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更新日:2021年3月23日

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第1日

発言者

全発言者

発言内容

平成28年第2回和泊町議会定例会会議録
平成28年6月21日(火曜日) 午前9時30分開議

1.議事日程(第1号)
 ○開会の宣告
 ○開議の宣告
 ○日程第1 会議録署名議員の指名
 ○日程第2 会期の決定
 ○日程第3 諸般の報告
 ○日程第4 行政報告
 ○日程第5 発議第3号 芋高生三議員に対する議員辞職勧告決議について
 ○日程第6 一般質問
        ・泉 秀樹議員
        ・桂 弘一議員
        ・芋高生三議員
        ・橋口和夫議員






 ○散会の宣告


1.本日の会議に付した事件
 ○議事日程のとおり

1.出席議員(11名)
  議席番号    氏   名      議席番号    氏   名
    1番  中 田 隆 洋 君      2番  橋 口 和 夫 君
    3番  桂   弘 一 君      4番  芋 高 生 三 君
    5番  児 玉 実 隆 君      6番  沖     充 君
    7番  平   勝 美 君      8番  泉   秀 樹 君
    9番  永 野 利 則 君     11番  山 下 幸 秀 君
   12番  和   正 巳 君

1.欠席議員(1名)
   10番  伊集院 徳 二 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
事務局長 田原義仁君 書記 花輪富八郎君

1.説明のため出席した者の職氏名
職   名 氏   名 職   名 氏   名
町長 伊地知実利君 耕地課長 山岡和博君
副町長 前田修一君 土木課長 皆吉泰智君
総務課長 種子島公彦君 会計課長 永山美智代君
企画課長 川畑裕一君 生活環境課長 和田清良君
税務課長 東 茂久君 教育委員会
教育長 逆瀬川勝久君
町民支援課長 高田清蔵君 教育委員会
事務局長 美野忠徳君
保健福祉課長 瀬川光雄君 農業委員会
事務局長 亘 禎一郎君
経済課長 武 吉治君

△ 開 議  午前 9時30分
○議長(和 正巳君)
 おはようございます。
 ただいまから平成28年第2回和泊町議会定例会を開会いたします。
 本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。

△ 日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(和 正巳君)
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定によって、永野利則君及び山下幸秀君を指名します。

△ 日程第2 会期の決定
○議長(和 正巳君)
 日程第2、会期決定の件を議題といたします。
 お諮りします。
 本定例会の会期は、本日から6月24日までの4日間にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(和 正巳君)
 異議なしと認めます。
 したがって、会期は本日から6月24日までの4日間に決定いたしました。
 なお、会期中の会議予定につきましては、お手元にお配りしてあります会議予定表のとおりでございます。ご了承お願いします。

△ 日程第3 諸般の報告
○議長(和 正巳君)
 日程第3、諸般の報告を行います。
 諸般の報告につきましては、お手元にお配りしてありますプリントによって報告にかえさせていただきます。
 なお、町長から繰越明許費に係る報告第1号の繰越計算書が提出されていますので、お目通しをください。

