閉じる

大城小学校 > 学校紹介 > 学校概要

更新日:2024年4月4日

ここから本文です。

学校概要

1校区の実態

(1)自然的環境

和泊町は、鹿児島の南南西546kmの洋上に浮かぶ沖永良部島の東北部に位置し、年平均気温22度、亜熱帯の花々が咲き乱れる人情豊かな町である。「人づくり、土づくり、健康づくり、花づくり」の町民四大運動を合言葉に、南海の楽園をめざして住みよいまちづくりに取り組んでいる。

本校区は、本町のほぼ中央部を占め、面積580ha、根折、玉城、大城、皆川、古里の5字からなる農村地帯である。

学校からは、和泊町の玄関口である和泊港から西へ約4km、沖永良部のほぼ中央部にあり、東経126度37分、北緯27度23分、標高80mの高台に位置している。高台の平地は大部分が畑作であるが、緑も多く、自然豊かな土地である。

(2)社会的環境

ア児童数の推移

大正後期から、昭和初期にかけて600人を超える時期もあったが、昭和40年頃から徐々に減少し、昭和62年から100人を割っている。その後、減少傾向が進み、平成24年度から複式学級が設置された。

イ保護者の教育的関心

保護者の教育に対する関心は高く、PTA活動、子ども会育成活動などに対しては積極的で参加率も高い。また、平成30年度に創立120周年を迎え、各種記念事業を計画・実施し、新たに歴史の創造に向かって創立当初からの校訓『負けじ魂』を引き継ぐ校区民の愛校心が更に強固なものになった。

ウ文化的環境

公民館(研修館)は、各字とも近代的建築に整備され、集会をはじめ、社会教育講座も多く催されており、敬老会、運動会、長寿会など利用度も高く、心のふれあいの場となっている。また、学校に隣接している町立こども園は、平成17年度から保育所と幼稚園を一元化し、平成21年度には認定こども園となり、小学校との連携も一層図られるようになった。

エ産業・経済

校区民(4月1日現在、人口866人、世帯数470戸)のほとんどが自作農で、農家一戸当たりの平均耕地面積は、2haである。サトウキビ作、ユリ栽培を中心に、グラジオラス、キク等の花卉栽培、野菜、ジャガイモ等の園芸作物栽培も盛んに行われ、経済的に安定している。

2児童の実態

児童は明るく素直で活動的である。体力つくりやボランティア活動等には、全校で取り組んでいる。苦手なことにもあきらめず最後まで粘り強く取り組もうとする根気や向上心が見られる。一方、自ら考えて行動したり、挑戦したりしようとする気力にやや欠ける。

学力面では、全国学力学習状況調査、NRT標準学力検査等において、全体的に平均を上回っているが、学年によって個人差も見られるため、授業の改善や家庭学習の課題を工夫する等、児童の理解の程度に応じたきめ細かな指導に努めている。今後児童数の減少による完全複式学級をにらみ、令和2年度から児童の学習習慣を確立し、主体的に学ぶ力を身につけさせ、確かな学力の定着を図るために、授業での学びと家庭学習とを有機的に繋ぐ取組を始めた。更に、複式・少人数指導の充実を目指し、令和3年度から2年間の地区の指定を受け、本年度公開研究会を行う。また、基本的な生活習慣の確立、メディアに触れる時間が多くなり健康面や人との触れ合いが希薄化しがちなどの課題があるため、学校と家庭が連携して指導に当たる必要がある。

児童の通学状況は、校区内の児童の約9割が2km以内、校区外からの通学が3人いる。

お問い合わせ

大城小学校

電話番号:0997-92-0075

ファックス:0997-92-2686