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更新日:2021年3月23日

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第2日(5)

発言者

桂  弘一

発言内容

再 開 午後 2時25分
○議長(永野利則君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、桂弘一君の一般質問を許します。
○11番(桂 弘一君)
 こんにちは。
 総務文教委員の桂弘一です。私は、平成30年第4回定例会に一般質問を通告してありますので、壇上より質問をまずやりたいと思います。
 同僚議員からも2人ほど一言ありましたが、この議場での最後の議会となりました。いよいよ、新庁舎の引き渡し日の12月27日が迫ってきました。年末には引越し作業を終え、1月4日より新庁舎での業務が始まります。新庁舎入り口には総合案内所が設けられ、町民の利用頻度の高い課が1階に集められ、町民の利便性を第一に考えたつくりになっているのかなと思っているところです。
 ハード面の充実と、人、サービスのソフト面の完成度を高め、高度な行政サービスが実施されることを期待しているところですが、町内には、いまだに庁舎建設予算については疑問を持っている方々が多数いることも事実です。また、窓口対応に対しては多くの苦情が我々議員にも届いています。また、忘れてならないのは、役場訪問に対して無条件に敷居が高いと感じている町民も一定の割合でいるのも現実です。
 これらのことを踏まえて、町民から職員のための庁舎建設だと言われないためにも、外見は変わっても中身が変わらないと言わせないためにも、新庁舎建設を絶好の機会と捉えて、町長の職員教育方針である地方公務員として求められる職員像7項目、町民が求める職員像6項目なるものを具体的に示しているわけですので、執行部が先頭に立って職員教育を徹底させる必要があるのではないかとの思いでの質問でございます。
 1、職員教育について。
 ①本町においては、職員教育は徹底しているとのことであるが、その効果・検証・見直しはどうなっているのか。
 ②電話対応や窓口業務は、町民と直接触れる大切な業務であると思うが、接遇の教育はなされているのか。
 ③町民とのトラブルや、見解の相違から3年以上滞っている懸案事項は、各課で何件ぐらいあるのか。また、その取り扱い等の対応についてはどのようにしているか。
 壇上よりは以上でございます。
○町長(伊地知実利君)
 桂弘一議員の一般質問について、新庁舎の完成に向けた職員のあり方についての質問でございますが、順を追ってお答えをいたします。
 1点目についてですが、職員教育については、常々私や副町長、各課長・局長から直接・間接的に指導をしており、各課・局内では上司・先輩から日々の業務の中で指導がなされております。
 検証・見直しにつきましては、職員自身の日ごろの意識や行動を常に確認するためのセルフチェックや人事評価があります。人事評価の一つである能力評価の中で、倫理・規律性、責任感、協調性、積極性、町民感覚や町民対応力などの各項目について、自己評価の上、上司が評価することとしております。
 その評価結果については、本人に開示することとしており、その中で本人による検証、各課・局長による客観的な検証と見直し、指導ができており、教育指導・人材育成の体制は整えられていると考えております。
 効果につきましては、すぐに目に見えるものばかりではありませんが、目指すべき職員像、求められる資質を持つため、職員一人一人が努力しているものと信じております。
 2点目の接遇の教育についてですが、新規採用職員は、4月当初において自治研修センターで行われる職員研修の中で接遇の研修を受けております。また、随時、接遇研修や窓口サービスアップ研修会を実施しており、昨年、観光業などの方々を対象に実施しましたおもてなし研修においても職員研修として参加させております。
 各研修において、相手の方を思いやる気持ちで対応することの大切さを学んだことと考えております。
 桂議員のおっしゃっている電話対応・窓口業務については、町民の方々への対応としてはもちろんのこと、町外の方々への対応としても重要な業務であると認識していますので、接遇に関しては今後も継続して研修を実施していくこととしております。
