号、令和3年度和泊町介護保険特別会計予算案について申し上げます。
 介護保険特別会計予算案の編成に当たり、第8期介護保険事業計画の初年度であり、認知症施策や介護予防施策など、引き続き地域包括ケアシステム構築に向け取り組み、要介護者が安心して介護サービスの提供が受けられるよう、保険給付費や事業実績などの推移を踏まえつつ、諮問機関である介護保険運営協議会の答申を尊重した予算案となっております。
 令和3年度の予算案の総額は、対前年度7,915万8,000円減額の9億5,871万円を計上いたしました。
 次に、議案第16号、令和3年度和泊町後期高齢者医療特別会計予算案について申し上げます。
 後期高齢者医療特別会計予算案の編成に当たり、鹿児島県後期高齢者医療広域連合と緊密に連携を図りながら、被保険者の保険保持及び適切な医療を受けられる環境づくりと、医療給付費事業などの円滑な運営に必要な医療保険料及び繰入金を主な財源とした予算案となっております。
 令和3年度の予算案の総額は、後期高齢者医療広域連合納付金の増額などにより、対前年度比756万3,000円増額の9,164万3,000円を計上いたしました。
 次に、議案第17号、令和3年度和泊町下水道事業特別会計予算案について申し上げます。
 下水道事業特別会計予算案の編成に当たり、主に防災・安全社会資本整備交付金によるストックマネジメント事業に伴う工事費及び処理場の施設維持管理・運営費を計上いたしました。
 令和3年度の予算案の総額は、対前年度比7,878万6,000円減額の2億5,704万4,000円を計上いたしました。
 次に、議案第18号、令和3年度和泊町農業集落排水事業特別会計予算案について申し上げます。
 農業集落排水事業特別会計予算案の編成に当たり、主に公営企業会計適用へ向けた業務委託費、機能強化対策和泊二期地区の事業開始に伴う実施設計及び処理場の施設維持管理・運営費を計上いたしました。
 令和3年度の予算案の総額は、対前年度1,126万1,000円増額の2億3,036万1,000円を計上いたしました。
 次に、議案第19号、令和3年度和泊町奨学資金特別会計予算案について申し上げます。
 奨学資金特別会計予算案の編成に当たり、継続貸付額として528万円、新規貸付額として468万円を計上いたしました。
 令和3年度の予算案の総額は、対前年度68万6,000円減額の1,028万9,000円を計上いたしました。
 次に、議案第20号、令和3年度和泊町水道事業会計予算案について申し上げます。
 水道事業会計予算案の編成に当たり、資本的支出において農業基盤整備促進事業和泊地区に伴う高千穂配水池前敷設替え工事を実施するため、施設改良費に予算計上し、併せて水道施設台帳整備を実施するため、営業設備費に予算計上をいたしました。
 収益的収入及び支出額は、収益的収入が対前年度97万2,000円減額の1億8,494万8,000円、収益的支出が対前年度350万2,000円減額の1億8,100万3,000円を計上いたしました。また、資本的収入及び支出額は、資本的収入が対前年度同額の30万9,000円、資本的支出が対前年度1,524万8,000円増額の9,169万7,000円を計上いたしました。
 以上、令和3年度の一般会計及び特別会計予算案について提案理由を申し上げましたが、詳細につきましては、予算審査の中で、各会計の事項別明細書などをもってお答えをいたします。よろしくご審議の上、議決くださいますようお願いをいたします。
○議長(永野利則君)
 それでは、総括質疑を行います。
 上程されました8議案を一括して総括質疑を許します。
 質疑ありませんか。
○9番(中田隆洋君)
 2点確認をしたいと思います。
 まず、1点目ですが、昨年の11月、和泊町の財政の基になります財政事情というのが公表されますが、その中で町有財産、財産状況の中、12月の一般質問でも時間がなくてできなかったんですが、この確認をしたいんですが、平成30年の町有の土地に関して143万9,088平米の土地を所有していたということで、それが平成31年、令和元年決算で見ますと363万6,663平米になっている。町の所有している土地が250%以上に増えている、その単年度で。その理由は何だったのかということ。
 あと一点ですが、12月の一般質問の中で、財政健全化ということで質問させてもらったんですが、課長答弁の中で、町有財産の売却を進めていっているということがありました。12月時点で6件、448万5,000円の売却が進んでいると。あと2件進めているところがあるので、速やかに進めていくということを答弁いただいておりました。前件の6件に関しましては、9月の決算のほうでちゃんと審査をしたいと思いますが、今回の補正のほうで残り2件売却ということで、収入のほうで上がってきていなかったので間に合わなかったのかということ、次の予算、令和3年度で考えているのかどうか、引継ぎがされているのかどうか、この2点について確認をさせていただきたいと思います。
○総務課長(南 俊美君)
 1点目の土地の資産が増えているという件につきましては、ちょっと今、資料を持っていないものですから、後ほどまたお答えできればと思っております。
 2点目につきましては、2件のうち1件は、今、土地の払下げをする予定ということで、3月、今月中に町民と話をして、来年度、土地の手続を行っていく予定となっております。
 残りの1件は、まだ検討中というところです。そこも含めて今、ちょっと確認をして、今後しています。
 以上です。
○9番(中田隆洋君)
