発言内容 |
令和元年第3回和泊町議会定例会会議録 令和元年9月13日(金曜日) 午前9時30分開議
1.議事日程(第4号) ○開議の宣告 ○日程第1 会議録署名議員の指名 ○日程第2 議案第49号 平成30年度和泊町一般会計歳入歳出決算認定について ○日程第3 議案第50号 平成30年度和泊町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に ついて ○日程第4 議案第51号 平成30年度和泊町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定につい て ○日程第5 議案第52号 平成30年度和泊町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ いて ○日程第6 議案第53号 平成30年度和泊町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認 定について ○日程第7 議案第54号 平成30年度和泊町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい て ○日程第8 議案第55号 平成30年度和泊町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定 について ○日程第9 議案第56号 平成30年度和泊町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定に ついて
○散会の宣告
1.本日の会議に付した事件 ○議事日程のとおり 1.出席議員(12名) 議席番号 氏 名 議席番号 氏 名 1番 川 畑 宏 一 君 2番 池 田 正 一 君 3番 喜 井 和 夫 君 4番 松 村 絹 江 君 5番 東 弘 明 君 6番 前 利 悦 君 7番 中 田 隆 洋 君 8番 橋 口 和 夫 君 9番 和 正 巳 君 10番 山 下 幸 秀 君 11番 桂 弘 一 君 12番 永 野 利 則 君
1.欠席議員(なし)
1.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事務局長 芋高洋一君 書記 東 輝男君
1.説明のため出席した者の職氏名 職 名 氏 名 職 名 氏 名 町長 伊地知実利君 耕地課長 亘 禎一郎君 副町長 前田修一君 土木課長 和田清良君 総務課長 種子島公彦君 会計課長 永山美智代君 企画課長 皆吉泰智君 生活環境課長 泉 隆一君 税務課長 林 義仁君 教育委員会教育長 竹下安秀君 町民支援課長 玉野憲治君 教育委員会事務局長 永井 徹君 保健福祉課長 南 俊美君 農業委員会事務局長 先山照子君 経済課長 東 敏仁君
△ 開 議 午前 9時30分 ○議長(永野利則君) 皆さん、改めておはようございます。 ただいまより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。
△ 日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(永野利則君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第125条の規定によって、川畑宏一君及び池田正一君を指名します。
△ 日程第2 議案第49号 平成30年度和泊町一般会計歳入歳出決算認定に ついて △ 日程第3 議案第50号 平成30年度和泊町国民健康保険特別会計歳入歳 出決算認定について △ 日程第4 議案第51号 平成30年度和泊町奨学資金特別会計歳入歳出決 算認定について △ 日程第5 議案第52号 平成30年度和泊町下水道事業特別会計歳入歳出 決算認定について △ 日程第6 議案第53号 平成30年度和泊町農業集落排水事業特別会計歳 入歳出決算認定について △ 日程第7 議案第54号 平成30年度和泊町介護保険特別会計歳入歳出決 算認定について △ 日程第8 議案第55号 平成30年度和泊町後期高齢者医療特別会計歳入 歳出決算認定について △ 日程第9 議案第56号 平成30年度和泊町水道事業会計剰余金の処分及 び決算認定について ○議長(永野利則君) 日程第2、議案第49号、平成30年度和泊町一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第9、議案第56号、平成30年度和泊町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についてまでの以上8議案を一括上程し、議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ○町長(伊地知実利君) ただいま一括して上程をいたしました議案につきましては、地方自治法第233条第3項の規定により、議案第49号、平成30年度和泊町一般会計歳入歳出決算を初め議案第50号から議案第55号までの6特別会計歳入歳出決算及び地方公営企業法第32条第2項の規定及び地方公営企業法第30条第4項の規定により、議案第56号、平成30年度和泊町水道事業会計剰余金の処分及び決算を、別紙監査委員の意見書をそれぞれ添付してご提案をいたします。 詳細については事項別明細書のとおりでございますが、主要施策の成果及び事業実績説明書を参考にしながら、審議の上、議決くださいますよう、よろしくお願いをいたします。 ○議長(永野利則君) それでは、総括質疑を行います。 初めに、議案第49号、平成30年度和泊町一般会計歳入歳出決算認定についての総括質疑を許します。 質疑ありませんか。 ○10番(山下幸秀君) 一般会計、財政運営について、総括で質疑をします。 本町の財政が、近年、非常に県内でも一時的に非常にときがありましたけれども、少しずつではありますけれども財政はよくなっていると思っております。