 3点目の質問でございますが、この件については各課に共通する問題でございまして、各課にどのような案件があるのか聴取をしたところでございますが、本町において3年以上滞っている懸案事項は、国土調査事務における境界問題1件、排水路整備事業が1件あると認識しております。これは、各課から上がってきた問題、案件でございます。
 国土調査事務における境界問題につきましては、管理者との境界確認、地図訂正及び地積更正の手続をしなければなりませんので、境界点復元の費用や時間的な観点から、この手続については非常に困難な事案と考えております。排水路整備事業につきましては、集落からの要望書をいただき、事業化へ向けて取り組んでいるところでございます。
 以上で、壇上からの答弁は終わりますが、次からの質問につきましては自席から、担当課長からも答弁をさせていただきたいと思います。
○11番(桂 弘一君)
 公務員がしっかりしている国はちゃんとしていると、公務員がしっかりしている地域はしっかりしている、これは私の持論でございます。
 まず、最初にお聞きしたいのは、仕事上の資質というか進め方というか、そういったことについての質問ですが、これは総務課、企画課と連携、また情報政策室の委託契約についてであります。
 ちょっとびっくりしているんですが、国体について考える、国体の維持の一翼を担う公務員が、多くの国民が大切に思い、大事している慣例を無視した行政が行われているのではないか、法令に基づかない、あるいは法令に照らし合わせる丁寧さを欠いた仕事が日常の中で平然と行われているのではないか、法令遵守の意識が薄いのではないか、また、担当者が、担当課が委託先を正確に把握していないのではないか、そういった事例に今直面しております。
 担当課に質問しても明確な答えが出てこない、納得のいく答えが出てこない、この総務課、企画課との連携、委託先のこの件に関しては何度か問い合わせをしているんですが、この件に関して町長のほうにはその報告は行っているんでしょうか。
○町長(伊地知実利君)
 今の質問でございますが、各課に上がってまいりました懸案につきましては、私のほうに報告する案件、そして課で解決できる、課で議論をして、まだ報告していない部分もあるかもしれませんが、その各課で上がってきたものについては報告を受けている案件もあります。
 それについては、早急にその課の担当者とどういう解決方法があるのか、どういうふうに対応したのか、いろいろ議論をしているところでございます。
○11番(桂 弘一君)
 私は、私はというか、議員は皆そうだと思うんですが、その平場で担当者や担当の課長と話をして、どうも納得がいかない回答であれば、それを確認するために県や国に問い合わせをするわけなんですが、対外的に悪いほうに考えたときに、もしかしたらこのことを問い合わせて和泊町が笑われるんじゃないか、あるいは法令的に問題があってペナルティーが科せられるんじゃないかというような思いがあって、怖くて問い合わせもできない。そして、町民からの質問によって調べているわけですが、まだいまだに答えは出せていないという事案です。
 来年度に向けて、総務文教委員会と企画課で勉強会を開くということになっていますが、町長名で議員の質問に明確に答えられるように調べる、裏づける資料を提出し、出すようにぜひ指導をしていただきたいと思うんですが、町長いかがですか。
○町長(伊地知実利君)
 今の件につきましては、これまでも何回かいろんなご提言や要望、そういうものが出たものについては、それぞれ課内で十分に検討して回答をするようにと、それは課長会においてでも指示をしておりますし、ただ聞きっ放しで終わることじゃなくして、同じようなことが次の議会にまた質問があるようでは困りますから、提言や要望、そういうものについては、検討の結果こうなったという返事については、私名で各課それぞれ十分な検討をして回答するようにと、その指示はしております。
○11番(桂 弘一君)
 町長、もう何回も話をしているし、何回も問い合わせをしている中で、なかなか明確な答えが返ってきていないのが現実です。担当の課の課長の皆さん、今の町長の指示をしているということですので、その町長の指示に従って時系列で我々が質問をすることについてはちゃんと答える、それを裏づける資料を我々が求めたらちゃんと出す、出ない資料についてはこういう理由で出ないと、その出ない理由もちゃんと「契約に基づいて」とか「一般慣例に基づいて」とかそういうことが話ができて、起承転結でちゃんと説明ができる状態で、ぜひ我々との、総務文教委員会との勉強会をしていただきたいと思います。
