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更新日:0000年0月0日

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12月13日(一般質問:山口明日香議員)

発言者

山口明日香議員

発言内容

再 開 午前10時55分
○議長(永野利則君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、山口明日香君の一般質問を許します。
○1番(山口明日香君)
 町民の皆様、うがみやぶらー。
 議席1番、子育て真っ最中、4人のママ、山口明日香です。
 先月、全国沖洲会連絡協議会・懇親会へ出席いたしました。よく沖洲会という言葉は聞いておりましたが、初めてそのような場に参加し、改めて島のよさや温かさを感じることができました。今後とも和泊町、そして沖永良部島のために頑張りたいと思います。
 それでは、今定例会に4項の質問を通告しておりますので、壇上から1項めの子どもの安全対策について質問させていただきます。
 1、子どもの安全対策について。
 昨年の7月に福岡県で、また今年の9月に静岡県で、子供がバスの車内に置き去りにされ、熱中症で亡くなるという大変痛ましい事故が起きました。国は、来年の4月から保育園や幼稚園などの送迎バスに安全装置の設置を義務づけるとしました。
 そこで、1.園外での行事の際バスを利用しているが、そのときの安全管理はどのようになっているか、お尋ねします。
 続いて、2.点目です。送迎バスや送迎車の事故だけでなく、マンションや住宅のベランダから子供が落下するといった事故も起きております。そこで、2.公営住宅において子供の落下、転落を防止する対策は取られているのか、お尋ねします。
 以上、壇上からの質問を終わります。
○町長(前 登志朗君)
 山口議員の1点目のご質問にお答えいたします。
 1.園外行事については、保育所などにおける園外活動時の安全管理に関する留意事項に沿って実施しているところです。ご質問のバスを利用する際は、乗車後の人数確認をはじめとする安全確認後に発車をし、降車時にも再度安全確認を行うとともに、担当の職員が最終的に車内の確認をするなど徹底した安全管理に努めており、未然に事故などを防ぐ体制で取り組んでおります。
 続いて、2.のご質問にお答えいたします。
 町営住宅の各住戸のバルコニーには、建築基準法で定められている高さ1.1メートル以上の手すり壁及びアルミ手すりを設置しています。アルミ手すりを利用している住宅においては、足がかりにならない横桟のない手すりを利用しています。バルコニーや外部階段の手すり付近に荷物などを置いて足がかりを作ることのないよう、入居者の皆様へ、年に2回注意喚起の文書を配布していきます。
 壇上からは以上でございます。詳しくはまた担当課のほうからもご説明させていただきます。
○1番(山口明日香君)
 まず、1.点目について担当課のほうにも質問していきたいと思います。
 乗り降りの際の安全確認をしているということでしたので、安心したところです。
 町内のこども園、保育園の4園では、幼児クラスになるとプール教室が始まります。その際にバスを利用していると思いますが、乗り降りの際の点呼などは現在どのように行っているのか、お尋ねします。
○町民支援課長(玉野憲治君)
 お答えします。
 各園で月2回タラソの水泳教室に通っておりますが、私も二、三度その運転手をしたことがありまして、まず、町長が申したように、最初、乗車時に人数の確認などの安全確認、降車時にも同じく人数確認と、あと最終的には担当の職員が、最後に子供が取り残されていないか、そういう確認をして降車するという状況になっておりまして、送迎とも同じような形で実施しているところです。
○1番(山口明日香君)
 その確認は目視なのでしょうか、何か紙で児童の名前とかチェックしたりしているのでしょうか、お尋ねします。
○町民支援課長(玉野憲治君)
 担当の職員が目視で人数を数えているという状況です。
○1番(山口明日香君)
 分かりました。
 その職員は何人体制で行っているのか、お尋ねします。
○町民支援課長(玉野憲治君)
 お答えします。
 クラスによりますけれども、クラス1名ずつ担任がおりまして、あと主任とかもう一人、大体三、四名で子供たちの誘導をしております。
○1番(山口明日香君)
 分かりました。
