発言内容 |
平成29年第3回和泊町議会定例会会議録 平成29年9月12日(火曜日) 午前9時30分開議
1.議事日程(第1号) ○開会の宣告 ○開議の宣告 ○日程第1 会議録署名議員の指名 ○日程第2 会期の決定 ○日程第3 諸般の報告 ○日程第4 行政報告 ○日程第5 所信表明 ○日程第6 陳情の付託 ○日程第7 一般質問 ・松村絹江議員 ・橋口和夫議員 ・前 利悦議員 ・桂 弘一議員
○散会の宣告
1.本日の会議に付した事件 ○議事日程のとおり 1.出席議員(12名) 議席番号 氏 名 議席番号 氏 名 1番 川 畑 宏 一 君 2番 池 田 正 一 君 3番 喜 井 和 夫 君 4番 松 村 絹 江 君 5番 東 弘 明 君 6番 前 利 悦 君 7番 中 田 隆 洋 君 8番 橋 口 和 夫 君 9番 和 正 巳 君 10番 山 下 幸 秀 君 11番 桂 弘 一 君 12番 永 野 利 則 君
1.欠席議員(なし)
1.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事務局長 田原義仁君 書記 芋高洋一君
1.説明のため出席した者の職氏名 職 名 氏 名 職 名 氏 名 町長 伊地知実利君 耕地課長 亘 禎一郎君 副町長 前田修一君 土木課長 皆吉泰智君 総務課長 種子島公彦君 会計課長 永山美智代君 企画課長 川畑裕一君 生活環境課長 和田清良君 税務課長 東 茂久君 教育委員会 教育長 逆瀬川勝久君 町民支援課長 高田清蔵君 教育委員会 事務局長 美野忠徳君 保健福祉課長 瀬川光雄君 農業委員会 事務局長 東 敏仁君 経済課長 武 吉治君
△ 開 議 午前 9時30分 ○議長(永野利則君) おはようございます。 本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。
△ 日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(永野利則君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定によって、松村絹江君及び東弘明君を指名します。
△ 日程第2 会期の決定 ○議長(永野利則君) 日程第2、会期決定の件を議題とします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日から9月21日までの10日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永野利則君) 異議なしと認めます。 したがって、会期は本日から9月21日までの10日間に決定しました。 なお、会期中の会議予定につきましては、お手元にお配りしてあります会議予定表のとおりでございます。ご了承願います。
△ 日程第3 諸般の報告 ○議長(永野利則君) 日程第3、諸般の報告を行います。 諸般の報告につきましては、お手元にお配りしてありますプリントにより報告にかえさせていただきます。 なお、町長から報告第3号「財政健全化判断比率について」、報告第4号「資金不足比率について」、報告第5号「放棄した私債権の報告について」が提出されていますので、お目通しください。
△ 日程第4 行政報告 ○議長(永野利則君) 日程第4、行政報告を行います。 ○町長(伊地知実利君) 改めまして、おはようございます。 平成29年第2回和泊町議会定例会以後の行政についてご報告申し上げます。 行政報告につきましては、皆さんのお手元に既にお配りをしてございますが、その中で3点だけつけ加えて報告をいたします。 まず、6月29日に日本エアコミューター株式会社の第34期定期株主総会が開かれ、会社の現況に関する事項について路線運営、営業販売などについて報告がございました。特に営業収益については、提供座席数、旅客数は、前事業年度より減少し、営業収益も減少となりましたが、営業費用が運行経費の減少などによって、前事業年度比12.2%減にとどまり、営業利益が37億3,400万円、当期純利益27億6,600万円となり、昨年に引き続き黒字を計上し、剰余金の配当について、当期の業績、配当性向並びに将来の事業展開のために必要な内部留保など総合的に勘案し、剰余金の10%を株主の持ち株数で案分し配当することといたしました。 さらに、今後の経営方針として、奄美群島とその周辺地域は、平成29年3月の奄美群島国立公園の指定、そして平成30年夏を目指している世界自然遺産登録などによって、航空旅客需要が増加することが予想され、この地域の交通インフラを支えるために、36席のサーブ340B型機にかえ、48席のATR42-600型機を順次投入して旅客需要のさらなる取り組みと利便性、快適性の向上を図るとともに、30年度に奄美、徳之島、沖永良部、沖縄の奄美群島アイランドホッピングルートを開設することで、奄美群島周遊や奄美群島沖縄間の交流人口拡大にも積極的に寄与し、地域の成長、発展に貢献し、そして地元地域に根差した商品サービスを提供するとしております。 次に、8月25日に平成29年度沖永良部与論地区広域事務組合運営協議会が開催されまして、出席をいたしました。 この協議事項は、県消防学校教官派遣についてでございまして、沖永良部与論地区消防本部は、平成32年から平成34年までの3年間、職員1名を派遣する計画となっておりまして、平成32年度から1名の欠員が生じることから、警防力を確保するため、平成34年度退職者の補充採用を平成32年度に前倒しして採用することといたしました。 2点目に、消防車両など資機材の更新計画についてでございますが、当面の車両更新計画では、平成31年度に分遣所の救助タンク車、平成32年度に本署の救助工作車の更新計画となっております。これについては、多額の事業費を要するために、構成町の財政担当課と十分な協議をして事業実施に当たっていただきたいと協議をしたところでございます。 