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更新日:2021年3月23日

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第4日

発言者

全発言者

発言内容

令和2年第1回和泊町議会定例会会議録
令和2年3月13日(金曜日) 午前9時30分開議

1.議事日程(第4号)
 ○開議の宣告
 ○日程第1 会議録署名議員の指名
 ○日程第2 議案第20号 令和2年度和泊町一般会計予算の議決について
 ○日程第3 議案第21号 令和2年度和泊町国民健康保険特別会計予算の議決について
 ○日程第4 議案第22号 令和2年度和泊町介護保険特別会計予算の議決について
 ○日程第5 議案第23号 令和2年度和泊町後期高齢者医療特別会計予算の議決につい
             て
 ○日程第6 議案第24号 令和2年度和泊町下水道事業特別会計予算の議決について
 ○日程第7 議案第25号 令和2年度和泊町農業集落排水事業特別会計予算の議決につ
             いて
 ○日程第8 議案第26号 令和2年度和泊町奨学資金特別会計予算の議決について
 ○日程第9 議案第27号 令和2年度和泊町水道事業会計予算の議決について

 ○散会の宣告

1.本日の会議に付した事件
 ○議事日程のとおり

1.出席議員(12名)
  議席番号    氏   名      議席番号    氏   名
    1番  川 畑 宏 一 君      2番  池 田 正 一 君
    3番  喜 井 和 夫 君      4番  松 村 絹 江 君
    5番  東   弘 明 君      6番  前   利 悦 君
    7番  中 田 隆 洋 君      8番  橋 口 和 夫 君
    9番  和   正 巳 君     10番  山 下 幸 秀 君
   11番  桂   弘 一 君     12番  永 野 利 則 君

1.欠席議員(なし)

1.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
事務局長 芋高洋一君 書記 東 輝男君

1.説明のため出席した者の職氏名
職   名 氏   名 職   名 氏   名
町長 伊地知実利君 耕地課長 亘 禎一郎君
副町長 前田修一君 土木課長 和田清良君
総務課長 種子島公彦君 会計課長 永山美智代君
企画課長 皆吉泰智君 生活環境課長 泉 隆一君
税務課長 林 義仁君 教育委員会
教育長 竹下安秀君
町民支援課長 玉野憲治君 教育委員会
事務局長 永井 徹君
保健福祉課長 南 俊美君 農業委員会
事務局長 先山照子君
経済課長 東 敏仁君

△ 開 議  午前 9時30分
○議長(永野利則君)
 皆さん、おはようございます。
 これから本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。

△ 日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(永野利則君)
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第125条の規定によって、中田隆洋君及び橋口和夫君を指名します。

