発言内容 |
再 開 午後 1時00分 ○議長(永野利則) 休憩前に引き続き会議を開きます。 東議員の一般質問を許します。 ○8番(東 弘明) 町民の皆様、こんにちは。議席番号8番、公明党の東でございます。 今回の議会に2項、6点一般質問してありますので、壇上より1項、4点を質問をさせていただきます。 サトウキビ生産振興対策について。 サトウキビは本町農業の中心的作物であり、多くの農家の所得を支える基幹産業であります。また、製糖業や関連産業を含め、地域経済全体に大きな影響を与える重要な作物でもあります。 しかしながら、近年は農業従事者の高齢化や後継者不足に加え、肥料、農薬、燃料などの生産資材価格の高騰により、生産現場は大変に厳しい状況に置かれております。こうした課題を克服するためには、収量向上と省力化を同時に進める取組が必要であり、行政による支援体制の強化が求められております。 そこで、以下の4点について伺います。 まず、1点目は不耕起栽培についてであります。不耕起栽培は耕起作業を省略することで、作業時間や燃料費の削減が期待できるほか、土壌流出の防止や土壌環境の改善にも効果があると言われています。一方で、雑草対策や初期生育などの課題も指摘されております。 そこで、本町では不耕起栽培をどのように評価しているのか、また導入の状況や実証結果をどのように分析しているのか伺います。さらに、今後の普及拡大に向けた支援策についてもお聞かせください。 次に、2点目。ビレットプランターによる植付けについて伺います。 農業機械の活用による省力化は、今後のサトウキビ生産を維持していく上で欠かせない取組であります。ビレットプランターは植付け作業の効率化が期待されておりますが、本町において1反当たりの平均何本程度の植付けを可能と掌握しているのか伺います。また、慣行植付けとの比較において、労働時間、経費、収量の面でどのような成果が得られているのかお示しください。あわせて、利用促進のための機械導入支援や共同利用体制の整備についての考え方も伺います。 3点目として、苗取り対策について伺います。優良な種苗の確保は収量向上の基本であり、健全な苗を安定的に供給できる体制づくりが重要であります。しかしながら、苗取りに必要な圃場の確保や管理作業の負担は大きく、生産者からも課題として上げられております。本町では、現在、種苗供給体制をどのように評価しているのか、また苗取り圃場の確保や優良種苗の増殖体制についてどのような方針を持っているのか伺います。さらに、今後の支援策や関係機関との連携についてもお聞かせください。 4点目として、品種選定と集落単位での取組について伺います。 サトウキビは品種によって収量や糖度、病害虫への耐性などに大きな違いがあります。そのため、それぞれの地域や土壌条件に適した品種選定が重要であり、収量向上の大きな鍵になると考えます。本町では、集落ごとの収量データや栽培状況をどのように把握しているのか、またそれぞれの地域特性に応じた品種選定や、栽培指導をどのようにして進めているのか伺います。さらに、高収量品種の導入促進や成功事例の横展開など、集落単位での単収向上対策についてどのような考えを持っているのかお聞かせください。 最後に、本町の基幹産業であるサトウキビ農業を将来にわたり維持発展させるため、町としてどのようなビジョンを持ち、生産振興に取り組んでいくのか、町長の所見を伺いまして、壇上からの質問を終わります。 ○町長(前 登志朗) ありがとうございます。 東議員の1点目の1.から順にお答えしてまいります。 不耕起栽培については、ケーンハーベスタでの作業によって地表に残渣が覆われるため雑草が生えにくく、マルチ効果が得られることから干ばつにも強く、また作業時間の短縮が図られるメリットがあるとされていると認識をしております。一方で、中耕・培土の作業を省略するため畝が生成されず、ケーンハーベスタによる収穫においては作業が困難となる場合があり、刈り残しが発生する可能性があるとの意見も伺っております。 現在、知名町において不耕起栽培を実施されている農家の方がいらっしゃるとの情報は得ておりますが、本町において不耕起栽培を実施している農家の方は把握しておりません。今後、実際に不耕起栽培を実施している方からのご意見や他市町村での事例、また試験研究機関の情報なども注視しながら検討していきたいと考えております。 次に、2.のご質問にお答えします。 奄美群島において、二芽苗の植付け本数の目安は1反当たり3,300から3,500本となっています。対して、ビレットプランターでの植付けはケーンハーベスタでの採苗が前提となっていることから、芽の損傷などにより出芽が不安定となりやすく、出芽を安定させるためには二芽苗の植付け本数より多くの苗量が必要となります。