閉じる

ホーム > 和泊町について > 和泊町議会 > 議会議事録 > 令和6年 > 令和6年第2回定例会 > 6月11日(一般質問:山下幸秀議員)

更新日:2024年8月13日

ここから本文です。

6月11日(一般質問:山下幸秀議員)

発言者

山下幸秀議員

発言内容

次に、山下幸秀君の一般質問を許します。
○10番(山下幸秀君)
 一般質問を行います。
 令和6年第2回和泊町議会定例会において、2点、一般質問を通告してありますので、町長、担当課の明確な答弁を要請します。
 さて、昨今の社会情勢に目を向けると、科学の進んだ人間社会、生活文化は一段と向上いたしました。
 一方で、世界のどこかで悲しい被災、避難生活を余儀なくされている地域もあります。それには人間が引き起こした人的なもの、そして自然界が引き起こした自然災害があります。災害は忘れた頃にやってくるとはよく言いますが、皆様も記憶に新しい阪神・淡路大震災、東日本大震災、今年正月、元旦早々に発生した能登半島大地震、それぞれの地域において、最も被害、ダメージを受けているのは水道施設ではないでしょうか。
 そのようなことから、私は本町の水道施設が被害を受けたときにどうなるか心配するわけであり、今回の一般質問を通告した次第であります。
 そこで、質問要旨1、水道事業について。
 1.法定耐用年数を迎える越山配水池の整備はどうなっているのか。
 2.後蘭、永嶺、谷山の原水において、水質や取水量に問題はないか。
 3.町内全域において、水質や水圧に問題はないか、質問をいたします。
 2点目の質問については、質問席のほうから質問をいたします。
○町長(前 登志朗君)
 山下議員の1点目1.のご質問にお答えをいたします。
 越山配水池は昭和40年に建設され、令和7年度に耐用年数である60年を迎えることになります。令和元年度に策定した水道ビジョン・経営戦略において、劣化・耐震診断を実施し、対策を講ずることとしておりましたが、現状、仮設費などを考慮すると、施設の延命化を図るよりも新設のほうが効率的であるとの判断から、建設予定地の検討のための経費を予算計上いたしております。
 今後は、施設建設に向けた計画策定に取り組んでいきたいと考えております。
 続きまして、2.のご質問にお答えをいたします。
 本町は2系統から成る計7か所の水源地からの地下水を原水としており、水質検査については、年1回、38項目検査と、年4回、指標菌検査を実施しております。取水量については、令和5年度の実績で7か所全ての水源地からの取水量は1日平均2,082立方メートル、有効水量が1,772.9立方メートルとなっており、水質・水量ともに問題はないと考えております。
 続きまして、3.のご質問にお答えいたします。
 町内全域の水質については、浄水の採水地点を2か所、定点として定め、毎月、給水栓からカルシウム、マグネシウムなどを含む計10項目の定期水質検査を行うほか、年1回の検査基準項目81項目検査と、年3回の水質管理検査項目25項目検査を行っております。あわせて、年1回、年間使用量の多い農薬及び有機肥料の主成分20項目検査についても実施をいたしております。また、毎日3か所の給水栓において、色や濁り、残留塩素などの検査を行っており、細心の注意を払いながら水道水の安全確保を図っております。
 町内の水道の水圧については、町内2か所の浄水場から、本町の最も高い位置にある越山配水池に送られ、その後、高低差を生かしながら、自然流下方式で町内に給水を行っており、適切な水圧が確保できていると考えております。国頭字については、高低差があることから、ポンプで圧力をかける増圧配水池を配置することで対策を講じており、水圧については問題がないと考えております。
 水道事業については、町民の命を守る生活用水として運営を行っていることから、今後も引き続き、水需要に対して安定的に提供できるように施設の維持管理に努めていきたいと考えております。
 壇上からは以上でございます。
○10番(山下幸秀君)
 今日、議会のテーブルの上に、皆さんのテーブルの上に、「地方議会人」という冊子がありましたので、ちょっと目を通したら、災害時・災害後に議会はどう動くか。そして、めくってみると、よく私が心配する南海トラフ巨大地震、これが専門家の間では、30年以内に70から80%の確率で発生すると、こういうふうにメモされているんですね。そういった大地震が、先ほど順番とかを、周期的に起きているような気がして、先般、台湾でもありましたね。そして、この南西諸島、南海トラフ大地震がもし発生した場合には、甚大な災害が出るわけで、一番災害時に、私が今回注目しているのは、やはり水の確保ですよね、飲料水、生活用水。
