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更新日:2021年3月23日

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第1日(4)

発言者

池田 正一

発言内容

次に、池田正一君の一般質問を許します。
○2番(池田正一君)
 皆さん、こんにちは。
 平成29年第4回定例会に、一般質問を通告していますので、順を追って質問させていただきます。
 まず最初に、今年度も県内で一番早く南栄糖業の操業が12月10日に開始されました。糖度も徐々に上がってきていると聞いています。最後まで事故のないよう、安全に全ての工程が終わることを願っています。
 次に、先月の天皇皇后両陛下の沖永良部島への行幸啓は、全ての島民に勇気、希望、そして幸せを与えてくださいました。特に国頭小学校においては、黒糖づくりをごらんになり、また、三線の演奏で全児童による永良部百合の花の大合唱、両陛下がお聞きくださいました。陛下から、いつまでも伝統文化を大切に残してくださいとのお言葉をいただき、児童たちもとても喜んでいました。
 このように学校というのは、勉強、運動を学ぶ場所であり、そして、我が沖永良部においては伝統文化を育む場所でもあります。
 ここで、教育行政について質問いたします。
 ①和泊小学校で発生した元教員の不祥事における初期対応はどのようなものであったのか。
 ②事後の児童に対するカウンセリングは何人態勢で対応し、何人の児童が対象となったのか。また、心のケアは緩和されたのか。
 ③保護者への説明は行き届いていたのか。
 ④教育委員会に対し、過去5年間において児童・生徒・父兄から先生や学校に対する相談等は何件ぐらいあったのか。また、それらの相談内容は解決できているのか。
 ⑤教育委員会に対し、逆に学校側から相談事項もあるのか。あったとすれば、それはどのようなものなのか。
 ⑥安心・安全を確保するため、場所によっては通学路の街灯の間隔を狭められないのか。
 以上の6点を壇上から質問いたします。答弁をいただいた後は、一般席のほうから再度質問させていただきます。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 池田議員の教育行政についての質問にお答えをいたします。
 まず1番目の今回の元教諭の不祥事については、教育行政及び学校教育に対する信頼を大きく裏切るものであり、町民の皆様に深くおわびを申し上げます。
 本件についての初期対応としては、逮捕後、学校から直ちに町教育委員会へ報告があり、町教育委員会は教育事務所、県教育庁と一体となって学校に指導・助言をしながら綿密に連携を図り対応しました。
 なお、逮捕の情報等については、捜査に支障を来すことのないよう、警察の報道発表があるまでの期間、一切口外することはありませんでした。
 初期対応の流れは次のとおりです。
 警察による報道発表後、学校管理職が企画委員会を開き、その後、緊急職員会議で学校職員に説明をしました。また、臨時の全校集会で児童に説明を行い、PTA役員会を経て緊急保護者説明会での説明を行いました。
 このような初期対応により、大きな不安やトラブルなどの発展することはありませんでした。
 2つ目の質問にお答えいたします。
 事件判明後、緊急のスクールカウンセラー2人と養護教諭の3人態勢で対応しました。カウンセラーは県教育庁義務教育課企画生徒指導係であります。もう一人は県スクールカウンセラー丸内弥生先生であります。対象児童は13人です。
 カウンセラー在島時の2日間、カウンセラーを含めた全職員で集中的に授業での様子や休み時間、給食、昼休み時間などの観察を行い、13人が要観察となりました。直ちにカウンセラーによる個々のカウンセリングを行い、その後、2週間も経過観察と必要に応じてカウンセリングを行いました。学校では、児童の健康状況把握に努め、毎日の健康観察や授業中の様子・表情、保護者から情報などをもとに異変がないか観察をしました。
 3週間目には、要観察児童が落ちついてきたため、通常体制での健康観察に戻りましたが、不安を訴える児童は出ていません。
 3番目の質問にお答えをいたします。
 今回の不祥事については、捜査への影響や捜査に支障を来すことがないよう、当初情報を公表できない状況でありました。5月23日の警察の報道発表を受けて、PTA役員会を開き、事実の確認と今後の対応について話し合い、緊急保護者会における保護者への説明を行いました。保護者説明会では、全ての保護者を対象とし、事件の概要と子供たちの心のケア、質疑応答を含めて説明をしました。
 今回の件については、その後、学校へ苦情を申し出る保護者は一人もいませんで、行き届いた説明ができたと考えております。
 4点目についてお答えをします。
