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更新日:0000年0月0日

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9月12日(一般質問:池田正一議員)

発言者

池田正一議員

発言内容

 日程第6 一般質問
○議長(永野利則君)
 日程第6、一般質問を行います。
 通告に従って順次発言を許します。
○5番(池田正一君)
 うがみやぶらー。むーるなげ、どぅくさしおやぼえ、あっさやぶさやー、がんばしがまたふねだわ、中学校の運動会が済みやぶたさや。がーしがうぬあつまった敬老会、小学校の運動会、保育園、幼稚園、こども園の運動会、うぬあたちょーたいもやうんと、体調には気いつけてちばきたぼれよ。
 議席5番、池田正一です。サンサンテレビで、議会中継をご覧になっておられる町民の皆様、いつも見ていただきありがとうございます。今定例会においても7人の議員が登壇いたします。これからも和泊町議会、よろしくお願いいたします。
 今議会から川畑新副町長が出席されております。今ある和泊町の課題等に共に向かって、さらに町民の皆様の福祉向上ができていけたらいいなと思っております。これからよろしくお願いいたします。
 令和5年第3回定例会において一般質問を通告いたしております。壇上よりさせていただきます。
 和泊町の公共施設等も、老朽化が進んだもの、また統廃合等に向けて検討しなければいけないものとかもあります。そして、町民が望んでおられる施設等で、いまだ建設がされていないもの、いろんなものがあります。ここで質問をいたします。
 1、建設予定の施設について。
 1.児童福祉施設の統廃合に向けて、協議、検討が進められているが、その後の建設計画及び進捗状況はどうなっているか。
 2.総合交流施設の建設計画及び進捗状況はどうなっているのかお尋ねいたします。
 以上、壇上よりの質問を終わります。
○町長(前 登志朗君)
 池田議員の1点目のご質問にお答えいたします。
 児童福祉施設の統廃合及び建設計画については、児童の安全面を最優先に考慮し、総合交流施設より優先した建設が検討されてきましたが、令和5年7月に開催された第2回児童福祉施設建設推進協議会では、児童福祉施設の統廃合や新たな施設の建設を進めるに当たっては、課題となっている施設の危険度や将来の児童数の推移などについて、いま一度詳細な調査が必要との意見がまとめられてきたところでございます。
 現在、児童福祉施設建設事業推進協議会では、各施設の危険度や今後の児童の推移など、児童福祉施設の統廃合や新たな施設の建設時期を具体化するための調査を行っている状況です。今後は、それらの調査結果を踏まえて児童の安全を最優先に考慮し、保護者、地域のニーズに合った児童福祉施設の設置に向けて取り組んでまいります。
 壇上からは以上でございます。
 2.については、教育長からお答えいたします。
○教育委員会教育長(竹下安秀君)
 池田議員の2点目のご質問、総合交流施設の建設計画及び進捗状況はどうなっているのかのご質問にお答えします。
 第2回議会定例会で、山下議員の一般質問にお答えした総合交流施設のイメージ図は、鳥瞰図と配置平面計画検証図の作成が終わり、その図面を基に、総合交流施設建設プロジェクトチーム会議及び総合交流施設建設を更に推進する会において、場所について改めて検証したところです。その結果、両会議において、現在計画中の城ケ丘中学校校舎東側のスペースが適当だということになりました。
 規模については、バレーボールコートを基準としてメインフロアを3面にするか2面にするか、意見は分かれております。サブアリーナについては、球技以外の利活用も考慮すると、1面は必要とのことになりました。
 次回の会議では、今後の他の町の施設建設計画や修繕計画等を見据えた場合の財政指数等について財政係から説明をいただき、本町の財政状況、人口推移等を考慮して、規模を総合的に決定していきたいと思っております。
 以上です。
○5番(池田正一君)
 それでは、ただいま答弁をいただきましたこのうちのまず1つ目、児童福祉施設のほうから担当課長のほうにお尋ねいたしたいと思います。
