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更新日:2023年12月8日

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野菜

輸送野菜

目標

本町における輸送野菜は,温暖な気候を生かして春を告げる商材として,バレイショ・サトイモ・ニンニクを中心に本県産リレー出荷の先発産地としての地位を築いてきた。今後も「安心・安全」な野菜生産に取り組み,土づくりを推進し,単収向上による農家所得の安定を目指す。

バレイショ

沖永良部バレイショ「春のささやき」がより一層消費者に信頼される生産体制の構築を目指し,「かごしまの農林水産物認証制度」を継続取得する。さらに「定時・定量・定質」を徹底することで本県産リレー出荷の先発産地として有利販売に努める。

サトイモ

畑かん営農の推進品目として,「かごしまの農林水産物認証制度」を継続取得し,各種研修会・生産面積の拡大・生産者組織の育成・生産技術の向上(生分解性マルチ・かん水等)を図る。

ニンニク

バレイショ・サトイモに次ぐ新たな重点品目として生産者組織の育成を行い「優良種子の確保・生産技術の確立・生産面積拡大」に努め,生産振興に努める。

 

振興方策

  1. さとうきびとの輪作体系による連作障害防止対策,耕畜連携や緑肥の栽培,堆肥等有機物投入による土づくりを行うとともに,土壌診断による適正な肥培管理をはじめ,栽培基準の遵守,優良種子・種苗導入による品質と単収の向上を図る。
  2. 系統共販により「定時・定量・定質」の出荷体制を確立し,有利販売に努める。さらに,野菜価格安定基金や収入保険制度を活用し農家経営の安定化を図る。

 

自給野菜

目標

近年,地産地消についての関心が高まり,町内各所の直売所利用が増え自給野菜の需要が高まってきている。今後は,自給野菜栽培の生産に取り組む人材の育成・確保を図る。農産物直売所等の活動を支援し,学校給食での活用や野菜の自給率向上を図る。

振興方策

種苗の普及更新

安定した種苗の供給により,生産者・生産量の増加を図る。

栽培技術の向上

研修会等を開催し,生産者同士の連携を深め,生産資材・有機質肥料の活用により栽培技術の向上を図る。

地産地消の推進

家庭菜園の普及や,6次産業化の推進による高付加価値,販売機会を確保するイベント等を開催し自給野菜の生産と島ものを食べようの取り組みを推進し消費拡大を目指す。

野菜生産実績表
  令和4年度実績 令和5年度計画 令和7年度計画(3年後)
面積 生産量 実績 面積 生産量 生産額 面積 生産量 生産額
(ha) (t) (千円) (ha) (t) (千円) (ha) (t) (千円)
自給野菜 30 154 15,400

31

158 15,800 34 173 17,300
輸送野菜 663.8 6,609 1,537,848 694 7,128 1,612,900 720 7,394 1,674,000
693.8 6,763 1,553,248

725

7,286 1,628,700 754 7,567 1,691,300

 

    令和4年度実績   令和5年度計画  令和7年度計画(3年後)
面積 生産量 実績 面積 生産量 生産額 面積 生産量 生産額
(ha) (t) (千円) (ha) (t) (千円) (ha) (t) (千円)
バレイショ 577 6,342 1,382,556 600 6,800 1,428,000 620 7,200 1,512,000
サトイモ 55 306 130,356 60 280 140,000 70 350 175,000
ニンニク 10.8 37 25,320 13 48 38,400 15 55 44,000
632 6,572 1,506,296 660 7,080 1,568,000 690 7,550 1,687,000

 

お問い合わせ

和泊町役場経済課 

TEL:0997-84-3518

FAX:0997-92-2935