発言内容 |
○議長(永野利則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 池田正一君の一般質問を許します。 ○2番(池田正一君) 皆さん、こんにちは。 とってももう眠たい時間ではありますけれども、私、池田正一、平成29年第1回定例会において6点の一般質問を通告していますので、壇上より順を追って質問いたします。 まずは、先ほど町長の施政方針で「子供は“地域の宝”」、これを念頭に踏まえて質問いたします。 国頭児童公園の遊具について。 国頭児童公園の遊具が、老朽化により危険な状態にあります。子供たちの安全を確保するため、緊急に修繕もしくは完全撤去するなどの措置を講じる必要があると思うが、その対策をどのように考えているか。 2点目、西原公園のフェンスについて。 国頭児童公園と同じように、西原公園のフェンスが、老朽化により大部分において危険な状態にあります。地域住民の安全確保のため、フェンスを撤去し、新たに張りかえる計画はないか。 3点目、ワンジョビーチの更衣室の補修及び清掃について。 ワンジョビーチの更衣室等が劣悪な状態にあり、利用客に不便を来すおそれがある。これから観光シーズンを迎え、施設の利用も増加してくることから、快適な施設を整備しておく必要があると思うが、どのように考えているのか。また、施設の維持管理はどのようになっているのか。 4点目、さきの施政方針の中にも、農業就業率の平均年齢が61.8歳と、大変農家が高齢化になっております。その高齢化に伴い、散水器具の移動が大変な労力となっているが、固定埋設式の畑かん整備はできないか。 5点目、畜産農家の堆肥舎設置事業について。 まさに今現在も、畜産農家においては競りのほうで競り市が開催されておりますが、その畜産農家の中には堆肥舎のない農家もいるが、これからの畜産振興のために堆肥舎設置の補助事業を導入できないか。 6点目、これは、前回、私が一般質問でしましたカラスの捕獲箱についてです。 カラスの捕獲箱を、より広範囲に、より多く設置していく考えはないのか。 以上の6点を壇上から質問いたします。 ○町長(伊地知実利君) 池田正一議員の一般質問に順を追ってお答えをいたします。 まず、国頭児童公園の遊具についてですが、各集落の公園などに設置されている遊具などについては、本町の子育て支援対策として、地域全体で子供を育てる一環として整備されている施設でございます。 平成14年6月の議会一般質問にも同じような質問がなされ、各集落の遊具の整備や維持管理は、各集落の責任で行うのが原則と答弁しております。 また、現施設は、個人から字への寄附として設置されているようでございます。これまでも、補修や管理は集落で行われていることから、これからも子供の安全のため、維持管理については集落でお願いをしたいと考えているところでございます。 2点目の西原運動広場のフェンスにつきましては、数十年前に西原運動広場を整備した際に設置されたと思いますが、その後の管理などにつきましては字のほうへお願いしているところでございます。 フェンス設置の必要性については、運動広場横に町道などがあり、子供などが遊具で遊ぶ際の飛び出し防止や高低差がある場所への転落防止として十分に必要があると感じますが、老朽化したフェンスの補修や植栽などでフェンスがわりにするなど、字のほうでできる限り対応していただいているところであり、現段階においてフェンスを張りかえる計画はございません。 また、西原字だけでなく、各字公民館やその広場などの敷地における管理などにつきましては、各字にお願いしており、他の字にある同様の広場などにおいてフェンスが未設置の場所もあり、整合性を図らないといけないため、十分な協議が必要と思われているところでございますが、本町が振興計画で掲げている基本理念として「自助、共助、公助で共生・協働のまちづくり」ということを掲げております。自分でできるものは自分でというような理念のもとで、各字、協議をして取り組んでいただければ大変ありがたいと思っております。 次に、ワンジョビーチの更衣室については、ご利用される方々が快適に利用できる状態が必要であります。 維持管理については企画課で対応しており、トイレについては週3回の清掃委託を実施している状況であります。 これから迎える観光シーズンへ向け、適正な清掃を行うほか、汚れている際の連絡先を表示し、衛生的な環境整備に努めてまいります。 また、ご利用される方々にも、更衣室のマナーについての啓発活動を行い、利用者と一体となった快適な施設の充実に取り組んでまいります。 次に、畑かん事業の末端施設につきましては、大きく分けて移動式と固定式とに分かれます。 事業導入前には、受益者からの個別聞き取り調査を行い、実施設計に入ります。沖永良部管内においては、数年前から中央埋設型の整備を推進しており、移動式散水器具の設置や撤去の労力を考えると、散水量をセットするだけで自動的に散水できる固定式埋設型の方式が本町においては最適と考えております。 