 もともとこの2月ぐらいに会議ができて、それでスケジュール等も出ておられました。そして、その後に向けての協議等がいまだなされていなかったわけなんですが、その協議とは、これから保育園と、これは前提として、わどまり保育所とまずは和泊幼稚園の統廃合に向けての形、そしてその後、他のこども園等も入れて、全ての子供たちを集めてできる規模になるのかなとかいろんな検討の方法もありますが、今現在考えているというか、今現在少し延びてしまったんですけれども、考えていること、そして、今現在の保育園と和泊幼稚園の施設の状態ですね。どれぐらいもつのか等が分かりましたら教えてください。
○町民支援課長(名越晴樹君)
 この協議が、まず和泊幼稚園と和泊こども園の統合ということで協議が進められておりました。今現在もその統合の協議については、そのままの状態で進められております。その後、答申のあった3園のこども園の統廃合、それも含めて今後は協議の土台に上げていく必要があるというように考えております。
 あと、老朽化の状況にいたしましては、わどまり保育所のほうは平成27年度に大型の改修を行っておりまして、現在のところ通常どおり、老朽化は著しく見えていない状況ですけれども、和泊幼稚園については爆裂等が発生しておりますので、そのあたりについては、老朽化の状況は進んでいるというふうに理解しております。
 以上です。
○5番(池田正一君)
 今現在、協議、検討はなされている途中と、まだわどまり保育園と和泊幼稚園に関しましては。そしてあとは3園をどうするかというふうに、まだこれから協議の議題に上がってくるであろうというふうに理解いたしました。
 続きましてこれ、やはり施設ですよね、問題は。
 例えば今、わどまり保育園等は27年に改修もされて、これがどれだけもつのか。そして、幼稚園等は爆裂等があり、また天井が落ちるということもありましたが、そこのところもある程度改修はされているのかなと思います。
 どれぐらいの時期を見て、その次の施設を造るというふうに今現在考え等があるのか。そういったものがありましたらお尋ねいたします。
○町民支援課長(名越晴樹君)
 現在のところ、具体的にあと何年後かというような協議は今のところなされておりません。ただ、今後の調査結果、幼稚園の老朽化の問題とか児童数の推移の問題とか、そのあたりを整理しまして建設予定時期を具体化させていく予定であります。
 以上です。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 それでは、和泊幼稚園の園舎の現状を申し上げます。
 7月に入りまして、幼稚園の園舎を業者と一緒に確認をしたところでございます。コンクリートの爆裂が以前ありまして、ほぼはつったりした作業は終わっているところでございます。その後どうなったかというのを天井一部を開けまして確認したところ、そんなに大きな塊としての落下は見られなかったということでございます。
 ただ、今後また大きな爆裂等が発生するかも分かりません。現状としては天井の裏に板を貼っておりまして一応確保はしているんですが、維持補修費を考えたところ業者に見積もっていただきまして、漏水等もしているということから、防水工事も含めて1,700万円以上はかかるんじゃないかと、今、見積りは取ったところでございます。
○5番(池田正一君)
 今現在、早急に新たな施設を造るとなったら、また多額な金がかかります。当然これ、ですから維持補修等で1,700万円以上かかる。しかし、これが子供たちの安全を確保するために必要であるのであれば、あるでしょうけれども、ぜひしていただきたいと。これだけの金額で、またどれだけもつのか分かりませんけれども、なるべく長い月もつようにして、そして、統廃合に向けて新たな児童福祉施設ができるのであればいいなとは思っております。
 ここで副町長にもお尋ねいたします。
 今回から、福祉施設の統廃合に向けての協議会の会長として会のほうに参加していただきました。私もそのメンバーの1人でありますが。それで副町長が受けた印象、どういった感じで進めていけばいいのかなと、もしありましたらお尋ねしたいと思います。お願いいたします。
○副町長(川畑裕一君)
 久しぶりの議会ということで、非常に身の引き締まる思いがしております。