サトウキビ対策本部及びビレットプランターを使用する農家の方へ現状をお聞きしたところ、本町におけるビレットプランターでの1反当たりの本数は二芽苗本数の約3倍である1万本程度を使用しているとのことです。 次に、3.のご質問にお答えします。 サトウキビ採苗については、沖永良部農業開発組合による種苗供給事業としてハーベスタによる採苗、ビレットプランターによる植付け業務を実施することとしております。また、高齢化が進む中で、農作業負担軽減になくてはならない沖永良部調苗・植付受託組合、東内会において優良種苗供給確保事業を実施いただいております。東内会においては、栽培技術の向上や島内農家の皆様への優良種苗普及へも貢献いただいていると認識しております。引き続き、東内会の皆様や沖永良部農業開発組合による事業など関係機関のご協力をいただきながら、種苗確保対策を図ってまいります。 次に、4.のご質問にお答えします。 サトウキビの品種の選定については、風折れ抵抗性に優れた品種や黒穂病抵抗性に優れた品種など様々な品種特性を考慮し、植付けを実施する農地に応じて生産者ご本人が選定するものであると理解しております。そのため、生産者の皆様へ共有すべき品種ごとの長所や短所、留意点については「さとうきび生産の手引き」などにて周知を図ってきたところでありますが、新たな共有すべき情報などがあれば、速やかに周知してまいりたいと考えております。 壇上からは以上でございます。 ○8番(東 弘明) 不耕起栽培についてでありますけれども、現在、不耕起栽培に取り組んでいる農家数と面積を把握しているのかであったんですけれども、本町ではそこのところがまだできていないという町長答弁でありました。 この前、本町でも、自分が知っている人も、自分も取り組んでいるんですけれども、大分、不耕起栽培は定着してきております。この前、ちょっと時間が取れたので和泊町、知名町のキビ畑を大分回って見させていただきました。そうすると、不耕起栽培が相当数拡大しているのが回ってみれば分かります。だから、そこのところをしっかり町長さんもメリット、デメリットをお話ししていただいたんですけれども、本当に不耕起栽培をこれからどう定着させていくのかというのが一つの取組になってくると思いますけれども、実際に不耕起栽培は全体的に和泊本町でも大分取り組んでいる農家があります。そこのところの掌握、確認をできないかどうかお尋ねします。 ○経済課長(竹下泰弘) 不耕起栽培の状況につきましては、先ほど町長のほうでまだ正確な、しっかりと把握できていないということでしたが、やはり今からサトウキビ部会等を中心にしまして、生産農家の方々を回りながら、不耕起栽培の状況について確認していきたいと考えております。 ○8番(東 弘明) しっかりと、なぜ不耕起栽培というかと言うと、いろんな面でメリットがあります。その反面、先ほどのお話なんですけれども、ハーベスタでサトウキビを刈るときに、刈った残渣、それが全面的にキビ畑のキビの上にハカマが乗ると雑草も抑えられて、不耕起栽培が本当に一番植付けであって、中耕とか培土とか、そういうのを抑えることができて、雑草も抑えることができます。そこら付近のところのメリットのところもみんなで共有しながら、生産者がどういう農業経営体に行ったときに単収向上ができるのか、そこら付近のところも本町もしっかりと取組をしていただきたいと思います。 実際、コスト削減の効果というのもお聞きしようと思ったんですけれども、今データがないわけですから、そこのところも出てこないですよね。コスト削減とそこのところはいいとして、実証圃場の設置やこれから試験栽培を行う、今取り組んでいないということであればそういう取組をする考えはないのかお聞きします。 ○経済課長(竹下泰弘) お答えします。 今後の取組としましては、実験農場ということもあるんでしょうが、やはり実際にしている、取り組んでいる農家を中心とした委託などをしながら、データを取っていきたいと考えております。 ○8番(東 弘明) こっちも今まで何回か実験農場でサトウキビの品種とか、そういうものの実証実験ができるのかということで、いろいろお願いしてきたんですけれども、まだまだ手つかずで、何の結果も得られていないというのが現状であります。 今、課長がおっしゃったように、であれば、実際の農家さんの圃場を回って、どういう圃場なのか、いい圃場、悪い圃場、そこのところで毎年データを出したら一目瞭然にデータはつくりやすいと思います。