 今、様々な安全装置が開発されております。例えばエンジンを切ると警報音が鳴り、車内後部のほうに行き、スイッチを押してその警報音を止めるものでしたり、車内の人を検知するセンサーなどがあります。また、バスに乗る際に子供たちの靴を脱がせて、降りるときに履かせるといった方法もあるようですが、靴は大事だと思いますので、例えばこれをクールバッグにするとか水筒にするとか、いろいろ方法はあるのかなと思います。
 全国的にバスや乗用車のクラクションを押す訓練をされている園が増えてきております。本町でもそういったクラクション訓練などを行う考えはあるのか、お尋ねします。
○町民支援課長(玉野憲治君)
 お答えします。
 本町では登園、降園のスクールバスのようなバスがありませんので、現在のところは実施の予定はありませんが、先ほど全国的にもそういう事故が多いということで、国のほうから示されている「みんなの点呼で幼い生命を守る。」という冊子がありますので、それを全園に配付して、子供たちの安全管理に役立てるよう努めているところです。
○1番(山口明日香君)
 本町ではそういった送迎バスがないということで、クラクション訓練を行う予定はないということでしたが、プール教室の際にバスを利用しますし、乗用車でのクラクション訓練を行う園もありますので、訓練を行うか、もう一度検討していただければなと思います。
 その際に、手でクラクションを押すのは小さな子供では難しいので、お尻で押したり、例えば水筒を持っていたら水筒を使って押すなど様々な方法があるようですので、訓練を行うとなった際はいろいろと調べて行ってほしいと思います。その際にシートベルトの外し方なども併せて子供たちに教えていただけると、安全装置などのそういった安全対策は複数を組み合わせて行えればと思いますが、どのようにお考えですか。
○町民支援課長(玉野憲治君)
 お答えします。
 各園とも乗用車等必要な部分もあると思いますので、4園ありますけれども、4園のほうにもこういった普通車を使ったそういう安全対策の方法とか、そういうのも共有しながら進めていきたいと考えております。
○1番(山口明日香君)
 普通車もそうですが、プール教室に使っているようなバスでも考えていってほしいと思います。
 今現在、各こども園、保育園の登園の記録管理はどのように行っているのか、お尋ねします。
○町民支援課長(玉野憲治君)
 当園の記録管理ですが、登園時に確認するというチェック表みたいなのがありますけれども、今後ICTを利用したのを導入予定ですので、それを活用して登園、降園の管理も充実させていきたいと考えております。
○1番(山口明日香君)
 今チェック表ということでしたが、わどまり保育園のほうではICTが今導入されております。そのICTを使っての登園状況の記録管理になっているのか、また、ICTだけまだ使いこなせてなくて、そういったチェック表も一緒に使っているのか、お尋ねします。
○町民支援課長(玉野憲治君)
 お答えします。
 わどまり保育園の分はちょっと確認しておりませんが、ほかの園では今のところICTが入っていませんので、紙のチェック表を使っているという報告を受けております。
○1番(山口明日香君)
 そこのほうをもう一度確認していただければと思います。
 わどまり保育園のほうでは今ICTが導入されておりますので、園のほうに直接保護者が電話をかけなくても、お休みの連絡や登園時間、お迎えの時間などを連絡ができるようになっております。そういった連絡を保護者からしてもLINEみたいに既読がつくわけではありませんので、先生方が確認したのかが分からず、二重で電話で連絡を入れたりする場合があります。
 その記録システムといいますか、先生が保護者からの連絡を見ましたというメールを送れるシステムはあるので、職員全員がその方法というか、それをしっかり使いこなせるように研修等を行う際に周知していって、保護者と職員の連携がしっかり図れるようにしてほしいと思いますが、どのようにお考えですか。
○町民支援課長(玉野憲治君)
 山口議員のおっしゃるとおり、保護者と先生方が連携を取らなければICTを活用しても何もならないという部分もありますので、そういった導入の際はちゃんとした研修をして、子供たちが安全で安心な園生活を送れるよう進めていきたいと思っております。
○1番(山口明日香君)
 ぜひ進めていってほしいと思います。
 置き去りは誰にでも起こり得るということを前提に考え様々な訓練を行っていただき、子供の大事な命に関わることですので、今職員数が足りているとは思いますが、人がいればいるほどできることが出てきますし、その分細かいところまで目が行き届くようになると思います。
