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更新日:2026年3月3日

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12月17日(一般質問:東弘明議員)

発言者

東弘明議員

発言内容

再 開 午後 1時00分
○議長(永野利則)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、東議員の一般質問を許します。
○8番(東 弘明)
 町民の皆様、こんにちは。議席番号8番、公明党の東でございます。
 1年というのはあっという間に過ぎ去って、12月、年の瀬が迫ってまいりましたけれども、最近、異常乾燥注意報とかるるあって、火災が何件か発生したり、また、この年末に向かって火の始末とか、また、交通事故とかそういうものに気をつけながら、輝かしい新年が迎えられるように、町民一同に注意喚起をしながら過ごしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 今回の一般質問に3項通告をしておりますので、1項、セグロウリミバエ対策について。
 1.現状がどうなっているのか、お尋ねします。
 2.どのような対策を講じているのか、お聞きします。
 3.終息の見通しはできているのかをお尋ねします。
 壇上よりは以上3点を質問いたします。
○町長(前 登志朗)
 東議員の1つ目の質問、セグロウリミバエ対策について、1.現状はどのようになっているのか、2.どのような対策を考えているのか、3.終息の見通しはできているのか。
 1.のご質問にお答えいたします。
 セグロウリミバエの状況につきましては、本町で初めて6月30日に手々知名及び皆川で2匹誘殺が確認されて以降、12月4日現在で128匹の誘殺が確認されております。
 これまで国の機関であります門司植物防疫所名瀬支所や鹿児島県の指導をいただきながら、シルバー人材センターへの委託や技術員連絡協議会、役場各課職員の協力を得て、トラップの増設や誘殺地点から半径50メートル以内のベイト剤散布、誘殺地点から半径1キロ内の寄主植物の除去、簡易誘殺資材の設置などを実施しているところです。
 続きまして、2.のご質問にお答えします。
 対策としまして、町民への周知を区長会や防災無線、サンサンテレビの放送を通じて、庭や畑でウリ科野菜などの寄主植物の栽培を行う場合の適切な害虫防除、家庭菜園などで害虫防除を行わない園地では、ウリ科野菜などの寄主植物栽培のなるべくの自粛や早期の収穫、不要なものの速やかな廃棄のお願いに加えて、畑や道路沿いに自生している野生のスズメウリなども積極的に除去していただくよう協力をお願いしているところです。
 続きまして、3.のご質問にお答えします。
 セグロウリミバエの3世代相当期間の令和8年4月28日まで最低でも継続するものと認識しておりますが、今後の誘殺状況によることとなります。
 今後も国・県と協議を進めながら、本町においては上述した対応の実効性、継続性を考慮の上、対応を進めていきたいと考えております。
 壇上からは以上でございます。
○8番(東 弘明)
 現状は今町長から確認はしたわけなんですけれども、実際に10月の全協のときにちょうど与論のほうで仕事があって、その帰りに、ちょうど与論がセグロウリミバエが蔓延しているということで、役場を表敬訪問して、町長がいなかったんですけれども、副町長、それから沖縄のほうから、北部のほうから職員が1人、セグロウリミ対策ということで来ていまして、与論の場合には、北部のほうから、沖縄の蔓延している、そこから職員を派遣していただいて、そのときにいろいろ取り組んでいたわけなんですよ。
 その段階で与論の副町長と担当の方といろいろお話をしたところ、国に要望書を上げたいと。これお願いできるのということで、要望、お話があって、実際に田畑町長のお名前でセグロウリミバエへの対応に関する要望書ということでいただいて、鹿児島の県本部のほうにそれを上げたわけなんですけれども、その上げる段階で、和泊町、知名町も連名で要望書を出していただけないかということで、和泊、知名、両方ともお願いしたところでしたけれども、実際には10月の全協のときに担当の方と課長と事務局のほうに来られて、そのときの状況をいろいろ説明していただきました。
