閉じる

ホーム > 和泊町について > 和泊町議会 > 議会議事録 > 令和5年 > 令和5年第1回定例会 > 3月8日(一般質問:島田浩樹議員)

更新日:2023年6月19日

ここから本文です。

3月8日(一般質問:島田浩樹議員)

発言者

島田浩樹議員

発言内容

 日程第2 一般質問
○議長(永野利則君)
 日程第2、一般質問を行います。
 島田浩樹君の一般質問を許します。
○2番(島田浩樹君)
 おはようございます。議席番号2番、島田浩樹です。
 令和5年第1回定例会に、一般質問を1点、2項、通告しておりますので、壇上より質問をします。
 施政方針について。
 1.スポーツ活動の拠点となる建設へ向けてさらに推進とあるが、具体的な推進計画は。
 2.ゆりのふるさと基金事業の寄附金の現状は、また、寄附金の有効活用はどのように考えているのか。
 以上2点、壇上より質問します。
○教育委員会教育長(竹下安秀君)
 島田議員の1点目のご質問にお答えします。
 昨日の池田議員のご質問にお答えしたとおり、和泊町総合交流施設建設を更に推進する会を設置し、前協議会からの答申を基に1月から協議を進めております。これまで2回開催し、委員からの意見をいただきながら、建設位置を町民運動広場とその周辺に絞り、施設規模も、メインアリーナとサブアリーナを併せ持った施設の案に絞ったところです。
 今後は、令和5年度中に和泊町総合交流施設建設を更に推進する会と役場職員で構成するプロジェクトチームで協議しながら建設位置を確定し、地質調査を行ってまいります。
 あわせて、建設後の施設運営についても同時に協議する必要があるとの意見もあり、多くの方々に利用していただくための方策も協議しながら、皆さんが造ってよかったと思える施設建設に取り組んでまいります。
 以上です。
○町長(前 登志朗君)
 島田議員の2点目のご質問にお答えいたします。
 令和4年度和泊町ふるさと納税の現状につきましては、2月末現在の実績で、寄附金額1億517万7,000円、寄附件数3万2,810件となっております。
 今年度は、目標寄附金額を2億円に設定し、町単独事業の和泊町ふるさと特産品支援事業補助金を活用した新規返礼品の商品開発や、ふるさと納税ポータルサイトの増設、SNSを活用した情報発信、沖洲会などへのプロモーションを積極的に展開しております。
 しかしながら、夏の主力返礼品のマンゴーの不作や、新型コロナウイルス蔓延に伴う巣籠もり需要の減退、原材料価格高騰などによる寄附金額の見直しを実施した結果、令和3年度実績と比較しますと、寄附件数は約2万件、寄附金額は約2,000万円減少しております。
 奄美群島12市町村のふるさと納税担当部署に確認しましたところ、寄附金額ベースで前年度と比べて減少したのが6自治体、平年並みが3自治体、増加が3自治体でございました。各自治体の分析を行い、次年度に生かしてまいりたいと考えております。
 全国から寄せられた寄附金の有効活用法及び財源充当につきましては、当初予算策定時に各課から提出された要望書を審査し、総務課で事業内容を精査しております。
 ふるさと納税の使い道につきましては、えらぶゆりやスカシユリの球根を笠石海浜公園などに植栽し、観光振興を図るための花と緑のまちづくり推進事業や、出生から1年半、乳児用品の購入費を一部助成する乳児用品購入費助成事業、大城小学校と内城小学校の遊具を整備するなど、子育て世代の負担軽減や教育環境の充実につなげております。
 また、畜産業振興、食育を目的として、本町で生まれ県本土で肥育された鹿児島黒牛の牛肉を小中学校の給食で年2回提供しているほか、児童・生徒の健全育成を目指し、スポーツ技能の向上と学習意欲を高めるため、本土で開催されるプロ野球観戦や博物館見学に児童を派遣する、子どもの夢応援プロジェクトを実施しました。
 いきいき健康づくり事業では、福祉車両を1台購入し、運動教室や健康指導時に高齢者や障害者の方々を送迎するための車両として活用しています。
 今後、全国から幅広く寄附を募り、ふるさと納税を本町の地域活性化事業に有効活用するため、寄附者の皆様の共感を得られるような使い道を提示しながら、ふるさと納税を推進していきたいと考えております。
 壇上からは以上でございます。
○2番(島田浩樹君)
 昨日の池田議員の質問ともかぶってしまっているので、少し具体的な部分でお聞きしたいと思います。
 現状で、今年度、地質調査をするということですが、地質調査の具体的なスケジュールは今どのようになっているか、お尋ねします。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 お答えいたします。