 次に、2.点目について質問していきたいと思います。
 一番は保護者が目を離さないことが重要で、ベランダに足場となるものを置かないことも重要となってきます。こういった落下、転落事故は保護者の目の届かないときに起こります。子供部屋にしそうな場所にベランダがあるのでしょうか、お尋ねします。
○土木課長(宮原芳實君)
 バルコニーは、大広間というんですか、みんなが娯楽する場所にバルコニーがあります。
 以上です。目の届くところですね。
○1番(山口明日香君)
 そのバルコニーに柵がないところもあるのでしょうか、お尋ねします。
○土木課長(宮原芳實君)
 建築基準法の施行令に沿って、町営住宅は特殊建築物の中に入りますので、特殊建築物は2階以上は1.1メーター、さっきも町長が述べたのですが、1.1メーター以上の手すりをつけることが条件になっていますので、全ての住宅、1.1メーター以上の手すりがついています。
○1番(山口明日香君)
 全ての住宅についているということでしたので安心しました。
 先ほど答弁にもありましたが、建築基準法では柵の高さを1.1メートル以上にするように定められております。4歳から5歳ほどになると、140センチの壁を5秒ほどで上れる子もいるようです。子供の手の届かない場所に取り付けられる補助の鍵や転落防止ネットなど市販で売っているので、先ほど注意喚起を年に2回行うということでしたので、様々な防止策を周知しながらご家庭での対策も行ってほしいと思います。
 確認なのですが、今のところ和泊町ではそういった落下、転落等の事故は起こってないということでよろしいでしょうか、お尋ねします。
○土木課長(宮原芳實君)
 和泊町では1件も起こっておりません。
○1番(山口明日香君)
 そういった事故は起こっていないということでしたので、よかったです。
 小さい子供は好奇心で動くこともあると思います。事故が起こる可能性があることを前提に、まずは各家庭での対策もそうですが、公営住宅など町ができることは確認して、対策を早いうちに打っていただければと思います。
 送迎バスや送迎車による乗り降りだけでなく、登園時や降園時の際は職員間の連携、また保護者との連携が重要だと思います。クラクション訓練を行う際は定期的に実施して、みんなで知恵を絞り、事故を起こさないように取り組んでいってほしいと思います。
 これで、1項めの質問を終わります。
 次に、2項めです。
 児童福祉施設について。
 総合交流施設と児童福祉施設の建設優先順位はどのように考えているか、お尋ねします。
○町長(前 登志朗君)
 山口議員の2点目のご質問にお答えいたします。
 総合交流施設と児童福祉施設は、どちらも町民及び子供たちにとってなくてはならない重要な施設であります。
 これまで、それぞれの建設に向けて協議、検討を進めてまいりましたが、なかなかはかどらない状況でありました。今後も、建設事業推進協議会の中で意見などを聞き取りながら、慎重かつ迅速に取り組んでいかなければならない課題であります。
 児童福祉施設においては、今年度中に建設事業推進協議会を開催し、これからのスケジュールなどについて説明を行い、来年度から本格的に協議、検討に入っていくこととしています。
 両施設の建設に向けては、庁舎内検討会を持ちながら方向性を決めて取り組んでまいりますが、児童福祉施設建設を優先的に進めてまいります。
○1番(山口明日香君)
 常任委員会の閉会中の継続調査の意見交換会の際に、ある程度は説明を受け理解いたしましたが、どのような流れになるのか、再度お聞かせください。
○町民支援課長(玉野憲治君)
 ご説明いたします。
 さきの14日の月曜日に総務文教委員会のほうで説明はしたと思うんですけれども、再度ご説明いたしますと、この児童福祉施設の建設の推進協議会を今年度中に立ち上げて、今年度中に第1回目を開催して委員等のそういうもろもろの今後のスケジュールを説明した後に、令和5年度から本格的に、例えば建設場所とか建設の規模とか等々を協議してもらいたいと思っております。その中で社会福祉協議会も含めたプロジェクトチームを設置して、いろいろと協議をしながら進めていきたいと思っておりますが、令和5年度中に実施計画を作成して、あとアンケート、保護者等への説明会、それなどが終わりましたら実際の建物に対する実施設計をして、あと用地買収等々ありますが、建設の推進協議会の中で場所とか規模とか決まってくると思いますので、それを踏まえてそういう場所とか規模、あと用地買収が必要であれば用地買収も必要ですし、もろもろ6年度等に行って、実際に7年度のほうに建物を建てるという形で、それで含めて予定では令和8年度に開園ができればいいのかなと考えております。