 2点目の電話対応や窓口業務は、町民と直接触れる大切な業務であるが、接遇の教育はなされているかという問いですが、まず最初に、同僚議員がこの前の議会で町長に質問した件ですが、一度読み上げます。
 町民にやさしいまちづくりについて。中田隆洋議員からです。共生協働のまちづくりのためにも、町職員も一歩踏み込んで町民に寄り添う思いやりの気持ちが必要だと思うが、職員の指導はどうなっているかという問いです。
 執行部のひな壇に並んでいらっしゃる課長、ぜひ、この文章は一度読み上げますので、頭の中に入れながら聞いてください。質問しますので、よく聞いてください。
 町長の方針を文書にして地方公務員として求められる職員像を示して、全職員に配付しているその中で、町民と歩む職員として町民との対話、交流を通して、町民の日常生活の身近な問題を町民の立場になって感じ、ともに考え、合意、同意を得ながら仕事を進める職員とうたっている。また、町民が求める職員像としては、町民が主役であるとの認識を持った職員を掲げている。このことは、再三にわたり職員に訓示しており、職員にもその認識があるものと確信をしていると。さらには、人事評価においては、町民感覚の観点から相手の立場に立って話を聞くなど誠実かつ丁寧に対応している、町民感覚と町民目線で職務を遂行している等の評価の着眼点を挙げ、常に町民目線に立って業務を遂行するよう指導しているとあります。
 町長は、皆さんを信頼している、確信をしていると言っているんですね、確信を。町長の信頼に応えて、我が課は町民に対してでき得る限りの接遇をしていると、町民からの苦情はほぼないと言われる課長がいらっしゃったら手を挙げていただけますか。
 ありがとうございます。
 また、じゃ、その今手を挙げた方たちの中で、うちの課では接遇対策として独自にこういうことをしているという課長はいらっしゃいますか。
 それでは、総務課長と土木課長、ひとつ独自の課の対策について教えていただけますか。
○総務課長(種子島公彦君)
 職員の接遇とか住民への対応といたしまして、朝礼等でも常に挨拶の徹底とかを言っているわけでございますけれども、私の個人的な考えで4つのSということで、スマイル、サービス、スピード、シンプルと、4Sということで職員に対応するように私なりの指導をしております。
○土木課長(和田清良君)
 土木課においては、今までも町民とのいろいろトラブル等あったと聞いております。そういう面で、私も本年度4月から土木に入ってきたんですけれども、まず事務分担の中で、町民目線で対応し町民のための土木行政を進めようということで、職員にまず最初に話をしました。それから後は、窓口に来る町民の皆さんへの対応の仕方、その辺は常日ごろ指導しているところでございます。
○11番(桂 弘一君)
 ありがとうございます。
 皆さんご存じのように、私は議員になった当初、もう一番最初の議会のときに町長から呼びとめられて、桂君、うちの職員は若い子たちも皆優秀だと。しかしながら、議会の委員会室に呼び出されていろいろ追及をされると、頭が真っ白になって実力を発揮し切れないということで、ぜひそういうことはしないでくれということを言われましたが、町長覚えていますか。
○町長(伊地知実利君)
 じかに言ったかどうか、以前のことでございますので、はっきりは覚えておりませんが、やはり若い職員の中に萎縮するというか、そういうような性格を持つ若い人もいますので、でき得れば課に来て課長の皆さんや皆の前で手助け、助言ができるような場所でだったら対応できるのかなというような私の気持ちとして、やっぱり1対1でやるというと若いのは威圧感といいましょうか、そういうのを感じる職員もいるかと、そのようなことから、桂議員にそういう苦言じゃないけれども、お願いをしたかと、そのように思っているところでございます。
○11番(桂 弘一君)
 私も、町民からいろんな相談を受け、いろんなことを各課に要請しに行くわけですが、答えを持っていなくてまた再度出直す、再度出直すということがよくあります。私たち議員に対しては懇切丁寧にされる行政がそういったところもあるわけですが、私たちに対してもそういうことが多々あるわけですから、町民からすればもっと感じているんじゃないのかなと思います。