今30年度決算において標準財政規模が38億888万7,000円と。この標準財政規模も、平成28年度から若干でありますけれども下がってきております。これの要因としては、人口の減少やら国の財政事情、各全国の市町村に分配する地方交付金の削減などが要因として上げられると思っております。その標準財政規模の38億から公債費、いわゆる借金に充てる額、これが実質公債比率であり15.4%。15.4%は、15からよく黄色信号と言われる中で、15を切ると非常にイメージとして財政運営がいいように見えるんじゃないかと思っております。この実質公債比率が要因で、一時期、県内ワースト1ということになりました。一方で、本町の現在の30年度末での抱える借金が103億5,599万6,000円ございます。それが各年度によって償還されていくわけです。 そして、庁舎を新築したけれども、その基金においては、財政調整基金を初め庁舎建設基金、大きく取り崩すこともなく、基金の合計21件で26億273万2,000円もあるということでは、いつ来るかわからない自然災害などに備えて、安心・安全のまちづくりのためには、この基金はできるだけ触らずにして運営できれば非常にいいかなと思っております。そういうことで、これから先、町民の非常に要望の多い総合体育館、これが計画でありますけれども、財政を見ながらこの建設に向けて努力をしていただきたいと思います。 以上、総括を終わります。 ○総務課長(種子島公彦君) ただいま、本町の財政について、詳細な説明をしていただきましてありがとうございます。平成26年に財政指標が、県内で3つの財政指標がワースト1ということを受けまして、平成27年度からことし、令和元年まで財政健全化対策集中期間ということで取り組んでまいりまして、各指標については県内でもまだ高い数値ではございますけれども、徐々に改善されている状況でございますので、これから第6次総合振興計画の中でいろいろ計画等も出てくると思いますので、そういう財政需要に耐え得る財政運営をこれからも努めてまいりたいと思います。 ○議長(永野利則君) ほかにありませんか。 ○1番(川畑宏一君) 30年度の決算ということですけれども、直接は関連しないかもしれません。財政が厳しいと言われてもう久しいです。今、山下議員からもありましたけれども、そういった厳しい状況が続いていると思います。そういった中で30年度の決算をして、31年度ももう半分が過ぎました。この後、どなたかから質疑があるとは思うんですけれども、半期の中での当初予算の積み上げ不足であるだとか、ちょっと見通しが甘かったんじゃないかと思われるような多額の補正予算が組まれているような状況、そして来年度、31年度からは新しい総合振興計画が始まります。 こういった中で、私は、皆様のスキルがどうのこうのというよりも、その取り組む気持ち、姿勢、そういったもののどこかになれが出てきているとか、ちょっと緩みがないかなと思う次第であります。 総合振興計画という件で、ちょっと企画課長にお尋ねしたいんですけれども、先日の一般質問で同僚議員の質問に対して企画課長はこうおっしゃったんですよ。人口減少は全国的な問題であって仕方がない、こういった発言をされたんですよね。私は、人口問題というのは町政の核となるものであって、それに向かって各課の皆様が協力して物事を進めていかないといけないということを過去の一般質問でも問わせていただきました。そういった中において、それを管轄する課長の発言としては、私はちょっと耳を疑いました。逆じゃないですか。未来に向けて人口をふやしていきたい。よく言われますよ。歯どめをかけるとか言うんですけれども、歯どめをかける気持ちでいたら、もう減るしかないですよ。ふやしていきたい、どうふやしていこうかという中で、いろいろ施策が生まれていくんじゃないかと思います。すごく後ろ向きな気持ちで第6次総合振興計画の策定が進んでいるんじゃないかなと思って、非常に不安を覚えたところでございました。その件について企画課長の見解をお聞かせください。 ○企画課長(皆吉泰智君) お答えいたします。 そういった発言もあったかと思いますけれども、とりあえず一般論をちょっと出させていただいたところでありまして、確かに全国的に人口減少が歯どめがかからないのは現状、事実でございます。そういった中で、隣の徳之島、伊仙町、ずっと特殊出生率が1位で、そしてまた徳之島全体的に出生率がいいようでございます。その辺の分析もしながら、その辺の本当の、徳之島がそういうふうになっているのは、子供は宝ということをスローガンに、それがもうずっと大昔から脈々と続いているわけで、最近そうなったわけではないようです。 我々の島、まちも負けず劣らず、子供に対する地域の心はちゃんと持っているわけでございまして、それを大切にしながら、人口減少に歯どめをかけていくように努めております。今回、総合振興計画でもちゃんと子育て部会というのも設けさせていただきまして、先ごろやっと大方の素案みたいのができております。今までにはない総合振興計画をつくっていこうという気概の中で、子育て部会の方針は、子は子守力(クワーウムイリョク)、子供をしっかりと見守っていこうという、そういった島の言葉を使って計画を立てつつあります。ですから、一般論をちょっと申し上げさせていただいたんですけれども、決して全くどうしようもない、ならないということではございませんので、その辺はご心配されないようにお願いしたいと思います。 ○1番(川畑宏一君) 一般論ということでございましたけれども、課長が、企画課の課長のみならず、この総合振興計画を所管するという意味では、全庁的な今リーダーの立場にあるわけですよ。その発する言葉というのは大きい影響を持ちますから、そのあたりは一般論を話したとか、そういうものではなくて、部下を、また全職員を鼓舞し、町長にその鼓舞した職員が、和泊町を変えていきたいんだという思いをぶつけていくような、そういった雰囲気をつくっていただきたいなと思う次第であります。 