発言内容 |
日程第2 一般質問 ○議長(永野利則君) 日程第2、一般質問を行います。 山口明日香君の一般質問を許します。 ○1番(山口明日香君) 町民の皆様、うがみやぶらー。 議席1番、子育て真っ最中、3児のママから4人のママになりました山口明日香です。 私が議員にならせていただいて2年になります。折り返しになりました。まだまだ力不足ですが、これからもベビーのため、ママのために、そして和泊町、沖永良部島のために頑張ってまいりますので、ご指導のほどよろしくお願いいたします。 それでは、今定例会に4点の質問を通告しておりますので、壇上から1点目について質問させていただきます。 1、生理の貧困について。 生理の貧困については、令和3年第3回定例会でも防災の観点で少し触れております。 今回は、教育の観点から質問いたします。 各自治体で、小・中学校のモデル校を選定し、生理用品の設置や生理用品の利用状況、児童・生徒へのアンケートなどを行う考えや動きがあります。 そこで、本町では、令和3年第3回定例会後、各小・中学校に生理用品を設置する件はどのような検討がなされたか、お尋ねします。 以上、壇上からの質問を終わります。 ○教育委員会教育長(竹下安秀君) 山口議員の1点目のご質問にお答えします。 令和3年第3回議会定例会において、山口議員より各小・中学校では生理用品はどのようになっているのかとご指摘を受け、改めて生理用品の設置状況等について、町内全小・中学校へ確認を行いました。 その結果、学校側では、貧困で生理用品が準備できずに欠席する生徒は今のところいないこと、各学校の保健室には予備の生理用品を常備しており、突然生理が始まったり忘れてしまったりした場合には保健室に取りに来るように伝えていること、保管場所としてトイレも検討したが、トイレに生理用品を設置すると湿気等で使えなくなるため常備していないこと、無償で配布されることはありがたいが、無償のものをたくさんもらっても、頻繁に消費するものではないし、劣化するので実際はあまり必要でないことといった意見があり、現在のところ、教育委員会から配布するという支援は行っておりません。 ただ、県男女共同参画局では、生理の貧困支援促進事業として、希望する市町村に無料で生理用品の配布を予定しており、本町は1パック20枚程度のものを62パック、計1,240枚を希望しています。そのうち、各学校へ2パック40枚を配布することにしております。 また、議員ご指摘のとおり、生理の貧困には精神的、心理的な側面からの支援も検討する必要があり、そのため教育委員会としましては、今後とも各学校と連携しながら児童・生徒の悩み事や困り事などを相談しやすい環境づくりに努めてまいります。 以上です。 ○1番(山口明日香君) まず、答弁の中にもありましたが、生理の貧困というのは、経済的な理由だけでなく、心理的、精神的な負担のことも生理の貧困と言われております。 先ほど、答弁のほうで、各小・中学校に2パック40枚を配布予定ということでした。とてもありがたいなと思います。 現在、各小・中学校では、保健室のほうに予備を置いていて、児童・生徒には取りに来るように伝えているということでしたが、またトイレに設置するのは湿気等があるためにということでした。それで、無償はありがたいが、劣化するから必要はないという意見があったという答弁がありましたが、それは誰からの意見なのか、お聞かせください。 ○教育委員会事務局長(永井 徹君) ただいまのご質問にお答えいたします。 私のほうで調査をいたしまして、そのような回答をいただいたのは、養護教諭、保健室の先生でございますが、そういったご意見をいただいております。 ○1番(山口明日香君) 分かりました。養護教諭、保健室の先生に調査、聞き取りを行ったということだったんですけれども、児童・生徒へのそういったアンケートとか調査は行っていないのか、お尋ねします。 ○教育委員会事務局長(永井 徹君) お答えいたします。 現在のところ、各小学校、中学校のほうの児童・生徒のほうには、まだアンケートは行っておりません。