 近々、直近私が聞いた話として、私は本当に役場に行くことが嫌い、こんにちはと言ったら顔をみんな上げたらしいんですけれども、すぐ顔を下に戻したと。そのときの気持ちといったら、もう本当に嫌だったと。何々しに来たんですけれどもと言ったら、初めて立って来たと。用事があるから来ているんだから、姿が見えたら来いよと、そういうふうに思ったということです。これは、私と物すごく親しい女性の方の意見です。これも、先月の末です。私が話を振ったわけではないんですけれども、そういうことです。
 今月の16日の日に、ある業者さんのところに行ったら、仕事柄よく役場に行くという社長さんと奥さんと2人の中で、奥さんのほうが、一時よかったと、よかったときに「あ、こんにちは」とか言って、よかったときのまねをしながら私に説明をしていました。それが、またもとに戻った。これは近々、16日の日の話です。
 また、17日の日に社協関係の方から、これは恐らく役場というものに対して最初からちょっと権威のあるところだということで、役場についてはなかなか行きにくいと。無条件で執行側が、行政がそういう敷居をつくっているわけではないんだけれども、そういうものをもともと感じていらっしゃる方たちの意見だと思うんですが、社協関係者からお年寄りの意見として、今の若い人たちは電話がぶっきらぼうで、窓口でも無愛想だというふうな話を聞きました。
 先月末に農協に用事があって農協の前を歩いていたら桂さんと呼びとめられて、健康保険税のことなんだけれども、窓口で自分たちでは考えられない数字を言われたと、提示されたと。自分たちでは納得いかないんでインターネット等で調べてやったら、9万何がしの分が1万9,000円ぐらいで済んだと。私たちは自分で調べることができたけれども、そうでない人は払うよと。そういう計算の簡単な、私たちでもわかるような計算の仕方が彼らがわからないわけはないんだけれどもと、町民をなめているんじゃないかという意見がありました。
 また、区長から、最近の若い職員は字の行事にも出ないという意見も聞きました。県に電話すると、必ず何々ですと名前を名乗ります。そして、再度調べてから報告をしますというときは、再度また名前を名乗りますと。私たちも何回か役場には電話するんですが、名前を名乗るのはたまにです。何々課の何々ですというふうに言う方はほとんどいらっしゃいません。
 町長の方針のいわゆる電話の対応についても、なるべく電話の応答は簡潔に、明瞭に、要領よく、親切にすることを心がける、できるだけ担当課、係、氏名を言うようにということになっています。
 各課長に聞きたいんですが、我が課では町長の指導に応えるために、例えば毎月、月の1週目には電話対応週間というふうにしてお互いに確認をし合っているとかいうような形で、その電話対応についてのお互いに確認し合うということが行われているのかどうなのか。僕は、さっき物すごい数の手が挙がりましたけれども、それは恐らくまだ町民に対する優しさ、接遇の部分が足らないのではないかなというふうに感じていますが、電話対応については皆さん、氏名や名前や、その確認の意味で自分の氏名を名乗るようにということは徹底されているということで自信のある課の課長は手を挙げていただけますか。
 ありがとうございます。
 挙げなかった課の皆さん、ぜひ努力をしていただきたいなと思います。
 私は、恐らく皆さんが思っているほど、町民は皆さんに満足度はないんじゃないかなというふうに肌感覚で感じているところです。
 町長のおっしゃる、確信をしているというんですね。皆さんを信頼しているということですよ。新庁舎に移ったときに、外見は変わっても中身が変わらなければ、仏つくって魂が入らないというような状態の中では、今の庁舎の中で同じようなことをしてもそういうふうに言われると、そういう思いでいます。その検証がされているのか、そういうシステムも、そういう運動も、接遇についての窓口、3カ月に1回、我が課の全庁舎的に窓口対応月間というふうに3カ月に1度やるんだというようなことも課長会の中でお互いに提案して、町長の信頼に応えるという課づくりと、職員教育ということもあっていいんじゃないかなと思うんですが、総務課長、考え方としてはいかがでしょうか。
○総務課長(種子島公彦君)