 その段階では、2週連続、和泊町はゼロなんだと。あと1週間ゼロであれば撲滅宣言ができるというそういうお話でありました。それで、実際には与論町の要望書だけ上げたわけなんですけれども、上げて、実際にはどういう取組がされたかというと、県のうちの松田県議がセグロウリミバエに対する補助金、助成ができないかということで、それを確保して、その助成金を使って、今実際、結構ウリミバエ対策できているわけなんですけれども、その後で、国のほうでもいろいろ取組をされるということになっておりますけれども、本当に初動対策の大切さというのが、全協のときにお話聞いたときには、もうこれで撲滅になるのかと思いながら見守っていたところなんですけれども、今現在、隣の知名町、徳之島町、和泊町は4番目なんですけれども、実際には100匹ぐらいトラップで誘殺されているわけなんですよ。だからそこのところを、実際、初動対応に対しては、課長、どうですかね、しっかりできたとお考えですか。
○経済課長(名越晴樹)
 本町でも6月30日に発見されましてから誘殺されましたから、初動対応につきましては、国の防除対応の指針に従いまして、適正に対応はいたしたところでございます。
○8番(東 弘明)
 こっちがそれを今お聞きしているのは、知名町は奥深い山があるというのもあると思うんですよ。また、そして徳之島、奄美に行くとハブとかそういうのがあって、なかなか防除が大変だというのもあるんですけれども、与論とか和泊町は平地で、その対策は職員の皆さんも、またシルバーの皆さんも丁寧にしっかり対応はしていることとは思いますけれども、実際には結果的に見ると、なかなか撲滅の方向にはいっていないというのが現状だと思うんです。
 これ11月7日の奄美新聞なんですけれども、県・国のほうでも万が一侵入した場合には、迅速かつ適切な防除が実施できるように必要な予算を確保して対策を練っていくということになっているわけなんですけれども、セグロウリミバエについては、国が主体となって蔓延、定着をしないように防除対策の確立を図るとともに、不妊虫の放飼というのがあるわけなんですけれども、今実際に、沖縄県で不妊虫の放飼をされているということで、与論、永良部、またあと奄美群島でこの不妊虫が飛んできているということも確認しているわけなんです。
 同じ奄美新聞なんですけれども、奄美大島のほうで不妊虫放飼の取組をしようということがあったみたいなんですけれども、今使える施設が老朽化で使えないということで、新しいのを造ってからと新聞に載っていたんですけれども、今、沖永良部のバイオ研修センターとかああいうところで、永良部で不妊虫の放飼ができないかとも考えたりしているわけなんですけれども、これも実際に沖縄県で不妊虫の取組ができているわけですから、施設があって、そうすれば永良部でもいつでも取り組める状況にあると思うんですけれども、そこら付近の検討はなされないでしょうか。
○経済課長(名越晴樹)
 和泊町において、不妊虫の増殖施設の整備という要望だと思うんですけれども、やはり増殖施設を整備する上では、立地的な問題とか、地理的な問題、コストとかの問題とか、和泊町に設置することで防除が図れるのかとか、そういった部分の調査等も必要になってくると思いますので、要望は分かるんですけれども、実現可能かどうかというのについては、今現在は考えておりません。
○8番(東 弘明)
 考えるところがないということなんですけれども、そうじゃなくして、可能性があれば永良部でできないのか、そこのところを要望するということは必要じゃないですかね。それがあって、できるできないとか、施設の問題とか、いろいろそういうのも後についてくることだと思うんですけれども、セグロウリミ対策、そこのところ、永良部ですれば、奄美群島みんなで不妊虫で撲滅を目指すのが早くなると思うんですよ。だから、そこのところで、もうできないと決めるんじゃなくて、できないものかどうかを要望して、確認していただきたいと思うんですけれども、どうでしょうか。
○経済課長(名越晴樹)
 先日、農林水産省の予算で防除に係る予算の補正が措置されたというふうに伺っております。その中で不妊虫の放飼、不妊虫の増殖施設の整備については、鹿児島県もその整備に使える予算だというふうには伺っております。県のほうにもそのことを踏まえて確認をいたしましたが、今現在、不妊虫の増殖施設の整備というものについての具体的な方向性は定まっていないというような回答でございました。
