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更新日:2021年3月23日

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第1日(4)

発言者

喜井 和夫

発言内容

○議長(永野利則君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、喜井和夫君の一般質問を許します。
○3番(喜井和夫君)
 皆さん、こんにちは。
 平成28年第4回定例会に4点ほど通告してあります。順を追って質問いたします。
 1点目に、「太平洋戦争民間人殉難之碑」の管理について。
 この碑は、太平洋戦争でとうとい命を失われた民間人19人のみたまを慰霊するための町内の有志の皆さんにより建立されたものであるが、有志の皆さんがご高齢になり、管理が困難になってきていることから、町においてこの碑を管理することはできないのか。
 2点目、大河ドラマ「西郷どん」の撮影誘致について。
 平成30年1月から、NHK大河ドラマ「西郷どん」が放送予定になっているが、町では撮影誘致に向けてどのように取り組んでいるのか。
 3点目、えらぶゆり生産振興について。
 明治32年に栽培が始まったえらぶゆりは、ことしで115年の歴史のある特産品となっているが、過去3年間で見ると、26年産、1万3,966箱、1億2,061万3,000円、27年産、1万3,370箱、1億1,736万1,000円、28年産、1万1,138箱、9,767万6,000円となっており、生産量の減少は危機的な状況となっている。生産量が1万箱程度となると、従来の生産体系が大きく崩れるおそれがあるが、このような状況を踏まえ、町はどのような対策を講じていくのか。
 4番目、固定資産税について。
 ①土地買収面積が確定し、所有権移転がなされた場合、どのような課税されるのか。
 2点目、売買等の所有権移転の際、各課の連携はどのようになっているのか。
 ③家屋について、登記面積と名寄せ帳との面積の相違はどうして生じるのか。
 以上で壇上からの質問を終わります。
○町長(伊地知実利君)
 喜井和夫議員の一般質問に順を追ってお答えをいたします。
 まず1点目でございますが、太平洋戦争民間人殉難之碑の管理についてのご質問でございますが、さきの大戦により民間人19名のとうとい命が奪われ、町内の有志により、後世に残し、みたまを慰めるべく、平成8年に太平洋戦争民間人殉難之碑として建立されております。
 町内の各種記念碑については、その関係団体が後世に伝えるために、2世、3世により維持管理されております。
 先祖のみたまを慰めるためにも、関係団体の子孫が管理することが望ましいと考えますが、ご質問の碑につきましては、建立関係者が死亡や高齢などにより維持管理ができない状況であること、また、この碑建立のときに、この有志の皆さんから町へ、この碑や建立場所が町有財産として寄附されております。そのようなことから、町において、この碑については、いろんな機関をお願いして、シルバー人材とか、そういう毎月行う必要もございませんので、この碑の維持管理については町で行ってまいりたいと思います。
 2点目のNHK大河ドラマ「西郷どん」につきましては、平成30年が明治維新150周年に当たることから、鹿児島県や関係機関の誘致活動が功を奏し、大河ドラマの主人公が西郷隆盛に決定したと伺っております。来年夏ごろから収録が始まり、平成30年1月から、全50回の放映予定となっております。
 ことしの9月8日に制作発表が行われ、林真理子氏の小説「西郷どん」を原作に、脚本をNHK連続ドラマ小説「花子とアン」などを手がけた中園ミホ氏が担当することとなっております。
 制作発表を受け、和泊西郷南洲顕彰会を初め、鹿児島県沖永良部事務所、和泊町役場、おきのえらぶ島観光協会などが連携をし、10月25日に和泊町「西郷どん」プロモーション実行委員会を設立いたしました。11月には、原作の時代考証を担当される鹿児島県立図書館館長の原口泉先生の表敬訪問を初め、西郷に関連する鹿児島市内の記念館及び龍郷町、天城町との情報交換を行うとともに、来年度連携事業について、既に協議を実施しているところでございます。
 また、来年度は、県の地域振興事業に「西郷どん」関連事業を要望中であり、各種事業を加速化させながら、積極的に取材誘致に取り組んでまいりたいと考えております。
 3点目でございます。