○1番(山口明日香君)
 分かりました。
 わどまり保育園と和泊幼稚園の統合は決定ということでよろしいでしょうか。
○町民支援課長(玉野憲治君)
 その方向で進めるということであります。
○1番(山口明日香君)
 先ほど、令和8年度の開園予定ということがありました。その開園予定までの間、今のわどまり保育園と和泊幼稚園を継続しながら新しい児童福祉施設を建てるのでしょうか。今ある施設の運営をどのように考えているか、お尋ねします。
○町民支援課長(玉野憲治君)
 当然、建設までは今の状況で進めていくという形になると思います。
○1番(山口明日香君)
 分かりました。今の状況で施設の運営を進めながら、新しい施設の建設に向けていくということでした。
 その意見交換会の際にも、大型建設事業が重なると指摘がありました。私自身、常任委員会での所管施設訪問の際にも各学校等の先生方からお話を聞きましたが、体育館の利用がたくさんあるということで、やはり総合交流施設は必要になってくるのかなと再認識したところです。
 児童福祉施設と総合交流施設、両方一緒に進められれば一番いいと思いますが、財源などの問題もあるかと思いますので、総合交流施設の建設の話が取り沙汰されておりますが、まだ建っていないものより今建っていて小さい子供が利用している、老朽化が進んでいる幼稚園、保育園のほうが先なのではと、私の周りの同世代の方々からの意見ではありました。
 総合交流施設の建設も大事なのですが、先日の所管施設訪問の際にも各学校や幼稚園からたくさんの修繕要望が上がっておりました。その中には、平成二十数年、前町長の時代からの修繕要望が上がっているものもあります。その修繕要望の中に、体育館や音楽室の照明が300ルクスないといけないものが、最高で200ルクス、曇っているときなど夕方になると160ルクスしかないでしたり、ほとんどの遊具が壊れていて使えない危険な状況でしたり、各教室の扇風機が壊れて使えず、カバーを外した状態のままで、それの撤去を修繕要望に上げていたりなど、子供の身体に影響のあることや危険性のある早めにしなくてはいけない部分などもありました。子供たちの安全面や身体への影響などを第一に考えて進めていってほしいと思いますし、また、和泊幼稚園のほうではまだ児童福祉施設についてのアンケート調査を行っていないとのことでした。
 昨年の10月にわどまり保育園を対象にアンケートが行われておりますが、その内容が難しい内容でした。このアンケートの結果が、38人回答がありました。この38が、全体がどのくらいの対象者で、そのうちの回答したのが38人なのかお尋ねします。
○町民支援課長(玉野憲治君)
 そのアンケート自体は社会福祉協議会が実施したもので、ちょっと今資料がありませんので、後で確認してご報告したいと思います。
○1番(山口明日香君)
 確認して報告していただきたいと思います。
 やはりアンケート内容が難しくて回答できない方もいらっしゃったのかなと思います。意見交換会のほうでもお話しさせていただきましたが、分かりやすく、保護者の皆様が答えやすいアンケート内容でわどまり保育園にも再度行ってほしいと思いますが、どのようにお考えですか。
○町民支援課長(玉野憲治君)
 わどまり保育園を運営している社会福祉協議会とも協議をし、再度アンケート調査が必要とのことであれば協議して進めてまいりたいと思います。
○1番(山口明日香君)
 ぜひ協議していってほしいと思います。
 これで2項めの質問を終わります。
 次に、3項めです。
 男女共同参画について。
 議会議員に女性が立候補しやすい環境をどのように考えているか、お尋ねします。
○町長(前 登志朗君)
 山口議員の3点目のご質問にお答えをいたします。
 現在、大島郡内では、12市町村149名の議員数のうち7名の女性が議員として活躍されております。これは全体の4.7%となっており、県内の市町村議会の議員に占める女性の割合10.3%を下回っております。大島郡内の7つの町村では女性の議員がいない状況でございます。
 女性の政治進出は、政治は男性の世界という意識が根強いことと、議員の仕事スタイルは不規則、周囲の協力などバックアップなしでは家庭生活との両立は難しいというような理由が大きいと考えます。
