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更新日:2023年6月19日

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3月10日(当初予算一括計上、総括質疑、一般会計歳入の審査)

発言者

全発言者

発言内容

令和5年第1回和泊町議会定例会会議録
令和5年3月10日(金曜日) 午前9時30分開議

1.議事日程(第4号)
 ○開議の宣告
 ○日程第1 会議録署名議員の指名
 ○日程第2 議案第25号 令和5年度和泊町一般会計予算の議決について
 ○日程第3 議案第26号 令和5年度和泊町国民健康保険特別会計予算の議決について
 ○日程第4 議案第27号 令和5年度和泊町介護保険特別会計予算の議決について
 ○日程第5 議案第28号 令和5年度和泊町後期高齢者医療特別会計予算の議決につい
 て
 ○日程第6 議案第29号 令和5年度和泊町下水道事業会計予算の議決について
 ○日程第7 議案第30号 令和5年度和泊町奨学資金特別会計予算の議決について
 ○日程第8 議案第31号 令和5年度和泊町水道事業会計予算の議決について

 ○散会の宣告

1.本日の会議に付した事件
 ○議事日程のとおり

1.出席議員(12名)
 議席番号 氏 名 議席番号 氏 名
 1番 山 口 明日香 君 2番 島 田 浩 樹 君
 3番 森 富 隆 君 4番 川 畑 宏 一 君
 5番 池 田 正 一 君 6番 喜 井 和 夫 君
 7番 児 玉 実 隆 君 8番 東 弘 明 君
 9番 中 田 隆 洋 君 10番 山 下 幸 秀 君
 11番 桂 弘 一 君 12番 永 野 利 則 君

1.欠席議員(なし)

1.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
事務局長 芋高洋一君 書記 東 輝男君

1.説明のため出席した者の職氏名
職 名 氏 名 職 名 氏 名
町長 前 登志朗君 耕地課長 山元博文君
総務課長 林 義仁君 土木課長 宮原芳實君
企画課長 有馬清武君 会計課長 先山直喜君
税務課長 長尾太志君 生活環境課長 泉 隆一君
町民支援課長 玉野憲治君 教育委員会
教育長 竹下安秀君
保健福祉課長 南 俊美君 教育委員会
事務局長 永井 徹君
経済課長 東 敏仁君 農業委員会
事務局長 大吉憲仁君

△ 開 議 午前 9時30分
○議長(永野利則君)
 皆さん、おはようございます。
 これから本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、あらかじめお配りしたとおりであります。

△ 日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(永野利則君)
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第125条の規定によって、東弘明君及び中田隆洋君を指名します。