保健の先生、養護教諭のほうの聞き取りのみでございまして、その先生のお話によりますと、そういった生徒からの要望とかもまだ来ていないということでございますが、今回、そういった生理用品を配布してもらいまして、学校のほうでもそういった、現在、生理の貧困ということも、今後は周知とかそういったものをしていきたいと考えております。 ○1番(山口明日香君) ぜひ、周知していってほしいと思います。また、児童・生徒からの要望がないということだったんですけれども、言いにくかったりするのかなと思います。 この生理用品配布予定はいつ頃なのか、お尋ねします。 ○教育委員会事務局長(永井 徹君) お答えいたします。 県のほうから今週届きまして、月曜日、12日、13日ですかね、配布をしております。 県のほうから、このような、これ生理用品でございますが、こういった形でポスターが配布されております。これが生理用品でございますが、このような形でトイレのほうに設置していただけないかという様式になっております。 また、学校のほうには、このようなガイドブックのほうもお配りしております。これは、保健室のほうで配布してございまして、生徒・児童には配布する予定ではございま─部数がちょっと限りがございますので、教育委員会、また元になっております企画課のほうにこういったパンフレットを準備してございます。こういった形で各学校に配布している状況でございます。 ○1番(山口明日香君) 分かりました。 今現在、各小・中学校での性教育などはどのように行っているのか、お尋ねします。 ○教育委員会教育長(竹下安秀君) お答えします。 学校には、それぞれの学校に性に関する指導、全体計画、年間指導計画がありまして、具体的には、全教育活動を通して触れるんですけれども、特に学級活動とか、また保健体育の保健指導で取り扱うわけなんですが、小学校の中学年から、中学年3・4年から、具体的には男女の体の違いや変化を知り、お互いに思いやる気持ちを養うとか生命の誕生とか、そのような基礎的なこと、家族の愛情や生命の貴さについての理解を深める、もう小学校の中学年あたりから具体的に中身について、男女の体の違い、生理も含めて、これを学年ごとに、また高学年は高学年、中学校は中学校と、学年進行に従って、より具体的に深く、内容も詳しく効果的に指導しているところです。各学校ごとに指導計画、そういったのがきちっとできております。 以上です。 ○1番(山口明日香君) 中学年、3・4年生頃から性教育を行っているとのことでしたので、今、教育行政の重点施策の中にも計画に基づいた性教育と書かれておりましたので、質問させていただきました。学年に応じた性教育ができているようなので、少し安心したところです。 性教育は、生理だけではないのですが、性教育を行う際には、生理用品の正しい使用方法や種類、また体への影響等も教育していかなければ、女性としての人格や権利が守られないのかなと私は思います。 また、父子家庭に限らずですが、保護者に生理が始まったことを言いにくかったりする場合もあるのではないかなと思います。 子供・若者育成支援推進大綱というものがあります。その中には、「学校において、月経に関する指導を児童生徒」に行うとともに、「学校で生理用品を必要とする児童生徒への対応がなされるよう」促すとあります。これについては、どのように思われますか。 ○教育委員会事務局長(永井 徹君) お答えいたします。 現在、養護教諭のほうで児童・生徒さんに、女子生徒ですが─を中心に、その時期が来られた女子生徒でございますが、そういった指導をされているというふうに聞いております。 ○1番(山口明日香君) 個人差はありますが、早い子では小学校3・4年生頃から生理が始まる子もいます。生理的なことなので全く恥ずかしいことではないのですが、児童・生徒が生理用品を必要としているときに、残念ながら、現状ではそのことを言い出しにくかったり、生理用品も入手できないこともあるかと思います。 今のところ、保健室への設置は考えているのでしょうか、お尋ねします。 ○教育委員会事務局長(永井 徹君) お答えいたします。 現在でも、保健室のほうでは常時準備しております。 学校に生徒さん自体が持ってくるんですけれども、それで忘れたりとか、突然始まったりとか、そういった突然的な対応として、保健室のほうで予備として提供していると。