 確かにこの前会議に参加いたしました。受けた印象といたしましては、保育所のほうはさほど危険度はないのかなと。ある程度の改修が済んでいるのかなと思いました。
 ただ、和泊幼稚園のほうが、やはり爆裂が少し目立つというような印象でしたけれども、これから後は、まず一番気になるのは園児の数、将来園児の数がどうなっていくのか。それとあと現在本町が計画しております子育てを中心とした課が計画しておりますけれども、その課が恐らく中心となって、その動向等については計画をしていくのかなと考えております。大体考えたところ、緊急性があるというような判断はありませんでした。
 以上です。
○5番(池田正一君)
 ただいま副町長の答弁のほうでも、そこまで緊急性がないというようなことをお尋ねいたしました。
 ここで、前回、同僚議員、山口議員のほうの質問で、町長が優先順位を上に持ってきたもので、もうとても危ない状態なのかなと思っておられました。しかし、そのとき町長はどのようなことを担当課から聞いてその優先順位を上に持ってきたのか、その経緯をお尋ねしたいと思います。
○町長(前 登志朗君)
 子ども・子育て会議の答申をいただいた上で各施設に赴きまして、現場の皆さんにお話をお伺いしたところでございます。
 その段階では、やはり現場の皆さんは、あの状況を危惧していらっしゃるということで、新しい施設が欲しいという声をたくさんいただきましたので、そのように判断いたしましたが、それを改めて建設推進協議会にその後の話をお願いしたところ、またちょっとお話が違ってきておりますけれども、ここにつきましては、しっかりとその協議会、そしてまた現場の声を聞きながら判断をしていきたいと考えております。
○5番(池田正一君)
 というふうな、早急にはなくてよいと今町長のほうも言われました。全ての現場の判断、これからの状態を見て建設に向けていこうというふうになっております。
 となると、前に頂いたこの工程表は全てもう無効になりますものね。これからまた、この協議会等は常に開催されていくのでしょうか。どれだけのスパンをもってされていくのか。それとも一遍解散等もあり得るのか、お尋ねいたしたいと思います。
○町民支援課長(名越晴樹君)
 現在、推進委員会のほうで宿題をいただきまして、調査をするように求められた整理する部分がありましたので、その調査結果がまとまり次第、10月頃をめどに第3回の推進協議会を開催する予定にしております。
 その中である程度の方向性が示された後にスケジュール等の確認を行い、進めていきたいというように考えております。
 以上です。
○5番(池田正一君)
 ということは、これからも推進委員会は常に続くと。
 今現在の推進協議会が、令和6年3月31日まで町長のほうから委嘱されて受けているわけではありますが、その後もまたこういった形で続いていく予定なんですか。しばらくもしかしたら間が空くかもしれませんから、この会議自体はどうする予定にあるのか、もし今現在決まっているならお尋ねいたします。
○町民支援課長(名越晴樹君)
 今後この推進委員会が解散するという話はまだ決まっておりませんけれども、この児童福祉施設建設がなくなったというわけじゃありませんので、そのことからいきますと推進協議会は存続していく形になるとは考えております。
○5番(池田正一君)
 では、これからもこの推進協議会は続けていくと。当然、子供たちの安全が確保される施設がある、なしでは全然変わりますから、これはいつまでも続けていかないといけない事案ではあります。また3園の統廃合もあり得るのか、ないのかも考えていかないといけないと思っております。
 となると、この庁舎内のプロジェクト会議等は、これはどういうふうに考えておられますか。まだまだ先になるんでしょうか。お尋ねいたします。
○町民支援課長(名越晴樹君)
 推進委員会でもプロジェクトチームの話が出ております。プロジェクトチームにつきましては、今後その調査結果を踏まえた上で、また推進委員会で具体的な方向性を示した上で推進委員会を開催し、さらなる事業の具体化に努めていきたいというふうに考えております。
 以上です。
○5番(池田正一君)
 やはり多額の費用等がかかる建設事業であります。そして、ましてやこれから予定でも見ていたら、人口の推移、子供たちの人数の推移もどんどん減っていく方向に向かってはおります。それに沿った建物、福祉施設等を造らないといけません。