今後も、関係機関と連携を図りながら、埋設型の整備を推進してまいります。 次に、堆肥舎などの整備事業については、畜産クラスター事業と農協関係の事業である畜産環境整備リース事業があり、資金関係では、施設整備に活用できる農業近代化資金やスーパーL資金などの制度資金がございます。 畜産クラスター事業については、補助率が2分の1であり、事業対象者には原則として法人化などの条件が設けられており、現在のところ、平成30年度以降に2件分の事業要望を和泊町畜産クラスター協議会より計画しているところでございます。 カラスの捕獲につきましては、現在、小学校区ごとに設置した5基の捕獲箱において駆除を実施しておりますが、設置場所によって捕獲数に大きな差が生じております。設置場所のさまざまな条件が影響していると考えられ、良好な設置条件を模索しているところでございます。 新年度事業で要望中の2基については、小型で移動が容易な捕獲箱を予定しており、町民からの要望や捕獲状況に応じて設置場所を移動する計画としております。 これからも、移動式捕獲箱による駆除の効果や設置条件などを総合的に判断し、効率的な駆除活動について検討してまいります。 また、3月末には、関係機関で組織する沖永良部島鳥獣被害防止対策広域連絡協議会を設立する予定となっており、今後は、知名町とも協力した効果的な駆除活動の実施について検討してまいります。 以上で壇上からの答弁は終わりますが、次からの質問につきましては自席から、担当課長からも答弁をさせていただきます。 ○2番(池田正一君) まずは、1番は児童公園の遊具について。 先ほど、町長のほうから答弁で、字のほうに管理を任す、そして危険な状態になっても、それを字のほうに直してもらうと。 確かに、私も行って、字の区長さんと話ししました。ボランティアで撤去するしかないのかと。本当、足元が折れているんですね。それに、子供は、遊びに行ったら、危険な状態でも必ずそれ乗って遊びます。ましてや、国頭字のその公園内の施設には、こども園の子供たちも来るんです。来て、乗るんです。それはもう、先生方が一応見ている状態でやるんですけれども、いつ何か起こるかもわからないという状態であるんですね。 それを、あの遊具を字のほうに撤去を任せますと。それは、さすがに字でも予算がないと。町のほうでも、今、予算はないとは思うんですが、何とかこれぐらいの金額は捻出して撤去しないことには、さすがに子供たちがけがをしてからでは遅いんです。これは字に任せてあったから、別にそこ内でけがが起こっても町は関係ないよ、これは通りませんよ。 そして、国頭字、2カ所公園があるんです。もう1カ所も同じ状態です。そして、そこもロープで今張って、動かなくはしているんですけれども、子供たちは、見ている人がいない場合は絶対使います。こういう劣悪な状態に現在、今、置かれているんです。それで、だから、けがが起こってから町は知りませんよは通りません。 そのことも踏まえて、もう一度、何か方向はないのか、答弁お願いします。 ○町民支援課長(高田清蔵君) お答えいたします。 現在、各集落の公園等に設置されている遊具等につきましてなんですが、「子供は“地域の宝”」として、子供を社会全体で育てる観点から、行政ができること、また地域ができることということで、字に、地域でできることということで、各字の遊具を整備するか維持管理を任せているというようなことで設置をされております。 現在の、議員のおっしゃっている国頭児童公園の遊具については、平成元年に個人から字への寄附ということで、整備も土壌整備も字で行われているということを区長さんからお聞きしております。また、当時の区長さんとも話をしておりましたが、字で管理をするというような約束事があったような、なかったようなというような返答でありましたが、まだそのような、1カ所、字に、平成14年に一般答弁で町長が、字で整備・維持管理することということで答弁はしております。 また、ほかにも大城字、瀬名字、古里字、畦布字の公園にも設置されております。それについては、平成14年以降、宝くじ助成事業で設置をされているようであります。 子育て支援関係上、私ども町民支援課のほうで、たまに行って点検をしておりますが、そのときに補修の必要性、そういう安全性を点検して、補修が必要であれば、その集落の区長さんと協議をするというようなことをしております。それには、町民支援課の台帳にも載っておりますが、あと、国頭児童公園については、台帳にも載っていない状態でありました。 そういうことで、まだほかにもヤーシチ公園とかあしきぶ公園ありますが、そこについては町で点検をしている状態です。これから、補修、補修でなっていると思うんですけれども、業者も交えて、地域の方も交えて、どういうふうな方向でするのか、検討していければと思っております。 ○2番(池田正一君) 今の答弁から、確かに国頭。じゃ、国頭のほうの遊具は、あれはどこが設置したんでしょう。