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更新日:2021年3月23日

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第1日(4)

発言者

桂  弘一

発言内容

次に、桂弘一君の一般質問を許します。
○11番(桂 弘一君)
 私は、平成28年3回定例会において一般質問を通告してございます。壇上より質問をいたします。
 教育委員会の改革についてでございますが、平成26年6月13日、参院本会議において地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案が可決、成立し、26年6月20日に公布された。これは、現政権が政策の大きな柱として掲げる教育の再生を図るため、地方公共団体の長が当該地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱を定めるとともに、当該大綱の策定に関する協議等を行うために総合教育会議を設けることとし、あわせて地方公共団体の長が議会の同意を得て、直接任命する教育長が教育委員会の会務を総理し、教育委員会を代表するなどの見通しを行うとするものである。
 昭和32年に旧教育委員会法によって創設された教育委員会制度が、昭和31年の地教行法制定によって教育委員の一部改正が廃されて以来、約60年が経過しての大きな制度改革がなされています。
 そこで質問でございますが、1、教育行政について。
 国においては教育委員会の制度改革がなされているが、その目的とするところは何か。
 ②本町における制度改革の現状はどのようになっているのか。
 ③まちづくり・地域活性のツールとしての教育行政のあり方についてどう考えているのか。
 大きな2、町指定文化財「世之主の城跡」の今後の活かし方について。
 ①世之主城跡について、その価値をどのように位置づけているか。
 ②長期的展望に立った取り組みが必要になってくると思うが、どう考えているか。
 ③花の郷公園と一本化した整備は考えられないか。
 壇上よりの質問は以上でございます。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 桂議員の教育行政についてお答えをいたします。
 1点目の教育制度の改革の目的についてですが、国は、教育の政治的中立性、継続性、安定性を確保しつつ、地方教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築、首長との連携の強化を図るとともに、地方に対する国の関与の見直しを図るため、地方教育行政制度の改革を行っております。
 具体的には、教育行政の責任を明確にするため、教育委員長と教育長を一体化した新たな責任者(新教育長)を置くことや、首長が総合教育会議を設置して、教育委員会と協議、調整することにより、両者が教育政策の方向性を共有し、一致して執行に当たることを可能にすることなどの改革であります。
 2番目に、本町における制度改革の現状についてですが、新教育長制度に関しては、法律の施行日以降に新たな教育長が任命されたときから施行されることになっていることから、現在は従来の制度により運用されているところです。
 また、総合教育会議については、昨年度に設置され、教育振興に関する施策について協議がなされているところであります。
 3点目についてお答えをします。
 和泊町は、奄美群島成長戦略ビジョンの中で、町の成長政策を反映させた将来像(ビジョン)を策定し、各課連携して年次的に計画、実行、評価、改善を継続しているところです。その一環として、教育委員会は、情報の分野において、ITCで学校・家庭・社会を結ぶ教育振興プロジェクトを設定し、人と人をつなぐITC環境の充実や島内外の人材を活用したICT利活用の支援員養成等を計画しています。
 また、文化の分野において、文化遺産保存・継承プロジェクトを設定し、世之主関連史跡等を中心とした文化遺産の適切な保存及び観光資源として情報発信等に取り組んでいます。世之主関連の事業は、没後600年記念事業に向けて着々と進行しています。
 その他、スポーツ関係の団体等の交流や誘致に研修センター等を活用する取り組みを行っています。まちづくり・地域活性に向けての教育行政としての取り組みは、まだ部分的で、その具体化については、今後の課題であると認識しています。
 今後、町の各課や各団体、NPO法人等と連携を図りながら、その具体化策を模索してまいります。
 一方、教育行政が担う第一義的役割は、「知・徳・体の調和がとれ、主体的に考え行動する力を備え、生涯にわたって意欲的に自己実現を目指す人間」の育成にあります。学校教育から社会教育にわたる本町の実態を的確に把握しつつ、課題をつかみ、軽重をつけて適切に施策に移すことが大切であると考えています。
 そのようにして、こつこつと積み上げた教育行政の実績が教育の町宣言の和泊町にふさわしいものとなれば、おのずと町民に評価され、町の大きな魅力の一つとなり、人も集まってくるのではないかと考えているところであります。
 町文化財「世之主の城跡」の問題についてお答えをします。
 世之主の城跡には、昭和42年4月10日に史跡として町指定文化財に指定されています。
 世之主の城跡からは、主に15世紀ごろの遺物が採集されており、遺物の時代の中心は15世紀ごろだと考えられます。出土遺物の様相は、沖縄本島の同時期の城跡とよく似ています。また、城の構造からは、南九州の中世山城との類似点も指摘されています。
 これらの状況は、当時、この城跡や沖永良部島が置かれていた立場をあらわすものだと推測され、島の歴史をひもとき、町民に正しい島の歴史や文化を伝えていくために大切な遺産だと考えています。
 世之主についての2番目にお答えをいたします。
 長期的展望に立った取り組みの必要性についてですが、世之主の城跡は、内城字有志の皆さんを中心に伐採、整備などが行われ、残存する石積みなどの遺構を目の当たりにすることができるようになりました。