その与論の協議会が終了後、沖縄のほうに渡りまして、沖縄県離島振興協議会、鹿児島県市町村総合事務組合、大島郡町村会の3団体が主催となり、沖縄陸上自衛隊第15旅団、第15ヘリコプター隊による緊急患者空輸は、去る平成28年10月4日に9,000回を実施しておりますが、諸般の事情で延期されておりました謝恩会を8月25日に沖縄のほうで開催をいたしました。この会には、関係者多数参加をいたしましたが、特にこの救急搬送に携わる沖縄県の自衛隊隊員の皆様の労をねぎらうために開催をしている行事でありまして、関係する市町村の首長が全員出席をして隊員の皆さんに感謝を申し上げたところでございます。 次に、9月1日に開催された国保運営方針素案等に係る市町村長説明会に出席をいたしました。その主な内容は、年々厳しくなってくる国保会計の運営について、持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律に基づく措置として、持続可能な医療保険制度を構築するため、国保を初めとする医療保険制度の財政基盤の安定化、負担の公平化、医療費適正化の推進などの措置を講ずるとし、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法などの一部を改正する法律が成立したことにより、平成30年度から都道府県が財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や効率的な事業の確保などの国保運営に中心的な役割を担い、制度の安定化を図るとしております。 一方、市町村は、地域住民と身近な関係の中、資格管理、保険給付、保険料率の決定、賦課徴収、保健事業など地域におけるきめ細かい事業を引き続き担うことにしております。このような改正によって市町村の保険料率など、どうなるのかについては、県としては今のところはっきりしていないということで説明は控えておりますが、30年度の事業施行となることから、地元町村にとっては非常にハードなスケジュールになるために、早急に対応していただくよう多くの要望がございました。 以上で行政報告を終わります。 ○議長(永野利則君) これで行政報告は終わりました。
△ 日程第5 所信表明 ○議長(永野利則君) 日程第5、所信表明を行います。 ○町長(伊地知実利君) 7月14日に4期目の町長就任後初めての議会定例会に当たり、私の所信を述べまして、議会並びに町民のご理解、ご支援をいただきたいと思います。 平成17年4月に町長就任から3期12年の間、紆余曲折もありましたが、事業計画に基づき順調に町政を推進することができたと思っております。これもひとえに議会を初め町民のご理解とご協力のたまものであり、心から感謝申し上げます。 これまでの12年間は、本町の基本的な施策である活力ある産業の振興、教育文化の振興と心豊かな人づくり、社会福祉などの充実、交通基盤など生活環境の整備に継続して取り組み、町民が光り輝き、活力と魅力あふれるまちづくりを目標として推進し、町民の満足を実現する町政を基本に取り組んできました。その結果として、年次計画に沿った施設整備を初め多くの施策、分野において各種の事業が実行され、一歩一歩着実に一定の成果を達成することができました。特に26年度から創設された奄振事業による航路・空路運賃の低減化、農林水産物輸送コスト支援事業など公金事業が制度化されたことにより、活力あるまちづくりへ向けた基盤が構築されたと考えております。 今期に向けた町民との公約に、私はこれら12年間の成果を生かしながら、4期目はさらに継続してさきに述べた本町の主要施策の実現に重点的に取り組むとともに、第5次総合振興計画の施策の実行と本町が抱える課題の具体化を図り、我がまちの各分野の振興のために、基幹産業である農業を初め漁業、商工業が元気なまちづくり、子供から高齢者まで全ての町民が光り輝き健康で安心・安全なまちづくり、学校教育、社会教育の充実と文化芸術の振興を図り、心豊かなまちづくり、自然豊かな潤いのある環境で誰もが住んでよかったと思い、住んでみたいと思うまちづくり、自助、共助、公助の理念で地域が支え合う共生協働のまちづくり、健全で効率的な行財政運営と透明性のある行政運営を図ります。 以上、6点を町政推進の柱として社会情勢に対応しながら、全力で行政運営に当たり、町民が躍動するまちづくりに努力するとしております。 公約施策の実現に向けて年次計画されている各種事業の確実な推進と町民の安心・安全なまちの実現のために、防災行政を含めたまちづくりの核となる拠点施設としての新庁舎の建設を初め平成30年度に奄美琉球世界自然遺産登録指定とあわせて、奄美徳之島、沖永良部、沖縄の奄美群島アイランドホッピングルートの開設による交流人口の増大と観光振興に努めるとともに、31年度に改正される次期奄振法の実現による各事業と公金事業の拡充など内容の充実、山積している本町の重要課題の具現化に向けた取り組みなど持続可能で安定的な行財政基盤を確立しつつ、少子高齢化の急速な進展、町民の価値観の複雑多様化など社会経済情勢は大きく変化してきております。 このような状況の中で、これらの公約実現に誠意と情熱を持って、職員と一丸となって、行政推進に当たり、本町のさらなる振興発展に努力してまいりますので、議会を初め町民の一層のご理解とご支援を重ねてお願いを申し上げまして、私の所信とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(永野利則君) これで所信表明は終わりました。
△ 日程第6 陳情の付託 ○議長(永野利則君) 日程第6、陳情の付託について。 陳情第2号、伊延港桟橋待合所へのトイレ設置に関する要望書については、経済建設委員会に、陳情第4号、ニッポン1億総活躍プランを地域社会で実践するシルバー人材センターの決意と支援の要望については、総務文教委員会にそれぞれ付託しましたので、報告いたします。 |