平成28年第3回和泊町議会臨時会会議録 平成28年11月30日(水曜日) 午前9時30分開議
1.議事日程(第1号) ○開会の宣告 ○開議の宣告 ○日程第1 会議録署名議員の指名 ○日程第2 会期の決定 ○日程第3 議案第67号 和泊町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定 について ○日程第4 議案第68号 平成28年度和泊町一般会計補正予算(第4号)の議決につい て
○閉会の宣告
1.本日の会議に付した事件 ○議事日程のとおり 1.出席議員(12名) 議席番号 氏 名 議席番号 氏 名 1番 川 畑 宏 一 君 2番 池 田 正 一 君 3番 喜 井 和 夫 君 4番 松 村 絹 江 君 5番 東 弘 明 君 6番 前 利 悦 君 7番 中 田 隆 洋 君 8番 橋 口 和 夫 君 9番 和 正 巳 君 10番 山 下 幸 秀 君 11番 桂 弘 一 君 12番 永 野 利 則 君
1.欠席議員(なし)
1.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事務局長 田原義仁君 書記 花輪富八郎君
1.説明のため出席した者の職氏名 職 名 氏 名 職 名 氏 名 町長 伊地知実利君 耕地課長 山岡和博君 副町長 前田修一君 土木課長 皆吉泰智君 総務課長 種子島公彦君 会計課長 永山美智代君 企画課長 川畑裕一君 生活環境課長 和田清良君 税務課長 東 茂久君 教育委員会 教育長 逆瀬川勝久君 町民支援課長 高田清蔵君 教育委員会 事務局長 美野忠徳君 保健福祉課長 瀬川光雄君 農業委員会 事務局長 亘 禎一郎君 経済課長 武 吉治君
△ 開 議 午前 9時30分 ○議長(永野利則君) おはようございます。 ただいまから、平成28年第3回和泊町議会臨時会を開会いたします。 本日の会議を開きます。
△ 日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(永野利則君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定によって、前利悦君及び中田隆洋君を指名します。
△ 日程第2 会期の決定 ○議長(永野利則君) 日程第2、会期決定の件を議題といたします。 お諮りします。 本臨時会の会期を本日1日間にしたいと思います。 ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永野利則君) 異議なしと認めます。 よって、会期は1日間に決定しました。
△ 日程第3 議案第67号 和泊町職員の給与に関する条例の一部を改正す る条例の制定について ○議長(永野利則君) 日程第3、議案第67号、和泊町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ○町長(伊地知実利君) 議案第67号は、平成28年の人事院勧告に基づいて、勤勉手当の率、扶養手当の額及び行政職給料表について所要の改正を行うものでございます。よろしくご審議の上、議決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(永野利則君) これから質疑を行います。 質疑ありませんか。 ○6番(前 利悦君) 全協でも質問しましたけども、職員の給与を上げるということ、本当にこれはもうやぶさかではありません。自分もそういうふうにした経緯がありますし、やっぱりこれはもう非常にありがたいことですし、人事院の勧告をしっかり守ってほしいという思いもあります。 本町の場合、さきの6月議会の中で三役の給与カット、そして私たち議会も給与カットと、そういう形をとりましたけど、もうそれが何だったのかな、そういう思いがあるもんですから、町長、それに対して今どういう思いですか、それをお聞かせください。 ○町長(伊地知実利君) 給与改定につきましては、人事院の勧告に沿って全国的に実施をしているところでございますが、国の勧告に基づいて、また県は県として人事院勧告を行います。しかしながら、私どもは、国の人事院勧告に沿って改定をするということでご提案を申し上げているところでございます。昨年は据え置きということでそのままにしておりましたが、今年は勧告が出たために改定をするということでございます。 本町の給与体系につきましては、総務課長から説明があったかもしれませんが、国の給与と比較してどうなのかということをラスパイレスを比較してみますと、郡内でも全国的にも平均ということで、90%を超えているところでございますが、中には国の給与平均より高い市町村もあるわけでございますけども、私どもとしては、今のところ91%程度のラスでございます。 