 町教育委員会では、平成25年度から、文化庁国庫補助事業を活用し、世之主関連遺産群の調査を行っています。先行して、県指定史跡の世之主の墓などの古墓調査を、知名町教育委員会及び県教育委員会と連携し、実施しています。
 世之主の城跡や後蘭孫八の城跡、2つの城跡についても随時調査を実施していますが、現在のところは限られた調査しか実施していませんので、その詳細はまだ不明です。
 この事業は、次年度以降も継続の予定ですので、城跡の詳細については今後の調査に期待するところです。得られた成果をもとに、今後の保存活用に努めてまいります。
 花の郷公園との一体化した整備が考えられないかとのご質問についてですが、城跡の整備や関連イベントの実施により、見学に訪れる町民や観光客が今後ともふえていくものと考えております。島の歴史を学ぶ史跡や観光資源としても、今後ますます注目されていくものと期待をしております。
 遺産群調査と並行して、花の郷公園周辺の整備については、関係課と連携をして協議してまいるつもりであります。
○11番(桂 弘一君)
 ③まちづくり・地域活性のツールとしての教育行政のあり方についてどう考えているか、この質問は教育長と町長にも答弁を総務課にお願いしているところです。教育長、その地域活性の教育行政の力というか、そういったことについての答弁をひとつお願いいたします。
○町長(伊地知実利君)
 桂議員の地域活性のツールとしての教育行政のあり方についてということでございますが、先ほど教育長がお答えしたとおりでございますが、行政といたしまして、今、学校と地域と、そしていろんな施設と地域とをどう結びつけるかということでございますが、学校においては、いろいろ先進的な機器をそろえてございます。電子黒板であれ、インターネットであれ、いろいろな機器をそろえてございます。それらを通して、学力向上、先ほどありましたように知・徳・体の調和がとれた子供たちの成長に役立てていると、そのように思います。
 それらをどう活用して地域と連携すればいいかということになりますというと、いろんな学校においては、PTA活動の中でも、そしてPTAの参観などもございますし、そういうものを通しながら、学校の施設整備をしてあるいわゆる基金につきまして、どのような活用方法ができるか、そういうことも学校と一体になってPTA活動の中で取り組んでいく必要もあるかと、そのように思っておりますし、また教育行政の中でも、社会、地域住民の教育に役立てる研修センターの活用方法も特にどう捉えていくかということが問題になってくるかと、そのように思います。
 それらにつきましては、やはり学校は、一義的には児童・生徒の育成の場であるということから、そういうことも言われますが、やはり学校も地域に開かれた学校でないといけない、そのように考えているところで、今、学校で進めて、教育委員会でも進めているのは、学校開放という事業を積極的に導入して、地域の皆さんと一体となって学校の教育行政の中でも取り組んでいるところでございまして、逆にまた社会人が学校に入っていって、これまでの培われた歴史や伝統文化を地域の皆さんが児童・生徒と一緒になって取り組んでいるものもございます。
 そういうものを積極的に取り組んで、学校、教育行政を地域と一体になって取り組んでいく方策を、今後、教育委員会と一体になって取り組んでいかなければいけない、そのように思っておりますし、先ほどありましたように、総合教育会議の中でもそういう問題も取り上げながら、今、桂議員から質問がありますように、地域活性のツールとしての取り組みについても、積極的に取り組んでいかなければいけないのかなと、そのように感じているところでございます。
○11番(桂 弘一君)
 事務的な説明でいけば、その1つは教育行政における責任体制の明確化、2つ目には迅速な危機管理体制の構築、3つ目には地域の民意を代表する首長と連携の強化を図り、4つ目、いじめなどに対する自殺事案等の問題に対して、国が最終的に教育行政の責任を果たせるようにすることなどによって教育委員会制度の抜本的改革を行うとするものであるということなんですが、その教育制度改革、僕はこの間、適正化会議、適正化検討委員会、小中校区のですね、行って、とにかくその中身のなさ、広がりのなさ、それと地域住民の声を聞かない教育委員会、議会軽視、議員の一般質問に対する答えを出さない教育委員会、まさにそこが教育委員会の改正が問われていることだと思うんですよ。
 ここに、従来言われていて、なぜ改正が必要になったかということが書かれています。非常勤の教育委員から成る合議体がトップであることや、委員長と教育長との関係がわかりにくく、権限と責任の所在が不明確、教育委員の一部や事務局職員の多くは教育関係者やОBが占め、閉鎖的かつ教育関係者の意向に沿った教育行政を行う傾向があり、地域住民の意向を十分に反映していない、全くまさしくこの間のその検討委員会の中身がそうだったわけですよ。
 私は、議員として3年前に、リーダーは夢を語れと言いますが、その小規模校の中でも夢のある、対外的にも胸の張れる教育制度ができないかということで、英語特区……
○議長(永野利則君)
 しばらく休憩します。
休 憩 午後 2時20分

再 開 午後 2時28分
○議長(永野利則君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 桂議員の一般質問を許します。
○11番(桂 弘一君)
 どこからだったですか、この間の城ケ丘中学校校区の適正規模検討委員会、そこで僕が感じたことは、私たちの議会における要望あるいは一般質問の中身は何だったのか。あるいは、我々、先輩議員たちが予算を使って先進地を見た、そういった一般質問、そして我々も先進地を見てきました。その中での一般質問をしました。また、その中で、教育長の後戻りのできない課題だということで、それはなるほどということで承知もしておりました。
 その中で、とにかく地域の声を聞いてくれと、保護者の声を聞いてくれという要望を申しました。適正委員会が何年もたって開かれたときには、ちゃんとそういうことが用意されて、どういう方向性に進むのかを、そういった提示された教育委員会からの資料、一般町民あるいはその地域住民、保護者からのアンケート調査、そして併設型あるいは一体型、分離型ありますけれども、分離型でいくというんであれば、なぜ分離型なのか、それと分離型の成功例あるいはその問題点、あるいはメリット・デメリット、そういったことがちゃんと一つの紙が渡されて見られたら、それを見て、わかるようにされている、当然そうあるべきだと思って参加したときに、全くそういうことが用意されていない。
