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更新日:2021年3月23日

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第4日

発言者

全発言者

発言内容

令和2年第3回和泊町議会定例会会議録
令和2年10月2日(金曜日) 午前9時30分開議

1.議事日程(第4号)
 ○開議の宣告
 ○日程第1 会議録署名議員の指名
 ○日程第2 議案第70号 令和元年度(2019年度)和泊町一般会計歳入歳出決算認定に
             ついて
 ○日程第3 議案第71号 令和元年度(2019年度)和泊町国民健康保険特別会計歳入歳
             出決算認定について
 ○日程第4 議案第72号 令和元年度(2019年度)和泊町奨学資金特別会計歳入歳出決
             算認定について
 ○日程第5 議案第73号 令和元年度(2019年度)和泊町下水道事業特別会計歳入歳出
             決算認定について
 ○日程第6 議案第74号 令和元年度(2019年度)和泊町農業集落排水事業特別会計歳
             入歳出決算認定について
 ○日程第7 議案第75号 令和元年度(2019年度)和泊町介護保険特別会計歳入歳出決
             算認定について
 ○日程第8 議案第76号 令和元年度(2019年度)和泊町後期高齢者医療特別会計歳入
             歳出決算認定について
 ○日程第9 議案第77号 令和元年度(2019年度)和泊町水道事業会計剰余金の処分及
             び決算認定について

 ○散会の宣告


1.本日の会議に付した事件
 ○議事日程のとおり

1.出席議員(12名)
  議席番号    氏   名      議席番号    氏   名
    1番  山 口 明日香 君      2番  島 田 浩 樹 君
    3番  森   富 隆 君      4番  川 畑 宏 一 君
    5番  池 田 正 一 君      6番  喜 井 和 夫 君
    7番  児 玉 実 隆 君      8番  東   弘 明 君
    9番  中 田 隆 洋 君     10番  山 下 幸 秀 君
   11番  桂   弘 一 君     12番  永 野 利 則 君

1.欠席議員(なし)

1.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
事務局長 芋高洋一君 書記 東 輝男君

1.説明のため出席した者の職氏名
職   名 氏   名 職   名 氏   名
町長 伊地知実利君 耕地課長 亘 禎一郎君
副町長 前田修一君 土木課長 和田清良君
総務課長 種子島公彦君 会計課長 永山美智代君
企画課長 林 義仁君 生活環境課長 泉 隆一君
税務課長 有馬清武君 教育委員会教育長 竹下安秀君
町民支援課長 玉野憲治君 教育委員会事務局長 永井 徹君
保健福祉課長 南 俊美君 農業委員会事務局長 先山照子君
経済課長 東 敏仁君

△ 開 議  午前 9時30分
○議長(永野利則君)
 皆さん、おはようございます。
 これから本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。

△ 日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(永野利則君)
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第125条の規定によって、児玉実隆君及び東弘明君を指名します。