総合振興計画もそうなんですけれども、前回の和泊未来プロジェクトですか、あれの中で、よく人口の推移の予測みたいなものがありましたよね。ありましたね。それに対して一般質問でもいろんな質疑がありまして、そのときに人口に関してよくこういう答えをされているんですよ。人口推移の予測ではこうだったけれども、それに対して、それよりかは多い、実績が多かったとか、減少が少なかったみたいな答えされていますよね。ちょっとそれは考え方としてどうなのかなと、総合振興計画では変えていただきたい。というのも、あれはもう減少の予測ですよ。それよりも多い、少ないを議論しても仕方がないです。和泊町を、人口がふえれば財政も地方交付税が入って豊かになるわけですし、経済力が活発になるわけですから変わっていくわけですよ。そういういろんなものを試算しながら、逆ですよ、今、こういうふうに減っているんだけれども、こういうふうに人口をふやしていきたいと。この目標があって、これに対してのできたか、できなかったか。できたらよかった、何がよかったからできたんだろう。何ができなかったから悪かったんだろう、そしたら変えていこうという、これがPDCAサイクルじゃないですか。だから、その目標の設定の仕方が、まずもってちょっとずれているのかなと思うんですけれども、そちらの見解をお聞かせください。 ○企画課長(皆吉泰智君) お答えいたします。 確かに、目標の設定の仕方も、いろいろ具体的に数字を上げたりすることも大切なものですから、そしてまた国もそういった試算したりしておりますので、我々のまちとしましても、ある程度の数値も掲げながら、それに向かって制御するとか、目標を高く持つとか、そういうこともできてまいりますので、ある程度の数値設定は必要なのかなと考えております。PDCAサイクル、非常に総合振興計画を立てて、それを推進していくわけですけれども、やはり10年という期間の中で立ちどまりながら、歩みながら、計画を見ながら、常に進捗状況を勘案しながら、総合振興計画をしっかりと、きちんと進めてまいりたいと考えております。 ○1番(川畑宏一君) この件に関しては最後になりますけれども、今、たまたま所管する課長が企画課長だったものですから、企画課長にお尋ねいたしましたけれども、これは決して企画課だけの問題ではございません。本当にたまたまご質問させていただいたんですけれども、皆様におかれましても、本当に各課において、人口減に伴う支障が出てきたりとか、人口がふえたらこれができるのになとか、あとは各課にとどまらない密接する分野、そういったさまざまなものがあって、本当の意味での連携というものをとっていかないと、このまちの姿はよくならないし発展もないだろうなと。でもそれをやっていくためには、本当に和泊町の頭脳である皆様の力が欠かせないのだなと本当に強く思っておりまして、きょうこのような発言をさせていただいております。 町長に関しては、さまざまな答弁でいろいろな思いを聞かせていただいております。物事を、課長全体を束ねていらっしゃるのは総務課長かと思います。総務課長、各課それぞれがいろんな課題を総合振興計画に向けて洗い出ししながら進めていく中で、その全員を一丸となって引っ張っていかれる途中にあられるわけで、その意気込みというものを最後お聞かせください。 ○総務課長(種子島公彦君) 各課、それから各部署といいますか詳細な係で、今、一生懸命仕事をしております。その能力をすばらしく発揮していると思っておりますので、また、総合振興計画等いろんなプロジェクトを進めるに当たっては、今、分科会等も通して、またそこでコーディネーターとか、いろいろその役割に応じた担当が中心になって一生懸命取り組んでおりますので、そういうまとまったものが、各課からまとまってきたものが総括的にうまく進めていけるように、各課長と協力しながら私のほうも一生懸命頑張っていきたいと思っております。 ○議長(永野利則君) ほかにありませんか。 ○7番(中田隆洋君) 皆さん、30年度の総括でございますので、振り返ってみたいなというように思っているところでございます。 平成30年度は、庁舎建設完成というのがありました。大型事業でございます。また、大型台風が襲来して、その復旧作業をする中、庁舎建設も進めていく、すごい忙しい中でも事業を見ますと、職員の皆さんは事務作業をしっかりとされてきているのかなとおおむね思っております。その中でも、作業が忙しい中でも、昨年度は無電柱化を進めてきました。そのおかげで郡内初の無電柱化の道路ができるということ、また、島内では初になるだろうかわからないんですが、シラスウナギの養殖施設の誘致に取り組んできたこと等々、評価できるなというふうに思っております。 また、業務内容を見ましても、大変皆さん、忙しい中で頑張ってこられているということ。町民支援、特に福祉等の分野の中でも、きめ細やかな事業がふえてきている。ただ、その事業が多くなってきている、煩雑化しているのかなと思うところもありますが、皆さんの頑張っているところは本当にわかるんですが、さっきの補正の中でもありました、少しのミスの中で積み上げが不足した部分、当初に入れるべき、入れていればよかったなという部分、また国庫を多く過剰請求してしまっていた部分で、返納しないといけない部分というふうなのが少し出ました。皆さんが一生懸命仕事を忙しい中でしているのは重々わかっているんですが、少しのチェックだったり、例えば積み上げとか、特に初の、初めてする仕事の場合、相談できる先輩だったり、そういった方に相談できていたら、さきの補正のような財政的な負担、損害が起こらなかったのかなという思いがするところでございます。 そういうことから、皆さん忙しい中でもありますが、縦横の連携がしっかりとれる、どうやってとるのか、また、そのチェック機能が十分こなしていくのか、そのところを町長のほうにお尋ねをいたします。 ○町長(伊地知実利君) 今の総括の中で問題についてお答えいたしますが、中田議員言っておりますように、それぞれの担当者の事務というものが多岐にわたっております。兼務が多いということもあります。そしてまた、町民のニーズに応えるためにいろんなイベントも職員が手掛けております。ですから職員一人がしなければいけない分野というのは非常に多い。じゃ、忙しいからそれでいいのかということは決して言えるものではありません。課長会を通したり、いろんな会議を通して、課長の中ではその都度、その都度、課長は仕事ができる人じゃないと、職員をまとめる人だと、課の職場環境をつくるのが課長であって、常に声かけをしないとだめだよということは、常に課長の皆さんにはお願いをしているところでございます。今ありました積み残しとか、多くの請求とか、そういうのも一つは声掛けでどうなっているのか。それだけだとそのように思っております。 ですから、皆さんが議会のたびごとにご指摘をいただいているところですが、私は一つ一つ改善をされていると、そのように思っていますし、また、職員には、町民のために何ができるかということは常に心して仕事に当たってほしい、正確に、迅速に、親切にということは常に言っているつもりであります。それは当然、職員としてあるべき姿であって、私どもは、至上でもありますように、町民の奉仕者であると、町民のためには何ができるかということは常に職員は考えていかないといけないと、そのように思っておりますので、そして今後の、先ほど川畑議員からありましたような振興計画についても、それぞれの部会で、それぞれの課の担当職員が部会長になったり、アドバイザーになったり、いろいろ職員全員で取り組んでおります。決して横の連携がとれていないとか、そういうのではなくして、みんなで一つのものをつくり上げようと、10年の和泊町の目標を掲げようという域に今、燃えております。そういうことで、私も担当が中間、そのたびごとに報告に参ります。これからの10年後の和泊町を描くためには、これまでの10年を振り返って、いいものはいいもの、済んだものは済んだもの、必要ないものは必要ないものだという新しい10年をつくり上げてほしいということで、いろいろキャッチフレーズなども以前のようなことにこだわる必要はないよと、ぜひ新しいものを皆さんの、町民の委員の皆さんもたくさん出ておりますので、そういう人たちの意見も吸い上げながら、これからの10年後の和泊町を描いてほしいということは、常々企画がまとめの課になっておりますので、企画課長を中心とした担当の職員にもお願いをしておりますし、今、中間でございますのでいろんな意見が出ている、それをどうまとめていくかということを、今、担当を中心として作業を進めていっているところでございますので、きっと皆さんが期待するようなものを、そして期待できるような職員を育てていかなければいけない、それは私の役目でございますので、先ほど総務課長がお答えいたしましたが、全課まとめて、職員は幾らいいものをつくっても、私がだめだよと言ったらできないわけですので、いいものはいいもの、悪いものは悪いものと、みんなで議論をしながら取り組んでまいりたいと、そのように思っておりますし、それは最終的には私の責任でございますので、ぜひ皆さんに満足のいく、町民に満足のいくような行政を進めていくのが私どもの役割でございますので、町民に私どもは常に向き合いながら事務事業の執行に当たってまいりたいと、そのように思っております。また、そのように指導してまいりたいと。指導もしておりますけれども、今後も引き続き引き締めてまいりたいと思っております。 ○7番(中田隆洋君) 町長の行政運営の考え方、大変すばらしいなと思います。私も同感ですが、学ぶべきところもいっぱいあるなと思っております。ぜひ皆様の今後のまた努力にご期待をして、私の質問を終わります。 ○9番(和 正巳君) 本年、30年度のこれを結果として見て、確かに一年一年の積み重ね、今、2名の方々がおりましたけれども、それは大事だと思います。切磋琢磨しながら努力していくというのが必要だと思いますが、ただ、私は、長期にかかわる本町、和泊町の過去三十数年前、沖永良部台風という大きな災害がありました。そのときは百数十億の負債を抱えながら、当時の泉町長を初め職員が努力したおかげで、あっという間に復興を実現したという前例がございます。それはどういうことかといいますと、やはり本町に伝わる一つの和泊の町民性というものが引き継がれて今日に至っているというふうに私は考えておりまして、今現在を見ても、これは2年ほど前なんですけれども、各全国の離島を回って、和泊町ほど全てに進んでいるところはないと、私は離島関係を見まして自負しております、本町の発展というのは非常に。したがって、皆様には、そういうような30年、40年前からの遺伝子がずいずいと伝わってきていると思いますので、今言われた年度、年度のことは、やはり切磋琢磨しながら気をつけていかなければいけないけれども、総合的に見ますと、本町の職員並びに現職の町長が進める行政に対しては、非常に私は誇りを持って、ほかの自治体に誇りを持って言えるというふうに感じておりますので、どうぞこれからも、今後、10年来のパターンを、未来を、長期パターンを見ながら、あくまでも和泊町の本質というものを忘れないように努力していけば、私は高く評価するものでございます。 以上で終わります。 ○議長(永野利則君) ほかにありませんか。 ○6番(前 利悦君) 本町の財政がよくなっていると、そういうことは非常にうれしく思うんですけれども、この決算審査意見書がありますけれども、その中の下の段ですけれども、経常収支比率がここに記されていますけれども、先ほどもありましたが、本町が一番悪かった時期、25年度ですか、26年度、その時期はこの経常収支比率が幾らだったのか。