△ 日程第2 議案第25号 令和5年度和泊町一般会計予算の議決について
△ 日程第3 議案第26号 令和5年度和泊町国民健康保険特別会計予算の
 議決について
△ 日程第4 議案第27号 令和5年度和泊町介護保険特別会計予算の議決
 について
△ 日程第5 議案第28号 令和5年度和泊町後期高齢者医療特別会計予算
 の議決について
△ 日程第6 議案第29号 令和5年度和泊町下水道事業会計予算の議決に
 ついて
△ 日程第7 議案第30号 令和5年度和泊町奨学資金特別会計予算の議決
 について
△ 日程第8 議案第31号 令和5年度和泊町水道事業会計予算の議決につ
 いて
○議長(永野利則君)
 日程第2、議案第25号、令和5年度和泊町一般会計予算の議決について、日程第3、議案第26号、令和5年度和泊町国民健康保険特別会計予算の議決について、日程第4、議案第27号、令和5年度和泊町介護保険特別会計予算の議決について、日程第5、議案第28号、令和5年度和泊町後期高齢者医療特別会計予算の議決について、日程第6、議案第29号、令和5年度和泊町下水道事業会計予算の議決について、日程第7、議案第30号、令和5年度和泊町奨学資金特別会計予算の議決について、日程第8、議案第31号、令和5年度和泊町水道事業会計予算の議決について、以上7議案を一括して上程し、議題とします。
 提出者の説明を求めます。
○町長(前 登志朗君)
 ただいま一括して上程いたしました議案第25号から議案第31号までの各会計の予算案につきまして、提案理由を申し上げます。
 初めに、議案第25号、令和5年度和泊町一般会計予算案について申し上げます。
 一般会計予算案の編成に当たり、最優先で取り組むべき課題として第6次総合振興計画があり、計画の目標達成に向けた着実な推進に向け、町民と一体となって取り組んでまいります。
 なお、財政面において、財政指標は依然として県下市町村の中で高い指標であることから、引き続き新規地方債の抑制と経常経費の節減などに取り組んでまいります。そのような中で、ふるさと納税を積極的に推進し、稼ぐ力の向上に資する施策、脱炭素社会の実現と豊かな自然との共生のための施策などを重点とした予算編成を行いました。
 その結果、令和5年度の予算案の総額は、対前年度で5,000万円増額の63億5,000万円を計上いたしました。歳入歳出の款ごとの説明は、当初予算説明資料で述べておりますので、省略させていただきます。
 次に、議案第26号、令和5年度和泊町国民健康保険特別会計予算案について申し上げます。
 国民健康保険特別会計予算案の編成に当たり、県が示す国民健康保険事業納付金及び保険給付費等交付金を踏まえ、保険給付費及び保険事業費などの実績の推移を考慮しつつ、諮問機関である国民健康保険運営協議会の答申を尊重した予算案となっております。
 令和5年度の予算案の総額は、国民健康保険事業納付金の増額などにより、対前年度1,283万1,000円増額の10億9,850万7,000円を計上いたしました。
 次に、議案第27号、令和5年度和泊町介護保険特別会計予算案について申し上げます。
 介護保険特別会計予算案の編成に当たり、第8期介護保険事業計画の最終年度であり、認知症施策や介護予防施策など、引き続き地域包括ケアシステム構築に取り組み、要介護者が安心して介護サービスの提供が受けられるよう、保険給付費や事業実績などの推移を踏まえつつ、諮問機関である介護保険運営協議会の答申を尊重した予算案となっております。
 令和5年度の予算案の総額は、対前年度1,406万3,000円減額の9億5,687万6,000円を計上いたしました。
 次に、議案第28号、令和5年度和泊町後期高齢者医療特別会計予算案について申し上げます。
 後期高齢者医療特別会計予算案の編成に当たり、鹿児島県後期高齢者医療広域連合と緊密に連携を図りながら、被保険者の健康保持及び適切な医療を受けられる環境づくりと、医療給付費事業などの円滑な運営に必要な医療保険料及び繰入金を主な財源とした予算案となっております。
 令和5年度の予算案の総額は、保険事業費及び後期高齢者医療広域連合納付金の減額などにより、対前年度102万9,000円減額の9,805万6,000円を計上いたしました。
 次に、議案第29号、令和5年度和泊町下水道事業会計予算案について申し上げます。
 下水道事業会計予算案の編成に当たり、引き続き、各処理施設や中継ポンプなどの老朽化対策として、ストックマネジメント計画及び強靱化計画に基づく更新事業の推進を図るほか、施設の適切な維持管理に取り組むための予算案となっております。
 令和5年度予算案の総額は、収益的収入が2億3,456万5,000円、収益的支出が4億1,207万4,000円を計上いたしました。また、資本的収入が4億8,382万3,000円、資本的支出が4億2,733万3,000円を計上いたしました。
 次に、議案第30号、令和5年度和泊町奨学資金特別会計予算案について申し上げます。
 奨学資金特別会計予算案の編成に当たり、継続貸付額として228万円、新規貸付額として468万円を計上いたしました。
 令和5年度の予算案の総額は、対前年度420万3,000円減額の725万2,000円を計上いたしました。
 次に、議案第31号、令和5年度和泊町水道事業会計予算案について申し上げます。
 水道事業会計予算案の編成に当たり、資本的支出において和泊小学校前、小積原名川線、西原敷設替え工事を実施するため、施設改良費に予算計上いたしました。
 収益的収入及び支出額は、収益的収入が対前年度1,084万円増額の1億9,670万8,000円、収益的支出が対前年度1,613万1,000円増額の1億9,670万8,000円を計上いたしました。また、資本的収入及び支出額は、資本的収入が対前年度22万6,000円増額の53万5,000円、資本的支出が対前年度142万2,000円増額の637万8,000円を計上いたしました。
 以上、令和5年度の一般会計及び特別会計予算案についての提案理由を申し上げましたが、詳細につきましては、予算審査の中で、各会計の事項別明細書などをもってお答えいたします。
○議長(永野利則君)
 それでは、総括質疑を行います。
 上程されました7議案を一括して総括質疑を許します。
 質疑ありませんか。
○2番(島田浩樹君)
 一般会計の予算説明書資料の15ページなんですけれども、別表2の歳出の節別比較(一般会計)なんですが、備品購入費は消防車ポンプかなと思うんですけれども、報償費、旅費、需用費の説明をお願いしたいのと、18節の負担金補助及び交付金がここ最近の前年度比較で見るとマイナス、プラスでも1億なかったんですけれども、4億上がっているんですけれども、それの説明をお願いします。
○議長(永野利則君)
 しばらく休憩します。
休 憩 午前 9時40分

