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更新日:2022年2月22日

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12月14日(一般質問:島田浩樹議員)

発言者

島田浩樹

発言内容

再 開 午前10時45分
○議長(永野利則君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、島田浩樹君の一般質問を許します。
○2番(島田浩樹君)
 町民の皆様、改めましておはようございます。
 議席番号2番、島田浩樹です。
 まずは、副町長、就任おめでとうございます。これからも一緒に和泊町を活性化できたらと思います。
 早速ではございますが、令和3年第4回定例会において、一般質問を2点通告しておりますので、壇上より1点質問させていただきます。
 さきの9月議会において令和2年度決算を行いましたが、経常収支比率は89.8%、マイナス1.7%減、実質公債費比率は16.3%、0.4%増、将来負担比率は85.2%、36.2%減の改善傾向の財政状況になっております。
 また、本町においては、第6次総合振興計画を明るい未来に向けた指針とし、子育て支援、観光と交流促進、社会基盤整備、循環型社会の構築、産業振興、保健福祉の充実、学校・社会教育の充実を町の未来を創る7つの柱とし、住んでよかった、今後も住み続けたい、住んでみたいと思える活力ある和泊町の実現に邁進していくと思います。
 しかしながら、限られた財源を有効的に活用し、持続可能な行財政構造を構築していく必要もあります。
 そこで1点、令和4年度の当初予算編成方針はどのように考えているか、お尋ねします。
 残りの1点は質問席のほうから質問をさせていただきます。
○町長(前 登志朗君)
 島田議員の1つ目の質問にお答えいたします。
 令和4年度当初予算編成に当たっては、国・県の予算編成方針を踏まえ、限られた財源をより一層有効に活用することが求められております。そのためには、自らの財政構造の点検を十分に行うとともに、引き続き新型コロナウイルス感染症対策や町内経済の循環、回復に向け、取り組む必要があります。
 また、これまでの慣例にとらわれることなく、民間のコスト意識を持ち、町民の生活に直結する必要性の高い施策、事業を展開したいと考えます。併せて、ふるさと納税の推進や税収等の歳入の確保、計画的な地方債管理などを行い、中長期的な財政見通しの下、持続可能な行財政構造を構築していく必要があります。
 本町の財政状況については、依然として県内でも厳しい水準にあることから、この状況を克服し、持続可能な町政運営に向け、職員全員が財政状況に対する危機意識の共有を図り、その解決に向けて力を結集して各種施策に取り組む必要があると考えます。
 本町では、第6次総合振興計画を明るい未来に向けた指針とし、心豊かに暮らせる社会の実現に向け、取り組んでおります。先ほど議員からもございましたように、住んでよかった、今後も住み続けたい、住んでみたいと思える活力ある和泊町の実現に邁進する予算編成をしてまいります。
 また、令和4年度の当初予算編成においては、新たな取組として重点新規事業枠を設定しており、きめ細やかな住民サービスや本町独自の新しい取組も実施したいと考えております。
 壇上からは以上で終わります。この後は、担当の者からも答弁をさせていただきます。
○2番(島田浩樹君)
 やはりコロナ禍で和泊町の経済のほうも少し悪化して、今から回復見込みだと思いますが、令和4年度の町税、また地方交付税の歳入はどのように見込んでいるのか、お尋ねします。
○総務課長(南 俊美君)
 お答えいたします。
 私のほうでは地方交付税のほうを答弁させていただきます。
 例年30億から32億の間で普通交付税は見込んでおります。今年度については約32億円を、今のところ見込んでいるところです。
 税収については、税務課のほうでお願いします。
○税務課長(山元博文君)
 お答えします。
 令和4年度の当初予算の税収の金額につきましては、町民税、固定資産税、軽自動車税、3税合わせまして4億5,930万4,000円を計上しております。あと、この中にはたばこ税と、また国有資産の固定資産税関係の分は含まれておりません。
 以上です。
○2番(島田浩樹君)
 経済の状態も見ると、やはり歳入の対策等も必要なのかなと思っております。住民税、また未収金対策等については、今後、町としてはどのような対策をしていくのか、お尋ねします。
○税務課長(山元博文君)
 お答えします。
 納税は国民の義務であり、納期限までに納付していただくのが絶対の原則となっております。税の収入は町の財源の主な財源であり、行政サービスには欠かせないものであるところであります。