 そして、教育委員会に、適正委員会で教育委員会の方向性ということで示されて、了承してくれということだったけれども、そこの方向性に至るまでの教育委員会での質疑の議事録を持ってきてくれと言ったら、平成22年か23年の教育長の意見としてのだだっとした意見だけが出てきましたよ。
 ということは、後戻りができない課題だからということで、慎重に教育委員会で我々は審議がされているものだと解釈していたわけですよ、教育長。そこで、僕は、どうしても教育委員会の制度改革をしなきゃいけないと、和泊町もしなきゃいけないということで今回の一般質問の通告になったわけなんですが、平たく言えば、ある人が二、三年ほど前、私に、教育委員会というところは伏魔殿みたいなところで、教育の専門家たちが集まってきていると、だから教育のことは自分たちが一番知っている、だから余計なことは言わないでくれ、余計なことはしないでくれというところが教育委員会だと。
 教育委員会の世界観から抜けたところに、今は教育行政の発展とか地域振興に役立つ教育行政とかがあるわけだけれども、全くきょうの質問、同僚議員の質問を聞いていても、そういう答えが返ってこない。町長からも返ってこない。それは想定できたことなんですが、教育長、教育委員の一部や事務局職員の多くは教育関係者やOBが占め、閉鎖的かつ教育関係の意向に沿った教育行政を行う傾向がある、地域住民の意向を十分に反映していない、これ文科省から出ている教育委員会の今まで指摘されてきた課題、そして2年前の改正があったわけなんですが、この閉鎖的云々、今言った、読み上げたところの部分に対する教育長の見解というの、思いというものはどういうふうにお考えですか、反論があれば。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 教育委員会の閉鎖性ということの指摘がありましたけれども、この閉鎖性については前々から指摘をされていました。それで、そういうことにならないために、第三者、教育の専門家じゃなくて第三者を教育委員会に任命をして、広く素人の目から教育を見て、これじゃいかん、こうしなければいけない、町民の意思が反映されるような教育制度をつくらなければいけないといって国が進めてきました。
 それで、和泊町は、最初に安田克彦さん、第二に長田隆一さん、それで第三に新屋治男さんを保護者の代表として、教育にずぶの素人の方々に、教育について町民の意見を反映してもらおうということで、そういうのを入れてあります。
 それから、第1点目の町議の方々が先進地視察ということで小中一貫校の視察に参りました。そして、その結果、教育委員会では協議をして、それが議事録に載っていないというのが不思議でならないんだけれども、後でまた調べさせて、もう一回見たいなと思っているけれども、教育委員会としての統一見解は、現状の学校の3校の中で併設型の小中一貫校を進めようということで話し合いをしてあります。
 そして、この間、去年の議会でしたか、小学校、中学校についての議論は教育長はしないのかと平議員から質問をされて、これは来年度中にはそういう検討委員会を立ち上げて、長く協議をしながら、その後で考えてみたいというふうに話をして、この間の夏休みの検討委員会を立ち上げて、町民の意見を、校区民の意見を聞いたところであります。
○11番(桂 弘一君)
 なかなか、私たちが教育委員会に要望すること、なぜ城ケ丘中学校区の教育制度を変える必要というか、そういった要望を常に出すか、あるいは平場でも、以前、2年前でしたか、城中にはサッカー部がないと、和中に行くという生徒がいらっしゃった。そのとき、教育長とお話をしたことを覚えているんですが、子供が自分の方向性を選択する、すばらしいことだと僕は思いますと、それを親が支援する、すばらしいことだと思いますと。じゃ、翻って、城ケ丘中学校に他の地域から来る魅力のある制度があるのかと、それをつくり上げるべきじゃないかという話をしたことがありますが、覚えていらっしゃいますか。
 なかなか、教育行政にだけ携わってきて、教育現場を経営するとかいう感覚がなかなか伝わらない。
 そこで、きょうは、その和泊町と類似点のある2自治体の成功例をここで発表というか、そこと兼ね合わせながら質問をしたいと思います。そして、その後でもう一度、本町の教育委員会の改革が必要じゃないのかということをもう一度、町長と教育委員会に問いたいと思います。
 これは、島根県の隠岐の島の海士町、町長が、トップはみずから変われば職員は変わるし、職員が変われば役場が変わる、役場が変われば地域が変わるという信念のもとの地域活性、その中での教育の部分です。
 海士町では、平成16年からカウントしますと、40代の人が島外から483人来ています。Iターンですね。人口の2割はIターンでとどまっていると。2年前から人口減少は一応とまりましたが、まだふえたということはありません。しかし、高齢化には歯どめがかけられませんが、当時60人定員にしていた保育園を80人定員にした。ところが、今、93人が入っていまして、待機児童が出たということで増築中ですと。
 高校、県から、1クラス28人まで減ったそうですが、21人を切るともう廃校にするというふうに、あるいは分校か廃校かすると言われたときに、この町長は学校、島前高校魅力化構想というものを打ち立ててやったと。そこは、なぜかというと、その強い思いでやったのは、高校がなくなって松江に学生を出すと年間400から450万かかると。それが大学まで行かせるということになると、もうお父さん1人の収入あるいはお母さんの収入だけでは大学卒業まではなかなか行かせられないと。また、高校に行けない子も出てくるということで、何とかできないかということで魅力化構想をしたときに、市外から、島外からやっぱり生徒に来てもらおうということで、魅力化構想ということでやったそうです。