 和泊町議会会議規則第2条第1項では、議員は、公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由のため出席できないときは、その理由をつけ、当日の開議時刻までに議長に届け出なければならない。併せて同条第2項には、前項の規定にかかわらず、議員は、出産のため出席できないときは、出産予定日の6週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)前の日から当該出産の日後8週間を経過する日までの範囲内において、その期間を明らかにして、あらかじめ議長に欠席届を提出することができると記載されております。このように子育て世代のバックアップができるように規定されております。
 そのほか、タブレット端末を整備し議員全員にタブレットを配付していることから、公務出張などオンラインでの会議参加も可能です。子育て世代だけでなく、家族の介護やご自身の体調による状況などにも対応できるんではないかと考えております。
 また、本町では、各種審議会や町の管理的地位に占める女性の活躍も推進をいたしております。
 男女共同参画社会の実現に向け、男性の視点、女性の視点ということに偏らず、様々な視点や発想を取り入れ、誰もが働きやすい環境づくりに向けた支援に努めてまいります。
○1番(山口明日香君)
 女性が立候補しやすい環境づくりができているのか、お尋ねします。
○企画課長(有馬清武君)
 一般質問の質問そのままの今の質問ですけれども、先ほど町長が答弁されたとおりであります。
 以上です。
○1番(山口明日香君)
 議員のお仕事というのは特別職と言われております。特別職は就労には当たらないということで、保育園に親の就労などのために子供を預けようと思っても、保育園の入所申込時にはほぼ確実に必要となってくる就労証明書が発行できないのではということが、若い世代の地方議会のほうでも取り沙汰されているようです。
 私は議員のお仕事と事務員の仕事をしており、就労証明書は事務員のほうで出しておりますが、今後、若い世代が議員になり、議員のお仕事だけをしていて子供を授かりたい、子供を保育園に預けたいとなった場合の対応はどのようになるのでしょうか、お尋ねします。
○町民支援課長(玉野憲治君)
 お答えします。
 議会議員の就労証明なんですけれども、勉強不足でそこまでは存じ上げていませんので、後でご報告したいと思います。
○1番(山口明日香君)
 確認していただきたいと思います。
 議員のお仕事は、こうやって就労証明書を出すといった決まりは特にないという曖昧な状況で、他市町村では今後、新たな様式を作成するところ、議会とも連携して就労証明書などを把握できるような体系づくりをするところ、議会事務局が様式をつくっており、それを基に就労と判断しているところもあるようです。就労証明書は保育園へ預ける際に必要になってくるものだと思うので、議員は特別職だから就労ではなく証明するものがない、議会活動ができない、子供を保育園に預けられないといったことがないようにしていってほしいと思いますが、どのようにお考えですか。
○町長(前 登志朗君)
 初めて聞くことでございまして、大変申し訳ございません。そのような環境づくりは必要だと考えておりますので、また今、議員のほうから議会事務局のほうでそういうのが出されているという例をお聞きいたしましたので、今後また検討していく必要があると考えます。
○1番(山口明日香君)
 ぜひ検討していってほしいと思います。
 また、女性議員に限らずですが、若い候補者を増やすためにも、これから子供を産んで育てたいと思っている方、子育て中の方、ひとり親でも介護をしていてもなど、様々な状況にある方が立候補できるような環境づくりを引き続き行っていただきたいと思います。私自身も頑張りたいと思います。
 先ほど答弁で、タブレットでの会議が参加可能とのことでしたので、議会のほうでも毎月の全協をオンラインでやってみたり、出張などの際にオンライン参加できるように、今持っているタブレットをさらに有効活用できるように進めていければと思います。ちなみに、10月14日に隣の知名町で知名町女性議会というものが行われました。私もゲストとして出席させていただいたのですが、とてもよい経験をさせていただきました。和泊町でもそういった女性議会を開催する考えはあるのか、お尋ねします。
○町長(前 登志朗君)