△ 日程第4 行政報告
○議長(和 正巳君)
 日程第4、行政報告を行います。
○町長(伊地知実利君)
 改めまして、おはようございます。
 平成28年第1回和泊町議会定例会以後の行政について報告いたしますが、詳しくは皆さんのお手元にお配りしてあるとおりでございます。この中から、二、三、つけ加えてご報告申し上げます。
 まず、4月26日に平成28年度県政説明会が開催され、その中で伊藤県知事が開会の挨拶で、団塊の世代の退職に伴い、有効求人率が上昇傾向にあり、地方創生事業などを活用した10年後の地域ビジョンを考え、積極的に取り組んでほしい、地方交付税については、トップランナー方式が導入されることから、歳出抑制に向けた改革を行い、住民の安心・安全の確保を図り、人口急減に向けた施策が今後は必要であり、また県の施策は安全・安心・安定を基本とする3つの「安」をキーワードとして県政運営に努めるとの説明がありました。その後、引き続き、県庁の13部局長、室長から、今年度における重点施策や主要事業について説明がありました。
 次に、5月31日に奄美保健医療圏地域医療構想懇話会が開催され、鹿児島県の病床の必要量、必要病床数の確定に向けた地域医療構想懇話会は、鹿児島、南薩、川薩、出水、姶良・伊佐、曽於、肝属、熊毛、奄美の9医療圏において検討を行い、奄美においては、これまでの懇話会で出された必要量算定方法について、医療機関所在地ベース、患者住所地ベース、高度急性期・急性期は医療機関所在地ベース、回復期・慢性期は患者所在地ベースに分けるとする3案が提案され、出席者から、高度急性期は高度な医療体制が整っている病院の所在地へ、慢性期・回復期は地元へ帰そうとする、しかし患者も家族も高齢化し、在宅で診ることが難しくなっており、慢性期・回復期のベッド数や緊急時の避難入院を受け入れるスペースは必要であるなどの意見などもあり、協議の結果、団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて、医療需要と病床の必要量を推計する地域医療構想策定に向けた医療圏域での検討の場は今回が最終ということで、奄美保健医療懇話会では、救命救急など医療密度が特に高い医療を提供する高度急性期と状態の早期安定化に向けた医療が必要な急性期は医療機関所在地ベース、在宅復帰に向けた医療やリハビリを提供する回復期と重度の障害者など長期にわたり療養が必要な慢性期は患者住所地ベースとする算定方法が適当との意見でまとまり、今後は県内9つの二次医療圏ごとでまとまった意見をもとに、県全体で検討会を開き、秋までに素案を策定後、県民に公表し、意見を求めるパブリックコメントを行うとしております。
 6月1日から3日間にわたり、各種協議会が開催されました。
 1日目は、鹿児島・喜界・知名航路運営協議会ほか6協議会総会が開かれ、主な事項は、17年度の事業実績、決算、18年度事業計画、予算の承認であり、特に奄美群島観光物産協会総会では、新規事業として、世界自然遺産登録を見据えた奄美群島統一パンフレットの英語版、外国人観光客を想定した指さし会話ツールを作成するとしております。
 2日目は、市町村長会に始まり、海上保安協会奄美支部総会の9団体の総会が開かれ、中でも奄美群島国土調査推進協議会総会では、各自治体の史跡調査進捗率について報告があり、本町と与論町は完了しておりますが、大島地区全体で33.23%の進捗率であり、公共事業などの推進のためにも調査完了が重要であるとされております。
 最終日の3日目は、奄美大島流域森林・林業活性化センター総会に始まり、地域行政懇話会の8団体総会が開かれ、奄美群島の世界自然遺産登録推進協議会においては、次のように報告がありました。奄美・琉球の世界自然遺産登録実現へ向け、環境省と林野庁、鹿児島・沖縄両県は、遺産の価値を示す推薦書の提出へ向け準備を進めております。一方、登録の法的保護、担保措置となる奄美群島の国立公園化について、関係機関や地権者ら関係者との調整が予定より長期化している。環境省は、調整を終え次第、パブリックコメントを実施して、中央環境審議会に諮る予定としており、18年の自然遺産登録に向けては、ユネスコへ16年9月までに推薦書暫定版提出を終えて、17年2月1日までに推薦書を提出し、ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関、国際自然保護連合の現地調査と評価を受ける必要があるとしております。
 最後に開かれた地域行政懇話会においては、初めに大島市町の各担当部長らが今年度の管内の主要事業などを報告、観光振興では、世界自然遺産登録による観光客増加の効果を、奄美大島や徳之島以外の島々へも誘導、波及するため、アイランドホッピングの調査、研究、実証事業などを展開、また奄美交付金を活用した奄美群島農林水産物輸送コスト支援事業のほか、漁業が沖縄本島で水産物を出荷する際の輸送費の一部補助する水産物流支援実証事業の概要などが説明されました。
 続いて、12市町村長が順に各自治体の地方創生関連事業など、今年度の重点施策や課題を説明、県業務に対する要望も行ったところでございます。市町村側から、小児科医師と精神科医拡充など医療体制の充実、世界自然遺産登録に向けた本年度中に国立公園化を、農業関係では、多大な事業効果を発揮している農林水産物輸送コスト支援事業の継続と拡充を、またほかにそれぞれの地域が抱えている課題について要望をしたところでございます。
 最後に、県企画部次長から、マイナンバーカードの取得について要請がありました。鹿児島県は、マイナンバーカードの取得が全国平均より低く、誰でも取得できる公的な身分証明であり、カード1枚でマイナンバーを利用する行政手続のほか、さまざまな場面での本人確認のため身分証明として利用できます。また、自治体サービスの電子証明書を利用した電子申請など、さまざまなサービスに利用できます。今後は、マイナンバーカード利活用の機能が多くなってくることが予想されることから、早目に全町民にカードの取得を強力に推進していただきたいとの要請がありました。
 以上で行政報告を終わります。
○議長(和 正巳君)
 これで行政報告は終わりました。