 住民に対するサービス、川畑議員等からもスマイルということで非常に提言がありまして、課に、全庁的にスマイル、笑顔が出てきたのではないかと私も感じております。電話対応につきまして、〇〇課の誰々ですというのはほとんどの課の職員が今実行できていると思っております。そういう電話対応や接遇の検証、確認については、課長会等でも町長、副町長からも指示を受けているところでございますので、今後ともそういう確認については課長会、そしてまた課・局長は課に帰ってそれぞれの指示をしていくようにしておりますし、より強力にしていこうと思っております。
○11番(桂 弘一君)
 教育長、教育委員会事務局についての職員の仕事上の対応については、この間、教育長を訪ねてまとめてお話をしましたが、教育委員会ではそのことを踏まえて何がしかの指導はしていただけたんでしょうか。
○教育委員会教育長(竹下安秀君)
 教育委員会では、公務員という立場、教育公務員という立場からも、服務規律の厳正確保を含めて作法、電話関係、1週間に1度朝会がありますので、その場などでも指導しているところです。また、個人的にも気がついたときにはそのようにしております。
○11番(桂 弘一君)
 最初からいろんな事案があるんですけれども、今回は踏み込んでこのことがこうだ、あのことがこうだ、こうだった、ああだったというふうな質問の仕方はしていないんですが、するつもりもないんですが、教育長、1点、教育委員会事務局の皆さんの仕事は土日祝日、また夜の会合ということで特殊な環境下にあって非常に苦労をされていると、事務方皆さん頑張っていらっしゃるということは承知しているんですが、最近の私の中では教育委員会の対応の仕方というのが一番悪いと思っているんです。
 1点だけ、世之主の城跡の整備については、共生・協働の事業ということで企画から30万の予算をいただきました。そして、内城字と有志でやりました。10万の寄附をいただき、それで足らなくて、総務課にお願いして、財産管理にお願いして、大きな多年草の例えばカヤとか木とかそういったものは根っこから取らないとまた生えてくる、なかなか枯れにくいということで、総務課にお願いをして2日間の重機のリース代とそのオペレーター代をいただきました。そして、反対側の花の郷公園のところに今駐車場みたいにつくられているんですが、あれは内城字にお願いして内城字から1日重機とオペレーターが出てした経緯があるんですね。そして、二度と荒れさせないということだったんです。
 何回も電話しても、はいと言ってなかなかやらないんですね。前回は、何回言ってもはいと言うんだけれども、やらないんだけれどもということで、局長に直接電話しました。それで、やってくれたんですね。それで、今回は何回電話してもまたやらないんですよ。はいと言ってやらない。そのときに、僕は、いやいや、もう一年草ならいいよと。だけれども、多年草が伸びるともう枯れない、また面倒になるよということでちゃんと説明をして話もしてあるんですが、ぜひ教育長、地元ですから、帰りにでも時間があるときに上から見ていただきたい。もうカヤが生えて花が咲いていますよ。神社の裏側、根折側、あそこはみんな多年草の草が生えて、簡単にはもう整備が、除草ができないような状態になっています。
 はいと言ってやらないその職員、そしてちゃんと丁寧に説明してもやらない職員、そのときは、桂さん、24号、25号の台風で云々ということだったんですが、この前から僕は言っているよということで、ああそうですよねということだったんですが、いまだにやっていないんですね。ぜひ、教育長、そこは多くの人たちの善意の気持ちが集まったところですよ。そこは、そういった仕事に対しては町民と寄り添うという気持ちがあってしかるべきだと思いますが、ぜひそこは指導していただきたいと思いますが、いかがですか。
○教育委員会教育長(竹下安秀君)
 その話を聞いたその日に、私も神社に行って、神社、全部周りを見ました。確かに、桂議員のおっしゃっているとおりススキとか島で言うギャーとかちょっとした竹の類、それが生えているなということで確認して、その後ではそういった話もあったし自分でも確認したから、どうなっているのということを職員にも確認をとってあります。すぐやらないけませんねということだったんですけれども、その後、私もきちんと除草剤をかけて、あれは刈ったりしたか確認はしておりませんでした。その事実を今知ったところで、これは責任を持ってやりたいと思っております。