再 開 午前 9時42分
○議長(永野利則君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
○総務課長(林 義仁君)
 15ページ、18節負担金補助及び交付金が4億3,002万9,000円増額になっておりますが、詳細につきましては、委員会のほうでお答えしたいと思います。
 以上です。
○議長(永野利則君)
 ほかにありませんか。
○9番(中田隆洋君)
 すみません。いっぱいありますので、じゃ、ちょっと1個ずつ聞いていきたいなと思います。
 教育委員会のほうにちょっと質問をいたします。
 来年度、ようやく最終段階を迎えます町史編さん、「和泊町の歩み」ということで予算増になっていると思います。令和2年からして、実質は3年度から動いて、ようやく最終段階に来ているのかなと思っているところです。これは40年、50年に一度発行する和泊町さん最高の歴史書であるわけですから、最高にすばらしいものを作っていただきたいということと、私も議会部分の編さん委員に入っていて、ずっと見てきているんですが、莫大な量になっています。
 予算は今回増額で、多分積み上げでこのペーパー分とかの積み上げだと思いますけれども、どうしても外から見ていたら、マンパワーというんですか、やっぱり担当の職員がすごくもう疲れているといっていいんですかね、何かそういったふうに見えたりして、今、莫大な資料を今度は編集していく作業に入るんですね。これは完全にマンパワーになってくる、予算とちょっと関係ないところになるんだけれども、そういったところも一応配慮いただきたいなと外から見ていて思うんですが、その点について教育委員会事務局長はどのようにお考えですか。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 お答えいたします。
 令和5年度、最終年度という形で今計画しております。確かに、今、各執筆者が原稿を書いてきて、もう間もなく終了するという時期に入ってきて、これからは編さん、特に編集、そういったところに人の数とか、あと事務量が非常に膨大になるということから、4月以降は一応専念させる方向で今検討しているところでございます。
○9番(中田隆洋君)
 ありがとうございます。分かりました。
 それでは、続きましては、企画課長のほうにお尋ねをします。
 予算書の中では、広域事務組合への負担金という部分になるのかと思いますが、今年度で成長戦略ビジョンの確定をして、令和5年度には広域事務組合のほうで奄振の改正に向けての陳情活動になってくるかと思っています。
 それで、1つ確認したいことがありまして、本議会でもそうですが、ずっと和泊町議会のほうから総合交流施設、体育館の要望が来ていて、陳情も受けています。採択しています。予算の関係で今造れないという町長の答弁もありますが、当初、半分を事業負担で持ってくると、奄振という答弁がありました。当時の伊地知町長です。で、残り半分に関しては過疎債で対応したらどうにか財政運営を保ちながら建設に進めるだろうという話であったので、そこに進むべきじゃないのかなと僕も思っていたところでしたが、当時の奄振事業の中には、成長戦略ビジョンの計画の中にそういったスポーツ振興によっての振興策は載っていなかったものですから、奄振に枠組みされるのが難しいということで当初担当のほうから聞いていたんですけれども、今度の令和6年度、奄振の更新に向けての成長戦略ビジョンの中にスポーツ振興においての町の振興策というのを盛り込んだのかどうかの確認をいたしたいと思います。
○企画課長(有馬清武君)
 申し訳ありません。成長戦略ビジョンの中のほうには、そのスポーツ振興といったところは文言的に含まれていなかったような記憶がありますが、またちょっと後ほど確認させていただきたいと思います。
○9番(中田隆洋君)
 全額です。アリーナの話をずっとしてきて聞いているという中で、もう40億を超える規模になってきているんですよね。それを全額町債、町の借金、全額借金して造るというのは、なかなか前に進まない事業になってくるかなと思っています。
