発言内容 |
再 開 午後 2時15分 ○議長(永野利則) 休憩前に引き続き会議を開きます。 川間議員の一般質問を許します。 ○2番(川間哲志) うがみやぶらー、川間哲志です。 令和7年第2回定例会に一般質問の通告を1点しております。 4年間の前町政について。 1.町長就任後、和泊町をどこへ導くかを考えて予算編成に努めてきたと思うが、これまでの実績と課題は。 2.今年度の新規採用者数が11人と多いが、逆に退職率が高いことについてどのような対策を考えているか。 ○町長(前 登志朗) 川間議員の1点目のご質問にお答えします。 町長就任から1期4年を振り返り、成果と課題については池田議員の質問にお答えしたとおりです。和泊町をどこに導くかについては、選挙に立候補した時点での公約のとおり、財政の立て直しを掲げ、民間のコスト意識で徹底的に精査する。2、年功序列や終身雇用に甘えることなく、やる気や実力のある職員が評価される人事制度により生産性と町民サービス向上を実現する。3、総合交流施設については、計画を見直すという3点を掲げました。 また、町民の皆様の声や現場の中にこそ町をよくしていくためのヒントがある。透明性が高く、町民に包み隠さずみんなでつくり上げる和泊町を目指すをモットーに町政推進を行ってまいりました。 町長就任後、本町の喫緊の課題として財政健全化が最優先であると考え、令和4年度の予算編成から一般政策経費にシーリング枠を設定し歳出の抑制を図り、予算執行においては年間所要額内で対応するという財政規律を確立し、財政健全化についてさらに加速化してまいりました。 予算編成における実績については、各種基金残高の増大、債券運用における運用益の増大、将来負担比率の大幅な改善、起債残高の減少及び年間公債費の縮減などにより財政健全化は確実に図られていると認識しております。その反面、課題としては実質公債費比率の高止まりや、既存施設の維持管理に関する経費の増大、人口減少に伴う税収減少及びふるさと納税の低迷による自主財源の減少などが課題と認識しております。 また、令和7年度からの5年間を第3期財政健全化集中対策期間として財政健全化の取組を継続していきます。 続きまして、2.のご質問にお答えします。 定年前の退職者については、全国的に増加傾向にあり、地方公務員に限らず全国的な課題となっています。本町としましても、採用上限年齢を引き上げることで受験者の確保に努めてきました。 退職者対策として、第9次行財政改革大綱において職場環境の整備を掲げており、職員間のサポート体制を構築、個々の能力を最大限に発揮できる体制づくりを目指しています。職員間のサポート体制として、令和6年度から新規採用職員等アドバイザー制度を設けており、不安や精神的な不調について早期にサポートし、対応できる体制を運用しています。対象職員からの報告を確認すると、一定の効果があったものと評価をしています。 また、これまでも全職員に自己申告書の提出を依頼することで、異動希望や希望職種、保有する資格や能力を把握し評価をしております。それらの情報を基に個人がその能力を最大限に発揮しつつ、やりがいのある職場環境を構築できるよう引き続き取り組んでまいります。 壇上からは以上でございます。 ○2番(川間哲志) 前町政が始まってから脱炭素事業が始まったと思うんですけれども、脱炭素事業の一般財源からの予算の充当額または国からの交付金額、そして町内業者に支払われたおよその金額を教えていただきたいです。 ○脱炭素推進室長(永野敏樹) お答えいたします。 令和4年度から脱炭素先行地域の事業が行われておりまして、事業費としては総額で約15億ほど、令和6年度までの総事業費としては15億ほどございます。そのうち、交付金が基本的には対象事業費の3分の2、事業によっては4分の3というものがございますのでおおむね10億4,000万ほど交付金として交付されております。一般財源といたしましては約3,000万円ほど一般財源のほうで負担しておりまして、そのうち対象事業につきましては過疎債等を充当しておりますので、実質的な一般財源負担というのはもう少し少なくなっているというふうに感じております。 町内の事業者に対しましては、事業の一部分、太陽光パネルの設置に伴う土木工事あるいはパネル本体の設置に伴う電気工事等については、町内事業者のほうに工事が回っておりますので、金額としてはLEDのほうで約4,200万円ほどが直接町内の事業者のほうに工事請負が行っておりますので、町内のほうに還元されております。 