 その際に、また和泊の幼稚園と保育園の統合だけで終わらすのか、それとも3園もある程度全部年数がたってきています。結構長い時間で老朽化も見られているところも多々あると思います。それも統廃合するのか、これをしっかりと考えていかないといけません。その際にはまた、いろいろ送り迎えとかそういった問題も発生はしてくるわけですが、それも踏まえて、協議会もしくはプロジェクト等で考えていくべき課題だと思っております。
 ぜひ、これからもこの協議会等の中にいろんな問題等を投げかけて、どうするべきか、またこの委員の皆さんの意見も聞きながらやっていくように、よろしくお願いいたします。副町長もよろしくお願いします、会長として。
 続きまして、2つ目の質問をいたしたいと思います。
 総合交流施設建設計画及び進捗状況はどのようになっているかとお尋ねいたしました。場所を城中の東側に、更に推進する協議会のほうから上がってきているとお聞きしました。
 さて、この東側にするというものは、これは現実的にどうなんでしょう。私たちが見た感じでは、これは現実にちょっとあり得ないだろうという認識をしました。そのことについて担当課はどのように考えているかお尋ねいたします。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 お答えいたします。
 現在、プロジェクト会議または推進する会におきまして、メリット、デメリットというものを出しております。
 まず、私ども事務局で提案しておりますのが、城ケ丘中学校の校舎の東側の空き地でございます。こちらのほうのメリットとしましては、用地買収が一部計画している中に農地がございますので、そちらの用地買収がございます。一番のメリットとしましては、町民グラウンド、今の現在のグラウンド、こちらがそのまま残った形になります。そういったことで、野球や陸上、そして体育大会や町民体育大会、様々な行事等にもそのまま活用できるということがメリットと考えております。
 一方、グラウンド側のほうも早期建設が可能というのが大きなメリットではあるかと考えております。また、段差がございませんので造成費もかからない。こういった意味では、グラウンド側のほうが早期に建設は可能かなと考えております。
 一方、城ケ丘中学校の校舎東側のほうも段差があるというデメリット、また一部農地があるというデメリットもございますが、こちらのほうが教員住宅とか様々な住宅が3戸ございます。こちらのことも課題としてありますけれども、先ほど申し上げましたように、町民グラウンドの有効活用がそのままできるというのが我々考えているところでございます。
 その代替として、さらに、グラウンドのほうに造った場合、代替地となるグラウンドをさらにまた用地を買収して造成をしてというところが、まだすぐできるとは限らないと。そちらのほうも時間がかかるのかなと考えており、まだ協議が必要ではないかと考えております。
 議会のほうからもご提案いただいておりますグラウンド側のほうの地質調査とかもしたらどうかというご意見もいただきました。そちらにつきましても、今後、推進する会やプロジェクト会議、また町長のご判断もいただきながら、議会の皆さんとも意見をすり合わせながら検討していきたいと考えております。
○5番(池田正一君)
 ただいま局長のほうから詳しく答弁のほうをいただきました。この東側、確かに造成する分が多々あります。埋め立てて上げるとしたら約5メーター近くですか、というふうになっています。それを埋め立てて固めてするには、また多額の費用と時間もかかると思います。
 皆さんは、これだけがどれだけの金額でできるかというふうな知識がありますが、土木課長、5メーターぐらい積み上げてそれをやったら、まず金額的に、それとどれだけの期間を置いたら地面は固まるものなのでしょうか。土木課長のほうが一番分かるかなとは思うんですけれども、いかがでしょう。
○土木課長(宮原芳實君)
 5メーターの盛土なんですけれども、費用としてはちょっとすみません、答えが出ないんですが、盛土をして固めていくと、どうでしょうかね。上物に対してなんですが、2年ほど放っておいたほうがよろしいんじゃないかとは思いますけれども、すみません、正確に5メーターの盛土をした後にどれだけの上物を建てるかという部分でいくと、ちょっとお答えができません。すみません。