 それで、奄振での事業化というのがもう不可能なのかどうか。不可能だったらそこに盛り込む必要は特にはないのかなと思っていますが、ただ、可能性があるという話を聞いていたので、そうなれば、必ず成長戦略ビジョンの中に位置づけないと、その事業の要請というのは今後できなくなってくるかと思うんですが、そこの確認をします。例えば奄振でそういった事業化に取り組もうと思っているのかどうかですね。そのためにはやっぱり奄振に、ビジョンの計画の中に入れるべきかと思うんですが、その2つについて、今の段階です。確認した後ででもいいんですけれども、今の段階での課長の考え方というのはどのようになっていますか。
○企画課長(有馬清武君)
 議員おっしゃるとおりでありまして、以前からこの奄振事業を取り込んだほうが補助的に有利だということ、また、その補助裏に過疎債も充てられるという方向性が検討できるということでありますので、今後、新奄振のほうと戦略ビジョンのほう、こちらのほうに確認をしながらまた進めていきたいというふうに思っております。
○9番(中田隆洋君)
 ぜひ、もうそこしか僕は早期に着工できる可能性はないのかなと思っていますんで、そのビジョンに載せてもらう、プラスで私たち議会も議連をつくって要望、陳情活動というのが可能になってくるのかなと思っています。まずはその奄振の根拠になる、そういった事業計画の中に載せてもらわないと陳情ができませんので、ぜひそういったところもご検討をお願いしたいと思います。
 それでは、続きましては、いろいろ言いたいことがあって、令和4年度で多くの一般質問のほうで要望等をしてきたわけですが、おおむね来年度予算に載ってきているのかなと。町長の子育て支援、脱炭素プラスアルファで私が要望したみどりの食料戦略システムとかも盛り込まれてきているようでございますので、予算化しているところはそのとおりかなと思っていますが。
 予算の説明資料の1ページ、特に最初のほうに国の予算はということで載っています。続きまして、県の予算配分はどういうふうに、予算はということになっています。なかなか自主財源が、経常収支比率が高くて自分独自で使う予算が少ない和泊町においては、国と県の方向性事業を見ながら予算組みをしないといけないのかなということでこのような当初説明になっているかと思いますが、1個だけ。
 今回国の、当県もそうですが、方針を見ますと、デジタル田園都市国家構想というのが打ち出されているわけですね。その構想の中身によって各省庁でそれに沿った目玉事業が増額されて、新規でつくられている予算配分で増額になっているように見えました。来年度予算ですね。これは安倍政権の中では地方創生という事業計画の中でやっていたものですね。岸田政権になって、岸田政権の地方創生版と言われているデジタル田園都市国家構想みたいなものになっているようでございますが、その事業が今回新しくいろいろ出ているわけですけれども、その中で何か取り入れるものがあるのかどうか。今考えている中で。
 例えば、これが出てくるのは12月以降になってきているのが多いですね。和泊町の予算編成を組むのは、12月頃にはもうほぼ出来上がっているので、なかなか国の予算をそのまま載せるのは難しいのかなと。年度更新してから、国の事業が決定してから予算を組んでいくんだろうかなと思っていますが、今後のデジタル田園都市国家構想に向けての考えというのはどのようになっているか、お尋ねをいたします。
○企画課長(有馬清武君)
 ありがとうございます。
 デジタル田園都市国家構想の補助金につきましては、いろいろと国からの通知等もありまして、また、各事業者からのいろんな提案が今、企画課のほうには打診が来ておりまして、和泊町としていいのか悪いのかというのも今含めながら、いろんな情報収集をしているところでございまして、もしそういったデジタル交付金活用の魅力が、和泊町のほうにとっていいというのがありましたら、また事業計画を練っていきたいなというふうに今考えているところでございます。
 以上です。
○総務課長(林 義仁君)