△ 日程第2 議案第20号 令和2年度和泊町一般会計予算の議決について
△ 日程第3 議案第21号 令和2年度和泊町国民健康保険特別会計予算の
             議決について
△ 日程第4 議案第22号 令和2年度和泊町介護保険特別会計予算の議決
             について
△ 日程第5 議案第23号 令和2年度和泊町後期高齢者医療特別会計予算
             の議決について
△ 日程第6 議案第24号 令和2年度和泊町下水道事業特別会計予算の議
             決について
△ 日程第7 議案第25号 令和2年度和泊町農業集落排水事業特別会計予
             算の議決について
△ 日程第8 議案第26号 令和2年度和泊町奨学資金特別会計予算の議決
             について
△ 日程第9 議案第27号 令和2年度和泊町水道事業会計予算の議決につ
             いて
○議長(永野利則君)
 日程第2、議案第20号、令和2年度和泊町一般会計予算の議決について、日程第3、議案第21号、令和2年度和泊町国民健康保険特別会計予算の議決について、日程第4、議案第22号、令和2年度和泊町介護保険特別会計予算の議決について、日程第5、議案第23号、令和2年度和泊町後期高齢者医療特別会計予算の議決について、日程第6、議案第24号、令和2年度和泊町下水道事業特別会計予算の議決について、日程第7、議案第25号、令和2年度和泊町農業集落排水事業特別会計予算の議決について、日程第8、議案第26号、令和2年度和泊町奨学資金特別会計予算の議決について、日程第9、議案第27号、令和2年度和泊町水道事業会計予算の議決について、以上8議案を一括して上程し、議題とします。
 提出者の説明を求めます。
○町長(伊地知実利君)
 改めまして、おはようございます。
 ただいま一括して上程をいたしました議案第20号から議案第27号までの各会計の予算案につきまして、提案理由を申し上げます。
 初めに、議案第20号、令和2年度和泊町一般会計補正予算案について申し上げます。
 一般会計予算案の編成に当たり、最優先で取り組むべき課題として、第6次総合振興計画の初年度に当たることから、計画の目標達成に向けた着実な推進に向け、町民と一体となって取り組んでまいります。
 なお、財政面において、財政指標は前年度に比べ、やや改善されていますが、依然として県下市町村の中で高い指標であることから、引き続き新規地方債の抑制と経常経費の節減などに取り組んでまいります。そのような中で、社会福祉施策及び教育支援などを重点とした予算編成を行いました。
 その結果、令和2年度一般会計予算案の総額は、対前年度2億4,530万1,000円減額の61億9,525万4,000円を計上いたしました。歳入歳出の款ごとの説明は、当初予算説明資料で述べておりますので、省略させていただきます。
 次に、議案第21号、令和2年度和泊町国民健康保険特別会計予算案について申し上げます。
 国民健康保険特別会計予算案の編成に当たり、県が示す国民健康保険事業費納付額及び保険給付費など交付金額を踏まえ、保険給付費及び保険事業費などの実積の推移を考慮しつつ、諮問機関である国民健康保険運営協議会の答申を尊重した予算案となっております。
 令和2年度の予算案の総額は、保険給付費の増額などにより、対前年度比7,394万8,000円増額の9億8,847万8,000円を計上いたしました。
 次に、議案第22号、令和2年度和泊町介護保険特別会計予算案について申し上げます。
 介護保険特別会計予算案の編成に当たり、第7期介護保険事業計画に基づいて、さらなる地域包括ケアシステム構築に向けた取組や、認知症施策の推進など、要介護者が安心して介護サービスの提供が受けられるよう、保険給付費や事業実積などの推移を踏まえつつ、諮問機関である介護保険運営協議会の答申を尊重した予算案となっております。
 令和2年度の予算案の総額は、保険給付費の増額などにより対前年度5,045万7,000円増額の10億3,786万8,000円を計上いたしました。
 次に、議案第23号、令和2年度和泊町後期高齢者医療特別会計予算案について申し上げます。
 後期高齢者医療特別会計予算案の編成に当たり、鹿児島県後期高齢者医療広域連合と緊密に連携を図りながら、被保険者の健康保持及び適切な医療を受けられる環境づくりと、医療給付費事業などの円滑な運営に必要な医療保険料及び繰入金を主な財源とした予算案となっております。
 令和2年度の予算案の総額は、後期高齢者医療広域連合納付金の減額などにより、対前年度125万5,000円減の8,408万円を計上いたしました。
 次に、議案第24号、令和2年度和泊町下水道事業特別会計予算案について申し上げます。
 下水道事業特別会計予算案の編成に当たり、主に和泊浄化センターと中部処理場の統廃合に向けた社会資本整備総合交付金事業に伴う工事費、和泊浄化センターと中継ポンプ施設の耐震化に向けた防災・安全社会資本整備交付金事業に伴う工事費及び処理場の施設維持管理・運営費を計上いたしました。
 令和2年度の予算案の総額は、対前年度268万4,000円減額の3億3,583万円を計上いたしました。
 次に、議案第25号、令和2年度和泊町農業集落排水事業特別会計予算案について申し上げます。
 農業集落排水事業特別会計予算案の編成に当たり、主に公営企業会計適用へ向けた支援業務委託費及び処理場の施設維持管理・運営費を計上いたしました。
 令和2年度の予算案の総額は、対前年度2,245万円減額の2億1,910万円を計上いたしました。
 次に、議案第26号、令和2年度和泊町奨学資金特別会計予算案について申し上げます。
 奨学資金特別会計予算案の編成に当たり、継続貸付額として588万円、新規貸付額として468万円を計上いたしました。
 令和2年度の予算案の総額は、前年度78万3,000円増額の1,097万5,000円を計上いたしました。