○5番(池田正一君)
 土木課長、いきなりの質問で申し訳ありませんでした。
 このように課長の認識としても、やっぱり5メーターを、じゃ2年以上はもう置いておかないといけないと。となると、いつまでも、いつまでも建設等をするには難しくなってくるのかなというふうにも、私たちも思っております。
 それで、まずはやはり長いこと地質調査における予算も計上されて、それの執行が全然されておられませんでした。私たち総務文教委員のほうからは、早期の総合交流施設の着工というのが私たちの課題でもあります、私たち総務文教委員は。私はそこの委員長もしておりますけれども、まずは地質調査をこの城ケ丘中学校、町民広場のほうでしていただきたいなと。ここで調査をして、地面等に何か軟弱さ問題等があるのであれば、もう次を考える。それはもう長くかかってしまうのかなとは思っております。
 しかし、ここでまずは地質調査をしてから次の段階に進んでいくべきではないのかな。今回この更に推進する会の前の推進する会のときには、ここがいいのではないかという意見等を出されて決着もつけてやっておりました。
 地質調査、これは最終的にはやはり町長がする、しない等もあると思います。地質調査を今年度中にされる予定はあるのでしょうか。町長、お尋ねいたします。
○町長(前 登志朗君)
 地質調査をして、次のステップに進みたいと考えております。
 その建設場所なんでございますけれども、前の委員会からの答申では、城ケ丘中学校周辺ということで伺っております。その中で、たまたま町民グラウンドのど真ん中に絵が描いてあったので、そういう認識でございますが、私もそこのところは聞きましたけれども、場所は決まったわけではなくて、絵を描くときにあそこの真ん中がいいということで、あの真ん中に絵を描いたということでございました。
 次の委員会としては、その周辺で最もいい場所はないだろうかということを話し合った結果、今回のような結論に達したというふうに聞いております。
 その会から答えがあったように、確かにあれだけの土地を確保するのはなかなか困難でございますし、せっかくあれだけの場所があるので、あそこはあのまま有効活用させていただくのがよいのではないか。もちろん体育館も必要で、早期に造るということもよく分かりますが、体育館だけではなくて、やはりグラウンドも必要ですし野球場もサッカー場も必要なわけですから、あそこにぼんと造ってしまうと、体育館はできるけれどもほかの競技にも支障がある。そういう中で、あれだけの大きなスペースはぜひ残しておきたいという考えでございます。
 それと、場所については先ほども申し上げましたが、そういうことでございまして、あそこがあるのであそこでどうかという話が上がってきたので、それでいいのではないかと。
 それとその上げた部分は、私が見た絵では、そこを駐車場に使うような計画もあるようでございますので、埋めて2年待つとかではなくて、柱で上げて下が駐車場になるというプランもあったように記憶してございます。
○5番(池田正一君)
 ただいまの町長の話でしたら、今現在の城ケ丘中学校のグラウンドでは地質調査を行わないという認識なんでしょうか。私たちとしては、もうぜひまずは向こうの調査をしてからやってくれというふうに要望も出しましたが、これは今年度また計上されている予算執行がされないというふうに理解してよろしいでしょうか。それとも、そんなことはない、一応するよと。町民体育大会等が終わった後に地質調査をするとか、どう考えておられるかお尋ねいたします。
○町長(前 登志朗君)
 プロジェクトチームや委員会から、その東側ということで提案がございますので、そちらのほうで地質調査をするべきじゃないかというふうに考えております。
 また、ちょうど一昨日、城ケ丘中学校の運動会がございまして、そのときにちょうどグラウンドのところにコンパネが2枚敷いてございましたので、あれは何ですかと聞いたら、ちょっと陥没しているということで、地面が今陥没しているようでございますけれども、そもそもあそこに決定したわけではなかったので、そのように進めさせていただければと。
 また、地質調査のお金、非常に多額でございますので、あちらもこちらもということはなかなかもったいないというか、そういうことではなくて、まずプロジェクトチームや更に推進する会から出た答えのところでさせていただきたいというふうに考えております。