あれも字で設置したんでしょうか。 ○町民支援課長(高田清蔵君) お答えいたします。 町が設置したのか、字が設置したのか、当時の区長さんもうろ覚えで、回答が出せないというような状態であります。 また、町で設置してあれば台帳に載るはずだということで、私は確認をしております。 また、現場へ行って見ても、町が設置したような工法ではないような状態でありました。 ○2番(池田正一君) となると、撤去は字ですると。もし、字で仮に撤去した後、申請したら、また遊具を町のほうでつけてくれるんでしょうか、お願いします。 ○町民支援課長(高田清蔵君) その点につきましては、地域と協議ということになります。また、それに対する有利な補助が見つかれば、その時点で設置をできると思うんですが、今の現状では字と協議をしなければならないと思っているところです。 ○2番(池田正一君) これから協議をしていくと。しかし、その協議をしている間にもけが人が出たら、本当に大変なことになります。ですので、この遊具については、早期にどうするか、私も行って区長さんと話もしてみたいと思いますけれども、課長のほうからも国頭字のほうにしっかり言って、本当にこども園の子供たちも週に1回ぐらいは来て遊んでいますので、その遊具の、施設内でね。 中の清掃等は、字内で確かにしています。年に何回か、草を刈ったりしていますけれども、その遊具に関しては、さすがに私たち素人はどうにもできません。直すこともできません。私が押しただけでも、もう倒れそうなぐらいですからね、鉄のあれがもげて、そういう状態でありますので、そこのところ、担当課で行って、きっちり見て、どうするかを決めて、危ないんだったらそこの遊具は使わないと、使えないような措置をしてくれないことには、確かに設置したのは字かもしれませんが、子供は地域全員で、本当、和泊町の子供たちですから、その子たちがけがをしないためにもそういう措置をとっていただきたいと思いますが、どうでしょう。 ○町民支援課長(高田清蔵君) お答えいたします。 議会終わりまして、担当課と区長さんと、それから業者、鉄工関係ですね、補修でいけるのであれば補修をしてもらいたいということで、それ存続できるのか、もう撤去したほうが、もう業者のほうがよく分かっていると思いますので、撤去したほうがいいよというようなアドバイスがあれば、また検討していきたいなと思っております。 ○2番(池田正一君) では、そのように早目の対策、本当、緊急を要するもんで、早目に早目に対策のほうをよろしくお願いします。 続きまして2番目です。 西原字のフェンス、本当にすごく劣悪な状態にあります。西原字のほうでも、網を張ったり、裂けて外れている部分をひもで結んであったりして、努力の跡が見られました。見られたけれども、いかんせん、今はもう鉄が、針金がむき出し状態です。 なぜ、私がこれを言うたかいうと、けが人が出たんです。向こうで飛びおりて、ひっかかってけがをした子がいるんです。そういうことも聞いたもんで、これは言わないといけないなと。そして、西原字のほうにも伺って、区長さんとまで、区長さん、けが人も出ましたよと、やっぱり危険な状態にあるからと言うたら、それはもうぜひ、議員、それができるんでしたら、もうこの議会のほうででも取り上げて、みんなの意見を聞いてくれということでした。 そこで、そのフェンスへ見に行ったでしょうか。もし、行かれているんでしたら、見てどう思いましたか、これは撤去する必要があるとは思いませんでしたか、お願いします。 ○総務課長(種子島公彦君) お答えいたします。 西原字のいわゆる運動広場というんですかね。は、現場を確認してございます。 フェンスについても、議員がおっしゃるように、字のほうで努力した跡は確認しております。一部分、町道に面しているところにフェンスをしてございまして、その内側に植栽をしてあったりと、字のほうの努力もすごいなということを感じたところでございます。 それと、入り口の反対側に畑への出入り口があって、そこに側溝等を確認したところでございまして、そういう危険な場所があるなということは確認はしているところでございます。 ○2番(池田正一君) ということは、危険な状態であるということは認識してくれたと。でしたら、もう次ですね、だったら。これをどうするかですわ。 あの公園は、夏休みには子供たち、ラジオ体操で集まります。そうして、すごく向こうでは、高齢者の皆さんがグラウンドゴルフもしくはゲートボール等で使用率がすごく高いです。そういう中で危険なところがある。お年寄りと子供が使うところなんです。 これを踏まえて、どう対策をしていくか、お願いします。 ○総務課長(種子島公彦君) 西原の広場については、町有地ということで、今、総務課のほうで管理しているということで私のほうで答弁させていただいておりますけれども、基本的には字の管理すべきものだと思っておりますので、字のほうで管理についてはお願いしたいと思っているところでございます。 ○2番(池田正一君) そうなんですよね、字で管理してくれと。 