太陽光パネルの設置の土木工事費等につきましては、設置工事を行いますEPC事業者から町内の事業者のほうに下請けとして事業が回っておりますので、詳細な金額については民間同士の契約でございますので詳細には把握しておりませんが、ある程度の規模の金額は町内の事業者へ回っているものと考えております。 その他、令和6年度から導入が始まりました公用EV車につきましては、全て町内の事業者のほうが落札しておりますので、その費用につきまして、約520万円ほどにつきましては、全て町内の事業者のほうが受注をしているということになっております。 令和7、8、9とあと3か年度ございますので、このうちのLEDにつきましては、今年度、和泊中学校あかね文化ホールで終了となりますが、それ以外の太陽光パネル設置につきましては令和9年度まで事業が行われますので、ある程度の経済効果として町内の事業者のほうへ資金が回るものというふうに考えております。また、EV公用車につきましても、同じように町内の事業者のほうに発注が行きますので、ある程度の経済効果はあるというふうに考えております。 ○2番(川間哲志) 太陽光パネルとLEDの照明、そこの話を少しお願いします。 ○脱炭素推進室長(永野敏樹) 照明設備のLED化につきましては、基本的にはこの脱炭素先行地域事業におきまして太陽光パネル再生可能エネルギー発電設備を設置した施設のLED化が条件となっておりますので、令和6年度から本格的に設置が始まりました太陽光パネルを設置している公共施設のLED化というふうに取り組んでおります。小学校や中学校がメインになっておりますが、昨年度は城ケ丘中学校の照明のLED化を行いまして、今年度パネルを設置するというような形で、セットで事業を進めております。 ○2番(川間哲志) 脱炭素のこの事業なんですけれども、これだけ十何億もかかる事業なんですが、町民に対してその当時、説明がされていたのかなとかということを少しお聞きしたいと思います。 ○脱炭素推進室長(永野敏樹) お答えいたします。 当初、全体の事業費としてたしか両町合わせて50億で、交付金が両町で25億、25億、50億の事業費というのが一番最初のほうではよく話題に上っていたかなというふうに思いますが、事業計画の見直し等々ございまして現在の事業規模になったところでございます。事業規模につきましては、町民説明会等でも大まかな事業費についてはご説明していたかと思いますが、対象施設の選定でありますとか、また、あと導入機器の値上がり等々で導入量を調整したりとか、事業費については年度ごとで大きくは変わらないんですけれども、微々たる調整を行いながら事業をしているところでございます。 また、令和7年度以降につきましても、パネルの設置数でありますとか実際に工事を始めてみてからどれぐらい置けるかとか、そういった詳細な部分が把握できることもございますので、若干の金額の増減はあるかと思いますが、おおむね現在の事業規模の計画で推移するものというふうに考えております。 ○2番(川間哲志) 最初の説明のときには国頭のほうで導入するというふうな話ではあったと思うんですけれども、後で九電との兼ね合いとか縛りがあるということで変更されたと思います。そのように理解いたしました。 これは、知名のほうの町民から伺った話なんですけれども、新電力会社が商社に対し代金を支払っていないと聞いたが、どうなっているのだろうか。また、これが初めてなんですかね。また金額が分かれば教えてください。 ○脱炭素推進室長(永野敏樹) 商社のほうということですので、本町としては、知名町もそうなんですけれども、えらぶゆり電力というPPA事業者と契約を締結しておりまして、そちらのほうには両町から補助金という形で、国の交付金を太陽光パネル設置事業部について補助金という形で町からお支払いしております。そこから先の資金の流れにつきましては、民間同士の契約でございますので、我々のほうが感知するというところではないということをお答えしたいと思います。 あと、初めてかどうかというのもちょっと私どものほうでは、民間の事業者同士の契約でございますので、我々のほうからそこに対して何かしらの監査をするとかチェックをするとかというふうな体制にはなっておりませんので、こちらのほうでは把握できていないというふうな状況でございます。 ○2番(川間哲志) 今、監査の話が出たんですけれども、両町から監査が入るということは、その契約書とかそういうのには載っていないというふうなことでしょうか。 ○脱炭素推進室長(永野敏樹) 事業が計画どおりに実施されているという形で工事の検査とかそういったものはございますけれども、そこから先のPPA事業者とその他の民間の事業者との契約の内容とかにつきましては、民間事業者同士の契約における守秘義務とかもございますので、こちらから全部を把握するというのはなかなか難しい状況になっているかなというふうに考えております。 ○2番(川間哲志) 国から交付金、また町のほうから一般財源が電力会社に支払われているわけですから、それが適正に処理されているかどうか、やはり調べたほうがいいのかなと思うんですけれども、町長はこのことに関して話は伺っていますでしょうか。 ○町長(前 登志朗) 事業自体は順調に進んでおりまして、和泊町の中では全て処理等もスムーズに流れているというふうに理解しております。 ○2番(川間哲志) これがただのうわさであればいいんですけれども、何かないといいなというふうに私は思っております。 では、次にいきます。 教育委員会事務局にお尋ねします。 教育委員会はこの4年間、総合交流施設の建設を町長からどのような指示の下、どのように行動してきたかお伺いします。 ○教育委員会事務局長(永井 徹) ただいまのご質問にお答えいたします。 前町長になりまして、更に推進する会の設置を行い、この事業についての建設に向けて様々な協議を進めてきたところでございます。 ○2番(川間哲志) 旧総合交流アリーナ建設事業推進協議会の解散を前町長からどのような説明があり、どのように協議会へ伝えましたでしょうか。お伺いします。 ○教育委員会事務局長(永井 徹) ちょっと記憶が曖昧でございますが、一旦協議会が終わったということは、例えばこの庁舎を造ったときにそのような対応というか、推進協議会とは別のまた新しい協議会を立ち上げたそういった経緯を町長からお聞きしまして、それで新しい組織をつくりたいということで至ったわけでございます。 ○2番(川間哲志) 更に推進する会というのが立ち上がりました。そこでですが、ここに議事録を今日持ってきております。令和5年1月に第1回目の総合交流施設建設を更に推進する会の議事録での内容です。これは、町長が発言している言葉です。 「実際に造るに当たって、最良の場所、最良の規模というものをここで協議していただきたいです。多くの皆さんに喜んでいただき、たくさん使っていただけることで、造ってよかったなあと思ってもらえるようなすばらしい施設に取り組んでいきたいと思っています。皆様方の忌憚のないご意見をください。将来の子供たちが交流施設があったからこの島はすごいね、と子供たちに喜んでもらえるような施設にしていただきたいと思います」。これが町長の冒頭での挨拶です。 そして次、事務局のほうからなんですが、「これまで建設検討委員会や推進協議会を得て、町民アンケートを基に協議を重ねてきており、この会「更に推進する会」としておりますので、必要ない、白紙とかの言葉ではなく、まずは建設候補地や規模を中心に建設へ向けての協議が進められたらと考えております」というふうに第1回目の会での議事録が載っています。 次に、令和5年度5月、第4回目の議事録です。 ここでは、会長のほうが「プロジェクトチームの案をもって、5月8日に知名町生涯学習課の課長と担当に話をしてきました。島に1つの施設があればいいというところで、出来上がれば知名町のほうにも積極的に使ってもらっていいというところで協議していただけるということになりました。町長同士もその辺の案は詰めていただいているということを聞いております」というふうにあります。 次です。令和5年度8月に第5回の更に推進する会がありました。それの議事録です。 「場所は、この校舎東側で、推進する会でもプロジェクトチーム会議でも一致したということでよろしいですね。今後議会が始まりますが、総務文教の中でこういう課題に対して議会が出している要望に対して、数字を出して納得してもらおうと思っております」。 次です。具申というのもそのときに出されております。この具申というのは、建てるというふうな方向で話がまとまったということなんですけれども。先ほど同僚議員からの質問のところでもあったとおり、教育行政重点施策の中でも総合交流施設建設に関わる事業の推進、総合交流施設建設を更に推進する会による協議、財源確保、設計などの業務委託というふうになっております。このような流れからしますと、教育委員会事務局のほうでは着々とというんですかね、建てるということで1つずつ、一歩一歩仕事を真面目にされてきたとは思うんですけれども。これからの流れはどのようになりますでしょうか。お尋ねします。 ○教育委員会事務局長(永井 徹) これまで、更に推進する会を中心に事業を進めてまいりまして、令和7年度の当初予算にも基本設計等予算を計上させていただいたところでございますが、附帯意見をつけていただき可決していただいたところでございます。 本日の議会の中でも、町長のほうから答弁があったように、まだこの後また協議をしないといけないところもございますが、今の現状のものとしましては池田議員でもお答えしたとおり今すぐにはちょっと明確な答えはできないということで、9月以降になるのかなと思っているところでございます。 ○2番(川間哲志) 少し話を戻しますが、地質調査などをするときにですけれども、所有地を購入したと思うんですけれども、その所有地を購入するときは、何と言えばいいんでしょうか、曇りがなかったと言えばいいんですかね、曇りがなかったというのは、間違いなく建てるというふうなことで話が進んでいるというふうなことで私有地を購入、そして柵ですか、やったということなんですけれども、その点についてお答えください。 ○教育委員会事務局長(永井 徹) お答えいたします。 当然、建てる場所がある程度明確というか、目安が立った上で私有地の購入をしないといけないかなと思っております。当然私有地は令和5年度に購入したわけでございますが、当然当初こちらに建てるということで購入してございます。これがまた今後建てないとか事業がどうなるか分からないということになってきたときに、今後はまたそこは農業委員会さんとか関係機関と話合いをしていかないといけないと思っております。 ○2番(川間哲志) 当然先ほど農業委員会、農地を購入するに当たってその目的ですよね。交流施設を建てるというために土地を取得したということですから、それに関しては適正に使われないとまずいわけですよね。そのほうのところはまた農業委員会のほうと話合いながらとなると思うんですけれども。 町長にお聞きします。70億を切ったら建設をすると言っていたと思うんですが、今の考えをお聞かせください。 ○町長(前 登志朗) 午前中もお答えしたとおりでございますが、議員おっしゃるように70億を切ったらというのと、将来負担比率が30を切ったらということで、どちらも近いうちには切れるというふうに思っております。 当然これまでこの4年間、最初は見直すという方向の中から何とかならないかなという思いで財政の健全化も進めてまいりまして、いろんな数値もよくなってきました。そして、ここに来た段階でやっぱり無理だと、今後その分を、力をお金を人に使う必要があるということで、今回このような方向性を示させていただいたわけで、午前中にもご説明させてもらったとおりでございます。 以上です。 ○2番(川間哲志) 3月議会で中止、一旦立ち止まるとかそういう話がありました。今日は、教育委員会のほうからやめるということで初めて聞いたという話が先ほど出たんですけれども。 町長に再度お伺いします。建てるんですか、建てないんですか。端的にお願いします。 ○町長(前 登志朗) 建てないんです。 ○2番(川間哲志) そうなりますと、いろんなところに今まで積み重ねてきた部分があるんですけれども、それを全て。町長にその権限がありますので、ちゃぶ台をひっくり返すことは別に構わないと思うんですけれども、この4年間、選挙に出るときには建てないと言っておいて、見てみたらよかったのでやっぱり建てますと。そして、皆さんに建てましょうねということで、頑張れ、頑張れと言ってから、いろんな人を巻き込んできました。そして、いつに建てないとなったか分かりませんけれども、この議会の中で建てません、やめますというふうに言うのは、ほかの方々に大変失礼じゃないかなと思います。 やはり難しいよねとかと言うんだったら、いいか悪いか分かりませんが根回しをして、これはちょっと難しいぞとか、そういうふうな話をしてから皆さんに伝えていくというのがトップだと思うんですよね。今のやり方だと、もう独裁者としか言いようがないような格好で。そこのところはどうでしょうか。 ○町長(前 登志朗) そこのところはきちんとそのようにして、進めてきております。 ○2番(川間哲志) 誰に最初に建てないということを報告したんでしょうか。それはいつでしょうか。 ○町長(前 登志朗) 誰に、いつとかいうことは特別ここでお答えする必要はないと思います。 ○2番(川間哲志) 3月の当初予算を組むときに、中止と言いました。ですけれども、どうせ建てるんでしょうということで附帯をつけさせてもらったりとか、皆さんがいろんな知恵を出して、3月末ですから、そんなに残業までしてもらってから予算編成をしてもらうこともなくというふうに、議員の方々が皆さんのことをおもんぱかって附帯というふうな格好でやってきたんですけれども、今となっては今度は町長は誰に相談したのか、もしくは更に推進する会でもいいです。