 知名町のほうでそういう議会が開かれたということは存じ上げておりますが、本町においてということは、私のほうではなく、多分議会のほうでそれは計画されたのではないかというふうに考えております。そういう傾向はあっていいのではないかという思いもございますし、また、以前議員がクオータ制ということも前おっしゃっていらっしゃって、そういうことも可能性としては考えられるのではないか、そういうこともぜひご議論いただければと思います。
○1番(山口明日香君)
 分かりました。
 次に、4項め、重点新規事業について質問していきたいと思います。
 家庭保育応援事業の進捗状況はどのようになっているか、お尋ねします。
○町長(前 登志朗君)
 山口議員の4点目のご質問にお答えいたします。
 令和4年度の重点新規事業である家庭保育応援事業につきましては、現在、事業概要を精査し、実施に向けた具体的な仕組みづくりについて検討を進めている状況であり、令和5年1月からの事業実施を目指しております。
○1番(山口明日香君)
 令和5年1月からの事業実施ということでしたが、当初予算で可決された事業です。こんなに時間がかかるのでしょうか、お尋ねします。
○町民支援課長(玉野憲治君)
 お答えします。
 令和4年度の重点新規事業ということで家庭保育応援事業を取り組んでおりますが、4月の人事異動がありまして課内の配置を大きく変えた関係もありまして、現在実施している子育て関係の事業、それを最優先ということで、まずそこから取りかかっていこうということで取りかかっておりますので、結果として本事業が遅れてしまうという結果になりましたが、課の長として責任もありますし、今後、家庭保育応援事業は今年だけじゃなく、来年度も継続していこうと考えております。
 事業の内容としましても、いろいろエステ等が騒がれておりますが、子供を預かるサポート事業と、あと育児のストレス解消サポートという形で2つに分けまして、そのお子様預かりサポートではファミリーサポートや保育園、こども園の一時預かり等々に係る費用を一部負担するということで、それを大体1か月1人当たり5,000円程度で育児ストレスの解消をサポートして、そういう保護者が心身のケアに使う費用、それも1人1か月当たり5,000円程度という形で考えておりまして、それを実施に向けて今取り組んでいるところです。
○1番(山口明日香君)
 分かりました。
 この家庭保育応援事業、230万ほど予算を組んでおりますが、今年度中に、残り4か月ほどですが、事業執行が完了できるのでしょうか、お尋ねします。
○町民支援課長(玉野憲治君)
 お答えします。
 申し訳ありませんが、本年度中にその全額をできるという見通しはちょっと修正させていただきたいと思っております。
○1番(山口明日香君)
 この事業は重点新規になっており、当初予算で可決された事業ですので速やかな執行が望まれると思いますが、その点についてはどのようにお考えですか。また、今後どのようにしていくのか、お尋ねします。
○町民支援課長(玉野憲治君)
 お答えします。
 重点新規ということで当初から取りかかることができたらよかったんですけれども、先ほどお話ししたように諸事情がありまして遅れておりますが、私の責任も十分ありますし、個々の職員は今の事業を完璧にマスターするまでに少々時間がかかりまして、子育てですので、いろいろほかの他の事業もありますので取り組んでおりますが、この家庭保育の応援事業は令和5年度も継続して実施する予定になっております。要望しております。実施をして改善する点は今後柔軟に対応していかなければならないのかなと思っております。
○1番(山口明日香君)
 4月の人事の際にしっかり引継ぎができていればよかったのかなと思います。
 重点新規事業という新たな枠を今年度から開始し、家庭保育応援事業は来年度も実施できるよう要望しているということでしたので、速やかな執行が行われるよう要望したいと思います。
 今回、私は4項の質問をいたしました。子供の安全対策をしっかり行い、どの方法が子供たちにとって一番ベストなのかを考えていただき、また、女性が輝いて、みんなが笑顔で元気なまちづくりができればと思います。
 以上で私の一般質問を終わります。
○議長(永野利則君)
 これで山口明日香議員の一般質問を終わります。
 ここでしばらく休憩します。
休 憩 午前11時41分

お問い合わせ

和泊町役場議会事務局 

TEL:0997-92-2569

FAX:0997-92-3176