 全国から意欲ある生徒の募集に向け、寮費、食費の補助などの留学生制度も新築、活力ある生徒が集まることで小規模校の課題である固定化された人間関係と価値観の同質化を打破し、刺激と切磋琢磨を生み出すことを目指す。まさに小規模校、城ケ丘中学校でよく使われる言葉ですよ。
 そしてまた、一例ございますが、このもう一つの例をとる学校区でも、城ケ丘中学校区外、何とかこの学校を魅力あるものにして、島外からも何とか来させようという施策をとると。ただ、そういう発想なり、そういう夢のある話なり、そういう計画が全く教育長から聞かれないところが僕は問題だと思っているんですよ。また、町長からも聞かれないのも問題だと思っているんです。
 この教育改革で、今、東京や大阪で学校の説明会をすると150人は集まるそうです。定員が2クラス80名のところを2クラス50名しかとっていない、それはなぜかというと、島内の中学校から卒業する生徒たちが来るのが35人ぐらいだと、だから3割に抑えるんだと、島外の人が逆転したら困るということで抑えている。その結果、島根県の推薦入学では倍率がトップクラスになっているそうです。そして、卒業生は一橋や慶応や早稲田に今は行くぐらいの学力がアップになっていると、だからまたその倍率が上がると。そこに寮とか、あるいは指導員とか、そういった形で人たちがふえ、また雇用も生まれてきて活気が生まれてきているということです。
 町長、教育制度改革の一番の目玉は、教育行政の閉鎖性の打破あるいは現実的には、まちづくりは首長が、トップが全ての行政の総監督責任者として責任を負うと。まちづくりの一環として、その教育行政をつかさどり、その方向性に沿った大綱をつくる、そして総合教育会議ですか、そういった中で教育長を、その策に沿った方向性の中でやってもらうと。当然、教育行政の独立性の担保ということはされながらやっているわけですよ。今こそ、和泊町にそういう夢のある話の教育制度改革というのが僕は近々の課題だと思っているんですよ。
 先ほど、同僚議員から待ったなしの統廃合と言いましたが、統廃合とかいうのは、まだ私は、この4年間の中で、議員生活をする中でわかったことは、教育委員会の改革なくして統廃合なり教育行政の活性化はないというふうに結論づけているんですが、町長、早急に自分が教育委員会の改革ということにもう2年前になっているわけですから、そういった方向性を打ち出すというお気持ちはないですか。
○町長(伊地知実利君)
 今の質問につきましては、これまでも教育長のほうからも答弁しているところでございますが、いわゆる町の一つの施策として、今、先ほどから議論されております統廃合の問題もそうでしょうけれども、やはり児童・生徒数の減少というのは大きな要因になっているかと、そのように思いますが、これまではそれぞれの校区の児童・生徒数をふやすためにはどういう政策があるかということで議会でもいろいろ議論をなされていると思いますが、今、出ています、今の状況をどう正するかということになりますと、やはりそれぞれの学校、小学校なら小学校、中学校なら中学校、高校なら高校、それぞれの学校に特色ある環境をつくっていかなければいけないと、そのように思っておりますし、私ども行政がすぐ取り組めるのは、どうしたらその校区に人が集まるか、ふえるかということになりますと、一義的には住宅政策もあるかと、そのように思っておりますし、そういうことも議論をしながら取り組んでいるところでございます。
 教育改革につきましては、言われましたように、総合教育会議というものを設置しなきゃいけないということで、そのトップには首長がついて、教育委員会委員の皆さんと議論をして町の教育行政を決めていくということになっておりますので、これにつきましては積極的に私どもも教育委員会と一体になって改革に取り組んでいかなければいけないと、そのように思っておりますし、また積極的にそういう改革を進めていく覚悟を持って責任の所在を明らかにしていかなければいけない、そのように思っております。
 この総合教育会議などの設置につきましては、教育長からありましたように、教育長、教育委員長、それぞれの責任の所在というものがあやふやであったというようなことから、いろんな教育行政を推進していく中で遅くなったりうやむやになったりというようなことがこれまでも全国的にあったということで改革がなされたと、そのように思っておりますので、私どもも積極的な、教育委員会と行政と一体になった教育行政の取り組みを図っていかなきゃいけないと思いますし、またそれぞれの校区の児童・生徒の数をどうするかということも十分な検討をしながら取り組んでいかなければいけない、そのように思っているところでございます。
○11番(桂 弘一君)
 町長、この和泊のまちづくりですが、今、Iターンとか、あるいはふるさと納税、そういった意味で新しい方向性の中でのまちづくりと、そこの中で教育行政がツールとして使えないかという質問をしているわけですよ。
 だから、ある意味では、その教育改革をして、今の村長さんがやられたみたいに、何とか教育行政で城ケ丘中学校区の生徒をふやす、あるいは島外から、あるいは校区外から人を集めると、これは教育行政というよりも教育長の政治的な話ですよ。そこを早急に僕は立ち上げない手はないなと。
 あるいは、総合監督する立場からすれば、もう先進地が幾つもありますよ、幾つも。ただ、僕は、たまたまこれは離島だったということと、我々、台風になると船がとまりますが、海士町も日本海に面していて、荒波で冬場はもうしょっちゅう欠航らしいです。そういったところが、島外から集めるという発想を転換してまちづくりに寄与しているということで、そういったことができる体制化にあるときに町長がなぜやらないのか、なぜ教育委員会改革の中で自分がトップとして大綱をつくる、そういった政策をしないんですかと、あるいはそのツールとしての可能性、そういったことは感じませんかという質問だったんですが、教育長、時間もありませんので次に進みたいと思います。
 もう1点、例えばよく言う、同僚議員がまた後で英語特区の話をするかと思うんですが、私も以前、城ケ丘中学校区を英語特区として、保育園から中学校まで一貫した英語教育とかそういったものができないかという話をしたことございます。
