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更新日:2021年3月23日

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第2日

発言者

全発言者

発言内容

平成30年第3回和泊町議会定例会会議録
平成30年9月12日(水曜日) 午前9時30分開議

1.議事日程(第2号)
 ○開議の宣告
 ○日程第1 会議録署名議員の指名
 ○日程第2 諸般の報告
 ○日程第3 行政報告
 ○日程第4 報告
 ○日程第5 一般質問
        ・前 利悦議員
        ・山下幸秀議員
        ・東 弘明議員
        ・桂 弘一議員


 ○散会の宣告


1.本日の会議に付した事件
 ○議事日程のとおり

1.出席議員(12名)
  議席番号    氏   名      議席番号    氏   名
    1番  川 畑 宏 一 君      2番  池 田 正 一 君
    3番  喜 井 和 夫 君      4番  松 村 絹 江 君
    5番  東   弘 明 君      6番  前   利 悦 君
    7番  中 田 隆 洋 君      8番  橋 口 和 夫 君
    9番  和   正 巳 君     10番  山 下 幸 秀 君
   11番  桂   弘 一 君     12番  永 野 利 則 君

1.欠席議員(なし)

1.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
事務局長 芋高洋一君 書記 東 輝男君

1.説明のため出席した者の職氏名
職   名 氏   名 職   名 氏   名
町長 伊地知実利君 耕地課長 亘 禎一郎君
副町長 前田修一君 土木課長 和田清良君
総務課長 種子島公彦君 会計課長 永山美智代君
企画課長 皆吉泰智君 生活環境課長 泉 隆一君
税務課長 林 義仁君 教育委員会
教育長 逆瀬川勝久君
町民支援課長 東 敏仁君 教育委員会
事務局長 美野忠徳君
保健福祉課長 南 俊美君 農業委員会
事務局長 先山照子君
経済課長 武 吉治君

△ 開 議  午前 9時30分
○議長(永野利則君)
 皆さん、おはようございます。
 これから本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。

△ 日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(永野利則君)
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第125条の規定によって、桂弘一君及び川畑宏一君を指名します。

△ 日程第2 諸般の報告
○議長(永野利則君)
 日程第2、諸般の報告を行います。
 諸般の報告につきましては、お手元に配付のとおりでありますので、お目通しください。