 この町有財産の中で、土地、建物いろいろありますが、有価証券等あるんですが、この土地が2.5倍以上増えるということで、これが大まかのやつ、細かいのがいろいろ重なると思うんですが、これだけ上がるのは何か大きな要因がないとこんなに上がるわけがないということと、県、国に財務諸表というのを提出するかと思うんですが、その中の貸借対照表ですよね。財産と借金、負債の部分とを照らし合わせる、負債と財産がそろっていないといけないし、この数字はただの間違いで、この数字になると、県、国に報告していた数字が変わってくるし、ただ、今までの予算というのは、単年度予算であるので、それは繰越しとかそういったいろんな手法があるけれども、この財務諸表の貸借対照表というのは、継続する予算ですよね。急に数字が上がったらおかしいことになるんですよね。こういったところもしっかり把握して、ちゃんとした答えを後でまた議会のほうに出していただきたいなと思います。
 それとその土地の売却の件、また後で確認をするということでしたが、町長の当初予算の説明の中でも、第6次総合振興計画を最優先事項として財政改革にも取り組むという説明がございましたが、その施政方針の中でも、第2期財政健全化対策集中期間と設定し、継続して財政健全化に取り組むということはうたってあるんですが、ほかの事業化は、こういった事業を進めていくというような細かい施策が載っているんですが、財政健全化に関しては、これを今年中でするという数字目標だったり、そういったのが全然示されていなくて、ぜひそういったものを示してもらいたいと思います。
 なぜそういったことが示されないのかということなんですが、その12月議会でも話しましたが、財政健全化の第8次和泊町財政改革大綱が出ていますが、その実施計画が2枚しかないんですよ。しかも、令和2年度は実施計画、令和3年度で実施とか、全く数字目標も出されていない。僕はこの計画が整わないと、やはり単年度でここまで改善をしていくというやはり数字目標を上げていかないと、こういった施政方針の中にも反映されてこないのかなと、予算の中にも反映されてこないのかなというふうに思っているところです。先ほど言った自主財源確保にも努めるということで、令和3年度目標を実施するしか書いていないんですよ。経費削減、令和3年度実施する。公有財産の適正化に有効活用も実施するだけしか書いていない。やはりこれを最終、令和6年までにどの数字まで持っていくということで逆算して、令和3年度は約何%まで持っていくとかいう数字がないと、私たちも決算でチェックしようがないですね。これは総務課だけじゃないと思っています。この財政改革案の中には、各課で持っているICT活用も載っているし、勤務体系の見直しとかで人員の抑制とかも載っています。だから、全課を挙げてこの実施計画を早急に策定して、数字ベースで策定をしていただきたい。ぜひ令和3年度でそれを完成して、本当は令和2年度でしないといけなかったことですけれども、早急にそれを完成して公表していただきたいと思うんですが、課長、どうでしょうか、その件につきまして。
○総務課長(南 俊美君)
 お答えします。
 第2期財政健全化対策集中期間ということで、目標値が設定されていないということは、計画自体の数値目標ということは掲げておりませんけれども、取組としては、前々からお伝えしておりますが、新規起債の抑制ということで、返済が10億円ございますので、新規借入れを7億としまして、毎年3億円ずつ減らしていくというようなことは目標にこれからも掲げていきたいと思っております。
 また、あと行財政改革大綱につきましては、令和2年3月に策定しておりますけれども、これについての目標値が示されていないということでありますけれども、令和3年中にまた各課の行政評価推進員との皆さんと情報共有を行いながら、その辺のことについて検討していきたいと考えております。
○9番(中田隆洋君)
 町長、すみません。町長のほうから、この実施計画のほうを、全課を挙げてやはり数字ベースでつくるという指示を出せないかどうか、町長にお尋ねをいたします。
○町長(伊地知実利君)
 それは当然、私どもで課長会を行うとか、そういう委員会の中で十分に議論しながらやっていくことでございますので、今、指示を出せないかということでありますので、そのたびごとに指示は出しております。こういう改革をしましょうとか、各課から出てきたものについては実効性のあるものにしようというようなことは指示をしておりますので、今後とも先ほど総務課長がお答えしたものを基にしながら、各課のそういう委員の皆さんと一緒になって取り組んでいきたいと、その件については、私のほうから指示はしていきたいと思っております。
○9番(中田隆洋君)
 ぜひ町長指示が出されたときには、皆さんで最高のその計画をつくって、12月に私もしたんですが、今回、川畑議員は起債のほうで再質問をしていました。なかなかこの自主財源が伸び悩んでいる中で、ありとあらゆる手を打って、ここの改善に努めないといけないと思っていますので、ぜひ皆さんでいい計画をつくって提出していただけるように要望して、私の総括質疑は終わります。
○議長(永野利則君)
 ほかにありませんか。
○4番(川畑宏一君)