 過去5年間の相談件数は5件ぐらいありました。それぞれの相談については、児童・生徒や保護者の相談内容の解決に向けて、学校と保護者、教育委員会が話し合いを重ね、解決できたものもありますが、現在、鋭意解決に向けて努力しているものもあります。
 5番目の質問にお答えをいたします。
 学校からの相談は年間に数件あります。内容は大きく3つに分けられ、いじめ問題や不登校などの生徒指導や学習指導、保健指導に関することと進路指導、就学指導、そして学校管理、施設・設備に関することです。
 不登校について、本町の課題の一つであり、学校での初期対応や保護者との連携、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの活用などを図り、解決に努めています。その他の相談についても、その都度解決を図っています。
 6番目の質問にお答えをします。
 次に、通学路灯に関する質問にお答えをします。
 教育委員会で管理を行っている通学路灯は、平成8年度に九州電力の支援を受けて整備し、現在134基が設置されております。通学路灯は部活動後などの雨天、曇天の日没が早い日の安全な下校対策として設置してあります。
 一方、各学校においても、生徒の安全な通学に関しては、部活動規定の中で活動時間を定め、安全に下校できるような方策を講じている状況にあります。
 通学路灯設置の明確な基準はありませんが、設置当初に比べ、道路拡張や歩道の設置、側溝ぶたの布設など、道路環境は特段に改善されており、設置の目安となる約100メートルから150メートル間隔に1基設置されている現状で、通学路灯の機能は十分果たされていると思っております。
 通学時の危険性が高い箇所については、学校の要望を受け、適宜設置してきているところであります。今後とも、子供たちが安心・安全に通学できる通学路の確保のため、関係機関と連携し、適正な管理・維持補修に努め、継続的に安全対策を実施してまいりたいと考えております。
○2番(池田正一君)
 ただいま明快なお答え等いただきました。ありがとうございました。
 それでは、さらに詳しくちょっと聞いていきたいと思います。
 初期対応、ただいま聞きました。学校から県の教育委員長まで上がり、そしてまた、下のほうまで、保護者のほうまで来たと。大体これはスパン、長さでいったらどれぐらいの期間かかったものなのか。
 そして、その後の大きなトラブル等はないとおっしゃいました。これは先生はたしか3年生の先生でしたかね。そして、あと金管バンドの先生でありました。その金管バンド等の児童たちはどうだったのでしょうか。お尋ねしたいと思います。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 5月12日に事件が発覚をし、3時30分ごろ逮捕が始まりました。その一報が届いたのが、私は鹿児島に出張していたので、鹿児島に届いて、ちょっと次の日の一便で帰ってまいりました。大島教育事務所、そしてまた、県教育長と和泊署と連携をとりながら、事の対応に努めてきました。
 そして、警察からかたく口どめをされていたのは、捜査に支障を来す関係上、口外は絶対するなということでありました。
 新聞報道になったのが5月25日午前7時に、きょうは何時ごろ、午後新聞報道があるという旨が入って、それで学校も児童・生徒への対応をどうするかということで話し合いをし、まず学級、そしてまた、担当している金管バンド、そういう子供たちにもしっかりとした説明をし、その後、全校朝礼を開いて、全生徒へ連絡をして、集団下校してというのが大体の対応の仕方でありました。
 これは詳しくお話をしますと、こういうふうになります。
 5月25日木曜日、7時27分、教育事務所から逮捕事案についての新聞報道の情報を受けたと。12時11分、鹿児島警察署から1時半以降に新聞報道がなされると。そして、1時に校長が3年1組の学級で、そして金管バンド担当代理の職員に事件の説明を行ったと。そして、2時半ごろ企画委員会を開いて、報道発表の通知と全校集会と集団下校がなされたと。そして、27日の日に保護者会を開いて、保護者に説明をしたと。そういうことであります。
○2番(池田正一君)
 ということは、逮捕された5月12日から25日ですか、発表される期間は児童は当然、保護者の方々もそういった事案はわからなかったと理解しておっていいんでしょうか。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 そのとおりでございます。
○2番(池田正一君)
 その対応については、とてもわかりやすく、また、順番どおりちゃんと行けた対応ができていたものだと今思いました。
 2番の質問です。
