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更新日:2024年3月19日

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12月12日(一般質問:森富隆議員)

発言者

森富隆議員

発言内容

再 開 午前11時25分
○議長(永野利則君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 森富隆君の一般質問を許します。
○3番(森 富隆君)
 皆さん、こんにちは。議席番号3番の森富隆でございます。
 先日の奄美新聞に、奄美市のタラソ奄美の竜宮は、2006年12月に約10億5,000万円をかけてオープンしました。翌年度は約10万人ほどの利用者がありましたけれども、2008年以降は年々利用者が減少し、赤字経営が続いて、近年は利用者が3万3,000人ぐらいに減少し、指定管理者が撤退を申し出て、今年の6月1日から休館し、再開は未定との新聞報道がありました。
 さて、タラソおきのえらぶにおいては、このような事態になっては絶対になりません。タラソおきのえらぶは、財政的には脆弱ではありますが、町当局が保健事業等の委託や地方創生加速化交付金などを活用して、住民の健康と地域の活性化の拠点施設として現在に至っているものと思います。
 そこで、質問します。
 タラソおきのえらぶの運営について、利用者の増、健康増進対策、健全経営に向けてのどのような施策を講じていくか。また、今後のメンテナンス計画はどのようになっているか。
 以上、壇上から質問いたします。
○町長(前 登志朗君)
 森議員の1点目のご質問にお答えいたします。
 タラソ施設の利用者増や町民の健康増進のために、まずは機器の不具合による休館を少なくしていく必要があると考えております。そのために必要な補修を早期に行うため指定管理者と密に情報共有を行う必要があります。
 また、タラソ施設の開業から約20年がたち、設備の不具合も年々多くなっております。本年度からは、配管関係の定期的な点検を町内業者に委託しており、今後は、業者の点検結果などに基づき必要な補修も行ってまいります。
 壇上からは以上でございます。この後は、自席からお答えいたします。
○3番(森 富隆君)
 平成31年3月に、株式会社えらぶ海洋企画経営健全化方針の中に、施設機器の故障は利用者数への影響が多いため、機器補修を迅速に行うことが重要である、日常的な保守点検と定期的な保守点検管理をして利用者満足度の向上を図るとなっておりますが、やはり先ほど町長が言われましたように、機器の老朽化等でトラブルは起きている状態ですけれども、これについてどのような対処をしてきているでしょうか。
○保健福祉課長(芋高洋一君)
 お答えします。
 まず、機器の補修関係の前に、経営的な部分、そして利用者増、健康対策、健全運営とリンクするところがありますので、まずは、町長の答弁と重複するところがありますけれども、その辺から詳しく答弁をさせていただきたいと思います。
 タラソおきのえらぶの利用者増につきましては、今年度は水の濁り等により何度か休館をしており、利用者の皆様には多大なご迷惑をおかけし、ご協力をいただきましたが、配管等の汚れを落とす工事や、マンガン除去の工事、プールの改修工事等を行い、これにより継続して安定的に営業ができるようになったと考えております。
 今後は、指定管理者と密に情報共有を行って、更衣室の壁、天井の貼り替え、そして出入口の手すりの設置、そしてメインプールの五方弁の取替え等、故障箇所の補修を行う計画でありまして、今回の補正予算に計上してあります。
 また、利用者の増に関しましては、今年度は、議員も承知かと思いますけれども、株式会社Fast Fitness Japanから、4月、8月の2回にわたり31台のトレーニングマシンの寄贈を頂いたところであります。それをジムに設置し、既に多くの方に利用をいただいております。これまで中高年者の利用が多かった現状ですが、それによって若い世代の利用者が増加をしているところであります。
 また、子育て中のお母さん世代にフォーカスを当て、週3日、これまで午後1時からとしていた営業開始時間を午前10時からとする日を設けた結果、これまで設備利用できなかった方にもマシンを活用した運動を提供できるようになりました。
 また、マシンを寄贈いただいた企業と知名町とヘルシアアイランドミーティングを実施しまして、島の内外から多くの方に施設をご利用いただきたく、また定期的なマシンメンテナンスの協力依頼等、三者で取組について協議を行っております。
 町といたしましても、タラソおきのえらぶと協力をしながら、多くの方にご利用いただける施設にしていきたいと考えております。