 町としましては、納期限内に納付されている大多数の納税者の皆様との公平性を確保するためにも、滞納には法令に基づき厳正に対処するという基本姿勢の下、徹底した滞納整理に今も取り組んでいるところですので、令和4年も引き続き対応してまいりたいと考えております。
○議長(永野利則君)
 答弁をされる方はマスクを取ってください。音声が聞き取りにくいということですので。
○2番(島田浩樹君)
 やはり町長も財政が厳しいとおっしゃられていますので、しっかりとした対策をして歳入の確保に向けていただきたいと思います。
 令和2年度は企業版ふるさと納税の寄附があり、約9,000万円の実績がありましたが、令和3年度の、また見込額と、やはり町長が推進していますので、令和4年度の推進対策と目標額はどのように設定しているか、お尋ねします。
○企画課長(林 義仁君)
 ふるさと納税についてお答えします。
 令和2年度が9,921万円でした。令和3年度の見込みが、現時点で1億4,600万を見込んでおります。令和4年度が2億円を見込んでおり、計上しております。
 以上です。
○2番(島田浩樹君)
 この1億円と2億円は売上げのほうでしてよろしいでしょうか、どうでしょう。
○企画課長(林 義仁君)
 ただいま答弁した分につきましては、歳入、入ってくるほうを答弁しました。
○2番(島田浩樹君)
 やはり町長は観光協会長ということでありましたので、2億円、この先どれぐらいの金額を設定しているのか、町長にお尋ねします。
○町長(前 登志朗君)
 お答えいたします。
 まず、これまで1億円の突破がなかったものですから、今年度は何としても1億円の突破ということで、就任以来、出張のたびにふるさと納税のお願いをしているところでございます。来年度は2億円を必ず突破するように目標としております。最終的には、できればですが、5億円まで持っていけるならば、町の税収ぐらいの金額になりますので、また、そのことによって町民福祉の向上が図られると思っておりますので、そこに向けて、その目標に向けて努めていきたいと考えております。
○2番(島田浩樹君)
 先ほども町長の答弁もありましたけれども、人事異動を12月1日に、ふるさと納税のほうですかね、されております。今後、やはり人も増やしていく予定でふるさと納税課みたいな形をつくるのか、お尋ねします。
○町長(前 登志朗君)
 お答えいたします。
 お隣の徳之島ではふるさと納税の専門の室がございまして、ふるさと納税だけをしている職員が2名、あと、臨時の職員が3名から4名、それと、ほかにもまたみのり館とかといいまして、ふるさと納税に携わっているチームがございまして、非常に大人数で取り組んでおります。その結果、4億、5億という数字を上げているわけなんですけれども、本町においてもそこを目指しておりますが、まだ職員の数がそんなにありませんので、来年度は企画課の中に室を置いて、専任の職員1名、そしてあと、今までの体制を維持しながらそこに取り組んでいきたいと考えております。
○2番(島田浩樹君)
 やはり職員数も少ないので、職員の負担にもならないような環境づくりをしながら5億円を目指していただきたいと思います。
 先ほど町長の答弁にもありましたけれども、重点新規事業というのはどのような事業を行っていくのか、町長のほうにお尋ねします。
○副町長(伊原拓也君)
 町長ご指名でしたが、私のほうから回答させていただきたいと思います。
 今、議員のほうから重点新規事業枠についてのお尋ねがございました。令和4年度の当初予算編成において、新たに設けた重点新規事業枠は、予算編成過程において歳入予算、歳出予算を見込む際に、その中で予算枠を確保しております。予算要求というのは、一般的に、これまで和泊町はそうでしたが、1件の新規事業を要求するためには1件の事業を廃止すると、これはスクラップ・アンド・ビルドと申しますが、これが設けられております。これ、予算総額を管理するためには非常に有効な手続です。ですが、日々変化する行政ニーズに十分に対応できるのかと言われれば、やはり柔軟性がないのかなと、結果、毎年同じ事業を繰り返してしまうというところがあるかと思います。
 特に今回、町長のほうからの指示があったんですが、入庁して日の浅い若い職員、このような方々、やはり町民の方、いろいろと要望を受けることがあると思います。ですが、自分が、じゃ、これ取り組んでみようかなと、町民の方のために取り組んでみようかなと思った事業、それがあったとしても、先輩、事業をやめてください、さすがにそれは言えないと思います。そのような状況ではなかなか意欲的な取組というのは出てこないと思われます。なので、今回、廃止事業は特に設けることなく、意欲的に町民の方から取り組んでほしいと言われたものは、特別に廃止事業なく要求しても構わないというところで、枠をまず設定いたしました。