課長がおっしゃったように、町内の圃場を回られて、品種、それから生育とかそこら付近のところも本町でもしっかり、基幹産業でありますので、農家がどういう品物をつくって、どうすれば単収向上に資することができるのかという、そういうデータも早めに出していただきたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。 ○経済課長(竹下泰弘) お答えします。 やはり、サトウキビの生育については1年ないし1年半という長い期間がかかりますので、数年はかかると思いますが、なるべく早く取組を始めていきたいと考えております。 ○8番(東 弘明) 普及を進めるため、機械導入や技術指導に対する支援制度を検討できないかお尋ねします。 ○経済課長(竹下泰弘) やはり、技術の実証というのは非常に厳しいものもあると思うんですが、農業試験場、徳之島支場など、そういったところの意見を聞きながら普及させていければと思っております。 ○8番(東 弘明) そこのところも進めていただきたいと思います。 町として、今後数年かかるということではあったんですけれども、何年間ぐらいで、どの程度の導入面積は想定今できんですよね。徐々に定着してくれば、そこのところも検討をしっかりと、取組をお願いしていただきたいと思います。 2点目、ビレットプランターについてでありますけれども、先ほど町長からもありました二芽苗が3,300本、ビレットプランターが1万本ということでありましたけれども、実際、今、開発組合にも確認したんですけれども、開発組合が今1反当たり5,100本だそうです。そして、大体標準的に、基本的に本格的に取り組んでいる農家さんはそこに1万5,000本落とすそうです。その圃場を見させていただいたんですけれども、普通5,500が1万本の圃場と、実際に1万5,000本落とした圃場は見たら一目瞭然にキビの苗の本数が全く違いました。そして、違った上にキビが繁茂して草が除草効果もあって、除草する必要がないわけよ、そして少なく落としたところは、そこのところは雑草が生い茂って除草の回数も必要だし、キビの欠株、そういうの等もあったわけなんですけれども、そこら付近のところの考えはどうでしょうか。 ○経済課長(竹下泰弘) お答えします。 今、私たちのほうで確認ができているのが二芽苗であれば3,300本から3,500本が1反当たりということで、ビレットプランターで植えた場合は1万本ほど増えているということを確認しています。ただ、議員がおっしゃるとおり5,000本と1万5,000本の差というのはやはり確認をした上で、省力化につながる、除草などもしなくて済むということであれば非常に生産にとっていいものだと考えておりますので、そういったものも見ていきたいと考えております。 ○8番(東 弘明) そこのところもしっかりデータを出して、基幹産業であるキビ農家が潤うように取組のほうをしっかりしていっていただきたいと思います。 今、高齢農家でも利用しやすい仕組みを検討しているのかどうか、そこのところも町長答弁でも先ほどあったんですけれども、そこのところで何か検討していることがあればお願いします。 ○経済課長(竹下泰弘) お答えします。 高齢化になると、やっぱり作業というのが非常に厳しい点が出てくると思います。そういったものにつきましては受託組織とか、そういったのがあればそういったのを利用していけるようにしていきたいと思っております。 ○8番(東 弘明) 今まで東内会というのがあって、調苗ナイを撤去をしていたんですけれども、今はもう調苗を申し出たその方が病気とかして、ちょっと調苗ナイへの供給が全体的に行き渡らないという現象もあるわけなんですよね。そこのところは確認できていますか、できていないと思います。実際に、自分も東内会に入っておりまして、緊急の場合には調苗をお手伝いしたりしていながらですので、そこら付近の内容は分かっているつもりなんですけれども、自家苗の調苗というのがこれからは本当に国頭のある方も、もう体力的にもたないと、そこら付近のところで、もう今年いっぱいできるかどうかなという、そういうお話等もあったんですけれども、そうなってきたときに、実際にビレットの植付けというのはもう必要不可欠になってくるし、そこら付近の対策、またそれと農家への普及啓発、そこら付近のところを今後どのようにしていけるかお願いします。 ○経済課長(竹下泰弘) ビレットプランターにつきましては、今現在把握している分だけで町内に6台から7台あるというふうに伺っております。そういった方々に、やはりお願いをしていかないと植付け等ができないということは十分確認しておりますので、そういった方に広くお願いをしていくというような形になると思います。 