 次に、議案第27号、令和2年度和泊町水道事業会計予算案について申し上げます。
 水道事業会計予算案の編成に当たり、資本的支出において農業基盤整備促進事業和泊地区に伴う高千穂配水池前敷設替え工事を実施するため、施設改良費に予算計上いたしました。
 収益的収入及び支出額は、収益的収入が対前年度390万5,000円減額の1億8,592万円、収益的支出が対前年度425万5,000円の減額の1億8,450万5,000円を計上いたしました。また、資本的収入及び支出額は、資本的収入が対前年度同額の30万9,000円、資本的支出が対前年度比145万7,000円増額の7,644万9,000円を計上いたしました。
 以上、令和2年度の一般会計及び特別会計予算案について提案理由を申し上げましたが、詳細につきましては、予算審査の中で、各会計の事項別明細書などをもってお答えをいたしたいと思います。
 以上で終わります。
○議長(永野利則君)
 それでは、総括質疑を行います。
 上程されました8議案を一括して総括質疑を許します。
 質疑ありませんか。
○2番(池田正一君)
 先日、監査報告のほうをいただいております。その中で、私の総務文教が所管する教育委員会のほうでお尋ねしたいと思います。
 ちょっと読みますね。備品監査を実施した城ケ丘中学校については、実際の備品台帳記載はあるが現物なしの事案が複数件発見されたと。長期間にわたって照合作業が実施されておらず、平成21年度以降は廃棄処分手続の形跡もなく、手続をせずに備品廃棄した可能性も考えられると。また、理科準備室に設置された薬品保管庫は施錠し、薬品を安全に管理するべきものであるが、経年劣化により施錠もできず半開き状態で、中の薬品も劣化、腐食して危険な状態のものがあった。生徒の安全を優先すべき教育現場の対応として不適切であり、事務局側と協議して早急な対応をすること。また、事務局側で他学校の実態調査を行い、備品管理や教育現場の安全性に万全を期してもらいたい。このような報告を受けました。
 さて、これに対する対応と、どのようにするのかお尋ねいたします。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 お答えいたします。
 先ほどの監査報告の中にありましたとおり、各学校を見てまいりました。中学校の中でそういったことが行われておりまして、これは教育長も同席しまして、校長、教頭、そして担当の先生方と協議いたしまして、学校側の不手際、また教育委員会のほうも不手際があったということで、互いに今後こういったことがないように注意していきたいと。
 それで、今後の対応としましては、各学校で今調査をしております。使用期限が切れた薬品とかラベルが分からない薬品、そういった分からないものについては、ある程度の備品管理をしていこうということで今調査をしておりまして、その調査結果を基に町のほうで一括して処分をしたいと考えております。
○2番(池田正一君)
 では、これからの対応は聞きました。
 では、今現在、このように理科準備室では、保管庫とか半開きの状態。これをこのまま置いておくわけにはいかないじゃないですか。どのような処理の方法をしてやったでしょうか。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 その半開きの状態のものはすぐ撤去いたしまして、新たなものを準備してございます。
○2番(池田正一君)
 では、ほかの学校等もこれから見て回ると、それはどれぐらいの期間でできるのでしょうか。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 既にもう見てまいりました。既にほかの学校におかれましては、きちんと適正な管理をされております。
 備品台帳、薬品の台帳が整備されていないところが一部ありましたので、そこは整備するようにと指示をしているところでございます。
○議長(永野利則君)
 ほかにありませんか。
○1番(川畑宏一君)
 私は、平成30年度の決算審査報告書で、研修センターの委託料、運営費についての指摘がなされております。それに関連してなんですけれども、研修センターは今シルバー人材センターが運営して、そこに委託料が支払われているわけですけれども、シルバー人材センターは自分たちで国庫の補助金を活用して事業を行っている等々ありまして、委託料がそれまでは、28年までは1,170万、3年連続で支出されていたものが、シルバー人材センターが自助努力によって補助金を獲得したことによって、29年度は470万円、30年度、31年度は570万円と、大幅な委託料の減額が達成されております。
 そういった中で、補助金があるわけですから、運営費の総額というものは、シルバー人材センターが委託を受けることになってからトータルの運営費は大幅に、数百万の増額になっております。そういった中で、監査報告の中では町が支出した委託料の分しか会計報告が来ていなかったので、その総額での活動が見えないというような監査の指摘だったと思います。
 このことは非常にすばらしいことだと思うので、議会としましても、委託料は減ったけれども、総額がボリュームアップした、そんな中でどんな費用対効果、向上が望めたのか、どういったプラスの面があったのかというのは知っておきたい部分だと思うんですけれども、そのあたりを説明いただけますでしょうか。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 お答えいたします。
 シルバー人材センターがこれまで国の補助金を活用しまして、どういったことをしてきたかと申し上げますと、平成29年度に国の補助金を受けております。その際、当然、研修センターの施設は老朽化しております。そういったところの補修、例えば宿泊棟の屋根の雨漏りとかがありましたので、そちらの改修とか、それから芝のグラウンド、屋外のグラウンドがございますが、以前はテニスコートとかがあったところでございますが、芝の張り替え、そういったグラウンド整備、あとそこに併せて倉庫をつくっております。そういったもろもろの事業を国の事業を活用して実施しておりまして、ほかにもパソコンとかそういった備品等の購入をされていると聞いております。