 その上で、この事業枠は何に使うのかということについては、毎年度検討しなければならないと考えております。ですが、令和4年度に関しましては、前回の議会のほうで町長のほうが所信表明というところで打ち出されております産業振興、子育て支援、SDGsなど、このあたりに関係するような事業があれば、それを優先的に取り上げていければというふうに考えているところではあります。
 以上です。
○2番(島田浩樹君)
 やはりいろいろなアイデアも出して、活性化していただきたいとは思っております。
 その枠なんですが、枠の金額等は詳しいことが分かれば、大体この金額は幾らぐらいになるんですか、その事業の、お願いします。
○総務課長(南 俊美君)
 先ほどからあります重点新規事業枠については約3,000万円を見込んで、事業枠として設定しております。
○2番(島田浩樹君)
 この新規事業3,000万は、町長のすぐ決裁で下りる事業なんでしょうか。
○副町長(伊原拓也君)
 この重点新規事業枠というのは、当初予算の予算要求の中で審議をされますので、まずは各課から総務課のほうに予算要求がなされてきます。その上で、恐らくこれはよっぽどその予算の計上の仕方がおかしくなければ、そのまま町長の査定に入っていって、いろいろ出てくると思いますので、その中から最終的には町長のほうで判断していただくということになるかとは思います。
 以上です。
○2番(島田浩樹君)
 今からヒアリングだと思いますので、しっかりとした形で優先的に使われたらいいのかなと思います。
 町長がいつもおっしゃっています、先ほど答弁にもありましたけれども、具体的に民間目線のコスト削減というのはどのような形で行っていくのか、お尋ねします。
○町長(前 登志朗君)
 お答えいたします。
 行政のする仕事というのは、全てが費用対効果を求めるものではないわけですけれども、ただ、そういう発想があってもいい場面もたくさんございます。そういう場面において、きちんと使った予算が反映されているのかというところを検証しながら進めていくということが必要であるというふうに考えております。
○2番(島田浩樹君)
 やはり皆さんの税金を使っておりますので、費用対効果は望んでほしいのかなと思っております。町内の経済の回復等も必要になってくるのかなと、コロナ禍ですね、思います。その点は町長はどのようにお考えですか、お尋ねします。
○町長(前 登志朗君)
 10月に緊急事態宣言も終わり、まん延防止等の宣言も解除され、10月から経済が少しずつ取り戻されているようなのを肌で感じております。また、観光分野においても、11月からはもう既に令和元年度を超える数字が出ておりますので、これから確実によくなってくる。町も、今、職員が一丸となって引き締め、頑張ってくださっていますので、これから確実に、先ほど議員からございましたような数値もよくなってくると思っておりますので、そして、また次に歩みを進めていきたいというふうに考えております。
○2番(島田浩樹君)
 やはり財政状況も、令和2年度は令和元年度より改善され、また、実質赤字比率、連結赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率、また、早期健全化以上である場合には財政健全化計画を定めないといけない。また、財政判断基準以上の場合は財政の再生計画を立てなければならないとあります。
 やはり先ほど池田議員のときの答弁にもありましたけれども、副町長からありましたけれども、将来負担比率の比率もちゃんと見てやっていかないといけない指標だとは思います。将来負担比率はストックの指標、また、実質公債費比率はフローの指標であると思います。この2つ、また、健全化法上でフローとストック両面から将来負担を捉えることができると思います。実質公債費比率が高くても、将来負担比率が低ければ実質公債費比率は今後下がっていく可能性があるのかなという指標でもあるのかなと思います。
 今後、やはり町民福祉の向上として、総合交流アリーナ、また幼保一元化、クリーンセンターの大型事業が今後あります。先ほど総務課長の答弁もありましたけれども、やはりこのような事業を含めた総合的な財政シミュレーションもしないと、この町のまちづくりもできないのかなと思いますが、町長、どうお考えでしょうか。
○町長(前 登志朗君)
 島田議員のおっしゃるとおりだと思っております。
 そのようなところを加味しながら、やはり町民の求めるものはできるだけお応えしていきたいと思いますので、そこらのバランスをきちんと取りながら、一歩ずつ前に進んでいきたいと考えております。またいろいろご協力よろしくお願いしたいと思います。
○2番(島田浩樹君)