かなり高かった記憶をしているんですが、それが91.1と、こういうふうに減ってきていると。1点目は一番低かったときですね。それから、理想というんですか、理想は何%ぐらいなのか。3ページ、この決算書の。これを家計に例えて考えた場合100万の収入と。これは少ないと思うんですが、わかりやすいことで例えるんですけれども、100万の収入があると、91万1,000円は、もう既に出どころが決まっておって残りしか余裕はないと。家計に例えると非常に厳しい状況じゃないなかというふうに思います。 そういう中で、今、町民の中から、いろいろな災害等でも非常にきついと。町民の大多数は農家ですけれども、非常に苦しいと。そしてもう農業をしても食っていけないという、そういう声を聞きます。本当にそういうことを考えて、まだまだ厳しい状況にありますけれども、農家の町民が本当に安心・安全で生活していける、そういうことをぜひ、これはもうしていると思うんですけれども、本当にぜひ考えて、農家の状況、町民の状況を調べるというか、それは具体的に言えませんですけれども、そして町政をこれから徐々に、これもさっきありましたけれども、ぜひそういう形で進めていただきたいと思います。1点の質問。 ○総務課長(種子島公彦君) 本町の平成26年度に経常収支比率が97.0%ということで、県内でワースト1ということを受けまして、先ほど申し上げました平成27年度から今年度までの5年間を財政健全化集中期間ということで取り組んでまいりまして、今年度の数値が91.1%になりました。当然、経常的な部分に使うお金が減ってくれば、あらゆる町民の需要にも耐え得る、農業だけでなく福祉的な分野にも耐え得ることができると思いますので、引き続き経常収支を低い状況にするためには、いろんな物件費であるとか、扶助費であるとか、公債費であるとかを抑えて、いろんな住民のニーズに応えられる財政運営に努めてまいりたいと思っております。 ○6番(前 利悦君) ちょっと質問では1点ということでしたけれども、2点ぐらい。先ほどもちょっと言いましたけれども、望ましい状態というんですか、80%ぐらいですか。間違いだったら訂正してください。その辺はお願いします。 ○総務課長(種子島公彦君) 決算審査意見書の3ページの第2表に、経常収支比率の欄の標準値ということで、70から80%の間が望ましいということでございますけれども、ほとんど県内、それから郡内においても、80%台というところは少ない状況でございまして、特に大島郡内においては、ほとんどが90%台を推移しているところでございます。 ○議長(永野利則君) よろしいですか。 次に、議案第50号、平成30年度和泊町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての総括質疑を許します。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永野利則君) 次に、議案第51号、平成30年度和泊町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定についての総括質疑を許します。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永野利則君) 次に、議案第52号、平成30年度和泊町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての総括質疑を許します。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永野利則君) 次に、議案第53号、平成30年度和泊町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についての総括質疑を許します。 質疑ありませんか。 ○6番(前 利悦君) この農集事業は、もう10年ぐらい経過しているんですよね。補修等があるんですけれども、この見通しというんですか、この辺はどうなっていますか、お尋ねします。 ○議長(永野利則君) 詳細に聞いてください。何の見通しですか。 ○6番(前 利悦君) この何か補修とか、そういう関係。補修が、メンテナンスがどういう見通しをされているのか、その辺をお尋ねします。 ○生活環境課長(泉 隆一君) お答えします。 農集排につきましては、管路につきましては、約30年から50年ほどまだ期間がありますのでありませんが、施設に関しましては、現在、中部を除く4カ所、和泊北部、国頭東部、城、仁嶺とありますが、現在のところ、ことしで国頭東部のほうの電気施設関係が終了しております。来年度以降、計画をまた立て直しまして、永嶺と先ほど言いました城のほうの電気設備関係の補修工事をやってまいります。 以上です。 ○議長(永野利則君) よろしいですか。 次に、議案第54号、平成30年度和泊町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての総括質疑を許します。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永野利則君) 次に、議案第55号、平成30年度和泊町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての総括質疑を許します。 ○1番(川畑宏一君) すみません、ちょっと先ほど本当は一般会計のほうでやろうと思ったんですけれども、言い逃してしまいまして、後期高齢者ということで、後期高齢者の医療費を削減するに当たり、このタラソ施設の果たしている役割は非常に大きいものだということは、もう間違いのないことだなと皆さんが理解していることと思います。それに関して、このタラソ施設を、今、非常に経営が厳しい中なんですけれども、守っていきたいという気持ちは、これまた利用者だけでなく、我々も非常に強い気持ちを持っておりまして、そのことに関連してちょっと質問させていただきたいと思います。 