 また、平成31年度からは研修センターのホームページも開設されているという事業内容となっております。
 それで、シルバー人材センターにこれまでどういったことをされてきたかというと、今言った整備のほかに、学童保育をシルバー人材センターは受けております。それで、今回の学校休業に伴いまして、同じく研修センターのほうで学童を行っておりまして、通常夏休みとか冬休み、春休み、そういった長期の休暇を利用して、研修センターでそういった学童保育もされているといった意味で、教育的にもすごく貢献されている事業者でございます。
 ほかにも、今回指定をする予定をしておりますが、その理事長の平山氏におきましても、以前のNPOということでこれまで指定管理をされておりまして、そのノウハウもあります。
 それから、シルバー人材センターにおきましては、いろんな方々がノウハウを持っております。技術を持っております。そういった方々の活用ができると、そういったところのメリットがあるというふうに思われます。
 以上です。
○1番(川畑宏一君)
 様々なメリットがあるということは重々承知しておりますし、今の説明でも理解できました。
 ここにいる議員全員が、そのあたりは深く理解しているところだと思います。ただ、町が支出している以上は、その費用対効果というのは常に我々の関心事でもありますし、あとはそれをいろんな機会で、町民から問合せがあります。シルバー人材センターの委託先が変わったけれども、どうなのといって、それは我々は話したいということから、もっと密な情報提供がこれからいただきたいなというのが1点です。これは要請しておきます。
 2点、これは急遽なんですけれども、研修センターの指定管理者の指定について、昨日、議案第11号で指定管理者をシルバー人材センターに指定するということで、これは議案は我々は反対なく採決したわけですが、これに関して疑問があったものですから。
 採決には関係ないです。採決の結果には関係ないですけれども、これは議案説明が全協の中でありまして、そのときに、今、局長がおっしゃったように、国、県の事業を積極的に活用していくと、自主財源を使っている。そしてもう一つ、会員による補修で経費を節減している。あとは会員がボランティア清掃をしてくださったりして、要はマンパワーを生かした効果があると。
 あと歴民館との連携と、様々なメリットがありますよということをご説明いただいて、我々は納得したわけです。昨日の実際この議案審査のときに、私は、そういえばこれは前回、コンペ方式というか見直しがあったよなということを思い出したものですから、今回は応募がなかったということでよろしいですかという質問をさせていただきました。そのときにも局長からの答弁では、基本的にこういうメリットがあって、それを継続させていくために条例に基づいて判断しましたということで、我々は納得したんですよね。
 でも、その後ちょっといろいろと、今日この質問をするために一個前の質問をするためにいろいろ調べていたところ、当初予算の中で委託料というのが増額しておりますよね、増額してありますね。570万だったのが約1,100万円、450万近くアップしていると。
 昨日、これが議案説明の中でもなかったし、昨日の審査の中でもそのことは触れられなかったんですよね。私はたまたまこれを調べるために、昨日、教育委員会に行って、そのことをちょっと知ったわけですけれども。
 非常に重要な内容だったんじゃないかなと。もちろん私個人としては、このシルバー人材センターの実積を見ると、最終的に委託をシルバー人材センターにするという結論は、私自身は変わらないと思います。恐らく同僚議員の皆さんもほとんどがそうじゃないかなとは思うんですけれども、議案審査をするに当たって、委託料が上がる部分、これはまだ補助金があって、その補助金が取れる見通しがなかった部分というのは、非常に大きなポイントだったんだと思うんですよね。それが昨日、2回の機会でちょっとご説明がなかったということに関して、どういう経緯だったのかということを教えていただきたいと思います。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 お答えいたします。
 国の補助金をいただくまでは、これまで前回のNPOのときも指定管理料としまして大体1,200万から1,100万、時には1,600万というふうに1,200万円から400万ぐらいの推移をしておりまして、これが経常的な委託料ということでございます。
 町のほうでも当然積算根拠を持っておりまして、今、職員を3名でしていって、職員だと人件費が高いということから、総額で約2,000万ちょっと超えていると。そこに対しまして、シルバーさんが積算をしたところ1,100万近くの積算となったと。その400万近く減ったのは国の補助金ということで、この差額を積算しましたら1,100万円になったという経緯でございます。
○1番(川畑宏一君)
 今のご説明では不足だったのかなと思うんですけれども、そういったことではなくて、要は我々に来た説明が、要はプラスとなり得る判断材料ばかりだったわけですよ。分かりますか。トータルで見たときには異論はないですよ。委託先がシルバー人材センターであるということについて、ほとんどの皆さんは異論はないと思います。今日も皆さんに聞きましたけれども、変わらないですよ。ただ、その判断するに当たって我々は議決した責任があるわけですから、少なくとも町の委託料が増えるという部分は、マイナスの材料になる部分なんですよね。ご理解いただけますか。それをご説明いただけなかったのが、問題じゃないかという指摘なんです。