 それを考えたときに、本町は第7次水道拡張事業で大方整備は進みましたけれども、財源の問題もあり、越山配水池が原水のほうから送られてきて、越山の配水池でブレンドして町内に送っているんですよね。その配水池が、私、根折地区から近い関係もあり、そこを通るたびに見上げると、傾斜地にあるよね、斜めの。そこなので当然、地震には大きな災害が予想されるものですから、その事業について、町長からも計画の策定について進めているとは聞きましたけれども、担当課のほうに改めてその計画について伺いたいと思います。
○町長(前 登志朗君)
 申し訳ございません。
 先ほど私、3.のご質問のときに、年1回の検査基準項目を81と申し上げたようですが、年1回の検査基準項目は51項目でございました。大変失礼いたしました。
○生活環境課長(長尾太志君)
 お答えいたします。
 これまでもいろいろと決算議会等でも山下議員のほうから質問等もありました越山配水池についてですが、やはり今言われていますように、本町の地形からしますと、先ほど町長の答弁もありましたように、どうしても越山のほうを活用して自然流下方式で町内全域に配水を行うという部分の利点を生かしますと、やはり越山配水池の活用というのは、今後も引き続き継続していきたいなというふうには考えているところです。
 ただ、議員から言われました、今後の喫緊なる災害等の対策について、今回、来年度60年を迎える配水池について、これまでの議会等の答弁では、耐震化計画、延命化措置を図るということにしておりましたが、先ほど町長の答弁からもありましたように、耐用年数60年を迎えるということであれば、やはり今の施設を活用できる間に、新たな計画策定を行って、私どもの考えとしては、同じ越山には当たりますが、場所を移して、建設地の候補地選定から今後の計画策定なども行っていくほうが、より最もいい対応ではないかというふうな考えを持っておりますので、先ほど町長が答弁いたしましたように、今後新たな施設の建設場所の選定などの計画策定のほうに取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。
○10番(山下幸秀君)
 ぜひ努力はしていっていただきたいと思いますけれども、先ほど町長からもありました、60年も経過しているわけですから、延命の整備・処理、延命についても相当無理というか限界があるだろうと私は思うんですね。
 地下ダムのファームポンドが、当初は頂上の一番高いところでしたけれども、いろいろ多分、傾斜地等があってからじゃないでしょうかね。大分山の手前のほうの右手のちょっと高台に登って造りました。
 だから私なりに、この水道については、どうしてもよく根折が近いということもあり、場所も見ておりますけれども、逆に今度は水道施設の場合は、根折寄りのほうのちょっと山手側のほうにちょっと平地みたいなところがあるようなので、ぜひ私はそこを、その辺りは高低差などを考えると、水道施設はやはりコストを下げるためには、高低差を利用した水圧、たしか10メーターの高低で1気圧でしたかね、そうすると50メーターの落差があれば、計算的には5気圧ですよね。水道施設はあんまり水圧あっても困るんですよね。だから、水圧にも触れていますけれどもね。それを考えたときに、原水から送られてきて、あの辺りで貯水をして、高低差で各家庭に送り、当然国頭は遠いですので、平地がずっと続いているわけだから。圧力上げるポンプをつけて送っているようですけれども。具体的にこの場所を選定して、もう60年になるわけですから、来年。いつ頃ほぼ、例えば施工にかかれるということまで、担当課がもし検討できれば、それも聞いておきたいと思います。
○生活環境課長(長尾太志君)
 お答えいたします。
 具体的な建設年度につきましては、これから行う計画策定の中で候補地検討、それから、どういった水量で、どういった形で対応していけるのかということも検討しながらになるので、具体的に越山の配水池が何年度に建設予定という時点までは、現在のところ立っていませんが、今年度中に、何とか計画策定に向けた部分の候補地選定も併せた部分を早急に実施しながら、今後計画策定を行う中で、補助事業等も勘案して、その中で具体的な建設年度も示していければというふうに考えているところでございます。
 以上です。
○10番(山下幸秀君)
 分かりました。
 早期建設に向けて努力をしていただきたいと思います。
 2点目の水質や水量については、以前、たしか三重大学の教授だったと思いますけれども、農薬の使用がすごく多いと、沖永良部島はね、によってその農薬汚染がいろいろ懸念されているのを新聞等にも載ったことを思い出して、あれから相当たちましたので、今現在どうなのかということと、水圧については、地下ダムが本格的に稼働を今していますよ。そうすると干ばつが来た場合に、干ばつがなければ心配ないと思いますけれども、大量に農業用水に使うわけですね。そうすると、当然地下ダムの水量がぐんと減るわけですから、本町の水道は地下水を利用している関係もあり、断水というのはあまり聞いたことがない。そういったことを考えたときに、果たして今後どうなのかというのが私の質問です。担当課に伺います。