そういうことで、郡内でも決して大幅に高いという数値じゃございませんけれども、また、職員の勤務に意欲を持たせていくためにも、町民の福祉向上のために職員が全力で勤務に当たっていくというようなことからも、このような環境を整えて、私としては、職員に一層頑張っていただきまして町民の福祉向上に尽くしていただきたい、そういう念からこのような提案をしたところでございまして、他の町村より劣ってはいけないということじゃありませんけれども、他の町村並みにひとつこの人事院勧告に沿った改定をさせていただきたいというふうなことから提案をしたところで、前議員が先ほど質問したように、議員の皆さんや私どもがそのような措置をしたところでございますけれども、やはり職員は職員としての役割もございますので、これが職員の生活給でもありますし、ぜひご承認をいただきまして、職員をなお一層激励する意味でもご理解をいただければと、そのように思っております。 ○6番(前 利悦君) 趣旨はよくわかります。やっぱり和泊町の現状が、110億の借金、そして庁舎問題、今いろいろ出ておりますけども、そういう中でカットしてきたこととどう整合性があるかと、何のために私たちはしたのかなと、そういう思いがあるもんですから、その辺のことは、職員も町長がみずからそういうことをしたということはわかっていると思うんですけど、その辺を考えて、それを町民がどう思うかということだと思いますけども、そういうことと、後の見通しというんですか、今の財政との、で、これをどう改善していこうというふうに考えられているのか、その辺をもう一つお聞かせいただけませんか。 ○町長(伊地知実利君) これまでも財政問題につきましては、担当課長からも皆さんにも説明があったかと、そのように思いますが、やはり何といっても行財政改革を強力に進めていかなければ今の前議員の指摘のような財政改革はできないと、そのように思っておりますし、常々課長会や職員の会議の中でも、今言われておりますように、これからの大きな課題として掲げております庁舎建設の問題、それから、今後行う事務事業につきましても、大きな財政を伴うところもあるかと、そのように思いますが、何といっても財政なくして事業はできないわけでございますが、それに向けて私どもがどう取り組むかという姿勢でございます。事務事業の見直し等につきましても、厳しく職員に指導しているところでありますし、また、無駄を省こうという運動を展開しているところでございます。また、財政改革の重点期間ということで今取り組んでおりまして、先ほどの起債残高が100億を超すということでございますが、これも年々改善をされつつあります。 そのようなことで、一時的には厳しいところがあるかもしれませんが、私どもの努力、また議会の皆さんのご理解をいただきながら、行財政を積極的に強力に進めていく以外には改善の余地はないと、そのように思っておりますし、また、自主財源であります町税等の徴収についても、それぞれの担当課全職員が一丸となって取り組むことによって改善が図られていくと、そのように思っておりますし、十分に財政については担当の皆さんとも毎月チェックをしながら、今事業を進めているところでございますので、また、私どもも改善に向けては強力に取り組んでいく覚悟で今協議をしているところでございますので、財政の改善についてはぜひ進めていくと、改善をしていくというのを約束いたしたいと、そのように思います。 ○6番(前 利悦君) そういうことで、町の事業全体の中でやっぱりそれを考えていくと、そういう形でぜひ進めて、そういうことでないと何のためやったかと意味がわからない状況になりますので、それはよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(永野利則君) それは要請ですね。 ○6番(前 利悦君) はい。 ○1番(川畑宏一君) 今、ちょうど財政が厳しいということでご説明いただきましたけれども、財政が厳しい中で、これから本町におきましてコストカットなどを大幅に進めていかなければならないと思います。ただしかし、コストカットというのは何でもやみくもにやればいいというものではなくて、削るべきコストもあれば、これは削ったらいけないというコストもあると思います。その中で、子供というのは本町を支えていくこれからの未来の宝でございますから、ここに関しては、私は、むやみにコストカットをすべきではないという考えを持っております。 そこで、今回の人事院勧告におきます給与改定というものは、特に子育て世代であります若手が増額、恩恵を受けるものであるということで、非常にいいことではないかなと感じております。ただ、今回、役場の給与ということの改定ですけれども、子育て世代への恩恵というものが和泊町全体の民間の子育て世代へも、何らかの事業、子育て支援事業という形で波及していくようになっていけばいいなというふうに考えておりますので、そこを要請しておきたいと思います。 ○町長(伊地知実利君) 今の川畑議員の質問につきましては、やはり必要なものは必要なものとして実施をしていかないといけないと、そのように思っております。今、全国的に言われております子育てというものについては、私どもも真剣に考えていかなければいけない、そしてまた、その予算を削るとかいうことは決してするつもりもありませんし、28年度から実施をしております中学生までの医療費の無料化とか、いろんなそういう子育ての環境は、全力で私どもも努めていかないといけないと思います。