 執行部の皆様におかれますと、これは聞かなかったじゃないかと思われるかもしれないんですよね。だけれども、そうじゃないんですよ。これが予算審査の後であれば我々の聞き逃しなんですよ。分かりますか。だけれども、これは予算審査の前なんですよね。しかも、予算審査の前で当初予算の話が全然出ないわけですから、我々の、恐らく全員ですよ、補助金があるのは継続されているんだろうなと理解しているんですよ。ご理解いただけますか。
 補助金は3年間たったけれども、また新たに3年間で新規の補助金は取れているものだと思って、だから、その委託料も減額したまま、これまでどおりサービスも拡充していける、シルバー人材センターに委託をして、メリットがこれまでと同様にあると思っているから何の異論もなかったわけであって、そこをご理解いただけますか。
 だから、月曜日からですよね、予算審査は。我々も約1週間前くらいに書類を全部、予算書をいただくんです。まず一般質問ですよね。一般質問が終わって、その後、議案審査。最近はちょっと条例の不備もあって、条例の修正とか過去に不備があった条例の修正みたいなものがたくさんあるじゃないですか。だから、我々は条例の中も全部一字一句見ているんですよ。分かりますか。一週間前にもらってですよ。やって、だから正直、月曜日、火曜日にやる予算審査、教育委員会のこの研修センターの委託料のページなんかは最後じゃないですか。まだここまで目を通していないんですよ。一週間前にいただいて、これが1か月前とかに予算書をいただけているのであれば、我々も不備があるかもしれないけれども、そのあたりはちょっと勘案していただきたいなと。
 我々はあれですか、間違い探しですか、議員は。皆さんから聞かなかったじゃないかじゃないですよ、皆さんが聞かなかったことを我々は探したら、間違い探しじゃないですか。違うと思うんですよ。我々は、双方の目的というのは町民の最大の福祉の向上であって、そのためには最適な判断というのは、いいですか。100%メリットしかない案件なんて私はないと思っています。必ずデメリットの部分も少なからずあるだろうと。そのバランスの中でメリットの部分、デメリットの部分をどちらも引いて判断させていただけるからこそ、我々はその中で最大限、町民の福祉向上に寄与する判断をして、それに我々は責任を持つことができるんですよ。
 だから、後出しじゃんけんみたいな感じで、ちょっとデメリットになり得る部分が出てくるというのは何とか避けていただきたい。去年もありましたよね。世之主団地造成の件、課長、覚えていらっしゃいますよね。後から、これもだから予算を通したから我々にも責任があります。議長も経済建設委員長も、町民説明会のときに謝罪しております。責任を持っているんです。非難を受けています。だけれども、それを説明してくださいと言ったら、課長、おっしゃいましたよね。全協の説明のときに、あそこの造成費用が高いことは分かっていたと。分かっていて、議会でも通らないなと思っていたら通ったみたいなことを課長はおっしゃいましたけれども、それと一緒ですよ。そのときもそれが分かっていたんだったら教えてくださいよ。分からなかったんだったらいいですけれどもね。
 そういった観点で、これはちょっと我々も恥を忍んで、我々は責任もあるんですけれども、皆さんも最大町民の幸福に寄与する判断をするに当たっての判断材料を提供するという意味では責任があると思いますけれども、最後に3回目になりますので、町長、その件に関して見解をお聞かせいただけますでしょうか。
○町長(伊地知実利君)
 当然、議案は私どもが提案をするわけでございますので、それに至るまでは個々の課と調整や説明を受けながらやっております。
 先ほど川畑議員が言っている説明不足、それについては議案を発送してから全協の中で各課それぞれ新規事業については説明をしていると。それを上げて十分に議会の皆さんと議論しながら説明ができたのかなと。それではどうだったという報告はありませんけれども、しかし今、ご指摘をいただいているような案件について、この場で書類を見てすぐ判断できるというのは難しいことでございますので、事前に皆さんがせっかく議案の説明の時間をいただいているわけでございますので、その説明資料については、的確な説明ができるような各課判断をしながら、その説明、全協の中に臨んでいかないといけないと、そのように思っております。
 今、ご指摘されている件については、再度私どもも認識を新たにして、議会に対する説明というものが、この場で理解できるような資料をそろえてちゃんとできるような体制は取っていきたいと、そのように思います。
○保健福祉課長(南 俊美君)
 シルバー人材センターの所管課でございますので、私のほうからも一言お答えさせていただきます。
 シルバー人材センターにおかれましては、高齢者の生きがいづくり、それから就業機会の確保ということで、大変本町の重要な組織として活動されております。このような中で、研修センターの指定管理でありますとか商店街にゆらり処を設けたところなんですけれども、そこにつきましては、国の補助を受けながら、町も補助を出しながら新たな就業機会の確保を図るということで、通常の補助金とまた別に保健福祉課のほうの予算で約450万ほど予算計上させておりましたけれども、令和2年度からその事業がなくなるということで、うちの保健福祉課の補助金は減額させていただいておりますので、一応報告させていただきます。
 以上です。
○議長(永野利則君)
 ほかにありませんか。
○7番(中田隆洋君)
 耕地課長のほうにお尋ねします。
 一般質問でもさせていただいているんですが、土地改良事業における換地未清算事務についてお尋ねをします。
 町長の答弁の中でもありましたが、来年度では人件費を増で対応していくということでいただいておりますが、20年ほど前のと、それからさかのぼって精算が終わっていない箇所が多くあるわけですが、課長、まず2点聞きます。