 これを和泊町にどうかというお話でございますけれども、先ほども申し上げました、考えていないというよりかは、本当にこの和泊町で取り組んでいく事業なのかどうか、もしかしてセグロウリミバエがもうこの先、撲滅したといった場合に、その施設をどう維持管理していくのか、そういった部分も含めて総合的に判断する必要があるというふうに考えております。
○8番(東 弘明)
 要望をお願いしているのは、セグロウリミバエだけじゃなくて、喜界町がアリモドキゾウムシ、サツマイモの、そこのところを撲滅したというんですけれども、まだ喜界からサツマイモとかそこのところ、島外に出荷していないですよね。そういうほかのところの研究開発にも、あそこで準備をしておけば、これからいろんなそういうセグロウリミバエとか、いろんなそういうのが発生したときに、備えあれば憂いなしで準備をしておけば、そこで次の問題に対しても取組ができるんじゃないかなと。それをしていけば、一つの国の機関とか、県の機関になると思うんですけれども、そこに雇用も生まれるし、いろいろ取組ができると思うんですよね。実際ユリは、えらぶゆり、疫病が発生して、永良部ではユリが駄目だろうと思ったんですけれども、そこでメリクロン球の研究開発ができて、初めて今のえらぶゆりというのが存続しているわけなんですよ。もともとそういう取組をしていた施設があるわけですので、そこのところも、できるできないじゃなくて、あとは上げるという、要望していくという、そこのところが僕自身は一番必要じゃないかなと思って要望しているところなんですけれども、どうでしょうか。
○経済課長(名越晴樹)
 要望ということですのでお預かりして、鹿児島県のほうとも協議を、意見を交換したいというふうに考えております。
○町長(前 登志朗)
 ありがとうございます。
 本当に大変な問題でございまして、先月、知事とお会いしたときも、これ本当に大変なんだと、今、人海戦術で頑張っているんだということでご相談したところでございます。
 今、大島の試験場のほうはアリモドキの不妊虫だけということで、以前はウリミバエもしていたんですけれども、それを切り替えているので、またそれを元に戻すのには何年かかるということで、時間的に難しいんじゃないかということでした。
 ちょうど先月、農水省に行くことがございまして、鈴木大臣ともお話をさせてもらう中でセグロウリミバエの話をしたら、大臣も知っていらっしゃって、実際には不妊虫の放飼が一番いいんだけれども、沖縄から分けてもらえないだろうかという相談をしたところでございます。厳しいだろうけれども、今はそれしかないですので、不妊虫の放飼はぜひさせていただきたい、何ならぜひ永良部にも見に来てほしいという相談をしてきたところでございます。
○8番(東 弘明)
 ありがとうございます。
 一番大事なのは家庭菜園とか、施設の中でもいろいろ取り組んでいるわけでありますので、そこら付近の一番末端の、そこのところの対策として、実際、今トラップ調査、それと簡易誘殺板のその状況は、今一番集落的に多く発生している集落と全く発生していない集落とかもございますか。
○経済課長(名越晴樹)
 もう今の状態では、ほぼ全集落で誘殺が確認されている状況です。
○8番(東 弘明)
 家庭菜園というのが一番問題になっているわけなんですけれども、その簡易誘殺板、そこのところは、今は県道沿いとか道路沿いでシルバーさんにお世話になっていると思うんですけれども、一番発見しやすいのは家庭菜園のおりそうなところ、そこのところに簡易誘殺板というのを取付けすることは可能ですか。
○経済課長(名越晴樹)
 自給野菜農家の栽培している圃場に設置することは可能かどうかということです。
 それは個人にお願いしてということです。個人の理解を得られれば、誘殺材の設置は可能だというふうに考えております。
○8番(東 弘明)
 一番食する餌があるところに誘殺板ないしトラップをつけたほうが撲滅には一番近いし、誘殺しやすいと思うけれども、そしてどこにどれだけのセグロがいるのか、そこのところを確認するのも一番取り組みやすいとも思うんですよ。カラスウリ、スズメウリとか、そういう野生のもあるんですけれども、そこのところも今、全体的に網羅してくると、スズメウリがどこの付近にあるよとか、撤去されたところも大分あると思います。その中で確認をし、撲滅しやすいのが、そこら付近の取組も一番必要じゃないかなと思いながらと、それと誘殺板の出し目みたいなのがありますよね。あれが薬が何で、何日ぐらいの効き目があるのか、お聞きしたいと思います。
○経済課長(名越晴樹)