 そして、メンテナンス計画につきましては、指定管理者において、開設時からの設備等の保守管理点検業務や、本年7月から配管関係の定期的な点検業務を関係業者と委託契約を締結しています。
 今後は、その委託事業者の点検結果や利用者のニーズを基に指定管理者と協議をし、必要な補修について優先順位をつけながら計画を策定し、継続して安定的に営業できる体制を構築していきたいと考えております。
○3番(森 富隆君)
 今、課長のほうから説明があったんですけれども、保守点検を定期的に行っていく予定だということを聞きました。
 そのメンテナンスについてですけれども、やはり地元の企業でないと、島外の、県外とかの業者ですと、すぐそういう故障等についての対応はできないと思うんですけれども、その点については地元の業者のほうでお願いしているでしょうか、お答えください。
○保健福祉課長(芋高洋一君)
 お答えします。
 配管の設備の業務点検は、地元業者と委託契約を締結しております。
○3番(森 富隆君)
 点検事項については了解しました。
 これは指定管理者の業務の範囲になると思いますけれども、利用者の増加の方針として、タラソ施設に対する住民のニーズ及び住民の意識調査を行い、施設の求められている魅力あるサービスで、若い年代層からの新規の顧客を掘り起こす対策に取り組むというふうになっていましたけれども、今、課長の話によりますと、トレーニングジムなどをPRして若い人を取り込んでいきたいということでございますので、そのようなことはずっと継続的にお願いしたいと思います。
 また、ボルダリングも設置してありますけれども、いま少し町民に対してのPR、アピールというか、広報が少し不足しているんじゃないかと思います。その点も併せて検討するようにお願いしたいと思います。それについて、課長のほうから一言。
○保健福祉課長(芋高洋一君)
 お答えします。
 ボルダリング設置につきましては、昨年度の重点新規事業で設置をしております。ボルダリングは、東京オリンピックの種目にも採用され話題になったというふうに理解をしているところでありますが、壁の高さが5メートル以下と比較的低く、女性や子供でも楽しむことができるスポーツだと認識をしています。壁に取り付けられたホールドと呼ばれるような石の突起物を使って登るスポーツで、コースは難易度に分けられておって、初心者から上級者まで幅広く楽しむことができるスポーツだということであります。
 また、筋肉や体幹を鍛えることができて、子供たちにとって、どのようにして登ろうか考え、体の動かし方を学ぶことができるスポーツで、運動不足の方や女性や子供たちが気軽に楽しめる場所として利用していただき、全身運動による健康増進が図られると考えております。
 現在は、認知度が低いこともあり、利用者が少ない状況ですが、今後はタラソおきのえらぶや関係団体と協議しながら、利用者の増加を図り、健康増進に努めていきたいと考えております。
○町長(前 登志朗君)
 ありがとうございます。
 ただいま、森議員から先ほどございましたアンケートを取りなさいという話でございますけれども、ちょうど今取っておりまして、今、大体100人ぐらいから非常に細かいデータを頂いておりますので、今それを集計しているところでございます。これは主にプール会員の皆さん方からなんですけれども、そこをきちんとまとめた上で、またよりよい施設にしていきたいと考えております。また、施設の中も可能な限り早く直していきたいと考えております。
 ボルダリングにつきましては、現在、お天気の悪い日ですとか、家族連れ、お母さんが子供を連れて来ているようですけれども、タラソのほうで近々またボルダリングのイベントも企画しております。ボルダリングのところは無料で使えますので、小さなお子様たちとお母さんが遊びに来ているようでございますけれども、全体を通して、もっと町民の皆様方の健康施設として活用できるように、引き続き努めてまいります。
 以上でございます。
○3番(森 富隆君)
 今、ボルダリング等についてもいろいろと説明ありましたけれども、トレーニング機器が非常に充実して、利用者も結構増えてはいると思うんですけれども、広報に、多分トピックスのほうでしたか、そこにジムの機械の写真は一応掲載してありますけれども、さらに利用していただくためには、もう少し機器の内容等について町民のほうに周知していただいて、ぜひ活用されるようにされたらいかがかと思いますので、その辺のほうも検討していただきたいと思います。
 タラソおきのえらぶは、私ども本当に非常に重宝して、毎日楽しみに行っております。そのおかげで、まだ私もトレーニングジム等を使ってこのように元気でやっております。ぜひこれからもその点も含めてお願いしたいと思います。
 それでは、今、副町長いらっしゃいますんで、副町長も一生懸命タラソを利用されておりますので、副町長のほうからも一言何か、タラソについてお言葉をいただければと思います。