 令和4年度当初予算のほうで地質調査を計画して、予算を計上したところでございます。昨日の答弁の中でもお答えしたかと思いますが、まだ建設場所が特定できていないということと、あと、その地質調査の単価が当初より300万ほど増額したということから、今年度は見送るという形としております。その代わり、推進する会を始めておりますので、地質調査をなるべく早くできるために、建設場所の確定、そして地質調査を今年度中に行っていき、基本設計まで進めていければと思っております。
○2番(島田浩樹君)
 建設場所のほうがまだ未確定ということなんですけれども、旧推進協議会では、町民広場、また町民説明会ですかね、のほうでは、城中のグラウンドに一応案として出していて、その旧推進協議会の中では各7か所ぐらいですか、候補地があって、最終的に城中のグラウンドの部分に建設を、候補地とするという町民説明会でもあったんですけれども、その点はどのように考えていますか。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 お答えいたします。
 確かに、前協議会の中で、答申の中でも、候補地を幾つか上げまして、やはり大きな町有地があるところということで検討した結果、町民運動広場周辺ということでまとまったところでございます。
 現在、更に推進する会の中におきましても、そちらを中心に考えておりまして、例えばトラックがあるところ、土のグラウンド、そして芝生のある芝生のグラウンド、そちらを中心に考えているんですが、そちらに例えば施設を造った場合は、様々な学校行事とか、町民体育大会とか、そういった全ての行事とかにも影響があるんじゃないかという意見もございまして、そちらのグラウンド周辺と、その他として校舎側の東側のほう、こちらのほうも町有地でございますので、そういったところも今検討している中でございます。
○2番(島田浩樹君)
 町民グラウンド周辺で考えていると。町民グランド周辺だったら、何か所ぐらい候補があるんですか。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 現段階では二、三か所ということで、先ほど申し上げましたように、グラウンドの土のところ、また芝生のところ、そして先ほど申し上げました校舎の東側のほうというところと、それ以外にも、民有地になるんですが、例えばグラウンドの中に造った場合は、その代わりのグラウンドを造らなきゃいけないというのがデメリットではありますが、そういったところも考えて、今3か所程度を考えております。
○2番(島田浩樹君)
 やはりハード施設を造るときは、その用地の件が課題になってくるのかと思いますが、総合的に、体育施設、総合運動広場ということで、しっかりと考えているかなと思います。
 推進する会の件が出たので、ちょっとお聞きしたいんですけれども、新聞記事に、会は任期1年と書かれていたんですけれども、今年度進めていくという計画の中で、町民説明会の資料では、基本設計、実施設計は約20か月ですか、かかると書かれていましたが、その点はしっかりと推進できるのでしょうか。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 お答えいたします。
 更に推進する会というのは、今回の答申を基に、場所と規模を確定するために、今回、協議をしていくということで任期を1年としております。それ以後の実施設計や工事関係につきましては、またさらに実行委員会とか、そういったものになってくるのかなと思っております。
○2番(島田浩樹君)
 場所と規模の件で、別の視点でもちょっとお聞きしたいんですけれども、体育館が解体されて7年になりますが、昨日の質問で池田議員のほうもおっしゃっていたんですけれども、2018年の12月と2019年の1月に、町内の中学生が168名、沖永良部高校の1、2年生150名にアンケートを実施して、318名、その人数ですね、が回答しており、中高生が住み続けたい沖永良部島にするための条件の第一は「スポーツ、趣味が充実していること」となっており、また、町民アンケートの結果で「災害に強いまちづくり」と回答があり、防災の面でも重要な交流施設であると思いますけれども、昨日のマスクの件でもあったんですけれども、山口議員が、私たちの1年と子供たちの1年は違うとおっしゃっていました。私も同感であります。
 このアンケートを回答した当時の高校2年生は、もう21歳です。中学生に関しては、もう高校を卒業しています。供用開始を令和6年度に目標にしていたこの交流施設の事業なんですけれども、大分遅れているので、さらに推進できるのかなというところが心配なところであります。
 令和3年度の当初予算、令和4年度の当初予算、議会は可決をしましたが、交流施設の予算は、2年間、予算未執行になっております。その答えが、「建設候補地が決まっていない」を、この2年間ずっと言い続けているんですが、この事業に関しては事務の怠慢と感じられるところもあるんですが、この未執行に対してどのようにお考えでしょうか、ちょっとお尋ねします。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 お答えいたします。