○生活環境課長(長尾太志君)
 水質につきましては、先ほど町長の答弁にもございましたが、年間、私どものほうで各回数決められた部分で水質検査を実施しております。具体的には項目数が大変多うございますので、資料等については後ほどまた議員のほうに資料でも提供いたしたいと思いますが、水質基準よりもはるかに下回って安心・安全な水質を提供できているというふうに思っております。
 それから、先ほどありました水圧等についてですが、地下ダムの影響ということですけれども、一応本町につきましては、後蘭、永嶺の浄水場を中心に、先ほど答弁にありました7か所の原水のほうから地下水をくみ上げて、越山のほうでブレンドして町民のほうにお配りしているということで、今後の災害等について、確かな検証は行ってございませんが、今、議員から言われたことも踏まえまして、今後、後蘭、永嶺の周りの7か所の原水がそういった部分で支障があるのかどうか。そういうことについては、今後様々な部分で検討しながら、今後取り組んでいきたいというふうに考えております。
 以上です。
○10番(山下幸秀君)
 以前、相当昔の話ですけれども、根折地区においては、越山の配水池から和字の水源地のほうに本管が通っているわけですけれども、すごくその当時は本管の破裂というか漏れが多くて、あのとき質問したのを思い出したんですけれども、使っている水よりも漏らしている水のほうが多いんじゃないかと思うぐらい川のように流れていたものですからね。あのときに補修した場所は必ず埋め戻して、道路を平たんにするんだけれども、どうしても鎮圧をして、後でまたこごむことを計算して盛土にしているわけね。それはずらっとあって、中にはへこんでいるところあるんだけれども、いつも一般質問の資料として、一体どのぐらいあるのか数えてみたら、車では数え切れなくて、歩いて数えてみたんですけれども、私は見たときに、サロンパスのように感じたものですから、私がサロンパス道路ということを言ったら、当時水道課の皆さんが何かサロンパス道路といつの間にかなっていたようですけれども。しかし、それも第7次拡張整備できれいに整備をして、本管なども布設替えをして、今、全くこの埋め戻しをして補修している箇所が少ないんですよね。
 そういった中で、町全体で漏水というのはとてもコストを使うわけですよ。源水から越山まで来る圧送の水と、今度は各家庭に行く中で、本管含めて漏水の状況はどうでしょうか、担当課。
○生活環境課長(長尾太志君)
 お答えいたします。
 確かに議員がおっしゃるように、布設替えと、それからそれぞれ漏水の修理する箇所によって、当然、当初、先に布設替え、水道管布設したところが順番に漏水が出てきたり、それからまた、場所によっては車の往来等の激しいところについて漏水が発生したりということがあるかと思います。
 漏水につきましては、ありがたいことに町民の方々から、道路のほうから水が湧き出ているということで、いろいろと情報をいただいたことについて、職員のほうでその場所を確認しながら行っている部分と、役場のサンサンテレビの下のほうに水道の水量を確認するテレメーター室、各水源地等の水量の確認をする機器がございますが、そういった機器の水の流れ、水量のため具合を見て、その配水池の水の量が、累計が多い地点を職員のほうはまた漏水修理がない際は漏水探知機を持って、各それぞれ漏水が出ているかもしれない箇所をそれぞれ漏水探知機で検査をして、漏水箇所を確認できた際はすぐ対応するような形で現在も対応してございます。
 最近も、今年に入ってからも、大分漏水修理というのは実施していますが、近年、大きな箇所の漏水修理を行うことで、最近の配水池のほうの水のほうは大分安定してきているかというふうに考えておりますので、今後も町民の方からの漏水情報、それから、職員独自で漏水調査を行いながら、そういった箇所がもし見つかるようであれば、早急に対応しながら対応してまいりたいというふうに考えております。
 以上です。
○10番(山下幸秀君)
 水道については最後に、大規模災害を想定して、各地区に貯水タンクを設けてありますよ、第7次拡張整備においてね。そのタンクに備えている水で町内全域に何日ぐらい、これで問題ないのかですね。そこもちょっとお聞きしておきたいなと思って。何日ぐらいもつか。
○生活環境課長(長尾太志君)