 農薬はキュウルという農薬を使用しておりまして、一月ほど効果があるというふうに言われております。ですので、一月間隔でキュウルの設置を各、知名町の境界線から空港へ向けて3路線、太平洋側の県道、また、東シナ海側の県道、あと後蘭から中央線に向けて空港、国頭まで、この3路線を今中心にキュウル剤の簡易誘殺板の設置を行っております。
○8番(東 弘明)
 こっち今、交通安全の朝立ちをあるところで、国頭の駐在所の上のほうでしているんですけれども、あの県道伝いのサルスベリの木に3個誘殺板がついているわけよね。だからそれは結局は、こっちがちょっと気になったのは、通学路のすぐ隣で、そういうところは極力避けていただきたいなというのと、キュウル板、それそのものが来年の2月ぐらいには昔あったテックス板、あれが与論で確認したんですけれども、その会社がテックス板をまた作るそうです。そして、2月頃から実際にはそのテックス板に切り替わっていくんじゃないかということで、与論で聞いてきたわけなんですけれども、そういう初動対策と拡散させないようなそういう対策をしっかり今後も取り組んでいただきたいのと、僕、いつも感じるんですけれども、もっと自分たち議員もそういう何か町民が大変なときには一緒になって行動を起こせるような、僕はお手伝いしたいと思っています。それが町民奉仕だし、自分たちの責務だと思っていますので、もっと議員活動も活発にさせるように声かけをしていただいて、そして取組を一緒にしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。1番目のセグロウリミバエ対策については以上です。
 2点目、カラス対策について。
 カラスが増えてきているように感じるが、どのような取組、対策に取り組んでいるのか、お尋ねします。
 2.カラスの捕獲箱の利用状況は今どういうふうになっているのか、お尋ねします。
○町長(前 登志朗)
 東議員の2点目、1.のご質問にお答えをいたします。
 現在、農作物の被害軽減のため、島内猟友会による狩猟及び捕獲器による駆除を行っております。また、サンサンテレビやLINEを活用し、被害防止に向けた啓発活動に努めております。
 続きまして、2.のご質問にお答えをいたします。
 町内捕獲箱は、根折、越山、瀬名、国頭に2か所、畦布、皆川、内城と計8か所に設けており、今年度11月時点での町内の捕獲箱利用状況といたしましては、根折31羽、越山16羽、皆川60羽の3か所のみで、ほかの5か所の捕獲箱は、令和4年度以降から実績がない状況です。
 今後は稼働していない捕獲箱について、移動の検討と管理体制について区長会などで協議を進めながら、捕獲に向けた対応を進めていきたいと考えております。
 壇上からは以上でございます。
○8番(東 弘明)
 昨日、山口議員のほうからもカラスの捕獲の状況、それは同じ質問のようにあるんですけれども、こっちは角度を変えて、猟師さん、猟友会の捕獲じゃなくて、捕獲箱のほうでちょっと質問させていただきたいと思うんですけれども、猟友会が捕獲するカラスの数と、捕獲箱で捕獲をする数のほうが多いと思うんですよ。なんだけど、実際これ見てみると、瀬名とかには大型の捕獲箱があると思うんですけれども、また、ほかの場所でも捕獲はされていないという、そういうところがあるわけなんですけれども、そこで何か今使っていないところ、理由があったりしたら教えてください。
○経済課長(名越晴樹)
 捕獲実績が今ある捕獲箱については、管理体制が十分整っている施設でございます。老朽化により捕獲に至らない、そういった捕獲箱もございます。それと管理体制が整っていない捕獲箱というものがございますので、これにつきましては、先ほど町長の答弁からもありましたが、各字の区長さん、もしくは管理体制をしっかりしていただける方と協議を進めて、有効な捕獲箱の利用につなげていきたいというふうに考えております。
○8番(東 弘明)
 大和村の捕獲状況、捕獲箱がどういう取組をされているのか、そこのところも確認に行ったこともあります。今でも大和村のほうは捕獲箱で相当の数を捕獲できているという状況でありました。
 本町とちょっと違うのは、餌の量、それとカラスは水浴びするみたいで、水を入れるところにカラスが水浴びができるような、その量の確保とか、そういうカラスと知恵比べですので、そこのところをどう対処していくのかというのが、捕獲箱で捕獲するときの一番大事なところになってくると思います。