△ 日程第2 議案第70号 令和元年度(2019年度)和泊町一般会計歳入歳
             出決算認定について
△ 日程第3 議案第71号 令和元年度(2019年度)和泊町国民健康保険特
             別会計歳入歳出決算認定について
△ 日程第4 議案第72号 令和元年度(2019年度)和泊町奨学資金特別会
             計歳入歳出決算認定について
△ 日程第5 議案第73号 令和元年度(2019年度)和泊町下水道事業特別
             会計歳入歳出決算認定について
△ 日程第6 議案第74号 令和元年度(2019年度)和泊町農業集落排水事
             業特別会計歳入歳出決算認定について
△ 日程第7 議案第75号 令和元年度(2019年度)和泊町介護保険特別会
             計歳入歳出決算認定について
△ 日程第8 議案第76号 令和元年度(2019年度)和泊町後期高齢者医療
             特別会計歳入歳出決算認定について
△ 日程第9 議案第77号 令和元年度(2019年度)和泊町水道事業会計剰
             余金の処分及び決算認定について
○議長(永野利則君)
 日程第2、議案第70号、令和元年度和泊町一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第9、議案第77号、令和元年度和泊町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についてまでの以上8議案を一括上程し、議題とします。
 提案理由の説明を求めます。
○町長(伊地知実利君)
 ただいま一括して上程をいたしました議案につきましては、地方自治法第233条第3項の規定により、議案第70号、令和元年度和泊町一般会計歳入歳出決算をはじめ議案第71号から議案第76号までの6特別会計歳入歳出決算及び地方公営企業法第32条第2項の規定及び地方公営企業法第30条第4項の規定により、議案第77号、令和元年度和泊町水道事業会計剰余金の処分及び決算について、別紙監査委員の意見書をそれぞれ添付してご提案をいたします。
 詳細については事項別明細書のとおりでございますが、主要施策の成果及び事業実績説明書を参考にしながら、審議の上、議決くださいますよう、よろしくお願いをいたします。
○議長(永野利則君)
 それでは、総括質疑を行います。
 初めに、議案第70号、令和元年度和泊町一般会計歳入歳出決算認定についての総括質疑を許します。
 質疑ありませんか。
○10番(山下幸秀君)
 昨年度の決算審査ということで、私は決算特別委員会には出席できませんので、総括で質問をさせていただきます。
 まず、財政についてですけれども、健全化に向けて努力はしておるところですけれども、4つの指標、これを総務省に提出し、総務省から47都道府県に下りてきて一斉に公表されるわけですけれども、本町は残念ながら平成28年、29年、県下で一番厳しい最下位というときもありました。
 今回、見てみますというと、4つの指標の中で実質赤字比率、連結赤字比率はありません。これは予算内でできているからということであり、次の3つ目の実質公債比率が15.9%、これは前回より0.5%悪化しております。よく実質公債比率は15%を超えると黄色信号と、要注意ということであります。また、本町の標準財政規模が38億2,916万円となっております。その標準財政規模からいわゆる公債、借金に充てる、償還に充てる額がこの15.9%。将来負担比率が、これも同じく標準財政規模の38億余りから将来負担するであろう比率が106.2%、これは交付金での和泊町の借金、約100億余りといいますけれども、交付金の算入等があり、約40億ぐらいの負担があるというふうに私は見ております。
 そういう中で、昨年度の事業を一つ例を取り上げますというと、世之主の団地、公営住宅整備事業においてかなりの地方債を使っております。昨年度で9,158万9,000円の事業を行い、内訳を見ますというと、国庫支出金が2,884万5,000円、地方債が6,250万円、一般財源24万4,000円となっており、いわゆる地方債─和泊町の借金です、これが住宅整備においてはかなりウエートが大きいなと思いました。
 そういうことで、前泉町長が、有利な事業の導入ということで、和泊町の社会資本整備を進めてきたとよく自負していましたけれども、今後も執行部においては、各課において補助事業等の手厚い有利な事業等を取り入れて、豊かな和泊町、町長が目指す花のまち、安心・安全のまち構築に努力していただきたいと思います。
 以上、総括質疑を終わります。
○議長(永野利則君)
 山下議員、これは質疑ですので報告は要らないんですよ。
 ほかにありませんか。
○町長(伊地知実利君)
 ただいま議長のほうからもありましたが、質疑でございますけれども、山下議員が監査を通して感じたことを述べていただきましたけれども、当然、私ども、事業をしていくからには、有利な事業の導入に努力をしていかないといけないと、そのように思っています。今、公債比率や将来負担比率の率を言っていただきましたけれども、これは当然、事業をするとこういう状況になってまいります。補助残は起債で充当しないというと、一般財源ではなかなかできないというところもありますので、先ほど指摘のありましたように、私ども、それぞれの各課、事業導入においては有利な新事業であるとか、交付金のほうを活用した事業とか、いろいろそういうものを精査しながら起債を充当していくというのが現状でございまして、当然、事業をしないというと町民の福祉向上にはつながらないということから、積極的な財政投資をしているところでございますが、これには十分バランスの取れた行政を進めていかないといけませんので、先ほど指摘のあるような公債比率や将来負担比率、そういうものについては気をつけながら十分な財政運営に努めてまいりたいと、そしてまた各課それぞれそのように努めているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(永野利則君)