 ただいま、中田議員のほうから地域のデジタル化の推進ということで、国においてもデジタル田園都市国家構想基本方針を踏まえて、地域のデジタル社会推進費について事業期間を延長、5年から7年度にするとともに、マイナンバーカード利活用特別分として500億円増額すると。令和5年度、6年度という国の指針が示されております。これにつきまして、国のほうも増額等をこれからしてくるということですので、関連する各課と協議しながら、有利な事業があればその辺を取り組んでいきたいと考えております。
○9番(中田隆洋君)
 ぜひそういった通知を見ながら、このデジタル田園都市国家構想というのは、デジタルの力で地方を活性化しようと、地方創生に似たこと、予算の中身になっていますけれども、ただ、今回の補正で800億追加をして、それが繰り越しますので、来年度で1,000億ということで、トータルして1,800億を地方の交付金として活用するということで内閣府のほうが出しましたので、これは取りにいくべきかなと思っています。
 いろんな中身に関してはまた課のほうで調べてほしいんですが、人の流れをつくるサテライトオフィス整備事業とか、あとはシングルマザーの移住を積極的に働きかける、そういった企業の支援事業何とか、そういうなのもありますし、自動運転や離島などでドローンによる配送における支援事業というのも事業化できるようですので、つくっていただきたいなと。それの中に、あと高速通信の5G、人口カバーをやるための事業というのもありますので、いろんなのを考えて、手を挙げて事業化をしてこういった交付金を活用していただきたいなと思っております。
 あと1点目ですが、これも企画課長になるかと思います。さきの一般質問の中でも、人口のビジョンでしたか、課長のほうが即答で答えられていましたが、年間に5世帯の家族の移入があれば、この人口5,000人をキープはできるという答弁等がありましたが、この来年度予算で国のほうも移住支援金の拡充ということで予算をしております。
 今までは、移住する家族に対して30万の移住支援金をすると。その2分の1が自治体、2分の1が国という事業が2019年、少し前にこういう事業があったんですが、その活用を促すために、今度、国が地方に移住してくる世帯に関して100万、東京圏内というか関東圏内からこっちに移住する方に100万円の支援金を出すというふうに枠を増やしているようです。そういったのを取り入れながらやっていただきたいなということで、今現在、1,300自治体のほうが手を挙げているようでございますが、そういったところもご検討していただきたいなと思うんですが、それについては課長、どのような考えでしょうか。
○企画課長(有馬清武君)
 ありがとうございます。
 そういった支援金的な部分はやはり財政を伴ってくるところがありますけれども、今、和泊町においては、地域特定づくり事業関係とかにも支援を入れておりまして、家族だけじゃなく、またそういった若者世代の移住の方向にも力を入れているところでございます。そういったところも交付金が、そういったのがあるというのであれば、また財政、また町長とも相談しながら、需要を見ながらまた検討させていただければというふうに思います。
 以上です。
○9番(中田隆洋君)
 最後です。終わりになりますので、よろしくお願いします。
 来年度予算の中を少し見てみますと、地域おこし協力隊が来年多く採用、活用されるのかなというふうに期待をしているところでございます。これ、多分国からの通達がいろいろあってこういったふうに採用しているのかなと思っていますけれども、国のほうも地域おこし協力隊に予算増額をしておるようで、2026年度までに1万人をして地方への人の流れをつくりたいということで、地域おこし協力隊の活用をしていくというふうに予算化されて、多く増額されておりましたので、よろしいのかなと思っておりました。
 さらに、そこから一歩踏み込んだ政策を取ってほしいというような、この前、総務省のほうからの話があったかと思うんですが、その地域おこし協力隊が都市のほうから来て地域を活性化して、そこに今後残って地域密着型事業を創業してくる。その期限が終わった後に地域に残って、新しいローカルスタートアップ支援事業というんですか、そういったのを設立するというふうにあったんですが、それについてはどのようにお考えですか。