 ただいま手元のほうに、今の貯水量の部分で町内、先ほど1日有効平均の取水量とかいう数字は出しましたが、今の現在の配水池それぞれの取水量で町内全体で何日保つかということですが、そこのことについては具体的にこちらのほうで試算してございませんので、今後そういったことについても、生活環境課としまして調査をした上で、数字等が分かった時点で、また議会等にも報告したいというふうに考えます。
 よろしくお願いします。
○10番(山下幸秀君)
 分かりました。
 災害時になくてはならない水の供給は、本町でそのタンクなどに貯水はしてありますけれども、どのぐらいもつのか。また、それがなくなった頃には、復旧できるような対策が必要じゃないかと思いました。
 また先ほど、国土強靱化計画の中にも、町長はじめ総務課長のほうでも、水道事業の強化なども考慮して、また有利な事業を導入してですよ、水道課においてはとても厳しい運営されていると私は見ていますので、皆様方の努力は評価したいと思いますので、ぜひ今後とも頑張っていただきたいと思います。
 次に、2点目の道路行政について。
 1、豪雨による根折地区での大崩壊している被災箇所の復旧工事はどうなっているか。2点目に、根折与和線において通学路の歩道整備が必要だと思うが、それについて伺います。
○町長(前 登志朗君)
 山下議員の2点目1.のご質問にお答えをいたします。
 4月14日から15日にかけて、連続雨量161ミリ、最大時間雨量63ミリの大雨が本町であり、根折字内の町道和根折線の路肩が決壊し、当日より一部通行に支障を来しております。
 被災状況としては、道路下圃場までの直高が5メーター以上あり、側溝や擁壁の破損が28メーターにもわたる大規模なものとなっております。
 復旧工事に向けて、現在、設計・積算作業を行い、本議会に補正予算を計上させていただいたところです。費用が多額となることから、今後、国の災害査定を6月下旬に受検し、7月頃の工事発注を見込んでいるところです。しっかりと手順を踏んで、早期復旧に向けて取り組んでまいります。
 続きまして、2.のご質問にお答えいたします。
 根折字と古里字与和の浜を結ぶ町道の根折与和線につきましては、町内多くの児童・生徒が通学路として活用している道路と認識をしております。特に、大城小学校に接しており、児童の安心・安全な通学を確保するため、これまでに玉城字から小学校までの歩道整備や、路肩の歩行空間にカラー舗装による対策を行ってきております。玉城字から根折字、大城小学校から古里字までは歩道がないことから、通学路の安全対策として、5年度と6年度で路肩にカラー舗装を計画しており、実施中であります。
 歩道整備については、地域からの要望と用地買収等を含めた地域との合意形成が必要ですので、地域と連携をしながら検討していくものと考えております。
 壇上からは以上でございます。
○10番(山下幸秀君)
 60ミリを超える大雨による道路の崩壊。私も同地区内ということもあり、そこを見て、また、先ほどあったように段差も約6メートルぐらいありそうなので、下のほうの畑も見ましたけれども、あと、この落差を考えると、またこうして雨降っていますけれども、二次災害が起きるんじゃないかなと思って私は心配しているわけです。ちょうど生コンの会社が近くにあるということもあり、よくそこを通るんですよ。そうなると心配されるのが、先ほどから申し上げている水道施設本管がそこは通っていると思っていますけれども、それに影響はないのかですね。そこも含めて、私、補正予算2,039万9,000円ですかね、補正予算を計上してありました。しかしながら、町長のほうで答弁の中では手順を踏まえて、7月頃になるんじゃないかということを申し上げましたけれども、やはり緊急を要する箇所については、やっぱりスピードが大事なんですよ。なので、事が起こってからでは遅いですので、担当課に、私はもうちょっと早めて整備ができないかと今思うところです。
 この補修工事について、担当課に伺います。
○土木課長(西村雄次君)
 根折の道路の崩壊、路肩の崩壊につきましては、即日から片側通行ということで、町民の皆様にもご迷惑をおかけしているところであります。災害ということで、また予算も2,400万円近くかかるということで、すぐ早急に設計をしないといけないということで、予備費を活用いたしまして設計をいたしております。設計が終了いたしまして、この議会で補正予算を組んでいただいて、それをもって工事を発注するということで、結構大きな予算と、災害が大きかったということで時間かかっておりますが、しっかりとした手順を踏んで、そんな長くかからないようにということで工事発注しているということで、私は順序立てできているのかなと思っております。
 以上です。
○10番(山下幸秀君)