 ほかにありませんか。
○9番(中田隆洋君)
 さっきの山下議員のほうからも質問がありましたが、監査意見書の中の2ページ、審査意見というのが書いてありましたが、その中でもさっき山下議員がご指摘のとおり、実質公債比率15.9%、前年度比0.5%、将来負担比率が106.2%、前年比で9.3%減というふうに載って、おのおの、いろいろその数字の内訳が出ているんですが、平成30年に庁舎建設が終わりまして、次の大型事業へ向けて今回からスタートしますアリーナ構想に向けて、ちょうど平成30年に財政シミュレーションをやっていただいたんですけれども、そのときのシミュレーションの中では、庁舎建設のときの90%起債も算入した後のシミュレーションでは、31年度、令和元年度、実質公債比率は14.10%に一応計算上なっていたんですが、少し差が出てきているかなと。その要因というのが、さっきの山下議員が指摘したことがそうなのか、さらにまた要因があるのかどうか、お尋ねをいたします。
○総務課長(種子島公彦君)
 実質公債比率等につきましては、以前シミュレートをしてございまして、また、その後、今現在シミュレートをしているところでございまして、その原因につきましては、やっぱり庁舎建設の起債であるとか、あるいはまた他の事業の起債が多額になった部分もございます。中田議員が以前から質問があります公債費と起債発行額をどう考えているかということもございまして、今、財政健全化対策の集中月間ということで令和2年度から努めているところでございますけれども、昨年度につきましても、公債費が約11億7,000万で発行した起債が7億1,500万でございますので、4億5,800万ほどは起債の残高が減少してきているということが今の現実というか財政状況でございまして、今後、そのアリーナ建設を、今のところ令和5年度と、今、シミュレートの中では計算しておりますけれども、それまでに一番庁舎の起債とか償還が増える来年度、令和3年度に実質公債比率が16.2%になるのではないかと、今、シミュレートをしているところでございます。実際、起債残高も令和元年度末では100億を切ったところでございまして、発行額を抑えて償還額が増えていくと起債残高は減っていきますけれども、その令和5年度の総合交流アリーナの建設時の実質公債比率は、今、15.5%になるのではないかとシミュレートしているところでございます。
 当時のシミュレートと若干相違があるのは我々も確認はしてございますけれども、実態に沿った運営をしていきたいと。先ほど申しましたけれども、なるべく発行する起債を抑制して、償還が10億から11億ということで、なるべく100億を切った状態で、シミュレートの中ではもっと減る予想でございますけれども、その時点で、今、立ち上げております総合交流アリーナの建設に向けて財政対策をしていこうという考えをしているところでございます。
○議長(永野利則君)
 ほかにありませんか。
○9番(中田隆洋君)
 将来、令和5年に向けて、実質公債比率15.5%というふうに数字を出していただきましたので、今回、その実質公債比率がシミュレートより若干上がっていたのでそれを聞きたかったので、山下議員の指摘どおり確かに30年度の町営住宅の事業債が多くなったかと。また、公共施設の解体事業が少し前倒しで実施されていたのがあったので、ここが高くなった理由かなと私なりには思っているところです。
 その将来負担比率については、シミュレートよりも大幅に減になっていますね。当初していたのより、それが132.4%でシミュレートされていたんですが、それに比べたら大幅に減になっている。大変いいことだと思っているんですけれども、この将来負担比率が下がったことについて、今後の財政についてはどういう見通しが立てているのかどうか、お願いいたします。
○総務課長(種子島公彦君)
 将来負担比率につきましては、庁舎建設の債務負担行為額の減額でございますとか、そういうのが要因の一つになっているとも思われますけれども、現在のシミュレートでございますと、これも令和5年度に向けて鋭意努力をしているところでございますけれども、総合交流アリーナを建設する予定をしている令和5年度にも今と同じぐらい、106.9%ぐらいを今シミュレートしているところでございまして、先ほど申し上げました実質公債比率とともに将来負担比率にも十分注意をしながら、今後の財政運営をしていきたいと考えております。
○9番(中田隆洋君)
 将来負担比率を出していただきましたので、106.9%で事業着工ということであります。将来負担比率が下がったことは、やはり今後の公債比率が下がっていく指数だと思っておりますので、大変喜ばしいことかなと思っております。このシミュレート、30年、庁舎建設後に出してもらったのを議会に提出をいただいて持っているんですけれども、今回、また新たに新しいのが総務課長のほうでつくってあるということでしたので、今度アリーナ建設に向けて新しい財政シミュレートのほうを議会のほうに提出いただきたいなと要望したいのと、将来負担比率が下がった要因になっているのは、やはり標準財政規模が大きく、その分母になりますので、そこが大きくなった。それが大きくなる理由というのは、やはり交付税が若干上がってきている部分があって、それがこの将来負担比率を大きく、いい方向に進めているのかなと思っているんですが、その地方交付税が増える中で一番気にしているところが、地方債に対する交付税措置がある事業。私が持っているのが、今、29年度の中で、借金に対して61%が送付税措置されるという資料を頂いて、30年度の資料がなかったんですが、口頭で聞いたのが67%ぐらいだったと記憶しているんですが、31年度はこの地方債に占める交付税措置の割合というのが大体どのくらいになっているのかをお尋ねしたいのと、この31年度、令和元年度分の資料も議会のほうに提出していただきたいなと、質問と要望と、最後ですのでお願いいたします。
○総務課長(種子島公彦君)
 まず、要望の点でございますけれども、シミュレートにつきましては、昨日、元年度の市町村の会計が速報値として県のほうからも発表されておりまして、そういうものを再度精査してシミュレートは提出させていただきたいと思います。