しかし、国頭同様、西原でもやはりお金がないと。そうして、いろんなのがあるんです、農地・水関係とか、そういうお金を使えるのかと一遍役場のほうにもお伺いしたらしいですわ。そうしたら、それはだめだと、そういうのにはこのお金は使えないと。じゃ、我々はどっからそのお金を捻出して、どうしたらいいんだと。 私が思うには、新たに張りかえるよりも、先にまずあれは撤去しないといけませんね、こっち側。本当に危険な状態です。 だから、撤去費用もままならないと。それなら、撤去ぐらいは。ぐらいという言い方は失礼ですね、撤去は町のほうででもしてくれると、もしくは西原の方々に何かの補助費を出して外してもらう等の策はないでしょうか。 ○総務課長(種子島公彦君) 危険性をということで認識はしておりますけれども、先ほどから言いますように、集落の所有物であるということでございますので、先ほど町長も答弁しましたように、共生・協働のまちづくりということで、自分たちでできる部分は自分たちでしていただきたいというのが町の考えでございます。 ○2番(池田正一君) わかります。言い分もわかります。 でもね、現にけがした方もいますし、これからも恐らく出るであろうと予想はつきます。それを、さすがに字のみんながやってくれないから出たよと、これもうそういうわけにはいきません。となったらどうするか。まさに、もう行って、町のほうから指導に行って、こうしようよと先陣を切ってしてくださったら、まだそれぞれの字の方々も動いてくれると思うんですね。ただ、もうそっちに任せますよと丸投げされても、どうしよう、どうしようとばっかりなんです。 ところが、町の方々が、行政のほうが指導しながら、こうするからこうしようよと、そういうふうな意見を出してくれたら、それぞれの字でも常会等で話し合って動けるんじゃないでしょうか。 ○総務課長(種子島公彦君) 議員がご提案のように、町としても、そういう部分については協力をしていきたいと思っております。また、他の集落においても、経済的な、また金銭的に無理な部分は、労力を出し合って、集落のことについて、みんなで取り組んでいる状況の集落もございますので、そういう方向性で検討させていただきたいと思います。 ○2番(池田正一君) では、本当、そのように先陣切って町のほうでやっていただきたいと思います。これも、僕が言った国頭、西原だけじゃなくて、もっとほかの字にもいっぱいそういう危険な箇所、公園等もあると思いますので、そこの部分もできればカバーして、できればじゃなくて、ぜひやってほしいと思います。 では、次の質問に移ります。 ワンジョビーチの更衣室です。 これも、これは去年ですかね、都会から来ていた方々が更衣室に入って、こんな汚い更衣室では着がえなんかできないわと、町民の方が聞いたらしいです。そう言われたことが、聞いて、すごく悔しくて、その方は、みんないなくなった後に掃除しに行ったらしいです。余りにも、自分の我がまちのこの施設が汚いと、都会から来た観光客の方にばかにされたと、悔しくて仕方ないと、その方は行って掃除をしたらしいです。でも、その方が一回掃除したぐらいでどうこうなりません。 それで、それを踏まえて、さあ、このワンジョビーチの更衣室等、どのように考えておるのか、もう一回お聞かせください。 ○企画課長(川畑裕一君) 町長の答弁にもありましたけれども、確かに管理のほうは私どもの企画課で実施しております。確認しましたけれども、議員の言うその劣悪というほどではないなと、実際思ったところでした。 いつも、4月に海開きが開きますので、4月入ってすぐに整備をするところなんですけれども、一番ちょっと気になったのは、カーテンが、レールが少し腐食しておって、それをカーテンのほうはかえましたけれども、議員の言う劣悪というほどの状態ではなかったというふうに考えております。 ○2番(池田正一君) 劣悪、これは言い過ぎだったかもしれません。しかし、やはりこう、棚とかが剝げ落ちて、それで木がささくれが出ているとか、そして中がとても砂だらけで、これはもうふだん利用している方々が悪いのかもしれません。そして確かに、こういった言い方は失礼ですけれども、我々地元の人間だったら、まあいいかとできるかもしれません。ところが、都会から、きれいなところになれている方々が来たら、さすがにここでは水着は脱げないと、ここでは服は着られないと、そう思う状態にあると私も認識しました。外は、外見はとてもきれいですよ、外から見たら。でも、中がやっぱり汚れているから、小汚いというか、そういう状態にあります。 これから、そういった棚等の、ですから色を塗りかえるとか、そういうこととかは考えていないんでしょうか。 ○企画課長(川畑裕一君) 本格的な海のシーズンをやがて迎えますので、再度確認をした上で、通常、衛生的な管理という形の中で整備をしていきたいなと思っております。 一番、私がこれまでも気になっているのは、マナーが非常に悪いと思っております。