○副町長(川畑裕一君)
 私も、17年前に開館をいたしまして、あれ以来ずっと通っております。私はなぜ会員かといいますと、やはりメンタル面に非常によろしいんですよね。というのも、業務で疲れて行くと、向こうでこう打たれるだけでもうぐっすり寝れるというのがありましたので、いまだにずっとここを使っているんですけれども、やはり鹿児島大学の調査の中からも、非常にメンタル部分では効果があるというのがしっかりと出ておりますので、この部分をもう少し私はPRする必要があるのかなとつくづく思っております。
 といいますのも、最近、非常に世の中複雑で大変な世の中になってきております。いろんな意味で子供たちからお年寄りまでメンタルをやられるという方々が非常に多くなっておりますので、その辺のケアという形の中では非常に私は効果があるなと。だから、その辺をもう少し掘り下げて、具体的にどういった形で進めていくのか、関係機関と併せてやると、さらにいい結果が出てくるのかなと思います。
 ぜひテレビをご覧の皆様方も、あの施設に行って、若々しい年いった方々の水中バレエをご覧になってください。思わず笑います。もうそれ見るだけで元気が出ます。そういうことです。どうぞよろしくお願いいたします。
 以上です。
○3番(森 富隆君)
 ありがとうございました。
 そのように非常に大事なタラソでございます。これからも利用者が健康で喜んで楽しく利用できるような方向で整備をしていただきたいと思いますので、これでタラソおきのえらぶについての運営についての質問は終わらせていただきます。
 次に、有線テレビの今後の在り方に関するアンケート調査の結果報告について、令和4年9月に実施されたアンケート結果報告が一部のみの報告で、全部報告するとなっていると思うが、どのようになっているか、お願いいたします。
○町長(前 登志朗君)
 森議員の2点目のご質問にお答えいたします。
 有線テレビの今後の在り方に関するアンケートについては、令和5年2月にその結果を町ホームページに掲載、公表しております。
 その後、8月に和泊町新有線テレビ放送施設審議会においてアンケート結果を報告し、自主制作番組の継続可否及び自主制作番組の配信方法について協議をしていただいたところです。
 その結果、自主制作番組について継続、同番組の配信方法についても、従来のとおりケーブルとするとの報告がございました。
 今後は、結果を踏まえ、町としましても自主制作番組の継続とケーブルでの配信を継続してまいります。
 壇上からは以上でございます。
○3番(森 富隆君)
 この件について、課長のほうからもお願いします。
○企画課長(有馬清武君)
 ただいま町長が答弁させていただいたんですけれども、審議会の協議結果を踏まえまして、町としましては、また自主制作番組の継続とケーブルでの配信を継続ということで、町長が今回表明されたというふうに認識しております。
 以上です。
○3番(森 富隆君)
 ただいま、町長、課長から回答がありましたけれども、このことについては、令和4年第3回定例会において、私からの質問に対して企画課長は、「企画課内で厳重管理をいたしまして、その集計結果につきましては、今後、ホームページ上や広報誌等で公表していく予定としております。また、それ以外のサンサンテレビに対する意見という場は設けておりますが、そういったところも全て公表していく」と答弁しましたね。
 ところが、この報告を見ますと、このホームページに、ただこれだけの集計結果を載せているだけなんですよ。こういうことは全てを公表するということとは全然違うんじゃないですか。まるっきりもうおざなりのただ報告、これでは町長がサンサンテレビで何回も町民にアンケートの依頼をお願いして、それで終わって、その後の結果の報告がただこれだけでいいと思うんですか。町民は今初めて放送審議会でこういうふうに決まりましたということを聞きましたよ。ホームページを町民が見られているのは多くて50%だと私は思いますよ。このアンケートもありますけれども、インターネットを使っていますという人は45%ですよね、これを見ますと。
 そういうことで、それだけ重要なことを、これでやりましたからというただ報告だけで町民の皆さんは納得すると思いますか。議会報告会でも、まだアンケートを聞いていないけれども、どうなっていますかという質問が出たぐらいなんですよ。それについてどう思いますか、課長。
○企画課長(有馬清武君)
 その件につきましては、大変私の認識がちょっと足りなくて、公表できなかったことに関してはちょっと反省しているところでございますけれども、そのアンケートにつきましては、その方向性等について、また審議会等に諮って、町としての方向性を見いだしていきたい、考え方を整えていきたいということで認識しておりまして、公表しなかったことに関しましては若干反省しているところであります。申し訳ございません。