 ユリ球根生産振興につきましては、実験農場において、メリクロン球の球根供給を初めとした優良種苗の普及に努め、品質向上に取り組んできたところであります。
 議員のおっしゃるとおり、えらぶゆりは減産傾向が続いております。減産へ歯どめをかけるべく、優良種苗の供給を継続して行い、さらなる品質向上に努めていきたいと思っております。
 また、近年、栽培が始まった本町育成品種の凛や鹿児島県育成品種のプチホルンなどの新品種の生産動向に注視し、ひのもとを軸に、ニーズに合ったえらぶゆり球根振興を図っていきたいと考えているところでございます。
 4点目の①でございます。
 固定資産税は、毎年1月1日に土地、家屋、償却資産を所有している人が、その固定資産の価格をもとに算定された税金をその固定資産の所在する市町村に納める税金でございます。
 年度途中で所有権移転された場合、納税義務者が移転登記完了と同時に変わるのではなく、次年度分からの課税となります。
 固定資産税を納める人は、原則として固定資産の所有者でございます。具体的には、登記簿または土地補充課税台帳に所有者として登記または登録された人でございます。
 ただし、所有者として登記されている人が賦課期日前に死亡している場合には、賦課期日現在でその土地、家屋を現に所有している人が納税義務者になります。
 課税額は、土地及び建物の評価額をもとに課税標準額を算出し、税率を乗じて税額を決定いたします。
 なお、市町村の区域内に同一人が所有する土地、家屋、償却資産のそれぞれの課税標準額が、土地30万円、家屋20万円、償却資産150万円に満たない場合には、固定資産税は課税されることはございません。
 2点目でございます。
 登記移転完了後に法務局から毎月異動届の送付があり、担当者が課税台帳の異動処理を行っております。担当者が異動処理後、農業委員会の農家台帳及び地図システム、耕地課の地籍地図システムへ反映されるよう、情報の共有を図っております。
 3点目でございます。
 家屋の登記簿面積は、建築された面積で登記されております。新築物件においては、登記簿登録面積と設計図面をもとに現地物件との整合性を図っており、基本的に名寄せ台帳に記載されている家屋面積と同じになります。
 建物登記後、増減築が生じた家屋については、名寄せ台帳は、現地確認後、変更登録をいたしますが、登記簿面積は変更しないことがあり、登記簿と名寄せ台帳との面積の相違が生じていることもございます。
 以上で壇上からの答弁を終わりますが、次からの質問については自席から、担当課長からも答弁をさせたいと思います。
○3番(喜井和夫君)
 1点目の民間人殉難之碑の管理は町でしていただけるということで、本当にうれしく思っております。
 この碑を、今まで隣の畑の人が、草が生えたときには草を切ったり、碑の名前が消えているときは個人でペンキを持っていって書いたりしたということがありまして、ぜひ町でできないかなということでありました。また、それを高齢者でありますシルバー人材センターに委託してもらえるとなると、大変うれしく思っております。
 それでは、2点目の大河ドラマ「西郷どん」についてですけれども、懸垂幕はもちろんのこと、空港や港に「西郷どん」のパネル等を飾ったり、やっぱり町民がそういう撮影があるんだよということを知らせるのがまず初めじゃないかなと思っておりますけれども、課長、どうお考えでしょうか。
○企画課長(川畑裕一君)
 仰せのとおりだと思っております。「西郷どん」の誘致等につきましては、いろんな形で、今、準備を進めておりますので、懸垂幕等についても、そのような方向性で進めていきたいなと思っております。
○3番(喜井和夫君)
 これと、もう一つ、役場職員全員に、名刺に敬天愛人発祥の地とか、敬天愛人を育んだ島とか、そういうのを名刺に入れて、それを出張のときに渡してやる、それでも一つのPRになるんじゃないかなと思うんですけれども、町長、それはどうでしょうか。
○町長(伊地知実利君)
 アイデアとしては非常にいいことかと、そのように思っております。ただ、歴史的に、敬天愛人の発祥というのが、私どもとしては和泊町から発祥したと自信を持って言っております。ただ、中には、西郷隆盛を研究している人たちにとっては、そうじゃないという方もいるかもしれませんが、極力、町内のそれぞれ名刺を所有する皆さんにも啓発をしながら、早いうちに名刺に敬天愛人の発祥の地、そして西郷隆盛を育てた地ということを知らしめる必要はあるかと、そのように思います。
○3番(喜井和夫君)
 ぜひ、そのように進めていただければいいかなと思っております。