外で砂を全部洗い流して更衣室に入るという基本なんですけれども、そのまま更衣室に行って砂を流していると。非常に、それで砂がいっぱいたまっている状態がしょっちゅう見かけます。夏場は特にそうなんですけれども、そういったマナーも踏まえながら、整備をしていきたいなと考えております。 ○2番(池田正一君) そうですね、使う方のマナー、これがやはりそういう施設をきれいにいつまでも維持していくことには必要不可欠だとは思います。 あとはもう、皆さんが外で必ず砂を落とす等は、もっとわかりやすく表示するなりしないことには、やはりそのままの形で中に入っていくのが多いんじゃないのかなと思います。 そして、この更衣室が汚れたら連絡ください、それもどうかなと。やはり定期的にそれぞれ行って、そこを見て、清掃するなりという考えはないんでしょうか。 ○企画課長(川畑裕一君) 先ほども町長の答弁にありましたとおり、週3回、トイレの掃除などにも入っておりますので、一番頻繁に使う時期については、そのような対応もできるかと思います。 ○2番(池田正一君) それは、具体的に何月から何月ぐらいまでを頻繁に使う時期としてやることなんでしょうか。 ○企画課長(川畑裕一君) 基本的には、7月、8月の夏休み時期が一番多いのかなと思っております。 ○2番(池田正一君) ワンジョビーチの海開きは4月の後半ぐらいにありましたかね。じゃ、海開きをしてからは、どんな感じでするんでしょうか、7月までね。 ○企画課長(川畑裕一君) 海開きをするまで、してからもそうなんですけれども、定期的に私どもの職員が行っておりますし、また先ほど申し上げましたように、トイレの掃除の方々もいらっしゃいますので、そのときに確認できるかと思っております。 ○2番(池田正一君) はい、わかりました。 これからまさに、目の前にはジョギング大会等があって、島外から来る方もおられます。そういう方々、やはりぐるっと回って、ああ、こういうきれいな海もあるんだと、ああ、ここにはトイレもあるんだと、そういう場合にも使うことがあると思います。ですから、本当にこう、常に3日に1回行けとは言いませんけれども、定期的には清掃等は絶対必要なことだと思います。 そして、これから本格的な観光シーズンもしくは海水浴客等が見込まれる時期が来ます。ですから、ぜひそのように、去年言われたように、ここの更衣室は何、汚い、こんなところでは着がえられない、こういうせりふを島外から来る方々に言わせないように、またそのせりふを我が和泊町の町民が聞いてしまったら、本当にああーと思いますもんね。私たちのまちは、こんなにだめなの、汚いの、きれいにできないのと。 散らかしているのは観光客かもしれませんよ。そして、もしくは使っている我々町民かもしれません。しかし、常にそういうところはきれいな状態でおって、堂々と、島外から来る方々にも、そこで、このきれいなところで着がえて、そしてトイレ等を使ってくださいと言えるだけ、胸張って言えるような施設に、せっかくあれだけすばらしい施設なんですから、してくれることを希望いたします。 ○町長(伊地知実利君) いろいろ、池田議員から提案がありますけれども、あの施設は無料で開放しております。もし、今言われるように、監視人を置けば、きれいなところになるかと、そのように思います。そうするというと、有料でなければ監視人を頼むわけにいきません。 そういうことですので、先ほどから企画課長もお答えしているように、いわゆる利用する人たちのマナー、そしてそこには、こうあったときにはこう、こういうふうにして連絡いただければという注意書きもしながら開放をしているところでございますので、そのような開放施設を、やはりみんなで、町民もですが、観光客もやっぱり大事に使っていく方策を講じなけりゃいけないと、そのように思います。 もし、あの状態を今言われるようなことにしようと思ったら、監視人を置いて、そしてその監視人は何で賄うかというと、使用料で賄っていかないといけないと、そういうふうになってきますので、やはり今、企画課がとっております喚起、いわゆる注意書きをやっぱりちゃんとしてやっていったほうがいいのかなと、そのように思っていますし、シャワー室などは水道料もかかるわけですので、やはりそういうところを町も一生懸命取り組んでる、それは池田議員も理解できると、そのように思いますが、そういうようなことで、今、ワンジョビーチのシャワー室、トイレ、そういうところは開放しているというところでございますので、向こうの広場も、夏になるとバーベキュー大会とか、いろいろ家族で楽しんでおります。 そういうところは、やはり利用者のマナー向上にも企画課としても努めていく必要があるかと、そのように思いますが、今言われているような問題については、早急に解決するような方策をとっていきたい、そのように思います。 ○2番(池田正一君) ただいまの町長の答弁も聞いて、やはりこれはモラル・マナーに訴えていくのが一番、そしてその張り紙等ですが、これを必ず目についてもらうと、皆さんに見てもらうと、見て、ちゃんと読んで理解してもらうと、ここは町が管理はしているんだけれども、一切の使用料等も全て町が負担していると、そういうことが全てわかってもらわないと、やはり今の状態、きれいな状態で続けていくことが難しいと、わかっているんであったら、ぜひ、そういう方策をとって、していってください。 ですから、まずは、観光客より、やっぱり町民・島民の方々が使うほうが多いとは思うんです。となったら、それぞれのみんなに、こうなんだよ、こうしてやっているんだよと訴えて、じゃ、きれいに使わないといけないねと、これを皆さんに隅々まで行き渡るように、特に子供がいっぱいいる世帯ね、私なんか子供ちっちゃいのいますけれども、そういう子供がよく利用しますから、そういった方々にわかるように、どんどんお知らせしていったほうがいいんじゃないかと思います。 では、それはもう、これからの海水浴シーズンに向けて、行政のほうでしてくれることを期待しています。私たちも、紙で来るのか、放送でするのか、しっかりと見させていただきたいと思います。 続いていきます。 畑かんについてですね。 現在、今、そういう埋設式の畑かん整備は、受けて、今、申し込んでもできるんでしょうか。常にこれは、言うたら、はい、いいですよ、受けますよという状態にあるんでしょうか、お願いします。 ○耕地課長(山岡和博君) お答えいたします。 今現在、継続中の地区であれば、整備を、いわゆる設計、今やれば、その前に町長が答弁あったように、まず個人からの聞き取りをしますので、埋設にしますか、移動式にしますかということで、本人の意思確認をした後に、実施設計をして事業に導入していきますので、それは対応は埋設でも移動でもできると思います。 ただ、事業継続中のところですので、新規地区については、また一緒です。新規地区についても、事業を始める前に、こういう立ち上げる前に、そういうことを皆さんと話し合いを持って、いわゆる事業が採択されて実施になった時点で、新たな畑かんは、散水器具は何をしますかと、そういうときに、新規地区についても、また本人の意思確認をしますので、それはもう十分対応できると思います。 ○2番(池田正一君) というか、これの、今、補助率等は一体どうなっているんでしょうか。 ○耕地課長(山岡和博君) 補助率は、県営であれば90%で、個人負担が10%ということになっております。 ○2番(池田正一君) では、今現在、この固定埋設式等は、どれだけの地区で導入されていますか。具体的にわかったらお願いします。 ○耕地課長(山岡和博君) ちゃんとした数字は、まとめてありませんけれども、ただ、今、根折地区で畑かんやっております、支援事業をですね。その中で、約6割から7割は埋設の申し込みとなっております。 だから、町の方針としても中央埋設型を推進しておりますんで、移動式の方が出た場合には、一応こういうことで、設置・撤去の労力を考えると、バルブを一ひねり、水量をセットすれば、埋設型が楽ですよということで、PRを兼ねて、農家にそういうことも説明しながら申し込みをさせているところです。 ○2番(池田正一君) となると、まず絶対条件として、畑かんのバルブ等がないことにはまず無理ですよね。これは、今、どれぐらいの割合でできていますかね、畑かんの施設等の。そこまで水が来ていると、あとはそこに埋設式で引くなりの作業をすればいいよという状態、畑の隅まで来ているのはどんな感じでしょうか。 ○耕地課長(山岡和博君) まず、基本的な考え方としては、区画整理をしたところは畑かん事業を導入していきます。そして、区画整理をしても畑かんを入れないという方もいます。 それと、昔、大分前になるんですが、喜美留字ぐらいの上原のところなんかは、一応全部町負担、いわゆる給水栓までは町負担ですので、その末端、散水器具のほうが個人負担になりますので、みんな、昔はつけていました。 それが、水は要らないという方々が出てきましたので、現在は区画整理をした上で、畑かんが欲しい方、そういう人たちが、申し込んだ人たちのところだけが畑かんが引けるということになります。 ○2番(池田正一君) やっぱりもう、農家が高齢化して、さすがにもうこの水を引っ張る作業が大変と、最近は皆さんそう思い始めてきております。 ところが、こういう事業があったのか、どうだったのかというのも多いですから、きょう、この課長との答弁を聞いて、ああ、まだやっているんだと、これからもしかしたら何人かの方々が声を上げてくるかもしれません。現に、私のほうにも相談がありましたから、こういうのできないものかと、ぜひこれを聞いてくれと言われましたので、これからそういう高齢者農家の方々が課長のほうに相談に行くかもしれませんが、そのときにはきちんと対応のほうよろしくお願いいたします。 ○耕地課長(山岡和博君) 畑かん事業を補助事業で導入する場合には要件がございますので、そこは十分地元のほうで、いわゆる20ヘクタール以上という、県営事業を受ける場合ですね、導入する場合にはそういう条件がございますので、そういうことも字でちゃんと話し合いを持って、地元の体制を固めた上で町に相談していただければ、町のほうから出向いて説明をしてあげたいと思います。 ○2番(池田正一君) 畑かんのほうに関しては、わかりました。これから、もう皆さんも、それぞれ字等でも話し合いが始まって、そういう施設ができるんだと考えて、どんどんふえていくことだろうと思います。 次の質問にいきます。 今、まさに競り市のほうでは、牛の市のほうがやっているんですが、きょうから。 その畜産農家においてなんですけれども、元来、もともと、今までしていた方々は、この堆肥場ですか、堆肥舎ですかを持っているんですね。そして、規模が大きい農家は、結構こういう施設をつくるという事業があるもんで、できるみたいなんですが、新たに就農した、そしてもしくは親から引き継いでやって、まだまだ規模がちっちゃいけれども、どんどんふやしていきたいんだが、この堆肥小屋をつくりたいなと相談に行ったけど、そういうのはないと言われた方々もやっぱりいるみたいです。 それについて、どうにか方法はないものかということで聞きたいと思います。お願いします。 ○経済課長(武 吉治君) 畜舎に設置が求められている堆肥舎の設置につきましては、平成15年にですかね、法改正に伴いまして、10頭規模、10頭の母牛がいて、そういう状態の畜舎に関しては堆肥舎を設けないといけないということになりまして、平成15・16・17と、農協系の事業だったと思いますが、20舎以上入れていると思います。 その後に導入または増頭した農家に関して、まだ堆肥舎がないというご質問等だと思われますが、今後も、先ほど町長の答弁の中にもあったとおり、まず整備をする事業としてはクラスター事業がございます。そしてあと、農協系では、畜産の環境整備リース事業、さらに資金関係の事業がございます。 現状においては、要望があれば、そしてまた要件を満たせば、クラスター事業での導入を、30年度以降になりますが、2戸考えているところでございます。 ○2番(池田正一君) クラスター事業ですね。これ、個人農家でも、規模の関係なしにも導入できるんでしょうか。 ○経済課長(武 吉治君) 法人化などの要件とか、今後の計画に関してのいろんな条件が設けられているんですが、まず農家と対応して、私ども和泊町クラスター協議会の事務局とまず相談していただきたいと思います。 前向きな方向で、やはり農家の畜舎の環境の整備、そしてまた、いい堆肥をつくって、いい農作物をつくるためにはそういった堆肥舎が必要だと思いますので、ぜひ相談に来ていただきたいと思います。 ○2番(池田正一君) では、そういう相談に来た方々が、その規定ですか、そういうところにクリアしていなくても、何らかの方法で、そういう方々もどうにか補助をつくれるような事業等も一緒になって考えてくれますか。 ○経済課長(武 吉治君) 農政に関しては、特に今、先ほど議員に申し上げたとおり、畜産に関して非常に、増頭について、私どもも積極的に努めているところでございます。そして、どうしても農業の生産振興計画の中に2,000頭以上、販売がですね、年間販売2,000頭以上というのをうたっておりまして、例年、1,900前後でとまっているところでございます。 死亡牛をなくして、そして増頭していくというのが私たちの考えでございますので、ぜひ来ていただいて、前向きな検討をしていきたいと思っております。 ○2番(池田正一君) 僕が、きょう、これを言ういうたら、やっぱりそういうふうに相談したけれども、結局できないと、ないと、そういう返事があったから、それを何とかならないかということで、何人かの方々が私のほうに言うてきた経緯があるもんで、今こうしてこの席で質問のほうにさせてもらっています。 今のこの課長の答弁から聞いていても、来たら、ぜひ相談に乗って、何とかいい方向を見つけてくれると、一緒になって考えてくれるという答弁をいただきましたので、ぜひそういうふうに、これからも畜産農家が潤っていくことが和泊町にも、今、本当、畜産農家はすごくいい傾向になっていますので、畜産農家の後押しのほうもよろしくお願いいたします。 では、次の質問いたします。 これは前回もしましたね。カラスの捕獲箱です。 この質問をしてから、いろんな方から言われました。うちにもできないの、うちにもできないのと。もっともっと、一遍にカラスを捕獲できないか。特に今、すごい数いますよね、カラスのほうが。 それでもう、年に1基とか2基とか言わずに、一気に前倒し方式にして、もっと数をふやせないかという意見が多々聞かれたもので、再度もう一回これを質問いたしました。お願いします。 ○経済課長(武 吉治君) 捕獲箱に関して、前回も答弁申し上げました。 この事業、実は今、計画しているのは国の事業でございまして、有害鳥獣駆除事業ですね、駆除をしていくわけですが、今回、2基の捕獲箱を計画してございます。 