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更新日:2024年10月1日

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予防接種

インフルエンザ

インフルエンザとは,インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。インフルエンザにかかった人が,咳やくしゃみなどをすることにより,ウイルスが空気中に広がり,それを吸い込むことによって感染する空気感染です。インフルエンザの流行は,通常初冬から春先にみられますが,近年では1年を通してみられます。

典型的なインフルエンザの症状は,突然の高熱・頭痛・関節痛・筋肉痛などで,喉の痛み・咳・鼻水もみられます。普通の風邪にくらべて全身症状が強いのが特徴です。気管支炎や肺炎などを合併し,重症化することも多いです。

また,インフルエンザは,流行性・感染性が高く,特に65歳以上の高齢者や慢性疾患患者で死亡率が高い点でも注意が必要です。

接種時期

毎年11月~翌年1月(期間は変更になる場合があります)

助成は当該年度に1回のみです。

助成対象者

1.満1歳~18歳(高校3年生相当)以下の者
自己負担:1,500円

接種希望者は保健センター窓口にて申請をしてください。助成券を発行します。

2.満60歳~64歳以下で心臓,腎臓又は呼吸器の機能に障害を有する者及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に障害を有する者

自己負担:1,000円

接種期間前に予防接種の予診票を個別に送付します。

3.満65歳以上の者
自己負担:1,000円

接種期間前に予防接種の予診票を個別に送付します。

 

高齢者の肺炎球菌感染症

肺炎球菌性肺炎は,成人肺炎の25~45%を占め,特に高齢者での重篤化が問題になっています。肺炎球菌ワクチンは,この肺炎球菌という細菌感染を予防するワクチンです。肺炎球菌には90種類以上の型がありますが,肺炎球菌ワクチン接種によりそのうちの23種類に対して免疫をつけることができます。接種により肺炎球菌による肺炎の約8割に効果があるといわれています。

助成対象者

1.満65歳以上の者
2.満60歳以上64歳以下で心臓,腎臓,呼吸器もしくはヒト免疫ウイルスによる免疫機能に障害を有する者

接種料金

自己負担:3,000円(一部医療機関除く)

接種費用の助成は1人1回のみ。すでに肺炎球菌ワクチンの予防接種を受けた方は対象外となります

受診票及び助成券の発行

保健センターで発行しています。接種希望の方は保健センター窓口にて申請をしてください。

 

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症

ヒトパピローマ(HPV)ウイルスは女性の多くが一生に一度は感染するといわれるウイルスです。感染してもほとんどの人ではウイルスが自然に消えますが,一部の人で子宮頸がん等が発症することがあります。日本では毎年,約1.1万人の女性が子宮頸がんにかかり,約2,900人の女性が子宮頸がんで亡くなっています。HPVの感染を防ぐことで,将来の子宮頸がんを予防できると期待されています。

助成対象者

小学校6年~高校1年相当

年度初めの時点で,小学校6年の方には,問診票を送付します。中学校1年~高校1年相当で未接種の方には,通知分を送付します。

キャッチアップ接種の対象者について

HPVワクチンの積極的な勧奨の差控えにより接種機会を逃した方に対して公平な接種機会を確保する観点から,その期間に定期接種の対象であった方は,令和4年4月から令和7年3月までの3年間をキャッチアップ接種の対象とします。

  • 令和5年度の対象者:平成9年度生まれから平成18年度生まれまでの女子
  • 令和6年度の対象者:平成9年度生まれから平成19年度生まれまでの女子

接種料金

自己負担:0円
参考資料

【小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ】

リーフレット(概要版)(PDF:2,782KB)

リーフレット(詳細版)(PDF:3,667KB)

 

帯状疱疹

帯状疱疹は,水痘(水ぼうそう)と同じウイルスで起こる皮膚の病気です。日本人成人の90%以上は帯状疱疹の原因となるウイルスが体内に潜伏しており,過労やストレスなどで免疫力が低下するとウイルスが活性化して帯状疱疹を発症します。50歳以上になると発症率が高くなり,80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になると言われています。