 やはり指標と、また公会計をしっかりと見て、まちづくりをしていければなと思います。
 やはり資産老朽化比率とかの指標も見ないと、この町の将来的な未来は創れないのかなと思います。やはり住んでよかった、また今後も住み続けたいという活力ある和泊町の実現のためには、第6次振興計画を推進し、また、町民福祉の向上のための予算編成になるように要望をして、1点目の質問を終わりたいと思います。
 次に、2点目の通学路の安全対策についてお尋ねします。
 1.通学路の歩道整備計画はどのようになっているか。
 2.児童・生徒が安全に通学できる通学路確保のため、防犯灯の増設等はできないか。
 この2点についてお尋ねします。
○町長(前 登志朗君)
 島田議員の2点目の質問にお答えいたします。
 まず、1.通学路の安全対策についての1点目の質問にお答えします。
 通学路整備は、社会資本整備総合交付金事業などを活用し、歩道整備を道路拡幅の改良事業と併せて行っており、現在、和泊字の小積原名川線と谷山字の内城上城線の2路線を実施しております。
 今後の歩道整備につきましては、学校や地域から要望があった箇所で、地権者の同意が得られている路線を優先的に整備するように考えており、要望いただいている和泊小学校区1路線を次期の新規路線として検討しているところです。歩道整備については、子供たちの通学路における安心・安全を確保できるよう、地域の声を踏まえ、今後も計画的に行ってまいります。
 次に、2点目の質問にお答えします。
 初めに、街灯には、集落内の道路に設置されている防犯灯と集落と学校を結ぶ道路に設置されている通学路灯があります。防犯灯については総務課において設置しておりますが、維持管理については各集落で行っています。通学路灯については教育委員会事務局が設置及び維持管理を行っています。通学路灯はおおむね100メートルから150メートルの間隔に一基設置しており、和泊中学校区に58基、城ケ丘中学校区に66基、合計124基設置しております。
 現在、通学路灯は蛍光灯からLEDに徐々に交換しており、通学路がより明るくなり、児童・生徒が安心・安全に通学できるように努めているところであります。
 議員からご提案のあった防犯灯の増設等についてですが、調査した上で通学路において増設が必要な箇所がございましたら、整備をしてまいりたいと思います。
 以上、壇上からの答弁を終わります。この後は、自席のほうから担当課長にも答弁させていただきます。
○議長(永野利則君)
 島田議員は、2点目は教育長になっているんですが、教育長に。どうぞ。
○教育委員会教育長(竹下安秀君)
 改めまして2点目のご質問にお答えします。
 街灯には、集落内の道路に設置されている防犯灯と集落と学校を結ぶ道路に設置されている通学路灯があります。防犯灯については総務課において設置しておりますが、維持管理については各集落で行っています。通学路等については教育委員会事務局が設置及び維持管理を行っています。通学路灯はおおむね100メートルから150メートルの間隔に1基設置しており、和泊中学校区に58基、城ケ丘中学校区に66基、合計124基設置しております。
 現在、通学路灯は蛍光灯からLEDに徐々に交換しており、通学路がより明るくなり、児童・生徒が安心・安全に通学できるよう努めているところであります。
 議員からご提案のあった防犯灯の増設等についてですが、調査した上で通学路において増設が必要な箇所がございましたら、整備してまいりたいと思います。
 以上です。
○2番(島田浩樹君)
 ご丁寧な答弁ありがとうございました。
 通学路の歩道整備計画なんですが、やはり地権者、またいろいろな条件等が合わないとできないのかなとは感じております。昔の道路はきれいにはなっているんですが、路側帯の幅が0.5から大体0.7ですかね、その幅を子供たちは歩いております。歩道がない道路は路側帯を歩行者は通行するとなっております。
 歩道を造る場合の人の占有幅等があると思いますが、この歩行者の占有幅を教えていただきたいと思います。
○土木課長(和田清良君)
 歩道幅についてお答えします。
 現在、町道においては、道路の区分といたしまして第3種4級という枠がございます。その中で、町道の幅というのは2.75ということで、4メーターの代替道路に関しましてはほぼ歩道は造れない。ところが、それ以上の道路であれば、その幅に合わせて歩道を整備するということになります。
 現在、要望等も結構上がっているんですけれども、どうしてもやはり、先ほど議員もおっしゃいましたけれども、字からの要望等は上がってきますけれども、どうしてもそこに対して地権者の了解が得られない場所等が多いです。その地権者の要望があれば、土木としても社会資本整備事業にのせて事業を取ることができるんですけれども、なかなか現在難しいところがありまして、先ほど町長が答弁した路線を計画しているということでございます。