○3番(森 富隆君)
 この報告につきましては、やはりサンサンテレビだけじゃなくて、町の広報誌はほとんどの町民が見ていますよ。それとサンサンテレビでも80%ぐらいの方は見ています。そういう町民が頻繁に利用されている、そういう広報とかサンサンテレビとか、そういうのを使わないで、おざなりのこういう報告だけでは何もなりませんよ。町長からのコメントも一つもないでしょう。町民に対してアンケート調査にご協力いただきましてありがとうございましたとか、そういうことをサンサンテレビで言っていませんよね。町長はそういうことに対してどう思っていますか。
○町長(前 登志朗君)
 私の意見は、これまでも議会の場で何度もお答えしているところでございますし、答弁したとおりでございます。
 そして、アンケート結果につきましては、尊重してやっていきたいと考えております。
○3番(森 富隆君)
 私はそういうことを聞いているわけじゃないんですよ。さんざん町民の方にアンケートをお願いしておきながら、そのアンケートの調査結果が出た時点か、この放送審議会の結果が出た時点でも、それは構わないんですけれども、そのことについての町長の報告とか見解とか、そういうことを広報誌とかサンサンテレビで報告する予定はないですか。そういうことなんですよ。
○町長(前 登志朗君)
 アンケートのときにご報告いたしましたとおり、私自身は個人の分かるところを町長が見るのはどうかという話もございましたので、アンケート用紙については一切目を通してございません。私も皆さんと同じ状態で、そのアンケート結果のデータを渡されただけでございますので、その中で多くの町民がやはり以前から申しておりますように求めているということを判断して、このままの形でいくのが最もいいというふうに判断したところでございます。
○3番(森 富隆君)
 そういう議会とか、そういうことで話をしたということですけれども、町民に対して、ちゃんとそういうことをやっぱり報告をしておくべきことじゃないかということを私は申し上げたいんですよ。ですから、次回の広報誌でもよろしいですから、広報誌とサンサンテレビで、そのアンケートについての方針がこういうふうに決まりました。その前に、町民の皆様に非常にお手数をおかけしました。前代未聞の記名式のアンケート調査をお願いしたんですけれども、何割かの方が回答いただいてやりましたということを、やっぱりちゃんと町の責任者として、その辺のけじめをつけるためにも、そのようなことをやる必要があるんじゃないかと思いますけれども、どうですか。
○町長(前 登志朗君)
 そこのところは、またみんなと検討しながら図っていきたいと思います。
○3番(森 富隆君)
 ぜひこれは真剣に検討していただいて、実行に移されるようにお願いしたいと思います。
 そして、今回のこのアンケート調査の結果について、これが問10の「有線テレビ事業に関する意見や要望がありましたらご記入ください」について、全部の意見を公表するようにしますというふうに課長が答えたんですよ。ただ、この件については一つも載っていないですね。
 前にちょっと聞きましたら、匿名で名前を出すわけにはいかないからどうこうという説明がありましたけれども、名前を出す必要はないんですよ。こういう意見がありましたという全部公表するべきじゃないですか。相当都合の悪いことがあって載せることができなかったのかどうか。課長、これは何で問10についてのアンケートの結果は一言も載っていないんですか、答えてください。
○企画課長(有馬清武君)
 お答えいたします。
 令和4年第3回定例会の私の答弁の内容として先ほど議員が述べられましたけれども、それに付け加えまして、「全て公表していく。これは個人が特定されることがないよう配慮しながら」というふうに私は答弁したというふうに議事録に載ってございます。
 今回、この問10の自由意見につきましては、個人の名称とか、またそれにつながるような文章が散見されていたということで、今回は問10の自由意見の欄は全部公表はしなかったという流れでございます。プライバシーの関係もありますので、その辺、公表の仕方が大変難しいところがありまして、今のところしていないところがございます。
 以上です。
○3番(森 富隆君)
 個人のだから特定の名前を出すということは、もちろんこれは控えるべきですよ。それを載せる必要はないんで、やはり非常に危ういアンケートとか、そういうのは除いたとしても、こういう意見がありましたという、これをやっぱり皆さんに知らせないと、ああ、そういうことがあったのかということで、やはり皆さんが納得してくれると思うんですよ。実際に放送は継続するという方向性は非常にすばらしい方向性になったんですけれども、やっぱりこういうアンケートを取った以上、しかも議場で課長がそこまで約束したのをちゃんと実行しないというのは、この議会は何のためにやったのかなという、私は非常に疑問を感じているところです。