 カウンセリング、13人の児童が受けたと言いました。やはり心に負ったショックなことがあり、受けていたと思うんですけれども、その後、その子たちは13人、一番長い子でどれぐらいかかったのか、そして、その後はもう今3週間目に落ちついたと答弁いただきましたが、その後はもう何も出てきていないのか。
 また、新聞報道によると、つい先々月ですかね、またその元教諭は再逮捕されたという報道も出ましたが、そういうことに関しては、児童たち、父兄から何も問い合わせ等はなかったのでしょうか。お伺いします。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 児童13名がカウンセリング対象になりましたけれども、一番長い子で2週間から3週間程度だと聞いております。その後は、不安を訴えるとかいうようなことは聞いておりません。児童はやはり時々そういうことを思い出すことはあったかもしれませんけれども、平常時の姿に返っていると聞いております。
○2番(池田正一君)
 ありがとうございます。
 では、すばらしく対応ができたと理解しておきます。そして、保護者の方々も説明を聞いた後、別にその後苦情等もないと先ほど説明いただきましたので、私もこの問題に関して、余りそこまでも強く言いたいと思いまして、もう終わったことでしたけれども、前回に聞こうと思ったときに、まだ捜査段階の途中なもんで、これはまだ聞かないでくれと言われましたので、今回この場所で聞かせていただきました。そして、町民の皆さんもこのように教育委員会と学校とが対応したこと聞いて、安心もできたのではないかと思います。
 続きまして、4番の質問いきます。
 過去5年間で5件ほど児童・生徒・父兄が質問があったとお聞きしました。そして、解決されたのも、今現在解決に導いている途中のものもあるとお聞きしました。解決件数は何件、もしその具体的な内容、言えるんでしたら、皆さんに言えることがありましたら聞かせてください。そして、未解決が今まだ何件あります等ありましたらお聞かせください。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 ここの議案について、個人に関することもありますので、そういうプライベートなことについては控えさせていただきますけれども、主に部活動の件については解決をいたしました。そしてまた、不登校の子供たちについての相談も受けましたけれども、中には解決したものもあれば、まだ不登校でスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの面接等を受けて、不登校解消に向けて努力しているのもあります。
 それでもう一点の職員と生徒の関係で、まだ未解決の分が1つありますが、これもいろいろな方々の協力を仰ぎながら、解決に向けて努力しているところであります。
○2番(池田正一君)
 今聞いたら、部活動等の相談事があったと。5件のうちに解決したのが何件かはまた後でお聞かせください。
 そして、児童・生徒・父兄からも不登校に関する相談もあるのでしょうか。これは学校からの相談なんでしょうか。お聞かせください。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 学校からもありますけれども、保護者のほうからもお父さんやお母さんからの話はありませんけれども、祖父母の方々からこういうことで大変なんや、だからどうにかならないかなという質問がありました。そういうものについても、学校と相談をしながら、学校全職員で不登校解消には努めているところであります。
○2番(池田正一君)
 再度お聞きします。
 相談件数が5件あったと、件数を具体的に述べていただきました。そして、解決された件数は何件なのでしょうか。まだそれをお聞きしておりません。お願いします。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 5件あって、その中の4件は解決をしております。それで1件が今解決に向けて鋭意努力をしているところであります。
○2番(池田正一君)
 わかりました。
 もう不登校は本当に心のケアも大事なもんで、とても難しい部分があると思います。また、そういった相談を父兄からも学校からも来ていると思います。それは本当大事な事案なので、ぜひ教育委員会の教育委員の先生の方々もたくさんおられますから、そういう方々とぜひ一つひとつ解決していってください。