○2番(島田浩樹君)
 すみません、歩道の人の占有幅は0.75でしたかね、傘を差した場合は1メーター、またシニアカーも1メーターですかね、という基準があったとは思います。
 土木課長のほうからも答弁、また教育長のほうからもありましたが、やはり地権者、条件がそろわないとできないとは思います。通学路灯を清掃、またいろいろ見回り等をしたときに一番気になるのが、路側帯が狭くて、すぐ横に側溝がある通学路が多々あるのかなと思います。その点、国土交通省の事例等を見ると、側溝に蓋をして歩行者空間をつくる、また少しだけコンクリートを埋めて除草の対策をして、歩行者等の空間をつくるという事例があります。その側溝の蓋が結構開いていてちょっと危ないのかなと思いますが、このような安全対策等は今後できないのでしょうか、お尋ねします。
○土木課長(和田清良君)
 まず最初に、訂正をお願いいたします。先ほど0.75と私は答弁したんですけれども、それは路肩のことでございました。それで、歩道に関しましては2メートル以上とするということで、町道に関しましては2.5メーターを確保するというようなことでございます。
 先ほどおっしゃいました側溝の蓋がかぶっていないので、そこを側溝蓋をかけるというようなことでありますけれども、通学路においてどうしても歩道ができないところに関しましては、そういう対策も、今後、検討していきたいというふうに考えております。
○2番(島田浩樹君)
 やはり今、農繁期ですね、最近、サトウキビ運搬車も大型化して10トン車等も走っています。なかなかそのスピードも、いろいろ事故等があるのは見通しがいい道路とか結構ありますので、やはり子供たちの歩行空間がつくれるような対策は行ってほしいと思います。
 もう一点、土木課長にお尋ねしたいんですが、ちょっと警察のほうとも関係になると思うんですが、最近、横断歩道、また一時停止ですね、平成26年度に多分引いたと思うんですが、グリーンベルト、緑の、また狭窄用の標示ですかね、道路の、等が消えて、またスクールゾーン30のところも、和泊ヤーシチ公園の前を見るともう消えかかって、ちょっと分かりにくいのかなと思います。やはりこの辺のドライバーへの注意喚起も必要なのかなと思います、歩道整備とかできない場合ですね、というのがあると思いますので、そのような点も、今後、計画のほうに入れられないでしょうか、お尋ねします。
○土木課長(和田清良君)
 グリーンベルト、スクールゾーンの件ですけれども、通学路点検ということで教育委員会と協力しながら、警察とももちろん協力しながら、現在、点検を行っております。それで子供たちがやはり安全・安心に通学できるということで、整備はするんですけれども、なかなかその事業にのせることができないということで、事業にのらない場合はもう一般財源になります。一般財源ですと多額の費用がかかるということで、現在、県のほうともいろいろ担当者が相談しているところでございます。
 白線を引くために事業にのせて、また、グリーンベルトというのに関しましては、また違う事業でできないかということも検討もしております。スクールゾーンにおいて、標識とかそういうところもなかなか見づらいということでございますけれども、その辺はまた教育委員会とも協力しながら、その辺を改善していければいいなというふうに考えております。
○2番(島田浩樹君)
 やはり大切な子供たちであります。町長、このような点もしっかりと見据えた上で、しっかりと子供たちの通学路の整備も行ってほしいと思います。どうでしょうか。
○町長(前 登志朗君)
 お答えいたします。
 ただいま土木課長からもございましたように、土木課のほうで本当にいろいろな事業を探してきて、一生懸命取り組んでおります。
 前回も、皆川字のほうの線が消えているということで補修をさせていただいたところでございますが、そういうところは積極的に町としてもまたしていきますし、先日、大城小学校にお伺いしましたときに、ちょうど島田議員が重機で通学路の草を取っていただいていたのをちょうど拝見したんですけれども、そのように、ぜひ住民の皆様方にもそういうご協力をいただきながら、通学路の安全確保というのをしていただきたいというふうに考えております。その節はありがとうございました。
○2番(島田浩樹君)
 やはり大型車等も通りますので、しっかりと計画的に、いきなり財源がかかりますので、徐々に計画的にできたらなと思います。
 続きまして、街灯整備についてなんですが、今、和泊中学校に、僕のデータでは66基になっていたんですけれども、城中は60基になっていましたけれども、ちょっと減らしたんですかね。現在、通学路ですね、点灯していない通学路灯は何灯ぐらいあるか把握しているか、お尋ねします。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 お答えいたします。