 以上です。
○11番(桂 弘一君)
 教育長、ぜひお願いします。
 教育事務局には、お願いすることがあって行くとなかなか答えがもらえなくて、何回も訪ねて話をした経緯があります。最終的には頭にきて、桂案件だからやらないのかなというぐらいにした経緯もございます。また、資料請求もしていますが、この場では出せないと言うから、いいよと、できたときでいいよということを言ってありますが、いまだに出てきません。教育委員会の中で町民の要請あるいは資料請求等についての、あるいは町民との接遇についての部分は、ぜひ集中的に教育長にはお願いをしてやっていただきたいなと思っております。
 町長、先ほど言ったように、最近の若い子たちは大型二種を取らないと、バスを取ったりするとバスの運転で日曜祝日とかに呼び出されるということで、取らない職員がふえているというような話も聞きましたが、そこは庁舎内の話でいいんですけれども、その字の行事にも出てこないというような話がありますが、その辺のことに関して町長はどうお考えなのか。
○町長(伊地知実利君)
 今の桂議員の質問については、これは非常に大事なことかと、そのように思っております。
 まず、職員には町の職員である前に地元に寄り添ってしっかりした字のリーダーというよりか、一緒になって先頭に立っていただきたいというのは重々いろんな場で要請をしているところでございます。新採の研修の中でも、私の気持ちとして字の先頭に立ってほしいと、若い人たちですので青年団活動も盛り上げてくださいよと、そしてそういうことを事あるごとに今指摘の件についてはお願いしております。
 それから、区長会においては、区長の皆さんに集落出身の職員がおりますので呼びかけてさせてくださいと、出ない職員はどうか私に報告してくださいということまで言っているんですが、私のところに実際に報告は来ないところでございますが、ただ、地域によっては、職員が先頭になって敬老会とかいろんな字のイベントとかそういうものには先頭に立ってやっている地域もあります。
 そういう職員もおりますし、言われておりますように以前の区長会から職員が全く常会に来ないということは指摘は受けております。そのたびごとに、職員にはぜひ字のリーダーに、リーダーというよりか先頭になって、一緒になって地域の皆さんと活動してほしいということは要請はしているところでございまして、今度もそういうことを、まず一個人というよりか字の出身であると、字の代表であるということも認識しながら役場の職員として事務事業を進めていく中で、地域の皆さんの協力がなければ全くできない部分もありますんで、そういうことに気をつけながらぜひ積極的に参加してほしいということは、たびあるごとに、機会あるごとにそのようにお願いをしているところです。
 実際にきょう、桂議員からそのような私どもの接遇、対応について指摘がありました。これまでも、いろいろ議員の中から毎回のようにその対応について質問もございますし、事あるごとに重点項目として課長会の中でも徹底してほしいということはお願いし、要請をしているところでございますので、今後もこういうことについては、ただ役場に行って家に帰っていればいいという問題はなくして、積極的に字の行事、イベントには参加してほしいということは要請をしているところでございます。今後とも、こういうのは強力に推進していきたいと、そのように思っています。
○11番(桂 弘一君)
 質問をしてきましたが、課長の皆さん、皆さんが思っている以上に町民の目は厳しいものがあります。平場で、うちの課について何か相談ありますかと、桂さんのところにありますかというふうに問い合わせをぜひしていただきたいと思います。この場では、もう言えないぐらいの数限りない苦情もあります。また、私が町民支援課、2回ほど町民に頼まれて行ったんですけれども、その支援課の皆さんの立場上、考え方からいけばそういう接し方、接遇の仕方、そこはもう問題はなかったかなというふうに思うんですが、ただ、町民の言う、町長の言う町長目線で、あるいはいろんな町民が、至らない町民がいたりしたときに、町民目線に立って話をするんであれば、もう少し私たち、私なんかがお願いをされて再度行くというようなこともなかったんじゃないのかなというふうに思っております。