 そして、大和村では、今までの捕獲箱の番線、上から垂らしている番線、あれからよく逃げよったそうです。ちょっと開いていると、また曲がったりしていると、入った、その曲がったところから外に飛び出していくのよね。そういう状況等もあって、番線の数を増やして、そして一遍入ったら逃がさないという、そういう工夫等もされているということであったわけなんですけれども、実際にこっち、今トラクターで耕うんをしていると、その畑に、トラクターの後ろに二、三十匹カラスがたむろするわけよ。だから、そのカラスが実際にはどういうものに影響があるかというと、農作物です。昨日も農作物の反別にあったんですけれども、それは目に見えただけです。
 僕自身のカラス被害というのは、ニンニクのちょうど芽が出た頃によく引っこ抜くんですよ。そしてトウガン、手頃になったなと思ったらくっつくんですよね。そして食べられないと。それから野菜、今ちょうど野菜がちょっと伸びてきて、野菜の上の土から出ているところ、あそこのところでみんなくっつくんですよね。それと切り花のユリ、ユリの芽が出てきたときにそれを引っこ抜くとか、いろいろ農家も実際被害を被っているわけなんですけれども、一番びっくりしたのは、子供のところに小包を送ろうと思って、段ボール箱で小包を用意をして、宅配業者に取りに来てねということで連絡して、宅配業者が家に行って、その小包を送ろうと思って見たら、段ボールを破って、自分が食べられるやつは皆食べて散らして、そうしてあったと。だからそこら付近のところもあって、カラスの数、そこのところは皆さん、気づいていると思うんですけれども、前と今とでは数が全然違うと思うわけよ。だから、そこのところで、町民もカラスそのものに対してはあまりいい思いはないと思いますので、そこのところももう一歩踏み込んで、ガラスをどうすれば減らしていくことができるのかということで踏み込んで、知恵を巡らして考えていただきたいと思いますけれども、どうでしょうか。
○経済課長(名越晴樹)
 昨日も山口議員のほうで答弁しましたが、被害状況、被害面積、被害額等が増加しておりますので、カラスの数は増加傾向にあるのかなというふうに感じております。
 先ほども防鳥体制の件だと思いますけれども、やはりカラスにつきましては移動してきますので、カラスの生育がしづらい環境を町民の皆様でつくっていただきたいというふうに考えております。
 農家だけへの問題ではなくて、町民の皆様がそれぞれ、例えばごみステーションの適正な管理とか、畜産農家におかれましては、侵入防止のための防鳥ネットの対策、また、個人の自給野菜の方についても同様に、防鳥ネットの設置、また、蛍光テープなどの設置等、様々な防除体制は、防除方法はございますので、そういった形でおのおのが防除に向けてぜひ取り組んで、カラスが生育しづらい環境を形成していただきたいというふうに思います。
○8番(東 弘明)
 おのおのはそこを最重点的に取り組んでいるわけなんですけれども、そこのところで、町の猟友会で捕獲するとか、捕獲箱で捕獲するとか、そこのところでどれだけカラスを減らすことができるのかというのは、課長、今増えているよという報告があったわけなんですけれども、実際には全数から、そこの把握からしなければ、取組にも力が入らないわけなんですよ。実際、永良部の島にどれぐらいのカラスがおって、どういう被害があるのか、被害は今報告あったわけなんですけれども、そこの全数を把握をして、増えているんであれば、それに対する適切な対処法というのはいろいろ今取り組んでいるわけなんですけれども、そこのところ。
 個人がこっちも通ったことあるんですけれども、わな、カラスをわなで捕ったこともあります。それは本当はやっちゃいかんのよね、わなで。だからそこら付近のところ、わなで捕ってよろしければ、畜産農家とか、農家さんに啓発すれば、それでカラスは相当数捕れると思いますよ。だけどあれは、わなは使うなということみたいで、今使っていないんですけれども、だからそういう制限がある中で、どういうふうに数を減らしていくのかというのは、もう一歩踏み込んで捉えていただきたいと思いますので、これは要望しておきます。
 3点目、好気性微生物利用について。
 1.し尿処理後の液肥を有効活用するための取組はどうなったのか。
 2.下水道の汚泥処理問題を解決するための取組は今どうなっているのか、お尋ねします。
 3.沖永良部農業開発組合の堆肥に混入する雑草類などの問題を解決するための取組をお伺いします。
○町長(前 登志朗)