また、優良種苗の確保につきましては夏植えで55アール、春植え分で54アールというふうに確保しているところですが、やはりこれらの作業状況についても今後新しい方とか、そういった方々をまた育てていかなければならないというふうに考えております。 ○8番(東 弘明) ビレットプランターについては、それで終わりたいと思います。 今度は苗取りについてなんですけれども、先ほども話したんですが、現在、町内で必要とされる苗の量に対して供給量は十分だと考えておりますか。 ○経済課長(竹下泰弘) お答えします。 苗の量につきましては、おおむね十分足りているのではないかというふうに考えております。 ○8番(東 弘明) 苗の量に対しては供給は十分と考えているということでありました。 優良種苗の確保に向けて、どのような体制を整備しているのかお願いします。 ○経済課長(竹下泰弘) 優良種苗につきましては、3名から4名ほどの方々を中心にしてお願いしているというふうに理解しております。また、その方々も先ほど述べましたように高齢化してきているということで、その後継ぎというか、次になる方々をやっぱり残していかなければならない、そして優良種苗はやはり年々入れて更新していかないといけないと考えておりますので、その付近も考慮した上で取り組んでいきたいと考えております。 ○8番(東 弘明) 今、実際苗取り圃場なんですけれども、苗取り圃場が自分自身もそういう感じでしているんですけれども、春植えの5月、上の部分、それから調苗をすると、メイチュウ害とか、ほかのいろんな害がなくて、90%以上歩留りがいいんですよ、だから苗を取る畑が、圃場がしっかりしておれば、キビの調苗、発芽率も高くなってくるんですよね。 実際、ビレットの場合が一番問題なんですけれども、刈り残しのキビとかそれで切って植え付けると芽がないわけよ、27号とかは特に成長の段階で葉っぱがみんな落ちます。落ちたときに風に揺られると、芽と芽がこすれ合って芽かきの部分が物すごい多いです。だから、同じ調苗をするにしてみても新しい苗というんですか、そこら付近のところで苗を取ると歩留りもいいし、発芽率もいいですので、そこら付近の啓発はできないでしょうか。 ○経済課長(竹下泰弘) おっしゃるとおり、苗に関しましては、やはりハーベスタで収穫すると芽が傷んで、なかなか出ないというふうな話も伺っております。やはり、ビレットプランター用の苗として生産した苗を植付けに使うようなことを推進していきたいと思っております。 ○8番(東 弘明) 苗取りについては、ですね。次に移ります。 今度は品種の選定についてなんですけれども、町として集落ごとの収量データ、そこのところは今後出す必要があると思うんですけれども、どうですか。 ○経済課長(竹下泰弘) 字ごとの、各地域ごとの収量ということでありますが、なかなか集計しづらいものがあるかと思っております。また、サトウキビの収量につきましては畑の場所や畑の地力、そういったものの影響が大きいものと考えておりますので、できるところから一つずつしていきたいと思っております。 ○8番(東 弘明) それをお願いしたのは、4月に徳之島のほうにキビ農家の視察に行かせしていただいたんですけれども、そこのところで、伊仙と天城町にちょっと行って農場とか見てきたんですけれども、以前、伊仙とかは8号と23号をメインで作っていたんですけれども、今は30号と33号というのがメインになってきています。 それで、実際にはその他もろもろ、いろいろ品種あるんですけれども、そこら付近で栽培をしておりました。天城のほうに行くと、8号とはるのおうぎがメインで、そのほかもろもろ作付できていたんですけれども、というのは北海岸とか中とか、南側、太平洋側とか、そこら付近のところでも品種によっては収量に大きな差が出てくるという、そういうデータも出ております。そこら付近のところで、実際に本町でも収量性が高くなるような、そういう集落ごとにデータを出すと農家も取り組みやすいんじゃないかと思うんですけれども、そこら付近の取組は可能ですかね。 ○経済課長(竹下泰弘) お答えします。 やはり、おっしゃるとおり地域性だとか、そういったものによって、品種によっては差が出てくると思います。やはり、北海岸だったり南側だったり、どの場所といったものが適しているという大まかなデータは出せるかもしれませんが、やはりその場所自体が広いものですから、北はこれ、南はこれといった特定することは難しいと思いますが、なるべくそういったデータを持って、品種の選定をしていければと考えております。 ○8番(東 弘明) これを言うのは、一番はその集落ごと、言ったように北海岸なのか、真ん中なのか、太平洋側なのかというそこの付近のところも、サトウキビそのものの品種によって物すごい差が出てくるわけよ。