 大きな工事になるとは思います。ただ、事が起きてからでは遅いですので、場合によったら、私は見たときに、この箇所を見たときの状況を見ると、大型車両、重量が大きいですので、それは通行止めにするなり、ちょうど公民館の県道に迂回すれば問題ないんですよね。そうするなり、そういう対処はしないと。ただ、心配するのは二次災害です。そういうことで、場合によったら、先ほども申し上げましたけれども、前倒しをして、こういう復旧工事についてはスピードが大事ということを申し上げておきます。
 次に、子供たちの交通安全を考えたときに、大城小学校地区の、私は自分の地区だからひいきするわけじゃないけれども、他地区の学校に比べて、通学路の歩道整備が少ないんじゃないかと。大城小学校から玉城字までですよ。それから根折までと、学校から大城、皆川、古里まで歩道はないですよね。今、カラー舗装をして子供たちの安全を図っているようでありますけれども、心配するのは、日本はこれからますます高齢化社会、時々ニュースで見る、全国ニュースではありますけれども、通学の歩道に車が突っ込んで、痛ましい事故が発生するニュースも見ますよ。それを考えたときに、国はやっぱり将来日本を背負う、あるいは和泊町を背負っていく子供たちを健全に育てていくためには、いろいろ知恵を絞って、こちらにできている子ども未来課もそうですよ、子供たちをしっかり健全に育てていくということから予算を計上して、日本はこうして将来のためにと思っています。
 である一方で、実際にこの小学校・中学校の子供たち、実際にその子供たちを悲惨な交通事故に遭わせてはならないと、そこにもそれなりの予算をつけて守るべきじゃないかなというのが私の発想であり、カラー舗装の先には、やっぱり通学路のちゃんとした歩道が必要じゃないかというのが私の今回の質問ですけれども、担当課に伺います。
○土木課長(西村雄次君)
 お答えします。
 歩道の整備ということでありますけれども、歩道整備につきましては、地域との話合いというのも十分して、地権者の同意というのも必要になりますので、昨年度から今年度にかけてカラー舗装ということで、今年度、根折まで完成する予定となっております。その後につきましては、十分地域からの要望を聞いた上で、地域と話合いをしながら進めていければと考えております。
 以上です。
○10番(山下幸秀君)
 歩道を整備するには用地買収が必要ですよ。私は何度もこの質問を通告して、改めてその歩道を見させてもらいましたけれども、私が見てはですよ、歩道の幅が、車は軽トラックが十分通れますよ。つまり、広いんじゃないかと思ったわけですね。今、整備しているところは問題ないんですよ。これから整備する道路において、どうしても用地買収がネックになりますよ、財源的にもね。ときに、道路交通法で決められているかどうかまでは私は勉強していませんけれども、ある程度あれよりも狭くして、広いと、もうこれ私の持論だけれども、2人、3人、しゃべりながら話しすると。広いと、しゃべりながら話をすると、もしものときの車が突っ込んできたときの俊敏さがなくなると。ある程度狭ければ、横には並べないわけだから、縦に歩けば、規律正しくというか、おしゃべりもしないで歩くんじゃないかなと、私はその歩道を見ながら考えました。
 根折に行く道路の幅も見ると、両方にかなり予備の幅があってですよ、1か所を、例えば案ですよ、今ある歩道の約半分ほどの歩道を造って、残りを車道で2車線で引けば、造れそうな気も私はしたわけです。それはもう、あなた方の専門でないと分かりませんけれども、それについては、大城から皆川、古里についても同じです。
 そういうことで、担当課について、今後の歩道整備についてどのようになるのか、伺っておきたいと思います。
○土木課長(西村雄次君)
 歩道の広さについての提言と受けましたけれども、私も、まだ道路交通法とかの関係もあるかと思いますので、そちらをちょっと調べてみないと、果たしてそういう歩道が設置できるのかというところもあると思います。
 そこにつきましては、設置できるのであれば、そういうのも考慮しながら今後検討していければと思っております。
○10番(山下幸秀君)
 これから、特にこの突き進む少子高齢化社会、子供たちの健全教育と、一方でまた、高齢者対策もやらなければなりません。そこにおいて、この歩道で心配するのは、高齢者のやはり事故です。そういったことも想定して、整備に努力されることを要望して、私の一般質問を終わります。
○議長(永野利則君)
 これで、山下幸秀君の一般質問を終わります。
 以上で本日の日程は全部終了しました。
 本日はこれで散会します。お疲れさまでした。
散 会 午後 2時23分

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 和泊町議会議長 永 野 利 則

 和泊町議会議員 森 富 隆

 和泊町議会議員 川 畑 宏 一

お問い合わせ

和泊町役場議会事務局 

TEL:0997-92-2569

FAX:0997-92-3176