 ちょっと簡単な確認なんですけれども、この予算編成の時期になりますと、各業界、各分野の方々もやっぱりそれぞれお願いしている事業が通ったりとか、いろいろ国からの給付金とか、そういういろいろと民間の事業所等ともそういった予算が関わってくるところが多いものですから、よく話題の中で、来年はこの分野の予算は上がるらしいねとか、減らされるらしいねとか、話題に上ることが多々出てくると。私もそういったものを聞きながら、そういった点は注意深く予算書を見て質疑するようにしたりだとか、確認するように心がけているんですけれども、1つだけちょっと気になるものがあって、これも話題に上っただけなんですけれども、念のためちょっと大事なことなので確認だけ取っておきたいなという点がありまして、和泊町のこの庁舎というのは、PFI的事業を導入して、民間の事業で、15年間のリースということで、15年間は相手方が維持管理を行って、その後、和泊町がということだったんですけれども、ちらっと和泊町の財産になるのかなみたいなそんなことを聞いたものですから、いや、私はそれはないと思いますよと、10年間の計画でということだったので、そこをちょっと間違っていれば、その方々にちゃんとした情報を伝えたいと思いますので、そのことについて正確な情報をいま一度お教えいただけたらと思います。
○総務課長(南 俊美君)
 新庁舎建設事業につきましては、策定委員会以降、いろいろ町民の皆さんの意見等を踏まえつつ、また財政状況を見ながら進めてきたところでありまして、完成まで至ったということです。事業費につきましては約17億2,000万ですね。そのうち熊本地震を契機といたしまして、国のほうで国税措置のある起債制度が設けられまして、そういった起債も活用しながら取り組んできたところであります。
 PFI的事業ということで取り組んできたところなんですけれども、事業者とのSPCですね。事業者との契約の中で、所有権につきましては、建物完成後、即町に所有権を移転するということで、もう所有権は町になっております。今後、必要な15年間の維持管理費用と起債対象とならなかった施設整備分の事業費について、約4億5,000万が15年間リースして、分割して事業者に支払われていくということで、毎月約3,000万ですけれども、15年間支払っていくというふうなことになっておりまして、所有権は町に移転しているということです。
○4番(川畑宏一君)
 分かりました。その辺ちょっとごっちゃになる部分で、所有権はもう完成後こちらに移るけれども、その後15年間の中で、いろいろと維持管理等に関してはSPCのほうがやるという内容で大丈夫ですね。
 その維持管理等についての契約というのは、我々庁舎の説明のときに、そういったものも含めるから、15年間で結局長い目で見たら維持管理費等を抑えられるんだということで説明を受けたんですけれども、我々中身の部分というのはどういうものが導入されるのかというのはちょっと分からない部分があるので、また今後そういった方々がいたときに、正しい情報をお伝えできるようにするためにも、またそういった内容に関しても我々が見てもいい資料があれば、ちょっと出していただいて勉強させていただけたらと思います。
 以上です。
○議長(永野利則君)
 ほかにありませんか。
○10番(山下幸秀君)
 令和2年度のやるべき事業の中でできなくて、いわゆる繰越明許費がこの3年度で行われるわけですけれども、せっかく頂いた予算は、新型コロナ感染等により各事業者が非常に危機的状況にあること、そして、また町民も大きな影響を受けて経済的ダメージがある中で、国からの交付金やそういった補助事業等は、その町の活性化にも大きく直結しますので、早期に執行をしていただきたい。また、いろんな事象、事情があるかとは思いますけれども、そういった事業をしっかり実現し、さらに新規の事業を立ち上げて、和泊町が健全な町政運営ができるように要望したいと思います。
 それから、町長の施政方針等を聞きながら5点ほどメモしてあるんですけれども、伊延港を初期の目的を達成したということで、長寿命化の施策がなされておりますよ。皆さん、昨年から今年に入って季節風というか、大きな風が強くなったときに、船の欠航が相次ぎましたよ。私はかねてから申し上げているように、鹿児島から奄美、沖縄へ船が航行している以上は、何とか接岸できるような努力をすべきと思って、和泊港は県の所管ですので県に要望し、伊延ホカン港は、和泊港が接岸できないときはぜひ接岸できるような努力をしていただきたいと、いわゆる延命化だけじゃなく、これから塩害のいろんな事情もあるでしょうけれども、特に国頭方面の北北東の風でしょうかね。両方ともアウトということを聞いておりますので、その辺の対策をしっかり担当課のほうで努力をしていただきたいと思います。
 以上です。
○議長(永野利則君)
 ほかにありませんか。
〔発言する者なし〕
○議長(永野利則君)
 ないようですので、これで8議案の総括質疑を終わります。
 お諮りします。
 ただいま議題となっております8議案については、議長を除く全員でもって構成する予算審査特別委員会を設置し、付託の上、審査したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永野利則君)
 異議なしと認めます。したがって、8議案については、議長を除く全員でもって構成する予算審査特別委員会に付託の上、審査することに決定しました。
 以上で本日の日程は全部終了しました。
 本日はこれで散会します。
散 会 午前10時02分
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
 和泊町議会議長 永 野 利 則
 和泊町議会議員 川 畑 宏 一
 和泊町議会議員 池 田 正 一

お問い合わせ

和泊町役場議会事務局 

TEL:0997-92-2569

FAX:0997-92-3176