だから、そこら付近のところは行政主導ということじゃなくて、地主らが自分の畑に植える品種とかは決めて、植付けをするのが当然なんですけれども、だけども、その収量的にどういう品種はここのところではどれぐらいのデータが出ているよと、その目安は町として示していくことが可能じゃないかなと思うわけなんですよね。 だから、大まかな、町として北にはどういう品種がいいよと、南はこういう品種がいいんだよという、そこら付近のデータを出す必要があるんじゃないかなとこっちは思っているんですけれども、それは将来の目標として取り組めるんじゃないかと思いますけれども、どうでしょうか。 ○経済課長(竹下泰弘) お答えします。 やはり、先ほどから言われているように、品種、データが非常に大切だと思いますので、そういったデータを持って各集落、地域に示せるように取り組んでいきたいと思います。 ○8番(東 弘明) 今、27号の夏植えの、早期植付けの繁茂して、出過ぎたキビ、それは今のハーベスタも100馬力とかなればどうにか刈れるそうです。75とか小さい機械ではなかなかハーベスタで刈り取れなくて、そして無理して刈るときには、2段刈りといって上のほうを一遍刈って、それでその後また下のほうを刈るという、2段刈りというそういう刈取りをしたりしているということなんですよね。 それで、今後ハーベスタも機械の更新とかでそういうのが来ると思うんですけれども、本当に1段ランク上の、これからサトウキビが増えてくるわけですので、そういうハーベスタだとか機械に対する町の助成とか、そういうのは考えられないでしょうかね。 ○経済課長(竹下泰弘) 機械の補助ということだと思うんですが、計画的に機械を入れていく関係で、やはりどういった機械が必要なのかというのは生産者のほうが一番分かっている、詳しく知っていると思いますので、まず要望等ありましたら、ぜひ経済課のほうへ一声かけていただいて、またその中でそれぞれの要件がありますので、その要件に応じたまた機械導入等を計画していきたいと考えております。 ○8番(東 弘明) そこら付近のところもしっかりと取組のほうをしていただきたいと思います。 あと、町長のほうに総括質問をちょっとしたいと思うんですけれども、本町の基幹産業であるサトウキビ農業を10年後どのような姿にしたいと考えているのかお尋ねします。 ○町長(前 登志朗) 農業の就業人口はこれから確実に減ってくると思っておりますが、今のこの売上高を守ることがまず第一だと思っております。そうすることによって、各農家の所得が上がり、豊かな町になれるというふうに考えております。 そんな中で、サトウキビは特に優良品目で、ほぼ機械化が進んでおります。今、議員からご指摘のありましたように、植付けも、ケーンハーベスタとビレットプランターで植付けができて、そして今収穫はほぼ100%ハーベスタになっておりますので、先ほどご提案いただいた不耕起栽培なども、もしそれが数字的にいいものであるならば、さらに省力化も進んで必要なものになると思います。 また、島の農業、畑を回していくという考えの中でも、サトウキビというのは不可欠なものですので、そこのサトウキビ栽培をしっかりと守っていきながら、スマート農業の最先端の品目としてしっかりと守っていきたいと考えております。 以上でございます。 ○8番(東 弘明) 今、町長がおっしゃったとおり、スマート農業というのに移っていかざるを得ないだろうし、この前、熊本のほうで展示会があって、経済建設でそこのほうに行かせていただいたんですけれども、九州農政局の方にスマート農業の取組をちょっと確認させていただきました。 そうして、和泊町のことも知っておられて、サトウキビのことで農政局の方が、サトウキビの枕、そこの部分に今でも沖永良部はサトウキビを植えているのという変な話があったので、こっちもびっくりして、だから最近はその枕、機械がUターンしやすいように枕を植え付けている人と植え付けていない人とで、篤農家と個人農家とそこのほうのばらつきがありますよという、そういうお話をちょっとさせていただいたんですけれども、そのときに実際には推進事業なんですけれども、その枕部分に実際にサトウキビを2列、3列植えずに、そこのところでも植えんで、機械の効率化でいろいろあると思うんですけれども、そういう事業を取り組んでいたら、その部分に国の補助が出るよというそういう話を聞かせてもらったものですから、一緒に経済課から行っていた職員の方にそういうお話をしたら、ぜひその人に会いたいということで、いろいろそこへ行って農政局の職員といろいろ話をさせていただいて、スマート農業、そのことでいろいろ取組とかで話ができました。 