 議員ご指摘のとおり、予算が執行されていないというのは非常に申し訳ないなと思っております。これまでも、候補地について、また規模について、協議会を持って答申をしたところでございますが、さらにその後、やはりなかなか進まなかったというのは、我々教育委員会の職員の事務の怠慢と言われたら仕方ないところではありますが、我々もそれなりに準備はしてきております。それで、様々なことを検討しながらやってきているところでございまして、反省するところは反省しますが、さらに推進するところは推進をしていきたいと考えております。
○2番(島田浩樹君)
 さらに推進するという施政方針でありましたので、その点が少し気になって厳しい質問はしましたが、この2年間ずっと候補地がないと先延ばしをされています。
 この点に関して、ちょっと総務課長にもお尋ねしたいんですけれども、当初予算を可決して、2年間未執行であるんですが、ほか市町村にこのような事例等はあるのでしょうか。また、地方自治法の規定で、会計年度独立の原則というのがあると思うんですけれども、この2年間未執行に関して、総務課長はどのように考えているのか、お聞かせください。
○総務課長(林 義仁君)
 お答えします。
 確かに、当初予算で可決された予算は早期に実施することということで、職員のほう、課長会のほうでも通知をしております。
 ほかの市町村でこのような事例があったかというのは、ちょっと調査はしておりませんが、早期に事業を執行するように職員にも今後も通知をしていきたいと思います。
 以上です。
○2番(島田浩樹君)
 推進協議会に関して、もうちょっと教育委員会のほうにお尋ねしたいんですが、10名でスピード感を持ってやるというのは分かるんですけれども、その10名で、体育協会、また文化協会、地女連ですか、防災の施設等とか、生涯スポーツでは、この方たちの意見も必要だと思いますが、その点はどのようにお考えでしょうか。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 お答えいたします。
 今ご質問のありました体育協会やその他の団体の役員を入れたらどうかというご質問でございますが、前協議会の中にもその方々は入っておりまして、約2年近く、4回ほど協議会を開催しております。その中でも意見のほうを聴取してきております。
 今回、その推進する会の中には、その構成として入っておりませんが、時と場合によっては、例えばこういった施設には、お年寄りの方に対してはどうしたものがいいのかとか、そういった意見を聴取する場というのがあれば、お呼びしまして、お声がけをして、その場で意見を聴取したいと考えております。
○2番(島田浩樹君)
 多様な年齢で広く使うという意味で、交流施設という名前に名称を変えたと思うので、しっかりと……、過去の会議録を見ますと、旧推進委員会でも、若者の意見を入れたらどうかという会議録に出ています。その点で、今回10名という小さくして進むのかなというのに疑問がありますので、しっかりとしたそのような意見も聞いて、いい施設にできたらなと思いますので、よろしくお願いします。
 町長にお尋ねしたいんですけれども、さらに推進するということに関しては非常にうれしいことかなと思います。しかしながら、ここ数年の施政方針を見ると、令和3年度施政方針は「交流施設事業計画を着実に進める」と書かれ、令和4年度施政方針は「交流施設建設へ向けた取組を検討」となり、本年度の令和5年度施政方針は「建設に向けてさらに推進」と記載されており、町長の施政方針が毎年変わるのは少し違和感があるのかなと思います。
 スポーツ・防災の観点から、令和3年12月に、体育協会長、小中高部活指導者代表の連名で請願書も出されて、これを議会は全会一致で可決をしております。また、スポーツ基本法第12条には、国及び地方公共団体は、国民が身近にスポーツに親しみ、競技水準の向上を図ることができるようスポーツ施設の整備の施策を講ずるように努めなければならないとあり、この基本法を基に本町もスポーツ推進議会を条例制定しています。また、地方自治法第244条にも、地方公共団体は、住民の福祉を増進する公の施設を設けるものとすると明記をされています。
 この2年間、交流施設建設事業の遅延は今後のまちづくりに影響が出てくると思いますが、将来世代に負担を先送りするのではなく、現役世代の児童・生徒が活躍できる環境づくりをして、生涯スポーツ、また防災施設の拠点づくりというのを早急にしていただきたいんですが、今年度、先ほど局長からも説明がありましたけれども、早急に地質調査を実施し、規模、事業費の精査を行い、いつでも建てられるような準備をするという認識でよろしいでしょうか。