 前回は、施設分離型で、城中も大城小学校も内城小学校も残しながら、一貫して一体となってやる教育の部分に関しては、3つも城がつくから三城学園でどうですかということで、地域の人たちも入れた、いわゆるコミュニティ・スクール、学校運営委員会、今度の教育委員会制度改革の柱となっている部分ですね、そういった部分ができないかという提案をした経緯がございます。
 今度は、岡山県の総社市、ここは総社市のまちの中心部の小学校、中学校、高校、全然問題ないらしいです。ただ、城ケ丘中学校区と似たような環境で、周辺部は過疎化が進み、統廃合寸前の学校もあり、この課題解決のため、教育によって地域の特色を図り、人を呼び込み、施策を考えました。それが、市西部の山間地域に位置する総社市立昭和中学校区とその校区にある維新、昭和の2小学校、維新、昭和の2幼稚園から成る五つ星学園での幼小中一貫教育です。これ、城ケ丘中学校でいえば、大城こども園、内城こども園、大城小学校、内城小学校、城ケ丘中学校、これが五つ星、五城学園でもいいですよ、そこは五つ星学園ということでやっているそうです。幼少時は、ALTと遊びながら英語に親しむ。小学校では、低学年は英語活動、3年生からは特設教科英語で学び、中学校では英語の授業時数をふやし、活動を多く取り入れるなど、コミュニケーション重視の教育を取り入れましたとあります。
 これは、一つの自治体の中で、一部の地域のために予算が伴う事業ですから、そこに対して、過疎化・少子化対策に手を講じたいという片岡市長の強い思いと、教育長がいつもおっしゃるグローバル人材の育成を目指す教育委員会の狙いが一致して、市内の特定の学校でこのような授業を行う公平性の問題が生じますが、過疎化・少子化対策とすることで市民に納得していただける形で昭和地区の特色を出せたと思いますとあります。
 私が常々、城ケ丘中学校区の制度改革を常に言っているのは、まさにこのことなんですね。この学校の予算が伴う制度の中で、明確な効果検証と責任説明が求められるというんですが、常に教育長がおっしゃる後ろ向きな発言、いろんな制度、いろんな改革をしている、連携をしている、一体教育、やっていらっしゃるのはわかりますが、今度の教育制度改革の中の一つは、教育は時間がかかると、検証結果が出るのに、そしてわかりづらい、だから斬新的にわかりやすい制度改革、そういったものを取り入れる方法が望ましいと。
 これはもう、この本じゃない、何かの教育の本で読んだことがございますが、前回の一般質問でも言いましたが、この学校では、明確な効果検証と説明責任が求められる。教育委員会は、次の3つを成果として想定している。1つ目は、昭和地区への通学者の増加。学区外の人々に同学園のよさを知ってもらい、英語特区の狙いの一つでもある過疎化対策に結びつけていく考えだ。2015年度には、市費で総社駅と昭和地区の間を走る通学バスを用意、学園全体で8人から35人にふえた学区外の通学者に対応したと。また、オープンスクールには、学区外から年間で301人が参加した。このことを、いわゆる学区外、もうとにかく従来の閉鎖的な、あるいは固定観念にある発想から抜け出した校区改革、そこを僕たちは望んでいるわけですよ。
 それも、先ほど言ったように、過疎化対策、これは町長の使命ですよ。そういうことですよね。彼らは全く時代のせいにしていませんよ。先ほどから答弁していると、何人減ったらどうする、何人減ったら統合するとかいう、これはもう本当に時代、後ろ向きというか、時代を主体的に問題視して、自分たちで解決していくという子供たちに教えている教育方針が教育委員会から全く感じられないというところに、私は和泊町での教育委員会改革が必要だというふうに感じているわけです。
 そして、総社市では、この間、私は、中学校を卒業するときには、城中校区の子供たちは、小さいながらもこれだけはすごいねと、英語だけはすごいねとか、そういったものを持たせて卒業させてあげたいということで、準2級ぐらいは取らせたらという話をしたと思うんですが、この学校では小学校卒業時に4級。説明責任が求められるし、成果を出さなきゃいけないという中で、これはもう恐らく先生たちも必死だと思いますよ、説明責任が求められるわけですから。それで、中学校卒業までに2級レベルの英語を目標とするというふうな明確な目標を出してやっています。
 今、英検で準1級とか1級で大学の試験が、上智とか有名校で免除になっている学校があると思いますが、どういった学校が免除にされているか、もしわかるんであれば、教育長、ご存じですか。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 大学入試においては、英検の2級または1級、そういうものを取得しておれば大学入試の英語の免除になるとかいう学校はあります。そしてまた、民間の会社でも、入社試験の際に英検の2級または1級、そういうのを持っていたら会社の入社試験が免除になるとかいう学校があります。それでまた、高校の入学試験の中にもそういうのが採用されようとしております。
○11番(桂 弘一君)
 首長と、町長と教育長が和泊町の教育行政の未来に可能性を感じて、そういったことを語り合う機会というのはあるんですか。何とか会議、何とか会議というんじゃなくて、お2人の中で飲みながら、恐らくそういったことが行われることが、トップが変わり、他にそういった影響力が移っていくんじゃないかなということを言っていると思うんですが、海士町の町長、地方創生の大きな柱は人づくりと言っています。そして、一番悪いのは、やらないことだと言っています。
 ぜひ、教育長、教育委員会の制度改革、やろうじゃないですか。和泊町においても、町長、すぐやろうじゃないですか。いかがですか。
○町長(伊地知実利君)
 今、まちづくりにつきましては、いわゆる定住促進を図るとか、過疎化に歯どめをするためには、わどまり未来予想図プロジェクトの中でもいろいろどういう活動をしていくかということは、今、取り組んで、この未来予想図につきましては、若者から高齢者までみんなが出し合ってきた計画でございます。それに沿って取り組みながら、本町の人口減少にどう歯どめができるかということを真剣に議論しているところでございます。