生徒さんのほうには、使ったら、誰も皆使うものですから、保健室のほうに足りなくなった分は、使った分はできれば持ってきてほしいという、生徒のほうに指導もしているそうでございます。 ○1番(山口明日香君) すみません、保健室じゃなくてトイレへの設置を聞きたかったです。今のところ、トイレに設置すると湿気ということだったんですけれども、今後、トイレへの設置は考えているのか、お尋ねします。 ○教育委員会事務局長(永井 徹君) お答えいたします。 先ほど、答弁の中にもあったんですが、湿気等というのが、結構先生方が衛生的にどうなのかとか、そういったデメリット的なところがありまして、取りあえず、今、一つの学校におきましては、トイレのほうに設置してみてはどうかということでお願いしております。その状況、一応実証的な形でございますが、お願いしており、その状況次第で結果を各学校に連絡しまして、今後、そういったところが必要であれば、また推進していきたいなと考えております。 ○1番(山口明日香君) 一つの学校で試してみるということだったんですけれども、どこなのか、もし教えていただけるようでしたら、お尋ねします。 ○教育委員会事務局長(永井 徹君) お答えいたします。 生徒数の多い中学校ということで、和泊中学校のほうを予定としております。 ○1番(山口明日香君) 分かりました。それの結果次第ということなんですけれども、各自治体ではトイレに設置されている学校もあるようです。 今、できるだけ保健室のを借りたら返却ということだったんですけれども、トイレの設置等も踏まえて、返却不要でできれば考えていただいて、生理の貧困への取組の趣旨や提供場所をきちんと児童・生徒に周知して、心理的、精神的な負担にならないように、保健室の先生だけでなく、児童・生徒、本人たちにも調査していってほしいと思いますが、どのようにお考えですか。 ○教育委員会事務局長(永井 徹君) お答えいたします。 生理の貧困ということについては、全国的にもあります。コロナ禍の状況ということで、一般女性から児童・生徒、そういった様々な状況から上がってきております。 また、この大島郡とか郡内とか県内のほうでも、多くの市町村が設置している状況ではございません。郡内でも奄美市とか、限られた市町村で設置しております。 こういった状況ということは、まだそんなに保護者または児童・生徒に知られていないのかなということもありますので、今後、こういった機会に学校のほうにもそういった生理の貧困という問題を提起しながら、アンケートするなり、様々な情報提供しながら推進していければと思っております。 ○1番(山口明日香君) ぜひ、推進していって、生理の貧困ということを周知していってほしいと思います。 また、鹿児島県が昨年、生理の貧困に関する状況を把握し、今後の施策の参考にするために実施した生理の貧困に関するアンケート調査を行っております。その結果を今年の2月に公表しておりますので、そういった部分も確認し、自治体の行動も参考にしながら努めていってほしいと思います。 また、先ほども見せていただいた県のほうでの「『生理の貧困』支援のためのガイドブック」等も作成されておりますので、そちらもチェックしていって、確認いただければと思います。 次に、2点目にいきます。 2、学校給食費について。 給食費の支払い方法の改善はできないか、お尋ねします。 ○教育委員会教育長(竹下安秀君) 山口議員のご質問にお答えします。 これまでの給食費の徴収方法は、毎月2日間、徴収日を決定し、給食費納入票─給食袋ですが─により学校で現金徴収を行っていましたが、保護者から児童・生徒に学校まで給食費を現金で持たせることに不安であるなどの意見が多く寄せられたので、令和3年5月から給食費の口座振替を開始したところです。 令和4年度からは、学校での給食費の徴収業務をやめ、学校給食センターにおいての直接支払い、または口座振替のいずれかになっています。 なお、令和4年9月現在、口座振替ができる金融機関はあまみ農協のみとなっておりますが、鹿児島銀行、奄美大島信用金庫、奄美信用組合につきましては、手続の関係上、3学期からの取扱いを予定しております。 