○町長(前 登志朗君)
 お答えいたします。
 ただいま議員から、令和3年、令和4年、令和5年の流れのご説明がございましたが、令和3年のほうは私ではないと思いますので、令和4年、令和5年ということになります。令和4年が検討させていただくということで、そもそも検討すべきか、総合アリーナ計画を見直すということで町長になった中で、もう一回検討して、皆さんのご意見をお聞きしながら、このことを進めていくという姿勢で、この場に来たわけですので、そこのところ、答申もいただきながら、また皆さんにお話を聞きながらという形で進めていく中で、やはり必要であるという声もたくさんいただいておりますので、それをさらに推進していくことで、今年度取り組んでいくというところでございます。
 そして、いつでも建てられる、それは、現在、新しい会の中で検討しておりますので、今、実際、予算の面ですとか、建築コストの面ですとかを考えると、非常に難しいものがあるかと思っておりますが、どのタイミングでどのようになるか分かりませんので、まず、いつでも建てられる準備を早く進めておくことによって、そのタイミングが来たときにできるというふうに考えております。
○2番(島田浩樹君)
 ちょっと前が長かったので、あれなんですけれども、いつでも建てられるような準備をするということでありますので、今年度早急にその地質調査は実施して、規模、事業費等の精査を行うという認識でよろしいでしょうか。
○町長(前 登志朗君)
 地質調査をするに当たっては、場所が確定しないと地質調査はできないわけでございまして、確実にここに建てるということが決まったときに調査するわけですから、場所が確定しないと、地質調査を早くやれと言われても、どこでもいいからするというわけにはいきませんので、非常にお金がかかるものですから、確実にここに建てるという場所が決まったときに地質調査はできるものだと考えております。
 そして、答申の城中周辺でございますが、今、実際、町民運動広場もあって、その中で、例えばあの辺りがスポーツゾーンになるのであれば、陸上競技場も必要でしょうし、サッカー場も必要でしょうし、例えばあそこにあるプールですとか、体育館ですとか、いろいろなことも考えながら場所というのは選定する必要があると考えております。
 以上でございます。
○2番(島田浩樹君)
 先ほども言いましたけれども、2年間、場所がない、ないということで、ずっとこの交流施設事業が先延ばしされております。その点、今年度にしっかりと地質調査をするための場所は選定するということでよろしいでしょうか。
○町長(前 登志朗君)
 先ほど局長からもあったとおりでございます。現在、その場所を選定しているところでございます。
○2番(島田浩樹君)
 2年間遅延している中で、今年度は場所を決定して地質調査を行うということでありましたので、少し進むのかなと思います。
 町長が建設のためにいつも代議士に挨拶しに行っているということを一般質問等で聞いていますが、非常に、やっぱり国まで行ってありがたいなと思います。しかしながら、平面図、面積、事業費等を精査した上で、県・国に要望をしないと協議ができないのかなと思います。
 例えば僕が、農業しているんですけれども、町に来て、すみません、これをしたいんですと言っても、まず事業計画書を作ってから来てくださいと絶対に言われます。それは多分、国・県も一緒だと思いますので、やはり陳情に行くんであれば、しっかりと、その面積、事業費等を積算して国に要望していったらいいかなと思いますけれども、町長、その点はどう思いますか。
○町長(前 登志朗君)
 そのとおりだと思います。
○2番(島田浩樹君)
 過去の一般質問等を見ると、町長の行動にはありがたいと思うんですが、それにしっかりと国・県へ陳情に行くんであれば、こちらからの事業等、それを持っていかないと意味がないと思いますので、その点はまた教育委員会としっかりと連携をして、していただきたいと思います。
 今、国のほうにも、本町から、国交省ですか、に派遣をされています。過去のいろいろ聞いたりすると、教育長やら農政部、ほかのいろいろな事業を探して、いろいろな施設等に充ててきたという話も聞いております。
 和泊町のまちづくりには、この交流施設事業は欠かせないと思いますので、しっかりとした体制をつくって、今年度、地質調査を、場所を選定してしっかりと決めて、また規模等も事業費等積算して推進していただけたらと思います。
 これで、1点目の質問は終わりたいと思います。
 次に、2点目の質問に移りたいと思います。
 ゆりのふるさと基金の事業、いろいろな寄附金の有効活用で非常にありがたいと思います。また、いろいろ専門の担当の方が一生懸命頑張って、ゆりのふるさと基金事業に対して、また町の特産物のアピールも行って周知して基金を集めているということで、非常にありがたいと思います。