 5番目の学校側からの相談事項等に、いじめ問題等もあるとお聞きしました。そして、その場ではスクールカウンセラーの方々が相談に乗っておられると。もしこういういじめ問題等は最近なんでしょうか。僕は5年間と言ったもので、結構前のほうからあるのか、それとも最近もまだいじめ問題等での相談があるのか、あるとしたら何件ぐらいあるのでしょうか。お聞かせください。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 件数については、正確な数字はわかりませんけれども、学校では年3回、1学期、2学期、3学期いじめアンケート調査というのをしております。その中でいじめのページが、精神的、肉体的に本人がいじめだと言ったものについて認定を、いじめと認めなさいというふうになっております。そういうことで、子供たちがいじめられたということでアンケート調査に書いてあるものについては、常時学級担任、またはその他の先生方が相談に乗って、解決に向けてしております。そしてまた、中には難しい問題については、カウンセラーの方々の協力も仰ぎながら、いじめ問題については対応して、現在のところ学級担任による相談等で、悪口を言われたとか、所持物を隠されたとか、そういうようないじめがアンケート調査で上がってきますけれども、そういうものについて、学級担任と本人、またはそういうことをした子供たちの相談をして解決して、今のところ深刻ないじめの問題はありません。
○2番(池田正一君)
 今のところ深刻な問題はないと聞いて安心しました。
 その場合の、先ほど言われましたアンケートがあって、アンケートにいじめがありますよと出てきますね。そうしたら、その受けているのと、している子が判別できるようになっているんでしょうか。それがわかって、その当事者同士の話し合い等も持たれているのでしょうか。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 今、池田議員がおっしゃったように、やはりいじめた本人もわかっていますので、双方で先生が解決をして、丸くおさまっております。
○2番(池田正一君)
 まだ早い段階だったら、本人同士の話し合いで、とても解決ができると思います。またそのように解決できて、できることによって、これからの学校生活も楽しく、そして学校にも喜んで行ける生徒もまたふえてくるものだと思います。
 次、6番目お聞きします。
 これはもう多分、今までも議会と先輩議員と同僚議員等からいろいろ聞かれているとは思いますが、現在134基ですかね。そして、その道においての街灯には基準はなしと。約100メートル、150メートルと書かれております。
 私が住んでいる地区は国頭です。そして、今、娘が自転車で高校のほうに通っております。特にこの冬の時期、本当暗いです。暗くて怖いもんで、友達等がおられたらまだしも、1人で帰る場合があります。それでやはり暗くて怖いという話を聞いたもので、自分でも見に行きました。まずは車で行きますよ。車で行ってライトを消しておりてやってみます。街灯と街灯の間、もう見事に暗いです。暗いです。これは怖いなと。子供たちが怖がるのも無理はないなと思いました。
 そして、今、国頭地区等においてはどんどん子供数も減ってきております。しかし、それでもこれからもずっと和泊中学校、そして沖永良部高等学校に通っていくんです。少なくなっても通っていく。ということは、友達が違う部活に入ったら一緒等になかなか帰ってくれる子がいなくなります。となると、1人であの道を自転車で行く。やはり怖いです。暗いです。
 そこのところをもう一遍考察して、どう思っているのか、当事者、子供たちの気持ちを本当にもうつけてほしいなんです。そして我々、今保護者の立場でいます。保護者もつけてほしいなんです。この僕の今のこの意見を聞いて、どう思われるでしょうか。お尋ねします。
○教育委員会事務局長(美野忠徳君)
 通学路灯につきましては、今、高校の話が出ましたけれども、通学路等につきましては、今、私どもで考えておりますのは、中学校区内の中学生が通う通学路について、通学路灯を設置するということを前提に、各集落から集落の間を通う子供たちのために通学路灯は基準で設置しておりますけれども、確かに暗いというご指摘等もこれまでも多々ご意見をいただいておりますけれども、通学路灯につきましては、先ほど言いましたように、街灯のように足元を照らして全てを明るくするという考えではなくて設置した経緯がしたあります。
 先ほども教育長の答弁にありましたけれども、平成8年に設置しておりまして、それ以降、例えば国頭地区におきましても、大きな立派な歩道が設置されております。その当時に比べますと、非常に道路の条件はよくなってきているのかなというふうにして思っておりまして、では、どこまで明るくすればいいのかという議論にもなってくると思いますけれども、今のところは今の道路の整備の状況で十分通学には支障がないということで判断をしておりまして、危険箇所につきましては、その都度相談を受けながら対応していきたいなというふうに考えているところです。
○2番(池田正一君)