 いま一度、町長、課長会で町民目線に立てというところを、寄り添うと、優しくというところをぜひ指導していただきたい。新庁舎に移るに当たっては、ぜひそうしていただきたいと要望いたします。
 それから、3番目の町民とのトラブルや見解の相違から3年以上滞っている懸案事項は各課で何件ぐらいあるか、またその取り扱い等の対応はどのようにしているかという質問ですが、議員をしていますとびっくりするようなことが多々あるわけです。私ごとからいけば、例えばもう古い話になりますが、私の家の前は舗道が通っていないと言うんです。帰ってきて聞いたら、かくかくしかじかで行政がちゃんとその隣接地主との交渉の中にできなかったと、同意をもらえなかったということでほったらかしてあったというようなことがありました。それも、じゃ、私に任せてくれるかということで、1カ月もしないうちに解決を見たと思うんですが。
 この間、ことし前半ですが、耕地課に行ったら、桂さん、お父さんの代でなんですけれども、桂さんの土地が、町は買っているんですけれども、その登記ができていないと言うんですね。それ僕は、町長、びっくりする話でしょう、平成元年の話ですよ。それで、領収書か何かあれば僕もすぐ協力するよということだったんですが、その保存期間が過ぎているということで、ないということで、じゃ状況証拠でもあればということで話をしたら、そこだけ分筆をしてあるということだったもので、ああわかった、わかったということでしたんですが。
 例えば、いきなり突然何年もその町営住宅のお金が払われていないということで、それを訴訟を起こして云々というような話もある。亡くなられて、財産放棄で不納欠損をするんだというような形で来る、沖永良部台風のころの利子補正か貸し付けか何かの部分がいまだにあるというようなことが出てくるんですが、今回僕がこのことを質問したのは、ある町民から地境について相談がありまして、これ耕地課だろうなと思って耕地課に行ったら、これは企画の公園管理だということで公園管理に行って、答えを持っていないものだからまた再度出直すということで出直して、そしたら地積変更云々のことになるから耕地課だというふうに回されて、そのときに彼に、地積の部分は別として町境、町と公園との境のところの二、三メーターのところが町の管理が行き届いてなくて雑木林になっていると、そこからつるが生えてきて、自宅の庭の木につるが生えているというようなことだったんですが、これはどうしたんだと言ったら、この件に関してはどうしたんだと言ったら、いろいろ言ったんですが一度見に行ったのかと言ったら見に行っていないと言うんですよね。
 だから、彼に、いやいや、その解決策は答えがなくてもいいよと。すぐはできないけれども、公園管理の中で全体像の中でやる中で、そこはそのときにやろうと思いますということで答えを延ばしてもいいよと。だけれども、町民がそう言っているんだから、町にもし瑕疵がある可能性があるんであればすぐしなきゃいけないだろうし、見に行くことぐらいは当然すべきだと思うんですが、それをしていないというんですね。
 長くなれば長くなるほど問題はなかなか解決しないんですが、その件を見に行くと町の土地に倉庫が建っているんですね。このことは、町はどう処理をするための答えを持っているのかといったら、持っていないというんですよね。
 内城の舗道の件でもなかなか答えが進まなかったんですが、町長の言うチャレンジ精神を持つ職員、長年の懸案や新たに発生した課題に積極的に立ち向かうとともに、前例や慣例にとらわれることなく解決に向けたあらゆる工夫と挑戦を常に心がける職員という意味では、なかなか説明がつかない仕事の運び方だと思うんですが、そういう長年の懸案に係る部分は、町長が今おっしゃった案件だけじゃないと僕は思っているんですよ。税金の滞納についてもあるんじゃないのかと思っているんですが、そういった案件をどう処理するのかということで部署はつくってあるのかどうなのか、ぜひ教えていただきたいんですが。
○町長(伊地知実利君)
 その苦情処理といいましょうか、そういう案件を処理する特別な部署というのはつくってございません。それぞれの担当する課でその対応を今しているところでございます。今先ほどから言われているように、境界でしたら地籍調査がもとになります。その担当課と。公園整備によって発生したそういうものについてはこの課だろうということで、課ごとにこの案件については取り組んできていただいているところで、これを専門的にやる部署というものは今のところつくっていないところが現状です。