 東議員の3点目、1.のご質問にお答えをいたします。
 令和3年度にみどりの食糧システム戦略の一環で、地域未利用資源として処理後のし尿を活用できないかということで、専門業者に委託し、肥料成分、細菌、有害物質の成分分析を実施しております。また、実験農場、圃場において、技術員連絡協議会の各部会による作物ごとの実証試験を行ったところ、飼料作物については収量はやや増加したものの、硝酸態窒素が基準値より高くなり、給餌には適さないという結果が出ております。
 さとうきび部会における調査では、試験区と慣行区においての成長効果に差が生じず、同程度の成長であったことが確認されております。
 野菜に関しては、衛生上の観点で風評被害等が懸念されることから、試験実施には至っておりません。
 そのほか実証する中で、タンク内の上澄み部分と沈殿部分では成分も異なり、安定した散布量や効果の検証が難しいことが確認されております。
 以上のことから、現時点では作物への液肥としての活用は考えておりませんが、今後、し尿処理施設の再整備に向けた協議について検討してまいります。
 続きまして、2.についてお答えをいたします。
 下水道の汚泥処理については、産業廃棄物処理の許認可を受けた沖永良部農業開発組合へ処理を委託しており、公共下水道及び農業集落排水施設において脱水を行った汚泥を搬入しております。処分方式としては、堆肥化としており、資源循環施設においてバガスと混合して堆肥化を図り、農地還元に取り組んでいるところです。
 続きまして、3.のご質問にお答えします。
 沖永良部農業開発組合の堆肥につきましては、以前、草種等が混入しているとの事例が報告されておりましたが、現在は発酵温度が70度から85度で1週間寝かし、温度が下がるタイミングで切り返しを行うなどの温度管理を徹底し、草種の死滅に努め、良質な堆肥の出荷に努めております。
 壇上からは以上でございます。
○8番(東 弘明)
 もともとし尿処理場の廃液を利用して、液肥センターというのが農家のために、こっちも有効活用で使わせていただいたんですけれども、最近いろいろ液肥もいい液肥ができて、利用度が低いし尿処理の液肥というのが使われなくなってきたと思うんですよ。そこのところで、実際にはどうなんですか、成分を見てみると、あれを、液肥をしてもどうかなというところもあったんですけれども、実際に費用対効果がなくて、液肥センターを閉じられたと思っているわけなんですけれども、そこのところで、新しい何か取組とか、そういうお考えはないですか。
○生活環境課長(長尾太志)
 議員の質問にお答えをしたいと思います。
 現在、谷山のほうにございますし尿処理施設ですが、当初、経済課で管理をしていたり、その後、町民支援課で維持管理をしておりましたが、令和6年度からこれまでの、先ほどの町長の答弁とも兼ね合いがありますが、なかなか農家の皆さんへの利用がないという部分で、令和6年度から生活環境課のほうで維持管理を行うことになっています。
 私たちのところでは、し尿処理施設自体はくみ取り、それから合併処理浄化槽がある以上はし尿処理施設がなくなることはないというふうな考え方を持っています。そのために令和5年度から令和6年度にかけて、繰越しでし尿処理施設の延命化を図るために、固形物等を取り除くためのスクリーン等の設置をして、現在、し尿処理施設の延命化に向けて取り組んでいるところではございますが、先ほど町長の答弁にもありましたように、今後そういったものを何か有効活用できるものについて模索していく、検討していく必要はあるかと思います。そのことについて、今後また協議を進めながら、どういった形でし尿処理施設が有効活用していけるかといったことについて検討してまいりたいというふうに考えているところです。
 以上です。
○8番(東 弘明)
 今、課長がお話、答弁したとおりだと思っているわけなんですけれども、し尿処理の有効活用という面で、今回、好気性微生物の利用についてということで質問しているわけなんですけれども、好気性微生物という、それがどういうものかということなんですけれども、微生物を有機物、微生物の力だけで発酵、熟成させて肥料化に持っていけるという、し尿処理水がですよ、そういうことができるということであります。発酵槽、有機設備、ホイルローダーのローコストで運用が可能ですと。零下20度の極寒の地でも平均90度以上の最高温度、100度以上の超高温で発酵します。また、発酵処理により良質な肥料が製造可能です。完成品の一部を混合用種菌として、そこから出た肥料の一部を種菌として再利用でき、継続的な処理が可能です。堆肥化施設の維持管理、特許技術である循環処理方法とか、そういう新しいし尿処理水そのものが堆肥に変わっていくという、そういう取組をして、今実際、それが堆肥になって永良部の島に来て使われています。