 この古い未清算事務のところ、部分が100%換地する、清算が終了する、完了する見込みというのはどのくらいあるのかと、また、それがないとしたら、私もちょっと100%に持っていくのは厳しいのかなと、古くなっていますので、そういったときはどのくらいの年度をめどに、ずっとこれを引き継いで、あと10年後になると30年前の話になりますから、引き継いでいくわけにはいかないかなと思っているので、いつごろをめどに処分していくか、どういった対応になるか分からないんですが、どのくらいをめどに見切りをつけていくのか。2つお尋ねをします。
○耕地課長(亘 禎一郎君)
 お答えします。
 清算金については、今、中田議員がおっしゃったとおりだと思います。全ての精算がうまくいくかと言われると難しいところがあると思っております。それはなぜかというと、今調査している段階でも死亡者がいたり土地が売買されていたりとか、いろんな案件が出ておりますので、それを全て調査していくというのが、時間を要します。
 その中で、現年度分も清算については時効が5年、ないし10年というふうに法的に書かれておりますので、それも含めて現年度分についても時効が成立しないような方向を持っていかないといけないというのも含めてやっていくと、今年、令和2年度に全てが何年度までできるというような答えを1年間で出せるかどうかというのも、実際にやっていかないと分からないのが現状でございます。
○7番(中田隆洋君)
 課長の言ったとおり、換地100%にするのは、もう今の段階では難しいのかなと私も思っています。
 ある程度の時期で見切りをつけて、課長がおっしゃったとおり、ずっと5年前のやつとか、新しいやつも徐々にやっていかないといけないところがあるので、ある程度の時期で見切りをつけていかないといけないのかなと思うところであります。
 あと一つ質問をします。
 新聞報道でご覧になったかと思うんですが、同じような問題に関して天城町と知名町が載っていました。天城町のほうは、当初予算において減配分となった農家への支払いについて、町が一旦立て替えた後に農地が増えた農家から徴収をするというふうに一般財源、これは金額が載っていなかったんですが、としております。
 また、お隣、知名町のほうでも当初予算のほうで3,000万円計上して、町が行う土地改良事業での換地清算未払い金の支払いに支出をすると。当初支払いをして回収事務をしていくというふうに当初はなっているようでございます。
 これについて、いろいろ議論をしないといけないところだと思いますが、率直に課長、この天城と知名に対してどうのこうの言う必要はないかもしれないですが、これを聞いてどのように感じましたか。
○耕地課長(亘 禎一郎君)
 新聞のほうも読ませていただいて、また見させていただいて、あと同じ耕地課サイドの課長さんの情報もいただいております。その中で、会計の方法は違うかもしれませんが、私としましては、この案件について各推進委員会を立ち上げて、その推進委員会の皆さんと密に協議をして、意向を確認して慎重に進めていくべきものであるというふうに感じております。
○7番(中田隆洋君)
 そうですね。当事者である換地を行った、増配分した農家と協議をして進めていくべきところだし、私も町の一般財源を使って1,600万ほど今未払いがあるんですが、それを一括して払っていくのも税の平等性の中とか、土地改良事業の考え方、換地の考え方としてはちょっと違うところも出てきているのかなと思っています。
 ただ、しかし、最初に質問した部分で、どうしても20年前、10年前に関しては100%にならないところでは、ある程度の期間で区切りをつけて後世に残さないような処置というのも大事になってくるのかなと思っておりますので、財政等の問題も出てくるかと思いますが、今の議論の中で町長の考え方を最後に聞かせていただければと思います。
○町長(伊地知実利君)
 今、耕地課長がお答えしたように、それぞれの地区の換地に対する問題でございます。この委員の皆さんと議論をしながらやる決定をしていかないといけないと、そのように思っております。安易に町が一般財源をもって補塡するというのは望ましくないのかなと、そのように私は考えているところでございますので、まず公平性という面からも、耕地課からの報告によると一部納めている皆さんもいらっしゃいますし、また、移動によって、先ほど課長がお答えしたように、相続をどうするのかとかいう問題もあるようでございます。
 この受益者の状況を今調査をして、まとめているところでございますので、これらをまとめながら、また、この基になるものは土地改良区にあるわけでございますので、そことの整合性も図りながら、受益者と十分に議論をして進めていかないといけないということで、課長がお答えしたように今年度中にやりなさいというと、それはちょっと無理なところがあるかなというお答えでございましたので、ぜひこれは間違いのないように、受益者と十分な議論をしながら進めていくほうが公平という面から妥当かなと、そのように私も考えているところでございます。
○7番(中田隆洋君)
 町長答弁のとおりだと思います。
 ただ、もう一度言いますが、この問題を10年後に残すと30年前の話になってくる。ぜひある程度の期限を設けて後世に残さないようにお願いをしたい、要請として私の質問を終わります。
○議長(永野利則君)
 ほかにありませんか。
○10番(山下幸秀君)
 令和2年度の一般会計予算配分等と本町の財政事情は非常に厳しい時期もあったということで、財政を考えての辛抱した予算かなと思っております。
 町長の施政方針も一応目を通しまして私なりに検証してみましたけれども、まず義務的経費と投資的経費についてだけ伺っておきます。
 まず義務的経費は人件費等、扶助費等の大幅増額により、前年度対比で8.3%の増額、約半分近い額になっております。61億9,525万4,000円の一般会計総額のうち、義務的経費が30億4,286万6,000円と、いわゆる必要なお金がこれだけいるわけで、それを除いた額の中から投資に回しているわけですけれども、投資的経費が前年度対比で大幅に2億8,400万2,000円減額の6億9,088万4,000円となっております。そういったことから、本町の経済、産業などを考えたときには、投資的経費が十分な確保ができると、いろんな面で産業の発展などが見込まれると思っております。