○11番(桂 弘一君)
 各課で抱えている案件について、長年抱えている解決を見ない案件について、議会にその案件を個々に提出する、個人情報の問題で無理なところもあるのかと思いますが、議会とともにやっていくと、抱えていくと、その次の若い子たちに難しい問題を残さないという考えのもとで、議会と協力して知恵を出しながら汗をかきながら解決できる部分も僕はあるんじゃないかなと思っているんです。経済課の方から、案件を抱えている部分に桂さん立ち会ってくれということで、何回か話をして立ち会って解決を見た件もあります。
 ですから、ぜひ難しい案件は、僕は耕地課長に桂さんって平成元年の話なんですが、呼びとめられて、えっとは思いましたが、別に彼の責任でもないし、もう古い話ですから、継続性とは言われるけれども、もしかしたら掘り起こしたらいろいろ僕はあるんじゃないかなと思っているんですが。もう一度、総務課長、調べて、町長が言ったたった2件とか1件とかじゃないと思っているんです。ぜひ調べて、再度調べて報告をしていただけますか。
○総務課長(種子島公彦君)
 今回の一般質問の通告の中で、文字ではトラブルや見解の相違の違いでという表現があったものですから、今回この2件が対象ではないかということで答弁をしました。
 各課においては、桂議員がおっしゃるように滞納の案件とかそういう案件を抱えている部署がほかにもありましたので、そういうものまで含めると調査というか、今回、各課の共通事項として捉えておりますので、そこは各課でまた認識をしているところでございます。
○11番(桂 弘一君)
 とにかく、時間がたてばたつほどなかなか難しくなる、その当時の担当者もいなくなる、あるいは直接の地権者が亡くなってその子供の時代になるというようなことになって、なかなか難しくなっていくばかりですので、我々も協力を惜しみませんので、地元の案件があったりしたら、個人情報の保護のもとで出しにくい案件と、これは出しても大丈夫だなという案件もあると思います。そこを精査して、ぜひ次の世代の人たちに難しい案件を残さないような仕事ということをやっていただきたいと思います。
 そしたら、最後になりますが、町長、これが現実なのか、僕が話をしているのが現実なのか、行政マンが答えている答えが、これ本当なのかというようなびっくりするような案件が続くわけですよ。ぜひ、接遇とともに長年の案件の解決と、また近々に抱えている町民からの問い合わせ、議会を通じての問い合わせについては再度お願いをしますが、迅速に正確に対応するということを指導いただくということを再度お願いをして、質問を終わらせていただきたいと思います。
○町長(伊地知実利君)
 ありがとうございます。
 今、桂議員から提案をいただいている種々の案件については、これまでも何回か申し上げてきたように、議会が終わった後では課長会をもってその周知徹底をすると。幸いにして私一人じゃないので、全課長がそこにおそろいでございますので、じかに議員一人一人の質問については聞いている、聞いてその答えも聞いているわけですので、それぞれがメモっているとそのように思いますし、また課長会でそれを取り上げても、この件だ、この件だというそれぞれ認識はしていると思います。
 当然、桂議員が心配して、新庁舎になって中身が変わらないと何もならんじゃないかというようなことをご指摘でございますが、ぜひ町民から親しまれる庁舎、親しまれる庁舎だけじゃなくて職員でないとまたいけないと、そのように思いますので、その指導を徹底していくように、各課長の協力をいただきながら、140名の職員をしっかりとした指導もしながら新しい年に向けて取り組んでまいりたいと、そのように思っています。
○11番(桂 弘一君)
 以上です。
○議長(永野利則君)
 これで桂弘一君の一般質問を終わります。
 以上で本日の日程は全部終了しました。
 本日はこれで散会します。お疲れさまでした。
散 会 午後 3時26分
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。


            和泊町議会議長  永 野 利 則



            和泊町議会議員  山 下 幸 秀



            和泊町議会議員  桂   弘 一