そういう、その中で実際にジャガイモでも、今枕部分は植付けしていない人が多いわけなんですけれども、実際に作業能率の効率化とかいろいろそこに大義名分をつくって、どうしても掘り取り作業に手間がかかって、省力化のためにハーベスタが欲しいとかそういう大義名分をしっかりつけてあげたら、機械も2分の1の助成、掘り取り機械も2分の1の助成とか、いろいろそういう有効なお話を聞かせていただきました。 これは、一番は行政の皆さんも本当に頑張っているんですけれども、今、環境省と通産省と国交省で職員が出向しておりますし、向こうからも来ているわけですので、我が本町にない情報とか取組とか、そういうものもこれからいろいろ調べていくと、永良部の農家に必要不可欠な機械とかそういうものに補助事業、助成を受けていくことができるということでありましたので、そこのところもしっかり職員の中で研究、勉強会とかいろいろしていただきながら前に進めていただければなと思いながらでありました。 今、こういうお話なんですけれども、町長に省力化、機械化、優良研修導入の3本柱について町の、町長の考えをお聞かせください。 ○町長(前 登志朗) 先ほど申したとおり、スマート農業はどんどん進めていく必要があると思っております。 優良品種については今27号がほとんどで、8号と23と27で大体6割、7割ぐらいなんですけれども、多分そうなっているということはそれが合っているからだというふうに理解しております。はるのおうぎなんかはほとんどこの島はないので、上のほうはありますけれども、ですからこの地に一番合っているのかなというふうに理解しておりますが、今後もまたそういうところを研究していきながら、いい品種を選んでいきたいと考えております。 ○8番(東 弘明) 今、町長から27号とか品種のお話が出たんですけれども、27号、今はどちらかというと減ってきています。なぜかというと、株が分けつが少なくて収量がだんだん減っていくというそこら付近があって、はるのおうぎ、国頭方面は最高です。今ある農家が7回目ぐらい今年取りました。今年の7回ぐらい取っているんですけれども、そこのところはハーベスタで刈った後、切れ葉が下に落ちますよね、それが株じゃなくて畝に生えて、実際にはハーベスタがキビの畝を刈らんといかんのやけれども、どこか分からんということで、それぐらい繁茂して出るキビです。 国頭辺りでは、春農業は僕自身も取り組んでいるんですけれども、優良品種と考えております。そして、27号に変わって今大体、住吉、正名辺りが永良部では23号という品種を導入しているんですけれども、あれが国頭または和泊町でも23号が増えてきたりしております。そこら付近のところも本当に、今はどちらかというと、タン回し傾向、高い回しで、6番、7番ぐらいまではビレットで植えたら取るという、そして今自分が確認した農家では、今年10回目になるけれども、刈った後の分けつがよくて、10回目で立っているというお話等もしておりましたので、だからタン回しができる品種、また本数が立つ品種、そこら付近のところもいろいろ今回検討していただいて、将来の振興計画を作成していきたいし、農家が将来に希望の持てるような具体的な支援策をお示ししていただければと思います。 最後に、町長さんへ不耕起栽培、ビレットプランター、優良品種、品種選定についてそれぞれ答弁をいただいたが、これらを総合的に推進するための数値目標や工程表を町として持っていただきたいと、つくっていただきたいと思いますけれども、最後にお願いします。 ○町長(前 登志朗) ありがとうございます。 ただ、この七、八期においては、春のおうぎは全体の0.4%しか和泊町では作っていなくて、27号が42.8%ということでほぼそういうことにはなっているんですけれども、不耕起栽培も実際にはまだ和泊町では少ないので、それが果たしてどうなのかというところも検証した上で、数値目標を決めるといっても実際にはそれがいいものなのかどうなのか、確かに手間はかからないので、兼業農家の人なんかはいいのかなと思うんですけれども、キビの専業農家にとってもいいものなのか、その辺を検証した上で、いいものであれば推進していきたいと思っております。 また、全体的にやはり農家の皆さんがしっかりと稼いでいただくことによって、町が明るくなりますので、その形はしっかりと応援していきたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。 ○8番(東 弘明) しっかり取組のほうをまたお願いしていきたいと思います。 サトウキビに関しては、これで終わりたいと思います。 第2点目、2項めなんですけれども、農地有効と、農地集約化についてを質問します。 