○5番(池田正一君)
 今現在、東側に予定している土地があります。そこを造成して埋め立てて固めていきますとなったら、地質調査という形が行われるのは、先ほど土木課ではちょっと時間がかかると。全体的にするとしても数年後になっていくのでしょうか。
 もうここで予算等を上げて、もうその数年前から上げています。どんどん地質調査が行われなかったがために価格が上がってきています。その当時にまず早めにそこをしていたら、まだ安い金額で調査等も行われました。そのときに、グラウンドがやっぱりいいのかなという結果等も早い時期にもう出たかなとは思っております。
 そして、今、また町長が東側にして、そこにやって地質調査を行うと。その地質調査はいつ行いますか。今そこはできるのでしょうか。今回もこの予算計上した地質調査代というのは執行されずに、また次年度に繰越しという形になっていくのか。そうなったらまたどんどん金額が増えていくのではないかなという懸念もあります。
 増えなかったら増えなかったでいいという問題でもありません。最初から計画でするよと言われて、なお実行しないで、またそのまま次年度に持ち越すという形なのでしょうか。その地質調査は、本年度されるのでしょうか、されないのでしょうか。そこのところをお尋ねいたします。
○町長(前 登志朗君)
 今年度予算化させていただいておりますので、地質調査を行う方向でございます。
 そして、先ほども申し上げましたが、場所が決定していなかったので、今回あそこに決定させていただきたいというご相談でございます。
○5番(池田正一君)
 ということは、町長の認識の中では、このグラウンドのこちら側、この赤い部分のほうの地質調査をするというふうに考えておられるということなんですね。
 担当課、こちらのほうで地質調査等できますか。いつしますか。本当に可能なのでしょうか、お尋ねいたします。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 その地質調査につきましては、まず場所が確定をしてから、議会でも説明したかと思いますが、場所がまず決定をして、それでもうここに建てますというものが確定した段階で、その地権者の方々に正式に交渉というか、そういったことをして、造成は後の話だと思うんですが、先に用地買収、用地交渉、こちらをした後にそういったことをして実施を予定していると考えております。
 私たちも、まだその地質調査のこともどういった形でやるのかというのは、申し訳ありませんがまだ勉強不足なところもございます。そこは土木課、または業者さんと連携しながら、どういった時期がかかるのか、期間がかかるのか、そういったところを今これからまた調べて進めていきたいと考えております。
○5番(池田正一君)
 ただいま、その前に町長のほうは地質調査をしますと、もう今年度やはり計上しているからしますと言われました。そして、局長の話を聞いとったら、まだまだ選定等々ができていないからまだ決まってはいないと。また用地買収等の問題も、では、できるかできないかも分からないと。町長はしますと。局長はまだ分からないと。
 どうなんでしょう、局長、しますか、しませんか。もうそれだけでも。地質調査を今年度中の予算を使ってする。本来なら私たちは、だからグラウンドのほうをしてくれ、グラウンドが駄目ならもう次のところを考えるべきだ、でも多額の費用がかかるから難しいところではあるというのは、ただいま町長のほうも言われました。
 そういうふうには考えてもおりますけれども、金額が抑えられて建てられるとしたら、やはりどうしてもグラウンドのほうだとは思います。ここのほうが地盤のほうも結構固まっていると思います。
 でも、先ほど町長が陥没している部分があったと。またそういったところは、当然グラウンドですから調査等も必要で、どうなっている状態なのかも見ないといけません。これもいわゆる一つの地質調査じゃないでしょうかね。
 それを一緒に、一緒にという言い方も変ですね。もうですから私たち総務文教としてはここをしてくださいよと言うておられるんですけれども、町長はこちらのほうの調査をしたいと、東側のほう。なら町長はすると、でも局長はどうかまだ分からないと。