 そういう意味で、これから本町が目指す、町民から最も要望の多い総合体育館、アリーナ等の建設に向けて、いかに経費を節約し財政をよくして、またこの事業ができるだけ当初の計画より前倒しでできるような努力をしていただきたいと。また、こういった大きな体育館、アリーナ形式は、できるだけ有利な事業を持ってこれないか、それをいつも考えております。
 そういうことで、私が時々考えるのは、最近すっかり市町村合併、平成の合併が薄れてきました。本町は皆さんご承知のように、沖永良部島は最も県内で、たしかあのときは96市町村の中で合併に一番ふさわしい町が和泊と知名というふうに、私たちは研修を受けました。そういう中で、もろもろの事情により合併ができませんでした。これから先、当面は無理かもしれませんけれども、合併等がもしなされた場合には、これから南西諸島においては防衛計画が強化されますよ。そうなりますというと、基地周辺整備事業という大きな補助事業等が導入されるんじゃないかなと私なりに考えているところです。
 そのためには、そういった事業があれば、この町民の行政サービスを低下させることなく、総合体育館や、こうした雨の多いときにも開催できる全天候型グラウンド等の整備もできるんじゃないかなと思っているところですけれども、そういった町のいろんな町長が目指すよりよい豊かな住みよいまちづくりに努力をしていただきたいということで、これは要請ですので、答弁は要りません。
 以上です。
○議長(永野利則君)
 ほかにありませんか。
○1番(川畑宏一君)
 予算審査に当たって30年度のことなんですけれども、南洲神社の前が解体されて、そこの跡地利用という話で事業が、導入があったということなんですけれども、今は現場を見てみますと進んでいない状況で、今回の予算書を見てみますと、ちょっとそこの部分はどうなるのか、そこに関連するような予算が見当たらなかったものですから、そこは今後どのように活用していくのか、お教えいただけますでしょうか。
○土木課長(和田清良君)
 南洲橋の解体された跡地の利用についてですけれども、今、南洲橋の下流側の工事を実施しております。この工事の中で、その場所を利用しながら工事を進めるということで今の状態になっています。県のほうで、実際その場所には駐車場をつくるというようなことで考えていたんですけれども、県のほうでその事業ができなくなったというようなことで、今現状のままであります。
 その後、工事が終わった後にどうするかということは、現状で駐車場というような形しかならないと思うんですけれども、事業が取れないということであれば、乳剤をまいて駐車場にするとか、そういうことしか今のところできないんじゃないかなというふうに考えております。
○1番(川畑宏一君)
 あそこの解体の経緯は、我々は解体されて初めてあそこの経緯が分かった部分もあったんですけれども、当時の説明からすると、「西郷どん」等に向けて観光客があのあたりを散策するニーズが高まるだろうと。そこに間に合わせたいなということもあり、そして、あと解体事業というのは、あの事業自体すばらしい事業だと思うんですけれども、基本的にその土地の活用度が高いものに関して、そうやって事業が遂行できるというような説明も受けていたんですけれども、さて、西郷どんも終わってしまいましたし、今活用されない状況を見ると、そんなに急いであのとき解体する必要があったのかなという声もちょっと聞かれてくるんですけれども、そのあたりの計画の整合性というものを当時回答いただきました企画課長、お聞かせ願えますでしょうか。
○企画課長(皆吉泰智君)
 ただいま土木課長からもありました説明と考え方は一緒なんですけれども、当時は今、議員が急いで慌ててということをおっしゃいましたけれども、そういう慌てて、急いでということではなかったんですけれども、南洲神社の前で当時は西郷どんブームで沸き返っていたものですから、タイミング的にいい、今後のことを考えられるといいのかなということも考えておりました。
 今、土木課長のほうから乳剤をまいてという話もございましたけれども、もし事業を取っても、駐車場的にかかる経費はそれほどなくて、県のほうの事業を取得するためにいろいろアイデアを出したわけなんですけれども、そのアイデアといたしましては、駐車場だけでなく、その周辺の南洲神社、そして南洲記念館、そういったあたりを結ぶ西郷ロードといったものの中で、一つのまた駐車場という位置づけでの事業を模索はしていました。
 しかし、必ず取れる事業ではございませんので、なかなか採択というには現在のところ至っていないという状況でございます。今後もいい事業がございましたら、そういった提案をしていきたいと思っています。
○1番(川畑宏一君)
 3回目ですね。急いでやった事業ではないということだったんですけれども、課長、覚えていらっしゃいますか。県の事業を取るために、まずはこちらが率先して、県の予算を取るためにですよ、こちらが先に誠意を見せて動き出すことによって、それが取りやすくなるからということで、課長は説明をいただいたわけですから。
 あともう一つ、活用度が固まっていないとという、今、西郷どんのこともおっしゃいました。だけれども、あの後、私が課長にお伺いしたときに、ではいつ完成するんですかといったら、早くても、当時ですが、31年、もしかしたら32年にかかるかもしれないとおっしゃったんですよ。「西郷どん」の途中にできる事業だったら、西郷どんが放映している真っ最中にあそこに駐車場が完成するのであれば、確かにそれは急ぎの事業かもしれないですけれども、よくよく後から聞いてみたら、もう西郷どんが終わってから、翌年、翌々年になって駐車場が完成するんじゃ、どうだったのかなという、そもそもそこの発想自体が、計画の着眼点自体がどうなのかなという部分もありました。