 そうですか。今のままでいこうと。危険は少ない。これね、でもね、暗いのは危険なんです。そして、昔はまだ生徒数が多かったです。国頭地区から行く子も我々の時代でしたら本当一学年に30、40、50とおられましたけれども、今でしたら10何人なんですね。その子たちがそれぞれの部活をしていますから、一緒に帰る時間というのもなかなかないです。なるべくもうみんな一緒に集団で帰れよ、道が暗いから。道が暗いからと、このように言うんですよね。足元を別に照らしてくださいとは言いません。あの間隔、100から150メーター、これは結構距離があります。せめて、せめて、もうずばりピンポイントで言います、喜美留から国頭までのもうウソ山の付近、とにかくもう間に1個2個と、2個とは言いません、1個つけること。これは絶対一考の余地があると思うんです。これは考えないと、これからの安全をキープするためにも、何か起こってから遅いんですよね。
 ですから、これは是が非でもしていただきたいと。特にこの冬場、もう特に感じます。暗いです。曇っています。星も見えません。月も出ません。その100メーター、150メーターの間はもう暗いとしか言いようがありません。暗いです。ですから、ぜひこれはもう一回考えて、ぜひもう一回何かお答えをいただきたいです。するようの答え欲しいですけれども。お願いします。
○教育委員会事務局長(美野忠徳君)
 非常に危険、児童・生徒の通学における安全を確保するのは非常に大切なことだということはわかっております。
 その上で、中学校の部活動が主なその時間帯で、暗くなった時間帯での通学になるわけですけれども、学校のほうでもやはり施設を整備することも重要でありますけれども、我が身は自分で守るということも学んでいく必要もあるということ。それから、部活動活動の中にも規定を設けてございまして、学校側も暗くならないうちにやはり下校するという規定もあります。そういう規定も守りながら、今、議員が言われますように、これまでも主張されておりますけれども、これまでも危険と思われる箇所につきましては、学校側と協議をしながら整備をしているところでございますので、両方、部活動のそういう活動等含めて、施設のほうも含めて、お互いに相談をしながら対応を考えていきたいと思います。
○2番(池田正一君)
 ということで、ただいまの答弁いただいたら、では、考える余地はあると。学校等と聞いて、それぞれできれば本当、そこを現に通っている子供たちの意見も聞いてあげてください。幾ら日がなるべく早目に部活を終わらすと言っても、学校を出たときにはまだ見えていました。でも、ウソ山付近に着いたら真っ暗です。暗くなっています。日が落ちるのも早いです。そういったこともありますから、ぜひ子供たちにもその意見を聞いて、学校にも要望出して、そしてぜひ、ぜひですよ、していただきたいと思います。
 私もこれからまた保護者として、いずれまた中学校にも上がっていきます。そのときはもうできているものだとは思っていますけれども、もしもできていなかったら、そのときもまた保護者の立場からもぜひこの問題に関しては言うていきたいと思います。
 先ほど言われたように、中学校で考えていただく、高校はやはり県立なので、町のほうとでは余り考えていないのかな。でも、高校生も1年間はどうしても自転車で来ます。ですから、その子たちも和泊町の子たちです。その子たちのことも思って、早急にとは言いません、ぜひこの一、二年の間にでも、もう一つ、もう一つと街灯を建てるように努力のほうをしていただきたいと思います。またこれで答弁くださいと言っても、同じことしか出てこないと思いますから、ぜひ考えて、これも本当保護者、そして、その子供たちを持っている保護者、そして子供たちの意見でもありますから、前向きに検討してください。
 以上をもちまして、私の6つの一般質問終わります。
 今回、私が質問したものは、もう教育行政についてばかりでした。これは現在私7人の子供がいます。上は社会人、でも、下はまだ3歳、4歳、保育園児です。これからもまだまだ小学校、中学校、高校とお世話になる身であります。そのために和泊町の教育委員会がどんなものなのか、このようにすばらしい対応をしてくれるんだ、こういうところはまだまだ改良の余地はあるな等も考えるために質問させていただきました。
 そして、最初の問題を聞いたときには、教育長の答弁で見事に対応したなと。これからこういう事例は起こってはいけないことなんですけれども、何かあった場合にも、ちゃんと教育委員会として対応できると。そこのところは私は評価したいと思います。
 これから小学校6年、中学校3年、高校3年、まだまだ子供いっぱいいますから、お世話になっていく身なもんで、ぜひ街灯を、暗いところ、ぜひ何とぞ明るくしてください。そして、和泊町の子供たちの足元を明るく照らし、そして、明るい和泊町の未来ができていくものだと私は信じております。
 これからもどうか子供たちに目線を向け、そして子供たちの保護者にも目線を向けて、教育行政のほうを進めていくことを期待しております。
 これで私の一般質問を終わります。
○議長(永野利則君)
 これで池田正一君の一般質問を終わります。