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更新日:2021年3月23日

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沿革・概要

沖永良部島は,古くは琉球国に属し(1266年~1609年),現在でも沖縄との交流は深く,生活文化面には琉球文化が色濃く残っています。
琉球服属は340年続き,1609年薩摩の琉球支配に伴い,本島は薩摩藩の直属領になりました。薩摩直属は1871年の廃藩置県まで260年間続きました。
薩摩の国父・島津久光公の怒りに触れた西郷隆盛翁は1年7ヶ月牢生活を送られ,その間,若者に学問を教え,更には「敬天愛人」の思想を確立した地として知られています。翁の教えが島の教育,文化に大きな影響を与え,祖先を敬い,勤労を尊び,明るく豊かな心を育み,花を愛で育てる風土が先人たちから受け継がれています。
1908年(明治41年)4月,島しょ町村制が実施され,本島は和泊村と知名村に区分,1941年(昭和16年)5月1日,和泊村に町制が施行され和泊町になりました。
その後,第2次世界大戦が勃発し,1945年敗戦により1946年1月28日祖国から分離され,1953年(昭和28年)12月25日祖国復帰するまでの8年間,軍政下にありました。
『活力と潤いと魅力あふれる花の町』和泊町は,花卉園芸を中心に生産性の高い農業に取り組むとともに,恵まれた地域資源を活用したタラソテラピー施設を整備し,『心と体と癒しの島』づくりにも取り組んでおります。
そして『敬天愛人』の理念で培われた町民性は,人情味あふれる町としても知られています。
人づくり,土づくり,健康づくり,花づくりの町民4大運動を合言葉に更なる発展を目指しています。

お問い合わせ

和泊町役場総務課 

TEL:0997-92-1111

FAX:0997-92-3351