 もう一度局長、今年度中に地質調査を行いますか。するとしたらどこをしますか。当然あの畑の部分、下がっている部分は地質調査なんかできないじゃないですか。今から埋め立てないといけないと。ということは、教員住宅等そういったものがあるところになるのか。
 どうですか。しますか、しませんか。僕はただそれだけを聞いたつもりなんですけれど。お願いします。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 町長がやるということでございますので、今年度中に実施をしていきたいと考えております。東側、また議員がおっしゃっておりますグラウンド側、これは予算が限られておりますが、もし可能であれば、その一部陥没しているということもございますが、上のグラウンドもして、下のほうも併せてできるようであれば、そちらのほうが望ましいのかなと考えているところでございます。
○5番(池田正一君)
 まさにそうですよ。そのほうが望ましいんですよ、両方できるのであればですよ。その金額も決まっています。でも上も陥没しているところの地質調査もしないといけない。そして、まずそこの調査等で結果が出るじゃないですか。その後この下のほう、ここでいい状態であれば、本来なら僕らではもうこの東側はしないでもいいんじゃないのと、ここに造るにはもう多額の金額、もう造成するのに物すごい金額がかかるんじゃないのかなと思っておりますから、また期間もすごくかかります。
 ですから、本来ならグラウンド側にできるのが、早めにするためにはそのほうがいいのではないのかなとは考えております。
 でも今、ただいま地質調査をすると、今年度中にすると。ただいまもすると町長も局長もおっしゃいました。ですから、これをすると言ったからには絶対してください。どちらでするにしても地質調査のほうよろしくお願いします。その結果の報告も私たちも待っております。
 それがどこでされているかは、まだ僕たちには分かりません。更に推進する会等々の中でももう一回もんでするのか。それとも新たにまたいろんな意見等を聞いてやっていくのか。土地の購入等もありますから、そういったものが購入可能なのか、可能でないのか、そういったことも考えながら、なるべく早めに地質調査等をやっていただきたいなと思っております。
○町長(前 登志朗君)
 そのようにさせていただくわけですけれども、予算の都合がございますので、なかなか2か所というのは難しいのではないかと。非常に大きな金額でございますので、というふうに考えているところでございます。
○5番(池田正一君)
 2か所をするのは確かに大きな金額がかかります。でもグラウンドのほうも陥没しているということは、やはり調査は必要だと思います。やはりその際に結局地質の調査になりますから、どういったものか、ある程度想像もつくようなグラウンドの状態の調査もすると思いますね。
 その陥没したところの調査等はされる予定ですか。それともそのまま埋めるだけなんでしょうか、お尋ねいたします。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 お答えいたします。
 現在のところ、一部陥没しているところにつきましても、地質調査は考えていないところでございます。まずは、応急処置、これをしまして、まずは危険性を除去しようと。児童・生徒がおりますので、また町民体育大会がございます。それまでには緊急的な何らかの処置はして、その場を取りあえず危険を解除したいと考えているところでございます。
○5番(池田正一君)
 危険な箇所はなるべく早くクリアしていくと、そういった方向性でお願いしたいと思います。
 本来なら今日、町長からやはりグラウンドのほうの地質調査をして、向こうに建てようと考えているというふうな意見等が聞けたらとてもうれしいなと思いました。でも、今現在まだ推進する会のほうから上がってきた城ケ丘中学校の東側をやると、私たちに言わせてみたら、ちょっと現実味が足らないかなというふうに思っています。ですから、これが着工されるのが一体何年後、何十年後、とても長い時になるのではないかなと思っております。