ちなみに、奄美群島内の学校給食センターで口座振替や納付書での給食費取扱いを行っているのは、13施設のうち、給食費無償化や全額助成を行っている3施設を除いて、6施設となっております。 今後とも、保護者の皆さんが給食費をお支払いしやすい対応を検討して、改善に努めてまいります。 以上です。 ○1番(山口明日香君) 先ほど、答弁にもありました。今現在、給食費の口座引き落としは、あまみ農協だけということで、今後、3学期から奄美信用組合、鹿児島銀行、奄美大島信用金庫と進めていくということで、3学期からその3つ同時に進めるということでしょうか。 ○教育委員会事務局長(永井 徹君) お答えいたします。 現在、あまみ農協のみの口座振替が令和3年5月から始まっておりますが、それ以外の金融機関としまして、鹿児島銀行さん、奄美大島信用金庫さん、奄美信用組合さんの3つの銀行が同時に1月からスタートしたいと考えております。 なお、口座振替で唯一、ゆうちょ銀行は対象としておりません。その理由は、時間がかかるということもございます。福岡のほうに、そういったデータを送ったりとかして、税金等もそうですが、そういったこともあるということで、取扱いの時期が、例えば鹿児島銀行さん、奄美信用組合さん、信用金庫さんは、K-NETという、そういう支払いするサービスがございますが、こちらのサービスを利用するということで、1月から同時でスタートしたいと考えております。 ○1番(山口明日香君) 分かりました。 1月から同時にということだったんですけれども、先ほど教育長の答弁の中にもありましたが、保護者の方の直接現金を持っていくという不安な声があってということだったんですけれども、それ以外の何か、こういった口座引き落としにする動きになった理由というか目的、またいつ頃からこういった動きが始まったのか、お尋ねします。 ○教育委員会事務局長(永井 徹君) お答えいたします。 これは、PTAのお話、私がPTAの頃、PTA会長とかしている時期に保護者の声を字で聞くことがございまして、その際に子供に現金を持たせて、給食袋に入れて、それを学校に持たすのがちょっと不安だという保護者の声が数件、お聞きしたことがございます。 また、給食センターの運営委員会というのがございますが、そういったところでも議題に上がってきたり、またそういったお金を学校のほうで大きな金庫があるわけではございません。お金が集まったら、徴収しましたら、すぐ金融機関に持っていくと、そういったところ、先生方の業務改善も含めて口座振替というもので、保護者のほうも、わざわざ現金を渡さず、口座振替することで負担が減るんじゃないかと、そういったことを考えておりました。それが令和元年ぐらいから始まってきている話でございます。 ○1番(山口明日香君) 分かりました。 令和5年、来年1月頃開始予定ということでしたので、それまでは保護者の方々には直接、農協を使っていらっしゃる方は農協で引き落としができるんですけれども、それ以外の方には直接給食センターに持っていくような形でお願いしていくということでしょうか。 ○教育委員会事務局長(永井 徹君) お答えいたします。 今、議員がおっしゃるとおり、口座振替されていない方、また予定をされている方でもまだ手続がされていない方におかれましては、給食袋、現金で入れて、給食センターのほうにご持参いただければと思います。朝の8時半から5時まで受付しておりますので、月曜日から金曜日、土日は残念ながら給食センターお休みでございますので、平日の月曜日から金曜日まで、朝8時半から5時までの間、お持ちいただければと思っております。 滞納の話とかもございますけれども、口座振替をぜひ保護者の皆さんが積極的に活用していただければと思っております。 ○1番(山口明日香君) 分かりました。今、給食センター、8時半から5時、平日ということだったんですけれども、今、給食費を直接払いに行っている保護者の方々は、平日だけだと、皆さん、仕事されていますし、お昼休憩などに行くとなると、職場が遠い方などは大変になってくるのかなと思います。 奄美信用組合、鹿児島銀行、農協、あと信金は知名にもありますが、その知名支店や知名支所の口座でも対応できるのか、お尋ねします。 ○教育委員会事務局長(永井 徹君) 詳しいことは確認しておりませんが、税金等、たしかそういった徴収が、口座振替ができるかと思いますので、他の金融機関、支店でも可能だと考えております。 ○1番(山口明日香君) そちらのほうも、もう一度確認していただければなと思います。 給食費だけでなく、PTA会費だったり学級費などもあると思うのですが、そういったものも、今後、K-NETを使って口座引き落としを進めていくということなのか、また各小・中学校での今の進捗状況、同じような進捗なのかをお聞かせください。 ○教育委員会事務局長(永井 徹君) お答えいたします。 各学校におけます校納金、PTA会費から教材費、様々な学校に納めるお金がございます。現在、口座振替を実施している学校があります。和泊中学校でございます。こちらは、K-NETというサービスを使いまして、全ての銀行が、鹿児島銀行さん、奄美大島信用組合さん、信用金庫さん、そしてJAあまみさんは口座振替という形で今年からスタートしております。 また、和泊小学校におかれましては、今月から口座振替がスタートするというふうに聞いてございます。 ほかの学校につきましては、直接確認はしておりませんけれども、順次そういった形になっていくのかなと考えております。 ○1番(山口明日香君) 分かりました。和泊中学校では、今、そういったPTA会費などもK-NETでできているということだったんですけれども、給食費はまだなので、勘違いされる保護者の方もいらっしゃると思います。 今現在、支払い方法が煩雑しておりますので、令和5年1月から開始予定ということでしたので、少しでも早く、保護者の負担にならないように、シンプルに分かりやすくしていってほしいと思います。 次に、3点目です。 3、ペーパーレス化について。 町広報誌などの全戸配布物をデジタル配信に選択できる方法を検討できないか、お尋ねします。 ○町長(前 登志朗君) 山口議員のご質問にお答えいたします。 町が配布するお知らせや広報誌などは、区長会を通じて配布をしておりますが、8月の区長会での総配布部数は2,490部であり、役場だけでなく様々な機関からの配布物があるので、かなりの紙使用量となっております。 このうち、広報誌わどまりについては、紙配布以外に、町ホームページへの掲載及びスマートフォンアプリ「マチイロ」を活用して配信をしております。 広報誌わどまり以外の配布物については、スマートフォンやタブレットが広く普及していることから、町公式LINEなどによる配信を検討しております。 また、このようなデジタル配信について、町民の理解度が高まった段階で、現在、紙で配布している配布物の部数を減らしていき、紙使用量の削減を目指してまいります。 壇上からは以上でございます。この後、担当課のほうからもご説明させていただきます。 ○1番(山口明日香君) 答弁のほうにありましたが、前向きに進めていくということだったので、うれしく思います。 デジタル化することによってのメリットは、紙だと分類したりとじたり保管したりの作業が発生し、保管する場所も必要になってきますし、膨大な資料の中から必要な書類を探すときには労力も必要になってきます。また、紙や印刷にかかるコストも削減ができ、紙だと紛失の心配がありますが、デジタル化すればその心配もありません。 デメリットといたしましては、パソコン、タブレット端末などは一度に表示できる情報量に限りがありますので、複数枚にわたる資料などは、紙だと机に広げて見れますが、タブレットなどでは閲覧に少し工夫が必要になってくるのかなと思います。 各字には区長、組長がいるわけですので、広報誌が要るか要らないかを調べられるのではないかなと思いますが、どのようにお考えでしょうか。 ○企画課長(有馬清武君) お答えいたします。 先ほど、その広報誌に関しまして、町のホームページとマチイロというところで公表されておりますので、今後、そういったところが、やはりこの広報誌に関しましてはページ数も多いですし、カラーで刷らないといけない、かなりのお金が、予算が費やされているところは認識しておりますので、すぐにというわけにはいかないと思いますが、各字区長さんが、またそれぞれ町民、字民の皆さんに必要か必要でないかというのをやはり調査が必要だと思いますので、そういったところはまた総務課と連携して取り組んでいきたいと思います。 