○企画課長(有馬清武君)
 お答えいたします。
 昨年までうちの企画におられました並木さんのほうですけれども、7月で終わりまして、今度新しい事務所を構えてまたこちらに住まわれるということで、そちらのほうにも令和4年度予算において、町単独だったと思うんですけれども補助金を出して、後々の支援につなげるような仕組みづくりができておりますので、もしそういった補助金が出るようであれば、また利用させていただきたいなというふうに考えております。
 以上です。
○9番(中田隆洋君)
 いろいろ各省庁の予算とか目玉事業というのがいっぱいあってこの時間で終わらないんですけれども、また一般質問でもやらせていただきたいと思いますが、さっき言った町単独で出してあったということでありますけれども、また事業化もされているようですので、また調べていただきたいなと。
 経済課長、質問じゃないです。経済課のほうでも、今、土壌診断も町単独事業で400万ほど組んでいます。これも事業化されるみたいでした。みどりの食料システム戦略の位置づけとして。そういったところも国の補助事業があれば活用していただきたいなと。
 各分野でいろいろ国のほうも支援をしているようですので、そういった事業を取っていただきたいなと思いまして、私の質問を終わります。
○議長(永野利則君)
 ほかにありませんか。
○10番(山下幸秀君)
 学校施設補修の予算が毎年計上されて、整備はされていますけれども、先般委員会で学校などを訪問したときに、特に遊具のほうにロープが張られて、危険ですので近づかないでくださいと、そういう状況が各学校にあるわけですね。要するに、その補修がちょっと後手後手になっているような気がして。思うのは、もう鉄ですのでやっぱりさびが原因ですけれども、ちょうど路面との、下部のほうの鉄から腐れていくんだけれども、さびは叩いて、パイプであれば穴が開いた頃は、つまりこの部分を切り取って補修すればかなり継続するということ。それが進んでいくというと、もう全体に広がって、要するに遊具の買換えとか高額になるんで。
 私が議員をする前から感じていたのは、各地区に、やっぱり鉄ですので鉄工所があり、その地区の鉄工所にお願いをして、要するにその部分だけを切り取って修理する安価な方法というのがあるので、何か今、こうして学校を見るというと、何かこれも全て取り替えないといけないような状況まで置いているような気がして。それと、事故があったら大変なことになるので、大きな事故が聞こえなくて幸いであるけれども、やはり子供たちの安全ということが大事ですので。また国も、こうして少子化の中で子供たちの健全教育、教育は日本のやっぱり一番大事な部分だと思っていますので。
 要するに、学校施設の補修というのが後手後手になっているような気がするので、担当課においては、早めの対応をしていただきたいということを要望して終わります。
○議長(永野利則君)
 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永野利則君)
 ないようですので、これで7議案の総括質疑を終わります。
 お諮りします。
 ただいま議題となっております7議案については、議長を除く全員でもって構成する予算審査特別委員会を設置し、付託の上、審査したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永野利則君)
 異議なしと認めます。したがって、7議案については、議長を除く全員でもって構成する予算審査特別委員会に付託の上、審査することに決定しました。
 以上で本日の日程は全部終了しました。
 本日はこれで散会します。
散 会 午前10時04分

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 和泊町議会議長 永 野 利 則

 和泊町議会議員 東 弘 明

 和泊町議会議員 中 田 隆 洋

お問い合わせ

和泊町役場議会事務局 

TEL:0997-92-2569

FAX:0997-92-3176