△ 日程第3 行政報告
○議長(永野利則君)
 日程第3、行政報告を行います。
○町長(伊地知実利君)
 皆さん、改めておはようございます。
 行政報告の前に、議会を初め町民の皆さんにお礼とおわびを申し上げたいと思います。
 私のことでございますが、私、変形膝関節症というのを患いまして、2カ月余り入院をいたしまして、全人工骨膝置換手術を受けてまいりまして、無事に帰ってくることができました。この間、議会や町民の皆さんに大変ご迷惑をおかけいたしたと、そのように思っております。
 その2カ月余りの間は、副町長を中心として各課長、職員が一丸となって、私にかわって行政の推進に当たっていただき、病院と役場とファクスや電話で結びながら、行政運営に支障のないように努めてまいりましたが、何といっても長期間不在をしたということは、議会を初め町民の皆さんに大変ご迷惑をおかけしたと、そのように感じているところでございます。
 このように元気で帰ってきたからには、今以上に140名の職員と一丸となって、町民の福祉向上のために今後とも取り組んでまいりたいと、そのように思っておりますので、議会を初め町民の皆さんの変わりないご支援とご協力をお願い申し上げます。しっかりと町政発展のために頑張ってまいりますので、お願いを申し上げたいと思います。
 それでは、行政報告でございますが、2カ月余りも休んでおりましたので、いろんな協議会、会議につきましては、副町長を代理として出会をさせていただきました。退院をして帰ってきてから、9月6日の沖永良部衛生管理組合の議会、それから沖永良部バス企業団の定例議会、南栄糖業の株主総会に参加をいたしまして、それの報告を少しかいつまんで報告申し上げますが、特に副町長が出会をいたしました会議の中で重要なことにつきましては、副町長に自席から報告をさせていただきたいと、そのように思います。
 まず、6日に沖永良部衛生管理組合議会の中で、決算等の審査の終了後、ごみの減量化などに関することについて、意見交換会を議員の皆さんと行いました。
 その中で、29年度にクリーンセンターに両町から持ち込まれたごみの量が、収集車における搬入が262万4,350キログラム、そして一般持ち込み、個人で持ち込んだごみが122万4,030キログラムということになっておりまして、合計で384万8,380キログラムとなっております。そしてまた、焼却施設などの維持補修に毎年5,000万近い経費を投じております。
 それらの施設の延命化を図るために、ごみの持ち込み量の減少を図ることが施設の延命化を図る第一番のことだということで、いろいろと町民の皆さんに、この議会の中で議論されたことは、1番目に、マイバッグを持参し、レジ袋を減らすように努める、2点目に、計画的に食品を購入し、食べ残しを減らす、3点目に、生ごみは極力水切りしてからごみ出しを行う、4点目に、会食や宴会などにおいて、乾杯後の30分とお開き前の10分は自席で料理を楽しむことにより食べ残しを減らす3010運動の徹底、5点目に、使い捨て製品の使用を抑制し、物を無駄にしない生活スタイルを心がけるという5点について、ごみを排出する当事者として、みずからごみの発生・排出抑制に努めるとともに、衛生管理組合や町が取り組むごみの減量化、資源化に協力するように努めるということを申し合わせして、関係機関でそれぞれの区長会や地域女性連絡協議会などでその啓発をしていくということを申し合わせました。そのようなことをすることによって施設の延命化が図られ、両町から負担する経費の節減につながるということで申し合わせたところでございます。
 次に、南栄糖業株式会社の第6期の株主総会におきましては、南栄糖業の29年産につきましては、収穫面積は1,657ヘクタールとなり、10アール当たりの収量は5,130キログラム、生産量につきましては、7月の干ばつ、さらに10月の台風被害などもありましたが、当初見込まれました量より増の8万4,974トンとなりました。買い入れ甘蔗糖度につきましては、10月の台風被害の影響で13.58度でありました。工場成績については、ブリックスが16.94度と低く、製品歩どまり実績も11.66%と前年比1.09%減となりましたが、当期売上高が14億9,350万2,000円、経常利益が3億2,892万1,000円となり、当期純利益は2億2,750万1,000円となりました。
 このような利益が出ていることから、ここ二、三年、南栄糖業の経営改善も順調よく図られているということをご報告申し上げたいと、そのように思います。
 以上で壇上からの行政報告につきましては終わりますが、後で副町長のほうから追加して報告をいただきたいと思います。
○副町長(前田修一君)
 それでは、町長が不在時の行政報告につきまして、2点ほど私のほうから報告をさせていただきます。
 まず、6月28日、JACの株主総会が鹿児島空港ビル内で開催されました。提案されました議案は、平成29年度の決算につきまして、会計処理剰余金の配当、取締役選任、いずれも原案どおり承認されたところであります。
 29年度の営業内容といたしまして、新たにATR42型機を4機導入して機材の更新を行った一方で、福岡-松山間、福岡-奄美間、鹿児島-徳之島間の全便と、鹿児島-奄美便の一部を株式会社ジェイエアへ移管を行うなど、航空運送事業の縮小を行っております。その結果、29年度の営業収益は、対前年度比38億7,200万円、約17.7%減額の180億4,700万円となっております。
 機材も、19機から2機減の17機体制となっており、本来の運送事業分野での2期連続の大幅な減額は、JAL傘下における今後のM&Aを含めて、将来におけるJACの航空会社としての経営方針に関係してくるかもしれません。奄美の12市町村とJALの出資で会社を設立いたしました航空運送業務を始めたJACの経営方針につきましては、株主としてこれからも注視していく必要があると思います。
 なお、今期の株主配当金は、当期純利益11億993万7,000円の10%を持ち株に応じて配当するため、本町には443万9,760円の配当金となっており、対前年度比666万4,000円、約60%の減額となっております。
 株主総会終了後に自由意見の時間がありましたので、1点目に、7月1日からのアイランドホッピングルート、沖永良部-那覇間の路線開設に対するお礼、2点目に、ダイヤ改正について、関東、関西からの鹿児島経由での乗り継ぎ便の利便性の向上のため、現在、2便が9時40分鹿児島発となっておりますが、その2便の鹿児島出発時刻をおくらせて午後0時ごろに設定してほしいということ、3つ目といたしまして、沖縄間のアイランドホッピングルートの利用促進のためにも、沖永良部-那覇間と関東、関西便への乗り継ぎ割引制度を創設していただきたいということで、以上3点について、すぐに実現できるかどうかは別といたしまして、強く要請をしたところであります。
 それから、8月2日に鹿児島市におきまして、防災・危機管理トップセミナーが行われました。一昨年7月に、福岡県朝倉市を初めとした地方で大規模な豪雨災害がありました。そこの東峰村の村長であります澁谷村長から、対応状況について講義がありました。
 東峰村というのは、人口が2,100人、世帯数は871世帯、面積は約51平方キロ、知名町と同じ面積でありますが、高齢化率は42.1%というようなところであります。山岳山林地帯が86%を占めるという山岳地帯であります。
 その中で、死者3名、大規模な土石流、集中豪雨による河川の増水、流木による甚大な被害が発生した豪雨災害の経験を通した首長の初動体制、それから職員の対応、住民の対応のマニュアルが提示されたところであります。
 また、そのときの実際の災害対応として学んだことといたしまして、歴史は繰り返すということ、災害は忘れたころにやってくるということ、それから住民に、これまで大丈夫だったから今回も大丈夫だと思ったなどのなれが被害の拡大につながったことを改めて確認させられたということでありました。
 また、甚大な災害発生の要因は、豪雨のみが原因ではなくて、森林の荒廃、それから林道、作業道の管理不徹底などが被害を甚大にしているとのことなどの報告がなされたところであります。
 先日の9月9日、沖永良部台風から41年目の和泊町防災の日に、県の防災ヘリは、鹿児島地方の天候不良のため参加することができませんでしたが、町民グラウンドにおいて災害救助訓練、それと西原字を中心に避難訓練が行われました。特に、ことし発生しております西日本を中心とした豪雨災害、それから台風21号による関西方面の被害、そして北海道胆振東部地震を機に、改めて歴史は繰り返す、災害は忘れたころにやってくるを教訓にいたしまして、台風常襲地帯である本町においても、事前のマニュアルの確認、被害発生の可能性のある箇所のチェック、自主防災組織の連絡、行動予定等を改めて確認しておく必要性を感じて、関係課と情報共有を図ったところであります。
 以上、私のところから2点ほど報告いたしました。
○議長(永野利則君)
 これで行政報告は終わりました。

△ 日程第4 報告
○議長(永野利則君)
 日程第4、報告第3号、財政健全化判断比率について、報告第4号、資金不足比率について、報告第5号、放棄した私債権の報告については、お手元に配付のとおりでありますので、お目通しください。