平成30年度、前年度の末ですか、3月、年度末ぎりぎりのところで、国からの指導で今後5カ年の計画を立てるということで、私もその委員でしたので参加して、非常にばたばたとした中で決まりまして、その計画が決まりまして、また皆様におかれましても、そのタラソを本当に何とかしたいということもございまして、6月議会で補正予算が上がりました地域おこし企業人ですね。3年間いらっしゃるんですけれども、1年当たり約1,000万くらいの補正予算が組まれました。3年間で3,000万。交付税措置もあるということですけれども、3年間で3,000万が和泊町から支出されるのは間違いということで、非常に大きな投資でございます。そのときにも、これ可決された予算であるんですけれども、私はそこでいろいろと質問させていった中で、どういった計画で、これだけの予算投じるのだから、投じて何かよくわからない結果ではだめなんですよね。形として結果が残って収支が改善されないといけない。あの5カ年計画というのは、5年後に改善が見られなかった場合には、存続もどうするかというところまで踏み込んだ計画だったと理解しておりますから、要はその3年間の企業人の成果を受けて、5年間でこれが大きく改善される見通しがなければ意味がないものだと思っております。そういった中で年間1,000万投じるわけですから、年間1,000万の収支効果を出すだけでも非常に難しいんだなと感じているんですけれども、それだけじゃだめなんですよね。さらにプラスを出していかないといけないという中で、6月議会のときには詳細な説明が、まだ具体的な説明がございませんでしたので、それを早急に打ち出してくださいということでお願いいたしましたけれども、その後3カ月たちました。今出ている分で構いません。どのような施策を講じて、打ち出して、その年間1,000万に値する成果を上げていくのか、保健福祉課長、お聞かせください。 ○保健福祉課長(南 俊美君) タラソおきのえらぶの経営改善計画、3月に海洋療法施設の運営審議会ということで、川畑議員には委員として加わっていただきまして、いろいろとご提言いただいてありがたく思っているところです。 実は、きのう、その企業のほうから、社長を初め来ていただきました。その中で非常に永良部に対する熱い思いを感じ取ることが改めてできたんですけれども、その中でも健康づくりの拠点施設である、それから地域活性化の拠点であるタラソおきのえらぶを、このまま放置、放置という表現は悪いかもしれないんですけれども、このままでいいわけはないということで、抜本的に見直しを含む経営改善計画というのを策定したところなんですけれども、いろいろ課題はあります。利用者が伸びない、その指定管理者であるえらぶ海洋企画の皆様一人一人、職員は頑張っているんですけれども、目に見える形で経営の効率化が図られていないというような状況の中で、いかにしてそれをプラスの方向にもっていくかということで考えているところなんですけれども、そこに国の制度であるその地域おこし企業人制度を活用して、また盛り上げていこうということで考えているところなんですけれども、その周知的な部分については、利用者が倍増すれば、当然利用料もふえていくというようなことで考えているんですけれども、一筋縄にはいかないと思いますけれども、企業人の方には地域集落を回っていただいて、介護予防、健康づくり等を呼びかけて、一つ一つ課題解決に向けて取り組んでいけたらいいと思っておりまして、それをまちとして、我々保健福祉課も一致協力して取り組んでいきたいと考えているところです。 ○1番(川畑宏一君) 今、いろいろいただきましたけれども、その5カ年の計画で、5年間で本当に収支改善の見通しが図れなかったときには、これは、要は、ちょっと言葉が合っているかわかんないですけれども、撤退じゃないですけれども、そういったことも含まれるような計画だったんじゃないかなと理解しているんですけれども、それくらい覚悟を持ってやらないといけないような状況ではあると思います。 そういった中で、今、現状がすごいゆとりがあって、これから伸ばしていくために施策を講じていこうというような状態ではないんです。今、既に厳しい中で、それだけの予算を支出するわけですから、それを、1,000万の収支効果だけでも本当は足りないんですよ。現状と変わらないわけですよね。変わらないわけです。極端な話をすれば、3年間で3,000万投じるわけですから、3年間で3,000万の施設補修を、今、老朽化が進んでいますから行ったほうが、今いる利用者はもっと気持ちよく利用できたんじゃないかなというような声も伺っております。3,000万といったら相当な補修ができますからね。でもそれを投じて経営改善に民間の力を活用しようということでこの事業をしたわけです。今の課長の答弁からも、その具体的なちょっと話はよく読めなかったわけなんですけれども、煮詰めていってほしいなと思います。 これから民間だとしたら、民間だったとしたら、今、厳しい会社がありますと。経営改善したいので外部の力を、外部の人材を招いてやりたい。そのためにお金を銀行から借りましょうといったときに、そんな計画がない状況でお金は借りられません。要は、その3年、年間の1,000万を返済することができて、さらに収益が上がるような事業計画書、その際の事業計画書を提出できて、初めて銀行からお金を借りられて事業が進むんですよね。これは本当に行政だからできている話ではなくて、そのことはぜひ肝に銘じていただいて、必ず成果を出すんだということを、もう一度ちょっと課長の口からお聞きさせていただきたいんですけれども。 ○保健福祉課長(南 俊美君) 言葉足らずな面があったと思いますけれども、その5カ年計画を着実に一年一年振興できるように取り組んでいきたいと思います。