 また、役場のほうから通知で封筒がありますよね。その封筒にも、今の文字を入れてしたらどうかなと思っておりますけれども、結構今の段階で、できておれば座判で押すというのもまた一つのPRの方法じゃないかなと思っておりますけれども、この点はどうでしょうか。
○町長(伊地知実利君)
 この点につきましても、先ほどの名刺とあわせて検討させていただきたいと思います。
○3番(喜井和夫君)
 教育長にお伺いしますけれども、西郷南洲顕彰会の会員数は何人ぐらいで、また会費は幾らでしょうか。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 記憶しておりませんけれども、大体300人足らずです。年会費は1,000円です。
○3番(喜井和夫君)
 それも、私はもっと少ないかなと思っておったんですけれども、こんなに会員がいるということは、やっぱりそれもその南洲、西郷さんのするときに、永良部ではそれだけの会員数がいるんだよということもまた一つの、PRの一つじゃないかなと思っております。
 そしてまた、本当にその時期だけでも、役場職員及び私たち団体職の皆さんも顕彰会に出て、永良部では500人、600人ぐらいの顕彰会員がいますよといって、しかしそのかわり会費のほうは半分ぐらいにして、それでも人数が集まれば今までの会費と同じぐらいの金額になるんじゃないかなと思っておりますし、ぜひご検討くださればと思っております。
 それから、やっぱり町民に知らせるためにも、顕彰会からそのような便りを出すのもいいんじゃないかなと思っておりますけれども、その点は教育長、どう思いますか。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 西郷南洲顕彰会には、各字に世話人という方がいます。そういう方々にお願いをして、会員をふやすことに努めています。
 そして、よく町民にPRするために、年1回、グラウンドゴルフ大会も開催しております。それから、西郷南洲場所という相撲の子供たちの場所もあります。
 そのほかにも、いろいろな行事をして、広く西郷南洲翁の功績を町民にPRするために、いろいろな行事で取り組んでいるところです。
○3番(喜井和夫君)
 いや、教育長、今言ったのは、顕彰会だよりを発行できるかと聞いているんですけれども、それはどうでしょうか。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 西郷南洲顕彰会の便りは、これは発行できます。今度、そういうのを計画していると、進めているところです。
○3番(喜井和夫君)
 それでは、教育長さん、ぜひ発行のほど、発行するようにお願いしたいと思います。
 南洲太鼓のほうは、今、使えるんですかね。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 南洲太鼓のほうは、五、六年前に再度立ち上げましたけれども、もう後継者がいなくなって、南洲太鼓という組織はありません。
○3番(喜井和夫君)
 なくなったといえば仕方ないでしょうけれども、ぜひこの機会にまた募ってみて、してもらえれば、またいろいろな、「西郷どん」の撮影のPRにも、イベントでやっぱり南洲太鼓をやっているということであれば、またイベントで使ってもらえば、それもまた一つの、PRの一つにもなってくるんじゃないかなと思っておりますので、その点もぜひ、要望ですので、ぜひ手がけるようにお願いしたいなと思っております。
 続きまして、ユリのことについてですけれども、やっぱり町長、一番減った原因は何だと思いますか。
○町長(伊地知実利君)
 球根が減った主な要因としては、海外からの輸入の増、それと本島で栽培されたユリ球根の品質の問題もあったかと、そのように思っております。
 それと、年々、外国の球根によって、永良部のテッポウ、ひのもとの需要というものが減ってきたということも大きな要因に挙げられるかなと、そのように思っておりますが、私どもとしては、それの開拓について、いろいろと切り花産地を訪ねながら、本島の球根数の増につながるようなことはやっているところでございますが、なかなか切り花農家、いわゆる球根消費地の切り花、ひのもと離れというのも進んでいるのは確かでございます。