以上です。 ○1番(山口明日香君) マチイロアプリだったり、町のホームページでも見れるということだったので、区長さんにも調査していってほしいと思います。 また、そのマチイロアプリの周知はどのように行っているのか、お尋ねします。 ○企画課長(有馬清武君) このマチイロアプリというのは、全国の広報紙等が見れるサイトとなっておりまして、そのホームページのほうに、町広報誌を閲覧するページに、そこのリンクが張りつけられておりまして、そこに自然と飛ぶようになっております。 町のホームページを見て、広報誌を見ることによって、またすぐ近くのリンクをクリックすることによって全国の市町村のそういった広報紙等も見れるようになっていますので、大きくこのマチイロだけを周知しているのではありませんが、広報誌自体は町のホームページでも見れるということになっていますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○1番(山口明日香君) 町のホームページに載せているということだったんですけれども、広報誌わどまりにも載せているのかなと思いますが、何か最後の一番後ろのページかどこかに載っていないですか。もう少し、その周知方法、LINEとかもありますので、周知していってほしいと思います。 また、各字、組によっては、回覧版などの回ってくるスピードが違い、手元に届くまで差があります。マチイロアプリでは、その差がないのかなと思います。また、その広報を見ないで、そのまま捨てている方には、このアプリのことは知られていないのかなと考えます。せっかく町のLINE等もありますので、活用して、周知していってほしいと思います。 また、現在、和泊町の子育て情報に関するパンフレットなどはあるのか、お尋ねします。 ○町民支援課長(玉野憲治君) 子育て支援に関するパンフレットですけれども、知名町にあると聞いておりますので、それを参考にして、今、作成中であります。 ○1番(山口明日香君) 知名町のほうにあるということで、作成中ということで、大変うれしく思っています。例えば、こういったものを知名町では、毎年、子育てに関する情報を載せております。 このパンフレット作成中とのことでしたが、そういった子育てに関する情報のパンフレット、例えば霧島市ですと、マチイロアプリでもそういった子育てに関するガイドブックなどが見れるので、和泊町の子育てに関する情報のパンフレットもマチイロアプリなどでも見れるようにしていってほしいと思いますが、どのようにお考えでしょうか。 ○町民支援課長(玉野憲治君) 様々な情報が必要だと思いますので、随時、検討していきたいと思っております。 ○1番(山口明日香君) ぜひ、検討していってほしいと思います。 スマホをお持ちでない方やインターネットが使用できる環境でない方など、様々な方もおられますので、完全なペーパーレス化は難しいとは思いますが、できる部分はデジタル化していただいて、広報誌にお金をかけて作っても、配布しても見ずに捨てるといった方もいらっしゃるので、無駄なことがないようにしていただきたいと思います。 また、捨てるときにもお金がかかってきます。いつでもどこでも情報が見れるように、ぜひ全戸配布物のデジタル配信の選択、できるようにしていってほしいと思います。 また、このことについては区長会などでも意見をしっかり伺って、ぜひ検討していって、前向きに進めていってほしいと思います。 次に、4点目です。 昨日の同僚議員の質問にもあり、重複するところもあるかと思いますが、再度確認していきたいと思います。 4、新型コロナウイルス感染症対策について。 自宅療養中の買物支援はどのようになっているか、お尋ねします。 ○町長(前 登志朗君) 山口議員のご質問にお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症の陽性が確認され、自宅療養となった方について、鹿児島県が必要時、食料の支援を行っております。 対象となる方は、自宅で療養されている方のうち、ご家族や友人などによる支援やインターネットなどでの調達が難しい方となっており、1週間分の食料品セットが配達されております。