そのためには町民の方の協力を一つ一つ仰いでいかないといけないと思っておりますので、そこの部分の啓発等はまちで行いながら、企業がうまく活動、機能できるように取り組んでいきたいと思っております。 ○9番(和 正巳君) この件につきまして、課長の答弁を聞いていますと、私もぴんとこないんですよ。なぜかといいますと、民間の経営能力を入れてそこを改善するということが目的なんですが、当然それには売り上げが伸びれば一番いいことなんです。ところが現実にまだやってないわけですよね。実際には。伸びるか、伸びないか、わからないという現状で。ただ、また売り上げが伸びるだけでありません。そこにいる9名の職員が、これはぜひ自分たちの技術を伸ばして、和泊町民のニーズに合ったレベルアップをするために、民間のこの企業を入れて、我々はそこで学びたいんだというふうなもとで、私はこの件に関してゴーサインといいますか、議会も了承を得たわけなんですが、やはりこれから進むべき5年計画という計画がありますけれども、例えば2年3年やって成果が出なければ、これはやめればいいわけですので、何も5年間とか3年間をずっとやらなければいけないということはないと思っております。その結果を1年で評価される場合もあるし、2年3年かけて職員がそれだけのレベルアップをした場合、その9名の職員の人間のこれから先、町民に対しては大きな効果が出てくるものだと思っておりますので、それで金額を出して、金額に対してそれだけの効果が出るのかということも、非常に厳しい答えはできないと思っております。そこの辺は課長の答弁もしっかりとしてもらわないと、私も聞いとって何を言っているのかよくわからなくて、今、質問したわけなんですが、これは将来への投資ということで私は見ております。 以上です。 ○町長(伊地知実利君) 先ほどから質問に対して担当課長がお答えを申し上げておりますが、その企業人の誘致については、先ほどから皆さんから指摘のように、タラソのスキルアップをどう図るかということも一つであります。ここの従業員というのが、職員が、もう開業して15年になります。そのときにタラソジャパンの皆さんから教えていただいた技術がずっと受け継がれているところでございますので、これも皆さんが言うマンネリになってどうなのかなということもあって、今回、企業人を入れて新しい指導方法がないのかということで、今回、そのように導入を企画して、皆さんのご同意をいただいて、今回実施することになっておりますが、課長が言ったように、きのう、ここに派遣される社員と社長たちがおいでをいただきまして、その中で話したことは、予算の議論のときにも皆さんのほうから言われました、成果を出さないとという強い要請もありました。それも直接伝えてございます。今、向こうで改善を特にしていかないといけないのは、利用者をどう多くしていくかということで、タラソに派遣をしていただきますが、タラソだけの仕事じゃなくして、例えば長寿クラブの皆さんの集まりのところに人を派遣していただいて、そこでいろんな健康講話をしていただいて、そういういろんな集落に、課長は集落とも言いましたけれども、そういう場所に出かけていって、町民と向き合いながらタラソの必要性、重要性というものを話をすることによって利用者がふえてくるだろうと、そのように思っています。そういうことも含めて、派遣を予定されている方は、そういう介護予防の専門とか、いろいろ資格を、長年その会社で勤めていろんな分野で活躍をしてきた人ということを、社長が私どもに推薦をいただいておりますので、いわゆるタラソだけの中だけの業務じゃなくして、外にも積極的に出ていくことを、きのう担当課長と一緒に活動の一環として要望してございます。それがこれからこの方が赴任したときに、どういう業務内容とか、そういうものをしっかりと協定を結んで、そういう皆さんに直接、タラソというのはこういう効果があるよとか、そういう話をしていただきながら、利用者の増に努めるのも大きな役割だと、そのようなことはおいでいただいた会社の皆さんにも、直接、担当課長と私ども伝えてございますので、そのようにしますと。時と場合によっては会社からまた向こうのそういう利用している人たちを連れてきて、そこで滞在して永良部で過ごしていただくとかいうようなことも、社長のほうからみずからこういう発言もありましたので、交流人口といいましょうか、そういうことも期待しながら、ただタラソだけの仕事じゃありませんよということは、きのう、しっかりと申し添えておりますので、先ほどから言われておりますが、これだけ金を投資したのを、これを取り返せというのはできないかもしれませんが、町民のためにどう役立てていくかというのが私どもが求めていることでございますので、町民のためにどうタラソを位置づけるかということでございますので、これからしっかりと担当課と、ここに派遣される本人と、いろんな業務の内容について詰めて契約を結んで、ぜひタラソ外にも積極的に出て行くような活動の方針をつくってまいりたいと、そのように思っておりますので、目に見えない部分があるかもしれませんが、町民がどう喜んでいただけるかという施設にしていかないといけないと思いますので、そのような活動の行政の内容を持ちながら、これから十分に担当者、担当課がしっかりとタラソの職員と一緒になって取り組んでいくということでご理解をいただければと、そのように思っております。 ○議長(永野利則君) よろしいですか。 ○1番(川畑宏一君) 最後になります。町長から非常にわかりやすい答弁をいただきました。また、先ほど先輩の和議員からもございました。私と違ってスタッフのことも考慮・配慮されて、非常に参考になりました。 それを聞いていて思ったんですけれども、この予算を出して、仮にですよ、あってはならないんですけれども、仮にタラソが今後、5年後に、じゃ、どうなろうかというときに、それを管轄している保健福祉課の皆様が職を失うことはありませんよね。