 そのようなことを検討しながら、やはり球根消費地とのバランスを十分によくとっていかないといけないのかな、多くつくればいいというものじゃなくして、以前は過剰になって海に投棄したという話も聞いているところですが、やはり適量の生産量を確保していくということも考えていかないといけないのかなと。増産だけがユリ球根の消費に大きなプラスになるということには考えておりませんが、やはり品質向上、そして球根消費地の開拓というものについては力を入れていかないといけないと、そのように思いますし、また球根生産者の高齢化というのも大きな要因になっているかと、そのように思っているところでございます。
○3番(喜井和夫君)
 それは、やっぱり町長がおっしゃるとおり、外国産のオリエンタル系、そのようなユリがふえてきたというのが要因ではあろうかなと思っておりますけれども、ここ数年、減る中で、やっぱり少しの過剰があると残される、生産者はやっぱり残されて、せっかくつくった球根が返されるとなると、今まで2年、3年の月日をかけてつくったことがありますので、ぜひそういうのをなくしてほしいなと思っております。
 それは、空港の名前の中にも、えらぶゆり空港とか、本当に立派な名前をつけてありますけれども、本当に見ても、えらぶゆりを感じさせるものが一つもないんですよね。技術がありますから、11月、12月からプランターに花を植えて次々にという方法もできると思いますけれども、その点はどう考えているでしょうか。
○企画課長(川畑裕一君)
 空港へのユリの植栽等につきましては、去年から、ゆり活性化プランという計画の中で、試験的にでありますけれども、実際行っております。
 きょうも、次期、これから先は、じゃあどのような形で進めていこうかという形の中で、関係者が集まって話し合いがなされているところです。
○3番(喜井和夫君)
 ぜひ、このようにして進めていってください。
 今、ユリの球根がそれだけ減ったということで、農薬のほうも、農薬会社がこれだけの量じゃつくってくれないと、今、指導の方も値段を出たりすると本当に厳しい状況でありますので、これ以上は減少させないように、もし過剰であれば、ふるさと納税の皆さんに、失礼ではございますが、過剰のときは、ほかの品物と一緒にぜひそれをつけて発送すると、そういうこともして、それ以上減少させないように、ぜひお願いしたいなと思っております。
 また、町から沖洲会等にどれぐらいの量のユリが発送されているのか、お聞きします。
○企画課長(川畑裕一君)
 定期的に決まった球数を毎回送っているという形ではなくて、沖洲会の方々から、ことしはこれだけ欲しいと要望があったときにお送りしているということです。それも、あくまでも百合組合のほうにお願いをして、買っていただくというような体制をとっておりますけれども、先ほど議員おっしゃったように、過剰のときには、こちらのほうからお送りするというような方策もとっております。
○3番(喜井和夫君)
 本当に不作のときは、私のところにも、私も業者をしておりますから、どうにかないでしょうかということで何度も組合のほうから来たこともございます。本当に、役場でもそれぐらいはっきりした数字はわかっていなくても、ある程度の数がわかれば、そのような対応もできていけるんじゃないかなと考える次第でございます。
 以上で、これはユリの話は終わって、先ほど、固定資産税のことですが、町長の答弁で、1月1日現在の所有であれば、4月に例えば土地を購入して、そのときには前年度の方が固定資産税を払えばいいということでよろしいでしょうか。
○税務課長(東 茂久君)
 4月1日現在に所有者となった方は、その年度から課税を支払うことになります。例えば、12月、きょう、所有権移転がなされた場合は、来年の4月1日から、29年度から課税されます。来年の2月1日に所有権移転された場合は、30年度分からの課税となるということです。
○3番(喜井和夫君)
 どうもありがとうございました。理解できました。
 この前、喜美留住宅から伊地知モータースの裏にかけて測量していましたが、何か計画があっての測量でしたか、お伺いします。
○耕地課長(山岡和博君)
 これについては、以前、耕地課で整備をされました農村総合整備モデル地区の買収をした土地の登記がなされていなかったということで測量していたんですけれども、受益者については、皆、手紙のほうで知らせをしているはずです。
○3番(喜井和夫君)
 この道路は、何年にできた道路でしょうか。
○耕地課長(山岡和博君)
 ちょっと、しっかりしたその事業の年度は覚えておりませんけれども、ただ農村総合モデル事業だということは承知しております。
 そして、もう本町として、本当にこの事業については、登記がされていなかったのは町の本当過失だと、私は自分の耕地課の仕事ができていなかったなと反省しております。