 先ほど、教育長と私と席を同席するときに、和泊町の教育というものについて議論したことがあるかということでございますが、もちろん私どもとしては、学校の今の現在ある現状を踏まえながら、将来に向けた取り組みについては、今、合併、統廃合の問題もありますし、それを現状を捉えながらどういう姿に持っていくかということは、当然機会があれば一緒になって議論をしながらやっているところでございます。
 それがすぐ実現するということではございませんけれども、やはり将来の本町の学校教育というもののあり方については、教育長からも、熱い方でもありますし、まず今、私どもがすぐできるものは何かということで、学校の教育機器の充実や教育委員会で進めている知・徳・体のバランスのとれた子供たちを育てるためには学校の教育現場はどういう環境でなければいけないかということを話しながら、今、桂議員からいろいろ提言がありますように、それを核として、町の活性につなげる方法をどういうふうに持っていくかということを議論しながら、子供たちが本町にまた、ぜひこういう楽しい島に帰ってきたいというふうな憧れを持つような教育環境をつくっていくことを一緒になって議論しているところでございまして、これが桂議員の目に具体的にどういう成果があったということがあらわせないのは残念でございますけれども、やはり時間をかけながら、しっかりとした方策を定めていきたいと、そのように思っております。
○11番(桂 弘一君)
 町長、教育長、端的にお願いいたします。
 教育委員会の任期途中でありますが、制度改革をやるのか、やらないのか、する方向で考えるのか考えないのか、そこをお聞きしているんです。
○町長(伊地知実利君)
 これは、教育改革につきましては一つの方向性が定められているわけでございまして、それに沿った方策というものについては十分に議論しながら改革をしていかなければいけないと私は考えております。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 教育制度の改革については、積極的に取り組んでまいりたいと思っています。
 既に和泊町は、議会の承認を得て、特色ある教育活動を進めているわけで、その成果が徐々にであるけれども、あらわれております。それはどういう制度かというと、複式学級になった時点で複式学級の学力が落ちる、スポーツが衰退する、そういうことで複式学級になるとマイナスのイメージが非常に強い。先生が、複式学級が1つふえれば1人減ります。2つふえれば2人減ります。職員の数も減っていきます。そういうことをさせてはならない。複式学級があっても、子供たちにはしっかりした学力、しっかりした体育の能力もつく、そしてまたそれをつけなければならない。そういうことで、和泊町は大島郡で、県下43市町村がありますけれども、どの地区も取り組んでいない複式学級支援員というのを、町の議会の承認を得て、内城小学校には2人、大城小学校、複式が今1つあるから1人備えている。そして、学力が下がらないように、文化やスポーツの面でも大いに活躍できるように、そういう教育環境を構築いたしました。
 この間、ある地区から私のところに電話がありまして、それは学校が特定できますのでどの学校とかいう話はしませんけれども、どこそこの学校の生徒が非常に礼儀正しくて驚いたと、その学校の生徒を褒めてください、こういう電話がありました。
 私は、先ほど桂議員も話されたけれども、教育の成果というものは、余りすぐには目に見えません。長い、1年、2年でなかなかわからない。しかし、5年とか6年とかいう長いスパンで見てくると、これは教育の成果だな、そういうのがあらわれてきます。私は、この複式支援要員、議会の承認を得て、それぞれの学校に3人の支援員を配置したことによって、3年、今度4年に入りますけれども、確実にその成果があらわれてきている。城ケ丘中学校も、また同じように、複式ではないけれども、成績もスポーツの面においてもアップしていると思って、これは和泊町が行っている制度改革の一つであります。
○11番(桂 弘一君)
 教育長、そういうことを僕は聞いているわけじゃないですよ。そこが、教育委員会の限界、閉鎖性だと思うんですよ。
 あなたのおっしゃるどこそこの学校が挨拶がよくなったんで、どこかから来られて生徒数がふえているんですか。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 今、現に生徒数がふえるとかふえないとかいうのには結びついていませんけれども、こういう状態が長く続けば、ああ、この地区の学校はいい、この学校なら、例えば転入してくる先生方も子供を連れていこうとか、またこういうところならば住宅を構えてもいいな、そういうふうに教育環境が整備されていく、だからこれも一つの教育改革であると、私は長い目で見ていただきたいということであります。
○11番(桂 弘一君)
 教育長、もうあなたには、人事としてじゃないですよ、もう変わってもらわないと、もう我々、一般質問ももうできないですよ。
 新教育長は、行政法規にも通じ、組織マネジメントにもすぐれるなどの資質が求められることから、法律上、教育行政に見識がある者という要件を定めており云々とありますが、もう学校の校長先生あるいは教育行政しただけでは、教育行政の風穴を開ける発展ができないというふうに見られているわけですよ、もう現に。
 教育の制度改革、いわゆる教育の成果というのは、あらわれるのに時間がかかる、わかりづらいと、だから改革するんじゃないですか、教育長。
 新教育長については、これまで以上に重くなることを踏まえ、例えば議会同意に当たって所信表明を聴取するなど、議会において教育長の質、能力を丁寧にチェックすることが期待される旨の答弁があったということと、私が言っているのは、3年前から言っているのは、サッカー部のことで言ったように、城ケ丘中学校を選択をする子供たちが、そういう子供たちが生まれてきた、すばらしいことですねと。翻って、じゃ城ケ丘中学校に、私はこのカリキュラムが好きで、このあれが好きでということで来ている人たちがいますかと、早急につくるべきじゃないのかと言っているわけですよ。
 そういうことをする気がないんだったら、早く統合したらいいじゃないですか。統合しないというのは仕事をしないということですよ。だって、少なくなったらやるわけでしょう。