 それから、地方債に対する交付税措置でございますけれども、以前から70%を若干切るぐらいかなと、そういう数字で推移してきておりますので、令和元年度につきましても、まだ実際に計算をしたことはございませんけれども、70%を若干切るぐらいだと予想はしているところでございます。そこにつきましても、交付税の基準財政需要額に占める交付税措置等を再度計算いたしましてお示ししたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(永野利則君)
 よろしいですか。
 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永野利則君)
 ないようですので、次に、議案第71号、令和元年度和泊町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての総括質疑を許します。
 質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永野利則君)
 次に、議案第72号、令和元年度和泊町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定についての総括質疑を許します。
 質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永野利則君)
 次に、議案第73号、令和元年度和泊町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての総括質疑を許します。
 質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永野利則君)
 次に、議案第74号、令和元年度和泊町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についての総括質疑を許します。
 質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永野利則君)
 次に、議案第75号、令和元年度和泊町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての総括質疑を許します。
 質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永野利則君)
 次に、議案第76号、令和元年度和泊町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての総括質疑を許します。
 質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永野利則君)
 次に、議案第77号、令和元年度和泊町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についての総括質疑を許します。
 質疑ありませんか。
○10番(山下幸秀君)
 水道事業においては収益的事業ということで、町民の水道料金によって運営がなされているということから、非常に近年厳しい運営が続いていると思っております。ちなみに、昨年度、若干の129万8,000円の黒字にはなっております。一昨年、平成30年はマイナス353万4,000円、350万余りの赤字ということで、またこれは企業債を償還しながらの運営ということで、企業債をちょっとここで触れてみますというと、現在の企業債残高が14億2,464万8,810円あると。その中で昨年度の償還額が5,769万7,472円を償還しつつ運営をしているということが現状であり、今後、料金改正をするのか、またコスト削減ができて現状でいけるのか、その辺の見通しも含めて、和泊町は硬度低減施設を整備したことにより、より安全でおいしい水の提供ができていると私は評価しておりますけれども、今後の運営の見通しについて伺いたいと思います。
○生活環境課長(泉 隆一君)
 お答えします。
 今年度につきましては、プラス120万ほど上がりました。山下議員が言われますように、昨年度はマイナス350万程度ありまして、この要因としましては、昨年度は水利用が多くなったという点が1点あります。また、あと、そのほか台風が発生したんですけれども、その被害がほとんどなかったということで、支出する点が大幅に減ったということになっております。
 今後、料金改定につきましては、昨年度作成しました水道ビジョン、あるいはアセットマネジメントがありますが、それに基づいて令和3年度以降、現在計画はしておるところではございますが、今年度、このコロナ禍ということでありまして、まだすぐすぐには取りかかれない状況にあると思いますが、なるべく、独立採算性の企業でありますので、町民の皆様のご理解を得ながら料金改定のほうは進めていきたいと考えております。
 以上です。
○議長(永野利則君)
 よろしいですか。
 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永野利則君)
 これで8議案の総括質疑を終わります。
 お諮りします。
 ただいま議題になっております8議案については、議長と前監査委員を除く全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永野利則君)
 異議なしと認めます。
 したがって、8議案については、議長と前監査委員を除く全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定しました。
 以上で本日の日程は全部終了しました。
 本日はこれで散会します。
散 会 午前 9時55分


地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。


            和泊町議会議長  永 野 利 則


            和泊町議会議員  児 玉 実 隆


            和泊町議会議員  東   弘 明