 液肥センターをそのまま、し尿処理場をそのままにしながら、そこが堆肥化にされていくという、そういう取組等もありますので、そこら付近のところも、また課でなり、いろいろ行政視察なり、いろんな取組をしながら、そういう長寿命化も大事なんですけれども、それが本当に農家に有機肥料として還元できるものであれば、そのほうが一番いい方向にいくと思いますけれども、そこら付近の前向きな検討はお願いできないでしょうか。
○生活環境課長(長尾太志)
 質問のほうにお答えいたします。
 先ほどの答弁と同じような答弁になるかと思いますが、今議員から話のありました好気性微生物を利用することによって、し尿処理施設から出るものが堆肥化に変わるということであれば、私たち和泊町、農業の町でもございますので、農家の皆さんに有効活用していただける材料にもなり得ることかと思います。
 町長の答弁にありましたように、し尿処理施設の再整備に向けた検討を進めてまいりたいということで、先ほど申しましたように、し尿処理施設自体がなくなることはございませんので、現在担当している私たちの課としても、そういった方向性でし尿処理施設の今後の活用に向けて、そういったいい提案などを参考にしながら、今後のし尿処理施設の在り方については十分検討してまいりたいというふうに考えております。
 以上です。
○8番(東 弘明)
 それと、2点目の下水道の汚泥処理の問題、そこのところもあるわけなんですけれども、今現在、汚泥処理は開発組合の、そこのところでバガスと混ぜ合わせて、大山の圃場のそれを、堆肥を使っているということであったんですけれども、実際にあのバガスは堆肥になりません、汚泥だけです。それが堆肥になるのには何十年もかかります。だから、その汚泥も堆肥に変えていけるのが好気性微生物で、まずそれで分解すると臭いがなくなるという、悪臭がなくなるというそこのところもありますし、今これ使っているキビ農家さんのところに行ったんですけれども、畑の近くに近寄られへん、臭いがきつくて、そういう状況の中で今、開発組合のほうでバガス等を混ぜて、そういうお話があったわけなんですけれども、実際にその汚泥は鹿児島の上下水道の汚泥、そこのところも好気性微生物で分解処理をして、永良部の島まで堆肥として、キビ農家が主なんですけれども、そこのところで使っている人がおって、そこのところの評判も、自分が見た目もいいし、実際に使っている生産者の話を聞いても、結構いいという話を聞いているわけなんですけれども、汚泥の問題もそういう方向で取り組んでいくと、農家の有機肥料として実際には役立つ堆肥になると思うんですけれども、汚泥の問題を解決するためにそこら付近の検討はできないでしょうか。
○生活環境課長(長尾太志)
 質問のほうにお答えしたいと思います。
 今言われました下水道施設から排出される脱水汚泥についてですが、私が以前、生活環境課で農業集落排水などを担当している際に、農家の方に肥料の提供として一時期分けたこともございます。脱水汚泥と、それから牛ふん堆肥などを混ぜて畑のほうに散布したのですが、今議員からあったような形で、とにかく臭いのほうが消えていないということで、周囲の方々にも迷惑なるということで、その後なかなか脱水汚泥が農家のほうに活用されることがほとんどなくなってきているのが現状でございます。
 また、今現在も開発組合のほうでバガス等混ぜて様々な努力をしていただいていますが、実情から、実際のところは農家の方への還元というのがほとんどできてなくて、開発組合さんが自社の畑に運搬をして散布しているのが実情でございます。
 先ほどの件と重なりますが、好気性微生物を活用した形で、脱水汚泥のほうも同じような形でよりよい堆肥化ができて農家に還元することができれば、私どもの生活環境課、下水道処理施設から出る汚泥が有効堆肥として活用していけるということであれば、非常に町民、農家の皆さんにとっても大変ありがたいことだというふうに思いますので、議員からの提案をいただいた件についても、先ほどの件と同様に、今後、堆肥化に向けてどういった形で取り組んでいけばいいのか、それからその件については、当然今、脱水汚泥については開発組合に中心になって動いてもらっていますので、開発組合のほうとも協議をしながら、よりよい堆肥化に向けて農家に還元できるものとして有効活用できるような方法を私たち生活環境課としても検討してまいりたいというふうに考えているところです。