 少ししゃべりますが、子育ては、18歳未満が一般的に言われています。内閣府のインターネットによる子育て費用に関する調査、これちょっと古いんですが、平成21年度にしていますが、子供1人当たりにかかる年間の費用はということで、未就園児が約84万、保育園・幼稚園児が122万、小学生が約115万、中学生が約156万と書かれております。あくまで平均ではありますので、個人差もあります。平成21年度なので、幼児教育無償化など制度がない頃のデータなので、若干数字は変わっていると思いますが、やはり小学校中高学年、また中学生になると食費も上がり、またスポーツ、文化、遠征費等が保護者の大きな出費になると思います。
 いろいろ町のを見ますと、スポーツ大会運営費ですか、中学校教育費等で助成されて、すごいありがたい助成だなと思います。そこにふるさと納税も活用して、助成の拡充ができたらいいのかなと思いますが、中学校の地区大会は、成績が1位、2位が助成対象ですが、3位の場合でも、割合を決めるか、今後どうしていくかの助成対象に追加できないでしょうか、お尋ねします。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 ご質問にお答えいたします。
 中学生の部活動の遠征費でございますが、現状としましては、優勝、準優勝、1位、2位ですね、また3位以内ということで、予算の7割以内という範囲で助成をしております。ただ、そうしますと、県大会に、例えば4位でも行けるというときに、旅費助成がないとなってくるケースが多々、今回ございました。そういったことから、令和5年度に向けまして、旅費助成の規定を改定しているところでございます。
 内容としましては、そういう成績に関係なく、県大会の出場を獲得したチーム・個人に対しては、その助成を、大体7割以内という形ですが、補助しようという形で今進めているところでございます。
○2番(島田浩樹君)
 改定しているということで、ありがたいかなと思います。
 先週ですか、和泊の女子バレーが県ベスト8に入って、宮崎のベスト8、鹿児島のベスト8の大会に参加しています。また、和中の駅伝が県4位でした。という活躍もされています。
 そのほかに、各種競技の例えば個人です。例えば県の強化選手等に選ばれた場合に、全額は厳しいと思うので、多少なりでもふるさと納税を活用したりとかして助成等はできないのか、その点考えていないのか、お尋ねします。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 お答えいたします。
 ご質問にありました、強化選手等に選抜された事例が多々最近見受けられます。そういった頑張っている児童・生徒も、やはり応援していかないといけないということで、子どもの夢応援プロジェクトというのを今年度から立ち上げておりまして、令和5年度もさらに具体化しまして、そういった選手たちも助成できるように事業を考えているところでございます。
○2番(島田浩樹君)
 子どもの夢応援プロジェクトですか、今年度は100万ぐらい補正で組んでいますが、非常に助かると思いますので、しっかりと子供たちが活躍できる、離島でもできる場をつくってほしいなと思います。
 体育館が、町長、なくなって7年になります。ふだんからのスポーツの遠征等、保護者にこの7年間負担をかけております。この子供たちの助成に、今施設がないので、遠征は必ず島外に出ないといけないです。局長からも先ほどありましたけれども、しっかりとした、子供たちが離島でも活躍できる環境づくりを多少なりとも助成で賄えないかと思いますが、町長はどのように考えていますか。
○町長(前 登志朗君)
 子供たちが非常に頑張って様々な成果を残してくれていること、本当にうれしく思っておりますし、そこに大いに応援していきたいと考えております。
 また、いわゆる体を動かして汗を流す部分だけではなくて、勉強の面とか様々な面で、これから応援できることがあるのではないか、もちろん、スポーツ選手も応援しながら、文化的なところの応援ももっと広げられないかなというふうにも考えているところでございます。
○2番(島田浩樹君)
 やっぱり小学校の中高学年、また中学生になると食費もかかりますし、中学校1年生になると、入学の制服を買ったり、学費の部分でも相当お金がかかって、そこにまた部活動が入ったりすると相当な出費になります。しっかりと、1点目に申しましたが、交流施設事業も進めながら、また子供たちが活躍できる環境づくりをしっかりと整えていただきたいと思います。
 以上で私の一般質問を終わります。
○議長(永野利則君)
 これで島田浩樹君の一般質問を終わります。

お問い合わせ

和泊町役場議会事務局 

TEL:0997-92-2569

FAX:0997-92-3176