本町の農業を取り巻く環境は、農業従事者の高齢化や担い手不足により年々厳しさを増しております。そのような中で、耕作放棄地の増加は農業生産力の低下だけでなく、有害鳥獣の発生や病害虫の温床化、景観の悪化など地域全体に大きな影響を及ぼす課題となっています。 そこで、まず耕作放棄地の利用について伺います。本町における耕作放棄地の現状をどのように把握しているのか、また耕作放棄地の解消や再利用に向けてどのような取組を進めているのか伺います。あわせて、新規就農者や認定農業者、営農組織等への農地活用の促進についてどのように考えているのかお聞かせください。 次に、農地集約化について伺います。農業経営の効率化や生産性向上を図るためには、分散した農地を担い手へ集約していくことが重要であると考えます。本町では農地中間管理機構や地域計画を活用しながら、農地集約化をどのように進めていく考えなのか、また今後の目標や具体的な取組について伺います。 ○農業委員会会長(野村栄治) 皆さんこんにちは。東議員の質問に答えたいと思います。 耕作放棄地の利用についてということなんですけれども、本町の農業振興にとって耕作放棄地対策は課題であると考えています。本町には、現在約13ヘクタールの耕作放棄地が存在しています。今後の対策として4つの視点から対策を講じ、利用の促進を考えております。 1点目は、農業委員・農地最適化推進委員の方々の協力を得て毎年実施しております、農地の利用状況調査に基づき遊休地の把握を行うと同時に、農地所有者に対して意向調査を行い、遊休農地の意向把握と解消に努めています。 2点目は、各字で策定しております地域計画に沿った話合い活動で、高齢化等で維持が困難になった農地を地域の中心的な担い手につなぐことで未然に耕作放棄地を防ぐ取組を行っています。 3点目は、耕作放棄地の拡大は生産力が低下するだけでなく、雑草、病害虫の発生等、周辺の優良農地への環境への二次被害を起こす可能性がありますので、関係機関と協力しながら地域の実情に合った対応を検討していきたいと思います。 4点目は、荒廃農地再生事業や遊休農地解消対策事業等の補助事業の検討やハード対策を講じる必要があると考えています。 今後とも、上記の4点を中心に地域の農業者の方々と県・町・農業委員会・JA等の農政関係機関が協力しながら、耕作放棄地の解消と発生防止に努めます。 2点目の農地集約化ですけれども、分散した農地集約を図ることで、大型機械の効率的な利用や近年のスマート農業への対応等、作業の効率化が図られ、営農コストの低減等、多くのメリットが挙げられます。今後とも、本町農業を持続的に発展させるためにも重要な要素であります。町としましては、主に3つの具体的な手法を軸に関係機関と連帯を図り、計画を進めてまいります。 1点目は、農業農村整備事業において、区画整理事業時に農地団地化を図りました。現在、事業完了から約20年以上がたっておる地区があり、営農形態や耕作者にも変化が生じております。 2点目は、農業委員会を通しての農地のあっせん、農地中間管理機構事業等を活用した賃貸借の権利設定を通し、規模拡大を目指す担い手や農地所有適格化法人への農地の貸出しをサポートし農地集約化を図っております。 3点目は、さきの耕作放棄地対策にもありました地域計画に沿った話合い活動を通し、10年先を見据えた地域の農業像を描きながら、農地集約化の支援や機構集積協力金事業等を活用し、地域の実情に応じた担い手や農地所有適格化法人への農地の集積・集約について取り組んでおります。 今後は、農地の集約化を成し遂げるには行政、農業委員会、関係機関だけではなく、各集落の皆さんと一丸となって農地集約を進めていく必要があると考えています。 壇上から以上で終わります。 ○8番(東 弘明) 耕作放棄地についてであります。今、農業委員会会長から耕作放棄地は13ヘクタールぐらいであるということでありました。データ的には過去5年間で増加しているのか減っているのか、どうでしょうか。 ○農業委員会事務局長(重信英樹) 耕作放棄地の現状としまして、6年度末では13ヘクタールの耕作放棄地があります。 これ、年々減少傾向になっております。以前の調査では16ヘクタールとかありましたが、今最新の数値では13.1ヘクタールとなっております。これにつきましても、日頃、農業委員ですとか、最適化推進委員の方々の活動の成果であると考えております。また、各種事業の取組によって、耕作放棄地の拡大も防げているという把握をしているところです。 以上です。 ○8番(東 弘明) 年々減っているということで、本当にこういうことだなと思いながらでありますけれども、解消された農地の利活用なんですけれども、どのようにされているでしょうか。 ○農業委員会事務局長(重信英樹) お答えします。 