 もう一つ、課長はおっしゃいました。大型バス等が止める場所がないと。漁港のところとか道路に止めて危ないんだということをおっしゃっていました。私は課長にお伺いしましたよね。では、その大型バスをどういうふうに止めるように検証したんですかといったら、まだ検証もされていなかったですね、当時。されていなかったじゃないですか。大型バスが云々というのは、それをどうやって止めるかを検証してから初めて、そういうのが出てくるのかなと思うんですけれども、あそこに関しては、そもそもその計画段階での検討が不十分だったのかなと思わざるを得ない。だから、これだけ事業が今されていないのかなと思わざるを得ないところではあるんですけれども、30年度にやった事業です。このまま、いつまであそこがあのままになるかという、我々も聞かれるんです。あそこはどうなっているんだといって聞かれるものですから、いま一度、当初予算に入っていないのかもしれないですけれども、あそこは急いで活用する手だてを見いだして、事業を進めてほしいと思います。
 最後は要望です。以上です。
○議長(永野利則君)
 ほかにありませんか。
○2番(池田正一君)
 今年度の徴税、歳入のところに町たばこ税が130万ほどアップいたしております。ということは、トータルで6,200万ですか。ほかの群島内の市町村は全て下がっております。しかし、和泊町は上がっています。
 たばこを吸う方々が多いのかなとは考えてはおりますが、今、サンサンテレビ等でも放映されていますが、4月から喫煙のルールがまた変わると、それでたくさん見ています。となると、先日、私とたばこ組合の方とで、町長と議長あてのほうに陳情書も持っていきました。それはもう県のほうまで上げて、国まで上げてのことなので遅くなるとは思いますけれども、たばこを吸う方々が店等に行きます。そして、そこでその店がここでは禁煙にしましょうとなった場合は、吸う方々が非常に吸う場所に困るということが、この4月から起こってくるだろうと思っております。
 それで、そういった業者の方々が相談しに来た場合、町としても、まだ相談はないかもしれませんよ、受け入れる余地はあるのか。これはその店の方のための補助金じゃなくて、たばこを吸っている方々がこれだけ6,000万円払っているんですから、絶対取りっぱぐれのない税金です。
 そのうちの1%でも、言うなれば60万、それぐらいでも使って、そういった喫煙ルーム、もしくは完全に遮断するというようなことに関して、相談が来た場合は柔軟に対応できるのかどうか、今の時点でお尋ねいたします。
○町長(伊地知実利君)
 確かに池田議員が陳情に議長と私宛にまいりました。その件については、郡の担当のほうで県や国への申請をお願いをするというようなことで、私ともこの件については大賛成をしたところでございます。
 今、たばこ消費税が6,000万あまりあるが、それが各個人的な店がそういう改造をするときに、これから応援できないかというような質問だったと、そのように思っておりますが、今、本町では、たばこ消費税からのそういうものについては、具体的に検討しておりません。ただ、商工業において投資した場合の利子補給は予算化しているところでございますので、そういうものの内容で適用できないかどうか、担当課と相談しながら対応していきたいと、そのように思っております。
○2番(池田正一君)
 ぜひ対応してください。まさに待ったなし、4月からと、サンサンテレビ等でも放映されていますので、やはり不安に思っているお店の方、もしくは今たばこを吸っておられる皆さんも不安に思って、どこに行ったらいいんだろうという気持ちにもなっているかもしれませんので、ぜひ柔軟に対応をしていただくようによろしくお願いいたします。
 次に、もう一点お尋ねしたいと思います。続けてよろしいでしょうか。
 経済課のほうで、今回地域おこし協力隊、これは廃止になっている項目なんですけれども、多分加工センターの方を採用するのを諦めたことかなと理解はしています。でも、今まさにこのご時世、不謹慎な言い方かもしれませんけれども、コビットが蔓延して飲食店等が潰れていることもあります。
 そういった方々があふれているこの時期に、また募集したら結構集まるのではないかなと思うんですけれども、廃止というふうになっているので、この後どういうふうに加工センターのたびに思っているんですけれども、どう考えておられるかお尋ねします。
○経済課長(東 敏仁君)
 議員おっしゃるように、昨年12月まで地域おこし協力隊を募集していましたけれども、残念ながら応募者がなかったということで、令和2年に向けては、今1名加工技術の専門員がおりまして、今度、1名またその専門員を募集しまして、令和2年度から2名体制でやっていくということで予算は計上しております。
 以上です。
○2番(池田正一君)
 ということは、いろいろアイデアを持った方々が今度から、令和2年度から来るというふうに理解しておってよろしいでしょうか。
○経済課長(東 敏仁君)
 その1名増になった方は、これまでも水産関係、あるいは経済課の我々の中で、加工センターの協力をしていた方でありまして、いろんな知恵は持っているということで理解していただければと思います。
 以上です。
○議長(永野利則君)
 ほかにありませんか。
〔発言する者なし〕
○議長(永野利則君)
 ないようですので、これで8議案の総括質疑を終わります。
 お諮りします。
 ただいま議題となっております8議案については、議長を除く全員でもって構成する予算審査委員会を設置し、付託の上、審査したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永野利則君)
 異議なしと認めます。したがって、8議案については、議長を除く全員でもって構成する予算審査特別委員会に付託の上、審査することに決定しました。
 以上で本日の日程は全部終了しました。
 本日はこれで散会します。
散 会 午前10時27分