 今現在、町長はいつでもできるように早めに地質調査をして、いつでもいい条件の交付金等そういったものがあれば造りたいというふうに言われておられました。また和泊町の財政状況としてもどんどん改善されて、前町長が頑張って経費の削減等もされている結果だと思いますけれども、将来負担比率等がぐっと下がってきております。まさに、こういう時期に新たな施設等を造るべきではないのかなと思っております。
 また、先ほどの児童福祉施設と交流施設の優先順位、前回のあれで町長が児童福祉施設を優先すると。しかし、調べてみた結果、まだそこまで早急に急いでするものではないとなったら、もう交流施設のほうが先ではないのかなと、僕なりに、私たちもそういうニュアンスで思っております。
 ぜひ交流施設のほうを優先という言い方も変ですよ、そちらの児童福祉施設が何かあったらすぐ着工しないといけません。もう同時進行というのはとても金額がかかりますけれども、今こういう状態ですので、起債のほうもある程度減ってきておりますから、ぜひ早めに検討してやっていただきたいと思っております。
 これで私の一般質問のほうを終わりたいんですが、執行部の皆さん、町長はじめ皆さんにお伝えしたい。
 私は、この沖永良部が好きなんです。そして和泊町が好きなんです。私が住んでいる国頭も僕は好きなんです。そして住んでいる皆さんが笑って楽しく笑顔でいる姿を見るのが好きなんです。ですから、私は結構滑稽なこととかそういうこともします。みんなが笑ってくれるのが好きなんです。となると、子供たちの笑顔が皆さんの元気になるのは一番なんです。子供の笑顔を見れるのが大人の皆さんもとてもうれしいと思います。元気になります。
 そのためにも、つなげますよ、こういった施設、こういった交流施設の中で子供たちが運動する、例えば今サッカーとかグラウンドでもしております。しかし、ある程度の大きさの施設があれば、知名町の体育館ぐらいのがあれば、その中でサッカーもできます、当然バレーもできます、あらゆるスポーツができます。それを見る親は笑顔になります。おじいちゃん、おばあちゃんもみんな笑顔になります。こういった笑顔でつながっていけるような和泊町になってほしいんです。
 だから、私たちも少々金額等々あるかもしれないけれども、それは町民の福祉向上、みんながとにかく笑っている姿を見たいがために言っていることです。となったらこの行政の皆さんと私たちが知恵を出し合って、少々苦労してでもいいですから、町民の皆さんが喜んでくれるようなものをやっていくべきではないのかなと思っております。
 この和泊町は、本町が目指しているのは、「人と未来を、笑顔でつなげ、心豊かな和の町、和泊町」、このようにも書かれてもおります。そのためにもこういった施設等、ぜひ、町長の努力のおかげで確かにもう起債等も減ってきています。もう認めています。すばらしい働きだと思います。となったら、今こそまさに造っていくべきなのではないのかなと思っております。
 僕も、今、6人が卒業しています、この永良部を巣立っています。まだ3人の子供がいます。この子たちのためにも、この子たちが大きくなっても帰ってきたいなと思うためにも、子供のときにいい思い出をつくらせないといけないじゃないですか。
 「和泊町は体育館もなくてよ、僕らいつも」、もう前回みたいに「奄美大島へ行って試合をしたよ、与論へ行ってしたよ、徳之島へ行って」、「え、和泊町では」、「ないない。知名町ではするけれども和泊町ではしない」、それは寂しいじゃないですか。
 そういったことを言わせないためにも、ぜひこの交流施設、早めの実現、もうそれに関して私たちも早くさえできるのであれば、早くさえではなくて、いいものが子供たちのため、町民のため、お年寄りの皆さんのためにも早くできたらとてもうれしいことだと思っております。
 ぜひ、皆さん、すばらしい頭を持っている方々がいっぱいおられます。知恵を出し合って、和泊町のために、子供たちのために、町民のために、いい施設等の建設のほうにかじを思いっ切り持っていって、していただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。最後はもう私の思いと考えですね。
 これで私の一般質問を終わりたいと思います。
○議長(永野利則君)
 これで池田正一君の一般質問を終わります。

お問い合わせ

和泊町役場議会事務局 

TEL:0997-92-2569

FAX:0997-92-3176