更新日:2024年4月9日
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インフルエンザとは,インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。インフルエンザにかかった人が,咳やくしゃみなどをすることにより,ウイルスが空気中に広がり,それを吸い込むことによって感染する空気感染です。インフルエンザの流行は,通常初冬から春先にみられますが,近年では1年を通してみられます。
典型的なインフルエンザの症状は,突然の高熱・頭痛・関節痛・筋肉痛などで,喉の痛み・咳・鼻水もみられます。普通の風邪にくらべて全身症状が強いのが特徴です。気管支炎や肺炎などを合併し,重症化することも多いです。
また,インフルエンザは,流行性・感染性が高く,特に65歳以上の高齢者や慢性疾患患者で死亡率が高い点でも注意が必要です。
毎年11月~翌年1月(期間は変更になる場合があります)
助成は当該年度に1回のみです。
1.満1歳~18歳(高校3年生相当)以下の者
接種希望者は保健センター窓口にて申請をしてください。助成券を発行します。
2.満60歳~64歳以下で心臓,腎臓又は呼吸器の機能に障害を有する者及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に障害を有する者
接種期間前に予防接種の予診票を個別に送付します。
3.満65歳以上の者
接種期間前に予防接種の予診票を個別に送付します。
肺炎球菌性肺炎は,成人肺炎の25~45%を占め,特に高齢者での重篤化が問題になっています。肺炎球菌ワクチンは,この肺炎球菌という細菌感染を予防するワクチンです。肺炎球菌には90種類以上の型がありますが,肺炎球菌ワクチン接種によりそのうちの23種類に対して免疫をつけることができます。接種により肺炎球菌による肺炎の約8割に効果があるといわれています。
1.満65歳以上の者
2.満60歳以上64歳以下で心臓,腎臓,呼吸器もしくはヒト免疫ウイルスによる免疫機能に障害を有する者
接種費用の助成は1人1回のみ。すでに肺炎球菌ワクチンの予防接種を受けた方は対象外となります
自己負担:3,000円(一部医療機関除く)
保健センターで発行しています。接種希望の方は保健センター窓口にて申請をしてください。
ヒトパピローマ(HPV)ウイルスは女性の多くが一生に一度は感染するといわれるウイルスです。感染してもほとんどの人ではウイルスが自然に消えますが,一部の人で子宮頸がん等が発症することがあります。日本では毎年,約1.1万人の女性が子宮頸がんにかかり,約2,900人の女性が子宮頸がんで亡くなっています。HPVの感染を防ぐことで,将来の子宮頸がんを予防できると期待されています。
小学校6年~高校1年相当
年度初めの時点で,小学校6年の方には,問診票を送付します。中学校1年~高校1年相当で未接種の方には,通知分を送付します。
HPVワクチンの積極的な勧奨の差控えにより接種機会を逃した方に対して公平な接種機会を確保する観点から,その期間に定期接種の対象であった方は,令和4年4月から令和7年3月までの3年間をキャッチアップ接種の対象とします。
自己負担:0円
【小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ】
帯状疱疹は,水痘(水ぼうそう)と同じウイルスで起こる皮膚の病気です。日本人成人の90%以上は帯状疱疹の原因となるウイルスが体内に潜伏しており,過労やストレスなどで免疫力が低下するとウイルスが活性化して帯状疱疹を発症します。50歳以上になると発症率が高くなり,80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になると言われています。
満50歳以上の者
生ワクチン (乾燥弱毒生水痘ワクチン) |
不活化ワクチン (乾燥組換え帯状疱疹ワクチン) |
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接種回数 | 1回(皮下注射) | 2回(筋肉内注射) 1回目の接種から2か月後に2回目接種 |
助成費用 | 5,000円 | 1回につき10,000円(2回まで) |
保健センターで発行しています。接種希望の方は保健センター窓口にて申請をしてください。
自己負担なしで接種できる特例臨時接種は,令和5年3月31日で終了しました。
新型コロナは,新型コロナウイルスに感染することによって起こります。令和2年1月に中国での集団感染が発表され,その後,日本国内では令和2年1月28日に感染症法の「指定感染症」とされ,令和5年5月までに大きく8回の流行の波に見舞われましたが,令和5年5月8日から「五類疾病」とされました。
症状は,呼吸器感染症なので,発熱・咽頭痛・咳などが中心となり,高齢者での重症化率,致死率が高くなっています。ワクチンを接種することで,重症化(入院)予防効果は発症予防効果より高いことが確認されています。
毎年秋冬頃(接種時期は変更になる場合があります。)
1.満65歳以上の者
2.満60歳以上64歳以下で心臓,腎臓,呼吸器もしくはヒト免疫ウイルスによる免疫機能に障害を有する者
原則有料(助成費用は決定次第,お知らせします。)
対象以外の人や、令和6年4月1日から秋冬の定期接種開始前までに接種を希望する対象者は、任意接種として自費で接種することになります。任意接種については、各医療機関にお問い合わせください。
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