教育委員会の永井さんにはいつ伝えたんですか。 ○町長(前 登志朗) 様々な話合いの中で、今後この総合交流施設を造るというのが難しいという話をしてきているところでございます。そしてこれまでももちろん、負債残高が減っていろいろな数値がよくなって、そしてかつ優先順位をつけながらやっていくというお話をしてきております。そうしたところをきちんと全て考えたときに、これからいろいろ必要なものがたくさんございますから、その中で今、建てないという結論に達したわけで、このことにつきましてはこれまでもずっとお話をしているわけでございます。 ○2番(川間哲志) そういうことは初めから皆さん聞いていますよ。あなたが中止を決断したというのが、建てないという決断をしたのがいつですかと聞いているんですよ。いつですか。議員をだましたんですか、議会を。 ○町長(前 登志朗) 先ほど池田議員の中でもご説明いたしましたが、3月の議会では9月に発表される財政指標を見て最終的に判断したいと答弁をいたしました。 当時は財政状況の推移を見極める余地があると考えていたからです。しかし、その後の詳細な見通しや試算を重ねる中で、9月を待たずとも現時点でかなり厳しいという認識に至りました。 そして、町民の皆さんに町の将来像を問うこの選挙という場で中途半端な立場を取ることは、むしろ不誠実だという思いに至りました。ということでございます。 ○2番(川間哲志) 簡単に言いますと、選挙対策ということで中途半端な立場を取らないというふうなことに至ったというふうに聞いてよろしいんでしょうか。 ○町長(前 登志朗) 政治判断として、きちっとそういうふうに方向性を決めたということでございまして、川間議員的な表現をするとそうなるのかもしれません。 ○2番(川間哲志) 選挙対策ということで、このような中止とか、建てないとかというふうな言葉になったというふうに今答弁をもらいました。ありがとうございます。 次にいきます。 こども未来課を設置しましたが、業務内容は大きく変わったか。前年度比較で業務的経費の現状はどうなったのか。お聞きします。 ○こども未来課長(竹下泰弘) お答えします。 義務的経費につきましては、昨年度は町民支援課に含まれていた関係で、具体的にどのような変化があったということは見られませんでしたが、実際としまして職員が1名増になっております。1名増の理由と業務の成果につきましては、池田議員の答弁と重なる部分もあると思うんですが、まず予防接種など保健福祉課と連携する部分もありますが、一番は障害児に対する事務移管があったことだと考えております。また、保護者ニーズに対応できる体制づくり、子育てに関する様々なサービスの利用性の向上、妊産婦に対する母子保健をはじめ子供や子育て世帯が抱える課題、障害児施策を一体的に取り組むことによる受付や相談、訪問業務が増えたことが一因となっております。 そして、今年度新しく取り組む事業としましては、出産祝い金、地域少子化重点推進事業、これは結婚をきっかけに引っ越しやリフォームをするといった助成です。そのほか、重点として母子手帳のアプリ化、こども園の安心・安全のための防犯カメラの設置、園児のお昼寝用のベッドなど予定しております。 また、拡充としまして乳幼児用品のプッシュ型への変更、それと不妊治療等への旅費の拡充といったところが上げられるかと思います。 以上です。 ○2番(川間哲志) すみません、ちょっと問題の順番間違えました。2番目のことにいく予定でした。すみません。 今年度の新規採用職員数が11人と多いということなんですけれども、総務課のほうにお尋ねします。人事に関してなんですけれども、人事を行うに当たってどのようなことに注意なさってからされていますでしょうか。お願いいたします。 ○総務課長(林 義仁) 人事を行うに当たりましては、まず11月頃、自己申告書を各職員から提出していただきます。直ちに替わりたい、替わってもよい、替わりたくない、特に希望はないで、異動についての替わっていい理由とかそこら付近も調査します。 以上です。 ○2番(川間哲志) 職場間の異動が多過ぎて職員の負担になっていないのかということについてお尋ねします。 ○総務課長(林 義仁) 職員の負担になっていないかということなんですけれども、この自己申告の中には自由な意見もございます。当然その辺も加味しながら自己申告のまとめをしているところです。 以上です。 ○2番(川間哲志) ここで先ほど、こども未来課に質問するところだったんですけれども、そのまま話を聞いてからそのままいくということにいたします。 町長は、子供に特化した課をつくりたいという思いで新しい課をつくり、課長に先ほど確認しましたが、業務内容に従来とは変わらないとありました。従来どおりの課の設置でよかったのではないかと考えております。1年目、名越課長が覚悟を決めて取り組むと説明しておりました。しかし、名越課長は1年で異動となりました。特化するのであれば数年間は続けてよかったらどうだったのかと思ったところだったんですけれども、そこのところは早過ぎたとはあまり思っていないでしょうか。お願いします。町長どうぞ。 ○町長(前 登志朗) 新規採用の質問じゃなくて、人事のほうでよかったわけですね。 もちろん、先ほど桂議員にお答えしたとおりで、適材適所で最もふさわしい人に行ってもらっているというところでございます。名越課長には2年間をかけて、1年目はしっかりと準備をしてもらい、2年目は課の基礎をつくってもらいました。そして、次の場所に行ってもらったということでございます。そして、今目玉のこども未来課については最も適切な、子供たちに寄り添える優しい、しかも事務能力のたけた周りの職員ともチームワークを持ってこれる課長に来てもらったということでございまして、全ての課はうまく回っておりますし、何がいけないのかよく分からないんですけれども、適材適所で全て職員は一生懸命がんばってくれております。 ○2番(川間哲志) 町民の意見からですけれども、こども未来課の窓口に行ったら教育委員会に行けと言われ、教育委員会に行ったらこども未来課の窓口に行けというふうに言われ、たらい回しにされたというクレームあるんですが、こども未来課が教育委員会の中に入るとか、そのポジションをこども未来課の中に取り入れるんであればすごくいいのかなと思うんですけれども、全てにおいて1つの課でできるということはなかったので、従来どおりだったらよかったのかなというふうに思ってから、このように話をさせてもらいました。 ○町長(前 登志朗) 議員いつも言いたいことだけ言って終わるものですから、私にも少し答えさせていただきたいんですけれども。 行って、こども未来課でたらい回しになるというようなことはないと思うんですけれども、逆に今私が聞いているのは行くと、ほかのところに行くときも案内して連れていってくれるよという話は聞いておりますけれども、あちこち行きなさいというふうなことがもしあったのであれば、それはもうきちんと我々も反省して、そういうことのないように対応していきます。今、うちの職員たちはきちっとその辺はよく分かってくれていまして、親切な対応をしておりますし、今、子供に関するところはこども未来課できちんと対応しております。風評被害的なことを言われると困ります。 ○2番(川間哲志) 国が推し進めているということで、環境への挑戦、脱炭素の事業ですね。こども庁ができたからこども未来課と、流行に飛びついているだけで地に足がついていないのかなというふうにもちょっと見受けられたりとかしております。 そこで、4月12日未明に発生した職員による飲酒運転自損事故がありました。役場職員には歓送迎会の中止が命じられ、飲食店はキャンセルの対応を取ったと聞いております。町長がこの報告を受けたのは何月何日何時頃でしょうか。 ○町長(前 登志朗) 池田議員の質問にもお答えしましたけれども、よく私のところに怪文書というか無記名のそういう手紙が来るんですけれども、その質問をいつも議員がされるんですけれども。 その日、土曜日の朝です。12日の土曜日の朝でございます。多分議員が言いたいのは、その日に事務所開きをしたという話だと思うんです。その手紙が何度も来ましたけれども。その日に私はたまたま事務所開きを予定しておりまして、事務所開きはしましたけれども事務所開きを30分ほどしてすぐ現場を離れましたので、事務所開きは確かにいたしました。 ○2番(川間哲志) 事務所開きをしたということで。飲食店などにはキャンセルの対応をさせたりとかコロナ禍のような自粛ムード、しかし当のトップは4月12日大安に支持者を集めて華やかに事務所開きをしたというふうに私も聞いております。自分が一番大切なのかなというふうな感じで話をお伺いいたしました。 財政難と言いながら支援者だけを大切にするあまり、伊延港の賃借料を半額にしようとしたり、和泊町は財政破綻する、鹿児島県でワーストワンと町民をあおり、炭素税が導入されて税金が上がりますよと無知をひけらかす。