基本的に農地でありますので、解消された農地というのは農地であることが前提でございますが、その農地それぞれの条件がございます。その条件それぞれに応じた対策等を講じながら、なるべく担い手ですとか、地域の核となる中心の農家の方々に耕作してもらっているのが現状であります。 以上です。 ○8番(東 弘明) 耕作放棄地の働きかけなんですけれども、今実際、和泊町では担い手、島で農業をしたいと帰ってこられる方が農地の確保ができなくて、また島を離れて都会に出るとかいう、そういう傾向性が多々あるわけなんですよね。だから、そこの耕作放棄地とか、そういうところの解消が進んでいるわけですので、担い手農家を中心にして、貸出しとかそこら付近の対策はできないでしょうか。 ○農業委員会事務局長(重信英樹) お答えします。 農業委員会では毎月、定例総会というものを開催いたしまして、月に1度その農地の買い売りですとかあっせん等の審査をしております。そこでも、やはり議員がおっしゃりますとおり、本当は全国的には農家が、担い手が不足ですとか、遊休農地とか耕作放棄地が拡大している中で、本町におきましては農地が不足している状態です。限られた2,300ヘクタールの農地を農家の方で有効に活用するためにも、やはり地域との話合いですとか、昔の人・農地プランで、今、地域計画というものに変わっておりまして、地域の話合いを基に地域の中でどういった人に今後5年、10年を見据えて集積とか集約していくかということを地域で話し合っていって、しっかり大事な農地をみんなで有効に使っていく必要が大事だと思います。 現状、借りたいというあっせんの方が多くございますが、貸したいという農地が空かない状態が続いております。ですから、そういった方々はあっせん登録の台帳にずっと登録をされて、貸したいところとか契約が切れたところで貸主が変わるところを農業委員の方、最適化推進委員の方々が回っていただいて、いろいろ話をして解消される場合もありますし、解消されれば台帳から削除していって、もっと必要となれば再度あっせんの申出を出してもらうということで進めているところです。 ○8番(東 弘明) 耕作放棄地については以上です。 農地集約化についてでありますけれども、3月議会で同僚議員からいろいろ集約化についての取組とかは聞かせていただきました。今、農地集約化なんですけれども、町全体で一遍に集約というのは難しいと思います。各集落単位で、あれは1ヘクタールだったですかね、単位で集約して、できるところから集約化事業を前に進めていくということが一番最良の取組じゃないかなと思うんですけれども、そこら付近どうでしょうか。 ○農業委員会事務局長(重信英樹) お答えします。 議員の先ほど言われました集約化についての取組なんですが、本町では平成28年度から機構集積協力金ということで、各地域において仁志字をまず筆頭に集積をして、担い手に農地を集約・集積することで、交付金がもらえるという非常に本町にとっては大変役に立っている事業でございます。その地域が令和7年度末で16地域しております。年々その交付金の交付単価ですとか条件も変わっておる中で、基本的に取り組みやすい地域は既に取り組んでいるということで認識していただけたらと思います。 今後、そういった各地区とか集落で入って話合いをするのにプラスアルファ、また地域外からの大きな経営体とかも入って耕作をされておりますので、その辺も話合いを重ねることで調整を進めていき、やはり帰ってきた方々が確実に安心して農業をできる体制というものは、みんなで構築していく必要があると思いますし、今その事業についても年々集積だけでよかったものが今回集約まで入ってきております。 だんだんハードルが上がっている中で、難しい地区しか残っていないのが現状でありますので、その辺を地区に入ってみんなで話合いを進めながら、取り組める事業は取り組んでいきたいと考えているところです。 以上です。 ○8番(東 弘明) 今、70歳以上の高齢者が占める、2,300ヘクタールの面積の33.9%が高齢者が耕種、所有しているということで、これから年を取るに重ねて離農とかいろいろそういう経営体も出てくるんじゃないかなと思いながらでありますけれども、もし離農とか畑を貸したいときには、中心経営体に回すんじゃなくて、本当に担い手農家に農地が行き渡るような取組の方向性をできたらと思いまして、これは要望で終わりたいと思います。 以上で、一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(永野利則) これで、東議員の一般質問を終わります。 ここでしばらく休憩します。 休 憩 午後 1時59分 |