それも、先ほど議員がおっしゃるとおり、なかなか成果があらわれない地区と、また成果がある地区がございまして、ある地区は100羽以上とれるけれども、とれないのは20羽とかですね、そういったところがございます。 ですから、今回、移動式を考えておりまして、もし成果が上がらなければ移動して、また成果が上がるようなところへ持っていこうという計画でおります。そういった活動を行いまして、さらにまた成果が上がれば、また捕獲箱もふやしていく方向に持っていきたいと思っております。 ○2番(池田正一君) 成果が上がる、上がらないは、地域性ですかね。それとも、中にやはり餌を入れたら結構入るんですよね。そういった方法もあると思います。 元来、今、設置されている捕獲箱も、余りとれなかったら少し場所を移動する等、そういうこともできるんではないでしょうか。前、かつて、よくうちでつけていたときは台風でよく飛ばされたんですね。台風が来たら、必ずあの捕獲箱は飛んで、探すのが大変でしたけれども、だから移動も結構できるとは思うんですけれども、どうお考えでしょうか。 ○経済課長(武 吉治君) 現在使っている捕獲箱は、かなり大きいのですが、今後、導入しようとしている小型なものに関しては、1トントラックぐらいに積めるような形をとっていきたいと思っております。それにおいて、また有効な手段を、またどういった形で、環境のことも含めて考えていきたいと思っております。 また、やはりそれに関しては、管理する方も必要になってまいりますので、その辺を考慮しながら考えてまいりたいと思っております。 また、地区において、区長会に要望を聞いたところ、今のところ、3地区が要望を上げております。 ○2番(池田正一君) 3地区ですか。でも、やはり、地区から出ずでも、個人個人では、うちの畑のどこどこにもつけてほしいわという方々が本当すごくいます。特に、我が字国頭のほうでは、やっぱりカラスがすごくいますね。牛小屋が多いせいもありますが、そういったところにもたくさんカラスのほうが寄ってきています。そして、飼料はつつくわ、カラスはつつくわで、この被害額は、もう見た感じ幾ら幾らと、すごく低い金額が前回出されておりますが、そんなもんじゃありませんよ。弁当は食べられるわ、お菓子は食われるわ、もうその金額を入れたら本当に大きな金額になると思います。 ですから、本当、たかがカラス、されどカラスです。カラスの捕獲をより一層、より一層という言い方も変なんですけれども、何とか皆さんでして、1基、2基と言わずに、前倒し的にでももう少し捕獲箱をふやして、していただきたいと思います。 そして、今言うたように、このように移動式の捕獲箱を今度は導入すると。ということは、それぞれの地区に、ここにはいっぱいだというときは持っていけると思いますので、それはもう各字の方々にみんな聞いて、どこどこにいっぱいいるからというふうに移動して、捕獲のほうに、本当もう経済課長、全力をもってカラスの捕獲、よろしくお願いします。カラスにも、課長が幾ら恨まれても結構ですんで、カラスの捕獲のほうはぜひお願いいたします。 以上をもちまして私の一般質問は終わるところでありますが、今現在、我が和泊町は、新庁舎建設という大きな課題があります。その課題を踏まえて、町民の皆さんは、そこにもとても興味は持っています。 しかし、私が言うているこういうちっちゃいところ、児童公園、公園のフェンスとワンジョビーチの更衣室等、これは本当に、でも町民の皆さん、目の前で見ている事案です。ですからこそ、私のほうの耳に入ってくるんです、こういうふうにしてほしいと。 まさに、子供は宝です。その子供たちの安全を守るためには、ぜひこの公園等の遊具施設もしくはフェンス等、きっちりと皆さんで、行政のほうで考えてやってほしいと思います。 そして、これからのやはり畜産農家等の繁栄をさらにするためにも、堆肥舎の設置、この手のものも絶対重要な課題だと思います。高齢者の方々を助けるために、畑かんの埋設式、こういった事業もどんどん導入して、さらにこの和泊町がますます発展していくように皆さんで取り組んでください。 それで、今、もしこの放送を見ている、もし役場の職員の方が見ているか聞いているかでしたら、一言だけ言わせてください。 皆さん、ぜひ職員の皆さんは、我がこの和泊町の町民の味方になってください。味方であってください。町民の皆さんが何か相談行ったら、気持ちよく真剣に対応してください。ほとんどの職員の方々、そうではありますけれども、やはり何かいまいち聞き取れない、ああ、わかってくれなかったんだなと残念がって帰っていく方々も多々おります。 そこのところ、やっぱり踏まえて、僕は思うんです。やはり、この役場の職員の皆さんは私たち町民の最大の味方であるべきだと思いますので、ぜひそこのところ、よろしくお願いしたいと思います。 これで私の一般質問を終わりたいと思います。 ○議長(永野利則君) これで池田正一君の一般質問を終わります。 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。 |