 その中で、受益者の皆さんには、こういうことで迷惑をかけておりますけれども、支払いについてはお互いに、町も支払い済みでございますので、そういうことも受益者の皆さんに納得をした上で測量してやりますので、もう登記は済んで、金の支払いも済んでいますので、今、課税に際しては、税金を無駄にしてもいないと考えております。
 ごめんなさい、もう一つ、町の買収ですので、それは非課税になると思います、用地買収については、町がする場合、公共用地の取得ということで税金のほうはかからないと思います。
○3番(喜井和夫君)
 次は税務課長にお伺いしますけれども、その分、減になった分の固定資産税はどういう状況になっているんですか。
○税務課長(東 茂久君)
 測量した時点での課税となりますので、当然買収は前になっていたかと思いますが、事実上、測量してこれだけになりましたと、原因が確定した段階からの減税となります。
○3番(喜井和夫君)
 ということは、前のままの課税ということで理解してよろしいですか。
○税務課長(東 茂久君)
 当然、現時点では減額されていないから、前のままの課税できているかと思います。
○3番(喜井和夫君)
 やっぱり町民は、税を払うときに、役場の職員、皆さんを信頼・信用して納めていることですので、このようなことのないように、課長も早目に登記のほうを済ませるようにしていただければと思っております。
 耕地課長、こういう件はほかのところではないですか。喜美留字のその線だけでしょうか。
○耕地課長(山岡和博君)
 喜美留字というだけではなくして、その事業でやったところで何カ所かありますので、そこを、今現在、調査して測量したりしているところですので、喜美留字だけということではございません。
○3番(喜井和夫君)
 ほかにもあるということで理解してよろしいということですね。
 今のは耕地課で起きていることでございますけれども、ほかの課、土木課とか町道のほうでは、そういう登記がまだなされていないとかいうところはございませんか。
○土木課長(皆吉泰智君)
 土木課のほうの道路改良等の事業につきましては、社会資本整備総合事業、国の補助金を使ってやっておりますので、まず登記後に事業を実施するように口酸っぱく言っております。
○3番(喜井和夫君)
 私が、きょうの2番目に、各課の連携はなされているかという質問がありますけれども、やっぱり土木課でそのようにできているんであれば、お互い聞いてすれば、このようなことにもならないんじゃないかなと思っておりますので、またそういう点は、課は違っても、そういう連携でするようにお願いしたいと思います。
 もし、今のこの土地の問題で、例えば持ち主がほかの第三者に転売した場合には、それこそ大変なことが起こると思うんですが、この道のところまで買ったときには登記が出されて、もう一度、町は売買しなければいけないという状況にもなり得ると思いますので、ぜひ早目の登記をなさるように、いま一度お願いしたいと思います。
 建物の、先ほど町長の答弁では、結局、登記後、増築や一部の取り壊しがあるから誤差が出るというんじゃないかとご回答でございましたけれども、やっぱりそういうことは起こり得ることだと私も思っております。
 それで、所有者に申告書とか、そのようなものを出させる検討はしたことはないでしょうか。
○税務課長(東 茂久君)
 増減築があった場合は、こちらからあえて確認いたします。
 しかし、確認して、自分の課は減築とか面積の減とかしますけれども、登記簿上はそれほど、所有者が価値観がなくてか、経費が、登記簿を変えるために司法書士への支払い代金が発生するためにか、余りそこまでされていないケースが多々見られます。
○3番(喜井和夫君)
 これは私ごとですけれども、そういうことで建物を購入したんですけれども、やっぱりそういう増築があったおかげで登記のほうがなかなか難しくて、そういうのをやっぱり町民から申告する人もいるはずですので、そういう申請書もぜひ税務課にでも置いてしたら、やる町民もいますと思いますので、減にする場合には固定資産税が下がるわけですから、そういう申請書も置いていいんじゃないかなと思いますので、ご検討よろしくお願いいたします。
 これで私の一般質問は終わりますけれども、町民は和泊町の職員を信じていろんなことに協力しておりますので、職員のほうもしっかりとするようにお願いして、私の一般質問終わります。どうもありがとうございました。
○議長(永野利則君)
 これで喜井和夫君の一般質問を終わります。