 教育の力あるいは政治の力で、こういうふうにそこが改善されている先進地がありますよという話で、この2つの市町村だけじゃないですよ、いっぱい出てきますよ。ただ、離島だということ、あるいは同じ自治体の中でも教育環境が違うところは、そういうふうにやって、もう成果出して、市外からもそういったことでもうふえているところがございますよと。そこには予算も伴うし、町長と一体でなければできない政策でしょうと、だから教育委員会の制度改革が必要じゃないかということを僕は延々と話してきたわけですよ。
 だから、そこで教育委員会の制度改革を早急にやりませんかと、4年間の猶予はされていますが、教育委員会制度改革の中での教育長の任期、3年というふうになっていますよ、今回。その3年の意味をちょっと教えてもらえますか。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 教育長は、先ほどもありましたように、市長が任命をして議会の承認を得ることになっている。首長の任期は4年ですので、首長がかわったときに教育長もかえることができるようなそういうシステムで、首長よりは短くなっております。
○11番(桂 弘一君)
 読売新聞から発行されている本の一節ですが、施行されて4年は留保されているわけですが、教育制度に詳しい村上祐介東大准教授は、教育長の任期満了前でもあえて新体制に移行した自治体は教育行政に積極的と言えると述べているんですが、我々、教育の町和泊、先進地和泊、一度、我々同僚議員からもありましたが、みんなそう思っているんですよ。そう思っているんです。思っていたんですよ。だけど、財政についても、教育の町和泊についても、ふるさと納税についても、他と比較したら雲泥の差が出てきている、今ですね今、教育長、あなたのトップの意識が変わらなくて、町長、あなたのトップとしての意識が変わらなくて、どう、もう一度町民のプライドを取り戻すのかという話からこういう形になってきているわけですよ。
 本当に教育の町和泊、私は一番最初当選したときから、新教育の町宣言をしたらどうかというふうに述べたことがありますよ。町長に対しても、伊地知ドクトリン、伊地知宣言を出したらどうだと、明確に出したらどうだという話をしたことがございます。
 財政についても、誰も責任はないわけですよ、今までずっとやってきて、優秀な形でやってきて、町としての財産があるわけですよ。何ら問題はないわけですよ。ただ、その財政が、発表する透明性という中で、他と比べたらワーストだということだけであって、あすの総合行政、行政サービスに何ら支障がないわけですよ。
 私が、教育長の発言の仕方についても、また同僚議員の発言の中にも、また町長の発言の中にも非常に不満に思うのは、いわゆる縮小思考ですよ。縮んだ思考ですよ。要は、自主財源をふやせばいいわけだから、そういうことでしょう。何年か後には、そういうことでワーストは脱却しますよということを発表すればいいわけですから。
 教育委員会としても、城ケ丘中学校の適正規模云々の中で、統廃合はしないんだったらしない、しないかわりにどうやっていくんだという未来志向をちゃんと提示するのがあなた方の仕事であって、縮み思考の中で、今のままで当然大丈夫だけれども、もう少なくなったら合併しますと、そういう発言は、今、もう地方創生の時代において、そういう守りの、いいわけの発言というものは、もう本当聞きたくないというふうに考えています。
 先ほど言いましたが、任期途中でもあえてやっている自治体があると、そこは教育行政については積極的な自治体だと言えるとおっしゃっていますが、教育長と町長、もう一度お伺いしますが、町長がこのまちづくりをするんだという意気込みの中で、教育大綱をみずからつくるという意思はないんですか、あるいは教育長、町長と語って、教育委員会の制度改革をみずからやるんだという意思はないんですか、もう一度お尋ねします。
○教育委員会教育長(逆瀬川勝久君)
 一つが、やはり首長と一緒に教育大綱作成をして、教育委員会と首長部局で教育行政を共有して、それを遂行するということが極めて大事でありますので、そういう意味において意見の一致を見ながら、抜本的な改革というものをしていかなければいけないな、そしてそれをまた教育大綱の中に盛り込んで、和泊町の人づくりをしていかなければいけないな、そういう思いはしております。
○11番(桂 弘一君)
 とにかく、和泊の執行部が、また町民もですが、夢のある話あるいはその現状を知恵を出して打破するお話、そういった議論がなされる和泊町であってほしいなと常に思っております。そういったことで、教育行政も、トップと教育長とお2人で手を組んで、タッグを組んでやれば、こういうふうな形で島民の学生をふやすとか、あるいはそのことによって総合学習塾をつくって、また留学生、そういったことで城ケ丘中学校区であれば寮生がふえるか、あるいは研修センター、常時20人から30人ぐらいの寮生がいるというような形も、それを全く当てはめればそういったこともできるわけですから、とにかく現状説明というのは、説明責任というのは行政の仕事ではありますが、町民に夢を与える、方向性を示す、新しいことにチャレンジする、そういう精神を見せるのも皆さんの仕事だと思いますんで、ぜひ教育委員会の制度改革、先進地和泊、教育の町和泊であれば、まず教育委員会から変わっていただきたいなというふうに思います。
 これで教育関係の質問を終わります。
 町指定文化財「世之主の城跡」の今後の活かし方についてですが、世之主城跡についてのその価値ということなんですが、鹿児島のほうから短大の先生が呼ばれたり、あるいは今帰仁の館長が来られてあそこを見たわけなんですが、彼らの正式見解とかいうのを聞いていないんですが、どういうふうな意見を述べられたんでしょうか。
○教育委員会事務局長(美野忠徳君)
 世之主の城跡につきましては、教育長が答弁しましたように、地域の方々の協力によりまして、山城として石垣が出てきたり、今まで認識できなかった形で町民の方々が知れるようになったわけでありますけれども、それにあわせて、今、議員おっしゃいましたように、鹿児島のほうからも、それから沖縄の今帰仁のほうから先生に来ていただきまして、いろいろと調査をしていただいているところでございます。