 和泊校区66基あったんですが、それから精査しまして58基という形と、あと、必要のないところにもありましたので、そういったものを撤去した関係で数字が変更になっております。
 現在、定期点検というのは、教育委員会のほうで業者にお願いしているわけではございませんので、教育委員会のほうで定期的に回っているところはありますが、なかなか修復しないといけないところも、見落としがあるというのは認識しているところでございます。
○2番(島田浩樹君)
 この件は子ども議会等でもたしか出ていたと思うんですが、車に乗っているのでなかなか分からなかったんですが、通学路、和中の前から出花のほうに上がる道ですかね、またちょうど和中のほうから真っすぐ行って、教員住宅、また畦布に抜ける道とか、やはり歩道に通学路灯もついていない、反対側にはいっぱいついているんですけれども、なぜか歩道側にはついていなくて、やはり暗いのかなと。その出花に上る通学路については、前の3灯はついているんですけれども、奥のほうは全くついていなくて真っ暗という状況でした。
 この通学路灯、歩道についていないので、電源等の条件があると思うんですけれども、そのような対策は今後どのようにしていくのか、お尋ねします。
○教育委員会事務局長(永井 徹君)
 お答えいたします。
 今、議員からおっしゃられました出花線のほうは、私のほうも確認させていただいております。また、手々知名のほうから上手々の教員住宅に向かっていくところも数か所、歩道に街灯が、通学路灯がないところがございます。その関係上、歩道が暗いというのは十分認識しておりまして、今後、そういったところは設置を歩道のほうに移設を考えていきたいと考えております。その際は、当然電源がないところは立てられませんので、電源があるところにしか立てられないんですが、今後、ソーラーとかいろんな方法を考えながら、そのような対応をしていきたいと思っております。
 ちなみに、1基設置するに当たりまして、ポールが約10万ほどかかりますので、移設費としてそれぐらいの予算計上をしながら、今後の令和4年度に対応していきたいと考えております。
○2番(島田浩樹君)
 先ほど局長のほうからも答弁がありましたけれども、最近は、新聞にも載っていたと思うんですけれども、瀬戸内町は、ソーラーLEDの街路灯を奄振の事業で今年度から1,000万の枠をつくって導入しております。
 また、環境省の事業でありますけれども、脱炭素イノベーションによる地域循環共生圏構築事業に、この中に、ソーラー街路灯について計画策定または設備等導入支援事業というのがあります。やはり町長も脱炭素を掲げていますので、このようなメニューも参考にして、また瀬戸内町は奄振事業も使っております。その辺の計画的に今後策定をしていったほうがいいと思いますが、町長はどうお考えでしょうか。
○町長(前 登志朗君)
 お答えいたします。
 ぜひそのように努めていきたいというふうに思います。また、電気がないところでもソーラーのその街路灯は非常に効果的だと思いますので、今年度、まだ計画中ではございますが、企業版のふるさと納税で何基かつけられることができるのかなというふうに思っておりますけれども、今後、またそういう予算を見つけてきて積極的に取り組んでいきたいと思います。
○2番(島田浩樹君)
 ぜひ導入をして、脱炭素化にもなりますので、子供たちの安心・安全のためにも計画をしてほしいと思います。
 あと一点、要望なんですけれども、通学路灯は教育委員会、また防犯灯は総務課となっております。第8次行政改革にも庁舎内の連携強化とうたわれているんですが、街路灯として業務を一括してやったほうが効率がいいんじゃないのかなと思いますけれども、町長はどうお考えでしょうか。
○町長(前 登志朗君)
 お答えいたします。
 その予算の出どころとか様々なことがあってこのように分かれているのかとは思いますが、今後、検討する余地はあるというふうに考えます。
○2番(島田浩樹君)
 効率化を図ったほうがいいと思いますので、ぜひ検討はしていただきたいと思います。
 また、道路照明設置基準によると、歩道等の照明は夜間における歩行者等の安全かつ円滑な移動を図るために良好な環境を確保すると書かれております。通学路に大体歩道はあるんですが、また、生活道路としても町民の方も使われていると思いますので、安心・安全なまちづくりの観点で、計画的に照明の整備をしていただけたらと思います。
 これで私の一般質問を終わります。
○議長(永野利則君)
 これで島田浩樹君の一般質問を終わります。

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