 ですから、再度そのようなことについて検討して、提出するか町民に知らせるか、議会に提出してもいいです。町民に報告するか、その辺をぜひ検討していただきたいと思います。どうですか。
○企画課長(有馬清武君)
 お答えいたします。
 先ほども言いましたように、個人につながるような文言が含まれている部分もありますので、これに関しまして、私どもも法律的なところはちょっと素人的な部分がございますので、町の顧問弁護士の方にそこら辺は相談しながら、こちらとしても法にのっとって、また公表ができるようであれば、そこは公表させていただきたいというふうに考えております。
 以上です。
○3番(森 富隆君)
 やはりこれは非常に大事なことなので、弁護士さんとも相談して、どの辺まで開示できるか、その開示できる範囲は必ず開示するようにお願いします。よろしいですか。
○町長(前 登志朗君)
 議員からのご指摘のあったとおり、幾つか公表の部分で足りなかった部分があるのかと今感じております。そこのところはよく精査して、また進めていく必要があるのかなと思っております。
 ただ、以前から担当課とテレビのほうがあまりコミュニケーションがうまく取れていないというような話も聞いておりまして、また番組においても恣意的な部分が感じられるというような声も聞いており、そこのところもきちんと精査しながら進めていく必要があるのではないかなというふうに感じております。
○3番(森 富隆君)
 やはりこの今回のアンケートにつきましては、慎重さが足りなかったと思うんですよ。その集計結果についても十分話し合われて、それからアンケートを取るとか、そういうことをしなかったおかげで、いろんな面で疑念を感じたり、疑問を感じたりすることがありましたよ。やはりこれからこういうアンケートとか、そういうことを取る際には、十分町民とか、そういう皆さんの意見を聞きながら、一方的に行政当局で進めるんじゃなくて、その辺のことをこれから十分私は検討しながら進めていきたいと思います。
○町長(前 登志朗君)
 はい、そうですね。ただ、今回のアンケートにつきましては、もちろんアンケートを取るからには予算が絡んでくるわけで、私が役場に来る前の年に決まっていたアンケートでございまして、それを粛々と進めたということでございます。
 ただ、先ほどの役場との行き違いがあるというところがちょっと問題かなとも考えておりまして、例えば、先日の議員と語る会のときでも、その放送の中で、私がお弁当を作ったとか、様々な話が出ておりましたけれども、それをサンサンテレビのスタッフがしゃべって、それをテロップまでつけて、それを全てそのまま流して、見ている人がそれを信じると、議員の皆様もちょっと笑っているのを私もテレビで見て非常に傷つきましたけれども、様々な方から、町のテレビが町長のネガティブキャンペーンやっているんじゃないかというふうな連絡も来たりします。
 また、ほかにも、いろいろそういった定かでもない、もろもろを撮影して、それにテロップまでつけてサンサンテレビで流すと、見ている人がそれを全てうのみにすると。サンサンテレビが行って、撮って、つくって、それを流す、そんなことがあってもいいのかなというふうに思っているところでございます。私にとっては名誉棄損でございますし、例えば、これがNHKのスタッフが定かじゃないのを撮って、編集して、テロップつけて流したら大問題になると思います。今回そういうことがあったのかなと、随分恣意的なところを感じて非常に残念に思っているところでございます。
 以上です。
○3番(森 富隆君)
 今、議会報告会の件について町長から話がありましたけれども、やはり、またそういうことで疑問があれば、町長のほうからも、こういうことについてはこうですよということで、やっぱり町民のほうにも知ってもらうと。そういう必要もあるんじゃないかと思うんですよ。ただ、恣意的なことがあったかどうかは私たちは分かりませんよ。そういうことで、自分としては、そういうことで迷惑を被っている、実はこういうことだったということで釈明したいことがあれば、そのようにしても私は一向に構わないことだと思いますので、その対処の仕方はそれぞれの考えがあるでしょうけれども、その辺も考えてやっていただければと思います。
 非常に短い質問になりましたけれども、私が常日頃思っていることを一応要望しましたので、十分、私が言ったことを庁内でも検討されて、前向きにやっていただければと思いますので、よろしくお願いします。
 以上で私の質問を終わります。
○議長(永野利則君)
 これで森富隆君の一般質問を終わります。
 ここでしばらく休憩します。
休 憩 午後 零時03分

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