△ 日程第5 発議第3号 芋高生三議員に対する議員辞職勧告決議につい      て
○議長(和 正巳君)
 次に、日程第5、発議第3号、芋高生三議員に対する議員辞職勧告決議についてを議題とします。
 地方自治法第117条の規定によって、芋高議員の退場を求めます。
〔芋高生三君退場〕
○議長(和 正巳君)
 発議第3号は議会運営委員会から提出されておりますので、提案理由の説明を議会運営委員長に求めます。
○議会運営委員長(山下幸秀君)
 皆様、おはようございます。
 提案理由の説明は、決議文の朗読をもってかえさせていただきます。
 それでは、芋高議員に対する議員辞職勧告決議文を朗読いたします。
 芋高生三議員に対する議員辞職勧告決議。
 新庁舎建設問題については、平成27年12月議会において、平成27年度和泊町一般会計補正予算(第4号)の和泊町新庁舎建設事業(仮称)の債務負担行為補正の議決に際し、芋高議員の質疑及び反対討論もなく粛々と原案のとおり満場一致で可決されたところである。明けて平成28年3月議会においては、いわゆる予算議会であるが、芋高議員の一般質問はもちろんのこと、予算審査特別委員会においても庁舎建設問題については一顧だにされておらず、もはや議決済案件であった。
 しかしながら、ここにきて一部町民から庁舎建設反対の声があがると、それに加担し町民を扇動するなど、重要な議会の意思決定を無視するとともに、議会のルールと秩序を乱し、過半数議決の原則に逆らい、整合性の取れない立場に身を翻している。これはあきらかな自己矛盾であり、自己責任の放棄であることから議会人として許されない行為である。
 また、平成28年6月14日付け南海日々新聞の一面には、陳情活動の紹介議員として、堂々と写真に納まるなど政治姿勢に一貫性がなく、その節度のなさにあきれるばかりである。
 当然、一連のこれらの行動は言論・信条・思想の自由が保障されている我が国においては否定されるものではないが、議会人としての縛りがある以上、議員を潔く辞職し、そのうえで自由に活動していただきたいと願うものである。
 さらに、度重なる本会議場での不適切発言、本会議の無断欠席等もあり、議員としての資質に欠けていると言わざるを得ない。
 よって、ここに芋高生三議員の辞職を勧告する。
 以上、決議する。
 平成28年6月21日。
 和泊町議会。
○議長(和 正巳君)
 これから質疑を行います。
 質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(和 正巳君)
 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(和 正巳君)
 討論なしと認めます。
 これから発議第3号を採決します。
 お諮りします。
 本案を原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(和 正巳君)
 異議なしと認めます。
 したがって、本案は原案のとおり決定いたしました。
 芋高議員の入場を許します。
〔芋高生三君入場〕
○議長(和 正巳君)
 芋高議員に申し上げます。
 発議第3号は原案のとおり決定いたしましたが、法的拘束力はないため、勧告に従わなくても法律上は問題ないことを申し添えます。