支援の希望は、保健所による健康状態の聞き取り調査時に伝えていただくことになりますが、現在、県内でも自宅療養者が多く、自宅に届くまでにしばらく時間がかかる見込みであると伺っております。 本町では、これまで保健センターで自宅療養となられた方々からの様々な相談や問合せに対応してまいりましたが、食料支援についての問合せも見られましたことから、8月10日から町独自の支援策として新型コロナウイルス感染症食料品等支援事業を創設し、療養期間中に一定の生活が維持できるよう支援していくこととしました。対象となる方については、県に準じておりますが、生活に困窮している世帯などに限定させていただいており、3日間程度の食料品などを支援してまいります。 なお、ご質問の買物支援については、町内の店で無償で配達を行っているところもあるようですので、ご利用いただきたいと思います。 このほか、自宅療養に関して不安のある方は、徳之島保健所や和泊町保健センターまでご連絡をいただきたいと考えています。 壇上からは以上でございます。この後は担当課のほうからもお答えさせていただきます。 ○1番(山口明日香君) 県のほうでも町のほうでも支援をしているということだったんですけれども、県のほうの支援は保健所のほうに電話で伝えるということがあったんですけれども、それもそういった支援を受ける方法だったり、そういったこともきちんと周知していかないと、それを知らずに、例えばお年寄りの方だと我慢されて、大丈夫、大丈夫ということになるのかなと思います。 昨日もありましたが、この町の支援事業も、私もちょっと知らなかったんですけれども、今後、確認になるかと思いますが、どのように、こういった県・町の事業を、支援を周知していくのか、お尋ねします。 ○保健福祉課長(南 俊美君) お答えいたします。 昨日の池田議員のご質問でも一部答弁したところでございますが、一応、生活物資支援につきましては県のほうで行っておりまして、補完的な形で町のほうも事業を創設したところです。その補完的な部分というのが、県のほうが生活物資の支援を行いますが、県全体で療養者が増えているということで、日数がかかるということで、機動的に配送、支給ができないかというような部分もありまして、町で支援したということでもあります。 今回、町のほうでは、生活困窮に係る世帯にということで、ちょっと限定させていただいておりますが、そういうことでこういった県の生活物資支援、県の食料支援がありますということを防災無線等でお知らせするとともに、またサンサンテレビ等の広報媒体を使いまして広報していきたいと思っております。 ただ、一つ、今回、国の基本的対処方針、国のコロナウイルス感染症に係る方針の見直しが9月7日に行われておりまして、その中で陽性者の方も24時間、もう症状が治られた方、無症状の方は、買物等については行ってもいいですよというようなことで9月7日から適用されておりますので、当然必要な感染予防対策、マスク着用であったり、そういった対策をした上で、陽性者についても無症状等の方は買物等は行えますので、そういうことで、またそういう部分も含めて周知を図っていきたいと思っております。 ○1番(山口明日香君) 先ほど、課長の答弁にもありましたが、今後は感染されても、無症状の方は療養期間初日から、症状がある方は薬なしで解熱し、症状が改善する軽快から24時間経過後、マスク着用と公共交通機関を利用しないことを条件に、買物などの必要最小限の外出が可能になりました。 高齢の独り暮らしの方や知り合いに頼むのが困難な方などは、必要な物資を手に入れるのが難しいのではないかと心配されます。 知名町のほうでは、社会福祉協議会が、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養、濃厚接触者となり自宅待機されている方へ食事支援として保存食を届けるサービスがあったようです。 これについてはご存じでしたでしょうか、お尋ねします。 ○保健福祉課長(南 俊美君) 知名町のほうでは、社会福祉協議会のほうでそういったサービスを行っていることは承知しております。 