また、前町長の伊地知実利町長が打ち出した第1次、第2次行財政改革で25億円の起債の圧縮も自分の手柄にしております。 教育委員会では、SNSに学校行事を上げないようにと生徒、父兄に伝えているのに、当のトップは勝手し放題に自分のインスタに上げております。 第三者委員会も立ち上げることなく、パワハラも隠蔽しました。うわさでは人事に介入があり、その1つとして5,000万円の交付金の申請にミスがあったのではないかというふうなことも聞いております。このような不当な人事介入があると、職員は特定の人たちの顔色をうかがい忖度し、町民のための仕事ができなくなります。 このように、大切な人事なんですけれどもあまり大切なことのように感じなくなるぐらいめちゃくちゃな対応をされているから、このようなミスが連発しているのじゃないかというふうに私は思っております。そのように、町民の不信感がたまっておるので、そこのところは気をつけていただきたいと思います。 時間が早いですけれども、これで私の一般質問を終わらせたいと思います。 ○町長(前 登志朗) 議員いつもなんですけれども、適当なことばかりを言いたいことだけ言って言い逃げされると、知らない人はそうだと思いますので、困ります。メモしようと思ったんですけれども、ありもしないことを連続で並べられるとあきれてしまってなんですけれども。そういうことをいつもあちこちで言われて、また議会の場でも言われても非常に迷惑をいたします。やはり議場という場ですので、正しいことをちゃんと伝えてほしいですし、思い込みでいろいろ言われても私も非常に迷惑をいたします。どうぞ、そういうことのないようによろしくお願いしたいと思います。 以上でございます。 ○2番(川間哲志) 町民からいろいろなうわさとか、そういうふうなことが私の耳にも入ってきておりまして。 (「うわさ」と呼ぶ者あり) ○2番(川間哲志) いえ、うわさではないで裏づけも取っております。 そういうふうなことが重なってくると町民が大変に不安に思って萎縮してしまいますし、和泊町はこのままでは元気がなくなっていくと思いますので、そのようなことは私のほうから町長のほうに慎んでほしいというふうに思っております。 これで私の一般質問を終わります。 ○議長(永野利則) 永野室長から金額の訂正があるようですので。 ○脱炭素推進室長(永野敏樹) すみません。脱炭素先行地域事業、これまでのというところの質問に対して、これまでのではなくて、これから先のを含めた金額をお答えしていましたので、令和4、5、6で約1億6,000万円の事業費となっております。 7、8、9で太陽光パネルの設置が本格化しますので、単年度当たりの事業費が非常に大きくなってきております。4、5は効果促進事業ということでソフト事業でしたので、事業費が大きくはならなかったんですけれども、6年度からパネルの設置が始まりましたので、1億を超えるような事業費となっております。7、8、9は5億円程度の事業費が3か年続くというような形になっております。訂正しておわび申し上げます。 ○町長(前 登志朗) 1つ、先ほどの事務所開きの話です。その日に事務所開きが決まっていたので事務所開きはいたしましたけれども、私もその日から一月以上、一切の宴会場でもお酒は飲んでおりませんし、役場主催の宴会も自粛いたしました。ですから、その日決まっていたので30分間ほどの事務所開きはしましたけれども、それだけのことでございます。 そして、それに対して確かに議員がおっしゃったような内容の手紙が私のところにも来ましたけれども、そういうことはございませんので申し伝えておきます。 ○2番(川間哲志) 役場職員に対して自粛するように言っておきながら、自分は開催したということを町民のほうは問題視をしていると思うんですよね。その点は、間違えないで聞いてもらえたらと思います。 ○町長(前 登志朗) 私ではなくて後援会がした。私がしたんじゃない。 ○2番(川間哲志) このように人のせいにするようでありますね。さすがだなと思いながら。そのように町民の方に私も説明するようにいたします。ありがとうございました。これで一般質問を終わります。 ○議長(永野利則) これで川間議員の一般質問を終わります。 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。お疲れさまでした。 散 会 午後 3時06分
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
和泊町議会議長 永 野 利 則
和泊町議会議員 市 来 武 次
和泊町議会議員 川 間 哲 志 |