○8番(東 弘明)
 今、課長がおっしゃったとおりだと思っております。本当に前向きにありがとうございます。
 実際、この好気性微生物自体が消臭効果が高くて、原料由来の悪臭、腐敗臭が全くないということです。ほとんどないということです、全くじゃなくて。そして汚水もそのまま発酵させるため、固液分離の必要もなく、一滴も水として工場の外に流すことがないそうです。そして発酵で同定され、国へ寄託されている好気性微生物を用い、45日で完全に発酵(物質変換)を図っているそうです。それでそういうサイクルがあるということです。
 そして、搬入原料については、下水汚泥、生ごみ、焼酎廃液というのが、結局し尿処理も入るということです。家畜のふん尿等、そういうのもみんな、有機性産業廃棄物や一般廃棄物、その含水率96から98%の焼酎廃液とかそういうのも、それもあるし、豚、牛の尿、これも発酵処理が可能ということです。それを堆肥化して、そして農家に使っていただく方法があるということでありますので、そこら付近のところも鑑みながら、前向きに視察をしたり、いろんなことをしながら取組をしていただければと思っております。
 こっち、一番大事なテーマは、農業開発組合の堆肥に利用する草種、答弁の中では85度ぐらいまで温度が上がって死滅しているということであったんですけれども、ここ四、五年前、こっちも実際に四、五年前まではその開発組合の堆肥を使っていました。四、五年前、急に変わって草種がなくなったのか、それともどうなのかという。自分も実際にジャガイモにはいいです。なぜかというと、100日から120日には掘り取りしますので、草種が入ってもさほど影響ありません。それがサトウキビになると、ハジラマキとか生えて、今までなかった草種とかそういうのが生えて、結局は敬遠して、その堆肥を使わなくなったという経緯もございます。そこら付近のところで今、草種等はなくなっているということなんですけれども、自分も実際今使っていないので、そこの評価はできません。できないんですけれども、どういう製造工程が四、五年前と変わったのか、ちょっとお尋ねします。
○経済課長(名越晴樹)
 製造工程については、どういった製造工程に変化があったのかということについてはちょっと把握しておりませんけれども、今現在は、先ほども町長が答弁いたしましたが、高温での発酵処理をしていると。定期的な切り返しを行いながら、良質な堆肥の製造に向け取り組んでいるというような報告は受けています。
○8番(東 弘明)
 草種が生えないというのが自分自身、ちょっと疑うところもあったりするわけなんですけれども、それと普及所に開発組合さんの堆肥の分析をしていただきました。そしてその分析、窒素、リン酸、カリというそういう成分があるわけなんですけれども、普及所の先生からお電話がかかってきて、こっち聞いたわけなんですけれども、開発組合の分析した結果、農作物にどれだけ好循環を生むのかということで確認したんですけれども、普及所員は、分析表から見る限りでは、農家が実際に堆肥を使っても効用があまり期待できないよという、そういう分析結果を聞いたわけなんですけれども、そこら付近のところも鑑みながら、開発組合の堆肥を好気性微生物で完全に分解して、そして取り組んでいくと、いい堆肥が、有機物堆肥ができるということで確認をしているわけなんですけれども、そういう好循環を生むし尿施設、そしてし尿処理の汚泥です。それから開発組合の堆肥。
 好循環というのは3か所とも一つのローテーションで、サイクルでいい堆肥ができるということで聞いておりますので、そこら付近のところも経済課、また、町民、生活環境か、そういういい話はあるんですけれども、実際に行って、自分たちの目で見て、本当にそれがそうなのか、永良部で実際に取り組めるのか、そういうのも確認をしながら、永良部の農家に還元できるような、そういう島にしていきたいなと思っておりますので、そこら付近をよろしくお願いしたいと思います。それ要望しながら一般質問を終わります。
○議長(永野利則)
 これで、東議員の一般質問を終わります。
 ここでしばらく休憩します。
休 憩 午後 1時57分

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