川畑議員が言われておりますように、必要なものは必要なものとして、不必要なものまであえて計上する必要はないじゃないかということは私どもも十分認識しながら取り組んでまいりたいと、そのように思っております。 ○議長(永野利則君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永野利則君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永野利則君) 討論なしと認めます。 これから、議案第67号、和泊町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。 お諮りします。 本案を原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永野利則君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第67号、和泊町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり可決されました。
△ 日程第4 議案第68号 平成28年度和泊町一般会計補正予算(第4号) の議決について ○議長(永野利則君) 日程第4、議案第68号、平成28年度和泊町一般会計補正予算(第4号)の議決についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ○町長(伊地知実利君) 議案第68号、平成28年度和泊町一般会計補正予算(第4号)は、歳入では、大島食糧株式会社の残余財産処分に伴う財産収入の増額の予算措置でございます。歳出では、ふるさと納税推進費の増額及び人事院勧告に基づく勤勉手当の率及び行政職給料表の改正に伴う人件費の調整などの予算措置でございますので、詳細については事項別明細書のとおりでございますが、よろしくご審議の上、議決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(永野利則君) これから質疑を行います。 歳入歳出全般の質疑を行います。 質疑ありませんか。 ○2番(池田正一君) 歳出のところのふるさと納税のほうに多額に計上されておりますが、先ほど全協のほうでも聞かせてもらいましたが、ふるさと納税のほうに企業が数社手を挙げていると。例えば、もともと持っていた商品をこういうふうにふるさと納税の返礼品として返していきたいというのか、それとも新たに開発して、開発する場合にこの補正額とかが使われるのか、そこのところがわかったらお聞かせください。 ○総務課長(種子島公彦君) 返礼品については、新たに現在開発されたものはございません。今10社、協力企業ということで返礼品の提供を受けておりますけれども、これまで各社が持っていました商品などを組み合わせた形で返礼品のリストに載せてあるところでございます。 ○2番(池田正一君) ということは、このふるさと納税返礼品に関しましては、新たにつくる場合はそれをつくるための資金、そういうものをまたこの中から提供してもらえるんでしょうか、お願いします。 ○総務課長(種子島公彦君) それにつきましては、各社の企業努力ということで、今のところ、ふるさと納税商品の開発ということでふるさと納税費から支出することは考えておりません。また、ほかに産業間連携などいろんな事業がございますので、そういう中でまた取り組んでいければよろしいのではないかなと考えているところでございます。 ○議長(永野利則君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永野利則君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永野利則君) 討論なしと認めます。 これから、議案第68号、平成28年度和泊町一般会計補正予算(第4号)の議決についてを採決します。 お諮りします。 本案を原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永野利則君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第68号、平成28年度和泊町一般会計補正予算(第4号)の議決については、原案のとおり可決されました。 これで、本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 平成28年第3回和泊町議会臨時会を閉会します。お疲れさまでした。 閉 会 午前 9時50分
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
和泊町議会議長 永 野 利 則
和泊町議会議員 前 利 悦
和泊町議会議員 中 田 隆 洋 |