だがしかし、タラソのスタッフ、タラソが万が一のことがあればどうなるんですかということも踏まえて、本当に他人事ではございません。自分のこととして捉えて、町長は広い意味で、さまざまな効果を生み出していくということでございましたけれども、我々議会としては、やはり町民から、6月補正予算であの数字が新聞に載りましたので、そのときにやっぱり厳しい声をいただいております。なぜこれだけタラソが厳しいという中であの予算を計上したんだということで、そのことに関して私は相当説明してまいりました。それを踏まえてここで今お話させていだたいております。 課長は、非常にタラソの海洋企画、独立した会社ですので、そちらのスタッフを非常に尊重して物事に取り組まれているというのを非常に感じるんですけれども、ただやっぱり支出をしてお金を負担している側の担当部局としては、もっと積極的に取り組んでいただきたいなということはお願いしたいと思います。 そして、最後になるんですけれども、その運営していく計画というものについて、ちょっと1つだけ述べさせていただきたいんですけれども、その5カ年計画をやるとき、あとは私、タラソの総会にも出席させていただきましたよね。そのどちらの会でも、その計画に対して出席者の中から、こうやって計画を書いているんだけれども、この計画って現実味がないし、どうやってそれを改善していくのかどうかわからないじゃないかというような質問がありました。どちらの会でもありましたよね。そのときに、どちらの会議でも執行部の皆様の発言で、こういった趣旨の発言があったんですよ。それはあくまでも計画ですからといって、計画ですと、そこには載せてないけれどもちゃんとやりますみたいな発言があったんですよね。これは私は、ちょっとその趣旨が、意味がわかんないなと思って。物事を進めていくための計画であって、じゃ、私はこう捉えたんですよ。それはあくまでも計画であってといって。要は形だけの計画なのかなと思ってしまわざるを得ないような返答があって、そんな形だけの計画を立てていて、それは物事が進むわけないだろうと、ちょっと思ってしまったわけでございます。ちょっといろいろと思いはあるでしょうけれども、これは出席していたそのとき、その会や総会に出席していた方からも同様な意見をいただきました。これは、先ほども総合振興計画等いろいろお話しさせていただきましたけれども、皆様がその計画というものをどのように捉えているかというものが非常に問われていると思うんですよ。さまざまな業務を抱えていて忙しい中で、でも形としてやっぱり計画はつくっていかないといけない。でもやっぱりこの中に、私は魂を込めていく作業が必要なんだなと。形だけの計画ではなくて、それを実施していく、そこまでやっていく必要があるのかなということで思います。先ほど私は総務課長にお尋ねいたしました。そしてまた別の件で町長からも力強いお言葉をいただきました。ここにいらっしゃる執行部の皆様を行政のトップの、行政のリーダーの皆様を束ね、政治家である町長とのパイプ役として和泊町を強力に牽引なさる副町長、この件に関しての見解、そしてまた和泊町への未来へ向けてのお言葉を最後にお聞かせください。 ○副町長(前田修一君) 急に振られて、どういう回答をすればいいのかわかりませんけれども、本町、沖永良部島を含めてですけれども、全体の中で、歴史をいろいろ、先ほど和議員のほうからもありましたけれども、島民性、町民性というのが形づくられているのは、維新の前後から勤勉であると、勉強熱心であると、そういうような形で本町の、今の和泊町の歴史が、令和33年度には80年になりますけれども、過去に5次の総合振興計画を策定いたしまして、それに従って今日の和泊町があるわけであります。今回、時代は少し変わって社会経済状況も変わってきておりますけれども、それに合わせた、今、総合振興計画の策定がなされていると私は思っております。そのできてきた計画、もちろんその前に私も目を通すことになるとは思いますけれども、その総合振興計画に基づいて10年先、あるいは20年先の本町のあるべき姿、若者に希望を与えるような和泊町の姿、そういったものが目指していける計画書ができればいいかなというふうに思っております。そしてまた、それを目標に一つ一つ具体的な事業計画を立てて実行していくと、そういったことが最終的に住民福祉の向上につながっていければ、またすばらしい和泊町ができるのではないかというふうに私は考えております。 以上です。 ○議長(永野利則君) よろしいですか。 次に、議案第56号、平成30年度和泊町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についての総括質疑を許します。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永野利則君) これで8議案の総括質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題になっております8議案については、議長と監査委員を除く全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査したいと思います。ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永野利則君) 異議なしと認めます。 したがって、8議案については、議長と監査委員を除く全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定しました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。 散 会 午前10時33分
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
和泊町議会議長 永 野 利 則
和泊町議会議員 川 畑 宏 一
和泊町議会議員 池 田 正 一 |