助成対象者

満50歳以上の者

接種回数・助成費用

 

生ワクチン

(乾燥弱毒生水痘ワクチン)

不活化ワクチン

(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)

接種回数 1回(皮下注射) 2回(筋肉内注射)
1回目の接種から2か月後に2回目接種
助成費用 5,000円 1回につき10,000円(2回まで)

受診票及び助成券の発行

保健センターで発行しています。接種希望の方は保健センター窓口にて申請をしてください。

 

新型コロナ

  • 自己負担なしで接種できる特例臨時接種は、令和6年3月31日で終了しました。
  • 令和6年度からは予防接種法上のB類疾病に位置付けられ、重症化予防により重症者を減らすことを目的として、季節性インフルエンザと同様の定期接種として実施します。
  • 定期接種の対象とならない方や定期接種期間外に接種を希望される方は任意接種として、自費(全額自己負担)で接種を受けることができます。医療機関にご相談ください。
  • ワクチン接種は強制ではありません。接種の努力義務や町からの接種勧奨はありません。

定期接種の期間

令和6年10月1日から令和7年3月31日

上記期間外で行われた接種は定期接種には該当せず、任意接種となり費用は自費(全額自己負担)となります。

定期接種の対象者

1.接種日時点で満65歳以上の町民

対象となる方へは令和6年9月の区長会で予診票を配布しました。

2.接種日時点で満60歳以上64歳以下で心臓,腎臓,呼吸器もしくはヒト免疫ウイルスによる免疫機能に障害を有する町民

保健センターで助成券と予診票を発行しています。接種希望の方は保健センター窓口にて申請をしてください。

定期接種対象者の自己負担額

3,000円

「定期接種の対象者以外」の方は自費(全額自己負担)となります。

定期接種対象者のうち,生活保護世帯の方は自己負担なしで接種ができます

保健センターで助成券と予診票を発行しています。接種希望の方は保健センター窓口にて申請をしてください。

使用されるワクチン

  • 国の審議会において、令和6年度の定期接種で使用するワクチンの抗原構成について、WHOの推奨と同様に「JN.1系統及びその下位系統へのより高い中和抗体を誘導する抗原を含むこととし、その例としては1価のJN.1系統が考えられる。」とされました。
  • 定期接種に用いるワクチンは、ファイザー、モデルナ、第一三共、武田薬品、MeijiSeikaファルマの5社から各医療機関が使用するワクチンを選定し、購入したものになりますので、医療機関で予約する時にご確認ください。

ワクチンの効果

  • オミクロン株流行下での感染を予防する効果(感染予防効果)や感染しても発症を予防する効果(発症予防効果)の持続期間が2~3か月程度と限定的である一方、発症しても重症化を阻止する効果(重症化予防効果)は、1年以上一定程度持続するとされています。

ワクチンの副反応

  • 注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。また、稀に起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。なお、本ワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていない症状が出る可能性があります。接種後に気になる症状を認めた場合は接種医あるいはかかりつけ医に相談してください。
  • ごく稀ではあるものの、mRNAワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
  • ごく稀ではあるものの、mRNAワクチン接種後にギラン・バレー症候群が報告されています。接種後、手足の力が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら速やかに医療機関を受診してください。
参考資料

65歳以上の方などを対象に新型コロナワクチンの定期接種を実施しています。(PDF:1,201KB)

 

新型コロナワクチン接種を含む健康被害救済制度

一般的に予防接種では、一時的な発熱や接種部位の腫れ・痛みなどの比較的よく起こる副反応以外にも、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じることがあります。極めてまれですが、不可避的に生ずるものであるため、救済制度が設けられています。

新型コロナワクチンを含め、予防接種法に基づく予防接種を受けた方に健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。(疾病の程度が通常起こりうる副反応の範囲内であると認定された場合、救済申請は否認され、救済は受けられません。)

予防接種健康被害救済制度について(外部サイト(厚生労働省)へリンク)

 

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お問い合わせ

和泊町役場保健福祉課 

TEL:0997-84-3526

FAX:0997-81-4040