本町におきましては、高齢者等につきましては配食サービスがございますので、陽性者の方はそういう部分で配食サービスを実際受けられた方もおりまして、今回、13名の方が約150食余り、そういうことで自宅療養になった方が配食サービスを利用したという実績がございます。 ○1番(山口明日香君) 分かりました。 私も、自宅療養、自宅待機中、経験したんですけれども、知名町のこういった情報は入ってきましたが、残念ながら、和泊町の情報や県の情報は入ってきませんでした。ですので、今後、きちんと町民の皆さんへの周知をし、困っている全ての方が支援を受けられるように、周知方法、文字放送だけでなく、先ほど答弁にもありましたが、防災行政無線だったりホームページ、LINE等もあるわけですので、そういったものもしっかり活用していって、自宅療養中の方が安心して療養期間を過ごせるようにしていってほしいと思います。 また、新型コロナウイルス感染症関連なのですが、保育園に通う子供が、また家族が新型コロナウイルスに感染し、自宅療養、自宅待機になり、子供が保育園を休んだ場合の保育料はどのようになっているのでしょうか、お尋ねします。 ○町民支援課長(玉野憲治君) お答えします。 現在のところ、保育料の減免等は行っておりませんが、他の市町村の状況も見ながら、今後、検討していきたいと考えております。 ○1番(山口明日香君) 今のところ、減免にはなっていないということだったんですけれども、知名町のほうでは、こういった場合の保育料の負担額は日割計算を行っているようです。 これについてはご存じでしたでしょうか、お尋ねします。 ○町民支援課長(玉野憲治君) 7月何日からですかね、そういう文章があるということは承知しております。 ○1番(山口明日香君) 分かりました。 家族が多く、小さいお子さんがいらっしゃる家庭では、隔離をすることが困難で、次々と家庭内感染をしていき、自宅療養、自宅待機の期間が延びていきます。実際に、私も1か月経験しました。その間、仕事にも行けないので、給与も発生しないわけですし、自宅療養、自宅待機となると、おうちで過ごす時間が増えるので光熱費もいつも以上にかかってきます。 そのような状況で保育料が減免されないとなると、生活が厳しいのかなと考えます。知名町では日割計算も行っておりますので、先ほど課長も他市町村を参考にしながら検討していくということだったので、和泊町でも検討していただきたいと思いますが、もう一度、どのようにお考えか、お聞かせください。 ○町民支援課長(玉野憲治君) 先ほども申し上げましたが、隣の知名町を含めて他の市町村の状況も見せながら検討していきたいと考えております。 ○1番(山口明日香君) ぜひ、前向きに検討していってほしいと思います。 昨日の同僚議員の答弁でも、成長戦略として子育て支援を掲げておられましたので、最後に町長の見解もお聞かせください。 ○町長(前 登志朗君) お答えいたします。 ただいま、議員からございましたように、現在、ほぼ自宅待機ということになっておりまして、小さなお子様が1人陽性になると、大体ご家族皆さんが順番にうつっていってという状況でございます。 また、病院のほうも、そういうことを前提で自宅療養という形になっております。これは、このオミクロンの特徴でそうなったのだということは理解しておりますが、今、その現状をお聞きした中で、やはりそういうところもきちんと検討する必要があると認識したところでございます。検討させていただきたいと思います。 ○1番(山口明日香君) ぜひ、検討していってほしいと思います。 今回、私は4点質問をいたしました。 生理の貧困については児童・生徒が安心して過ごせる学校の環境整備、学校給食費については少しでも早い保護者の負担軽減、ペーパーレス化についてはデジタル配信できる方法、また新型コロナウイルス感染症対策については療養者への支援と周知の徹底を要望いたしました。削れるところは削って、力を入れるところには力を入れてもらって、よりよいまちづくりができればいいと思います。 これで、私の一般質問を終わります。 ○議長(永野利則君) これで山口明日香君の一般質問を終わります。 ここでしばらく休憩します。 休 憩 午前10時23分 |