 正式な見解ということでございますけれども、ただ、今度のシンポジウムに向けていろいろと調査をしているところでありますので、その中でそういう見解が聞けるものだと思っておりまして、今のところ、正式にこういうものだというふうな回答はいただいていないところです。
○11番(桂 弘一君)
 石垣とか参道なんかの基礎調査とか、参道の整備が行われた後、城跡の石垣の復元や活用なども考えていかなきゃいけないと思うんですが、そこはもう莫大な予算がかかるので、時間をかけて検討していくということにしかならないかと思うんですが、国の何らかの事業の、あるいは県の文化財に指定に上げるとか、あるいは上げないにしても何らかの予算化、そういったものは考えられないのかどうか、お尋ねします。
○教育委員会事務局長(美野忠徳君)
 今、世之主関連の墓の調査を、知名町、それから県と一緒になって調査をしております。その調査の結果をまとめるのが、平成29年まで今の事業を行います。それと並行して、来年度から世之主の城跡の調査も行うというふうな計画をしております。
 ただ、来年から、またそういう墓もあわせて世之主の城も調査をしていくということで、国の事業、それから県の文化財保護調査事業を継続してやっていくという予定でおります。
○11番(桂 弘一君)
 ここに、与論グスク概観、山本正昭さんという沖縄の県立埋蔵文化財センターの方が与論グスクについての見解を書いてあります。我々が読んだ日本の山城とか奄美のグスクとかいう本の中では、与論のグスクというのは、頂上のほうに竜が上るがごとく石段が組まれて未完成だったとか、あるいは完成したと、ただ、そこだけがそのグスクの縄張りだったというふうに書かれているのを読んだことがございますが、今回、そうじゃなくて、下のほうにも石垣があって、石垣もちゃんと城の守りをするとかいうような形をとった石垣の仕方があると、沖縄式の土木が行われているというふうに、土木事業から見たグスクということで本が書かれています。
 恐らく、これは与論町がお金を出してお願いしたんじゃなくて、琉球のグスクに興味のある先生が、琉球式のグスク云々の中で、興味の対象の中で来られて、自分で調べたんだろうなというふうに推測しています。
 そういうわけで、せっかく石垣とか全容とかいうのが見えてきたわけですから、そういったところをぜひいろんな先生方に送って、発信をして、その中で興味のある先生方が誰か来られて調査するというケースもあるやもしれません。いろんな機関に、ぜひ今ある資料を発信して、そういったこともしていただきたいなというふうに考えています。
 それと、最後になりますが、花の郷公園と一体化した整備は考えられないかということなんですが、4年前に、ちょうど議員になってすぐのときです。企画課長にお願いをして、現実的にはもう本当は一体化じゃないかと、そういうふうな何か事業を見つけてもらえないかと、城跡公園という形にできるようにしてくれないかというふうなお願いをしてありました。
 その後、なかなか難しいんでしょう、お話がないもんで、一度きれいに伐採をした中で、もう一度また足を運んでいってもらって、実際は、こう見ると、もう花の郷公園と城跡とは一体化でしょうと。ただ、そこの整備を一体化したような形で、花の郷公園じゃなくて城跡公園としてもらえないかと、何とかそういった事業を見つけてくれないかという話はしてあるんですが、花の郷公園の清掃とか管理は、今は何課が、企画課がやっていらっしゃるんですか。
○企画課長(川畑裕一君)
 花の郷公園の管理につきましては、私ども企画課のほうで今やっております。
○11番(桂 弘一君)
 願わくば、今、花の郷公園は、水の流れが悪いというか、そういうことで地割れをして、みんな大雨が降ると、本来流れる水路じゃないところから流れて、道端に石ころが大きく転がったり、大きな溝ができたりしています。
 そういったことの補修とともに、でき得るならば、入り口のところ、いろんなやぶになったところを、我々、重機を入れて平らにして駐車場みたいにつくってありますよ。あそこの舗装あるいは一体化するために北口の登り口と公園との接続と、そういったこともしてもらいたいんですが、それは予算のかかる一つの工事になりますので、一応要望としてはまた再度出しておきますが、上のほうから行くと、道があって、外側は原野と公園との境目は、下のほうは石垣を積んでございますよね。だけど、その石垣から外の雑木なり草なりは、我々、一度きれいに刈ったときには、きれいに城と一体化的に見えてきたんですが、今、また生えてきていて、したんですが、その管理の中でその石垣の、今は中だけしかやっていないんですね。外は、もうぼうぼうなんですが、そこを我々伐採してあるんで、そこの石垣から1メーターぐらい、あるいは1メーター50ぐらい曲線がありますが、50メーターから70メーターぐらい、そこの伐採も管理の中に入れてもらえないかどうか、ご質問します。
○企画課長(川畑裕一君)
 一体化の問題、それから管理の問題、現在、調査を進めているということでちゅうちょしているんですけれども、何ら支障がなければ、管理でもうちのほうでできるかと思います。
○11番(桂 弘一君)
 将来的な大きな工事を伴う一体化は、また課題として、要望として置いておきますが、こま間、上で掃除をしていましたら、若い子が、小学生の女の子なんですが、神社の後ろ側から花の郷公園を見て、わあ、きれい、今度来るとき写真を撮ると、写真を撮ってから絵に描くというふうに、その女の子がはしゃいでいました。
 今、向こうの清掃作業を始めるころ、花の郷公園にはなかなか人が来なかったですよ。それで、世之主の城跡にも1日に1人も来ない日も何日もあったりとかしたんですが、今いると、必ず何組か来ます。その中には、花の郷公園の上のほうで車をとめて、歩いて上ってきて、また歩いて帰られる人たちがいます。もう、現に一体化的な捉え方をしていますが、ぜひ看板設置、まず水路、水の部分、どこそこで水が詰まって氾濫していますので、その辺も込みで、ぜひ整備、公園整備の大きな予算の伴わない管理の部分はぜひしていただきたいなと思います。要望です。
 これで一般質問を終わります。
○議長(永野利則君)
 これで桂弘一君の一般質問を終わります。
 しばらく休憩します。